2024/10月例会「岩槻記念」報告記(その8:第16回逆リーチ杯・前編)




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/10月例会の報告記です。8回目は午前1枠に開催されたほしまるさん企画「第16回逆リーチ杯」の詳細編の1回目(前編)となります。今回は「九州・沖縄特集」と銘打って開催された自作問題のフリバ企画です。いつも以上になかなか味わいのある問題群でした(笑)

2024/10月例会「岩槻記念」報告記(その7:近似値グランプリLive2024秋・後編)

2024年10月21日

↑前回はこちら。

たぶん「逆リーチ杯」では初めての”詳細編”になると思います。

ほしまるさんの「逆リーチ杯」は昨年(2023年)3月例会以降、ちょうど岩Q槻の定例会が午後1-6時の午後・夜間の時間帯から、午前10-午後5時の時間帯つまりは午前・午後の時間帯に変更されたのと同時に始まった「午前のフリバ会」の開始とジャストタイミングでスタートした定番企画だったりします。ほしまるさんはその前の月(2023年2月)の例会に初参加されて、翌月から時間帯が変更になった途端にほぼ毎回企画をやるようになった…という実に稀有な方でもあります(笑)

【お知らせ】2023年3月例会より「定例会の開催時間が午前10時から午後5時まで」となります。

2023年2月6日

↑時間帯変更の事情等はこちらの記事にあります。当初は4月からの変更だったんですが3月に繰り上がったという話もあったりと。

で、この「逆リーチ杯」。当初は午前のフリバ企画の「全企画」を総称しての企画名でした。

午前枠の「フリバ会(仮)」の名称を「逆リーチ杯」にしました(笑)/現在のエントリー状況など(3/11時点)。

2023年3月11日

当初は午前のフリバ企画では「3人ぐらいの問読みの人が交代で50問限定のフリバをやって、その勝ち点の合計で順位を出す」というやり方だった…のですが、だいたいオープニングの1Rに行うほしまるさん企画も、その後に開催する企画もそれぞれ「ひとつの企画」としての完成度がえらい高く、その後、初参加後にすぐ企画常連としてもやってくださるようになったアッキ~さんの「さいたま横断ミニトラクイズ」などの各企画に個性が非常に強くて「これはそれぞれの企画で順位・結果を出して、別の棋戦にしたほうがいいや」ということになった次第でした(笑)。

その結果、「逆リーチ杯」はほしまるさんの午前1枠で開催される自作問題のフリバ企画の名称となりまして、今回で16回目を迎えることとなりました。更にその後、クイズ・ゲーム企画の折衷系の「王将戦」という棋戦(タイトル戦)がこの逆リーチ杯専用の棋戦になったり…と、現在では年に一度夏に開催されるハマクドーさん単独企画である「精霊流しステークス」以外のほぼ全例会のオープニングを飾るフリバ企画なり現在に至っております。

そして今回が「逆リーチ杯」の使用問題の初掲載となります。これはほしまるさんが複数のクイズサークルやイベント等にも参加いらっしゃってまして、いくつかの場所で逆リーチ杯の使用問題を「再放送」する可能性がありまして直後の例会では掲載できなかった…という事情があったのですね。

で、最近は「もしよかったら再放送もすっかり終わった後ぐらいの、1-2年ぐらい後に【復刻版】として定期連載しませんか?」というオファーも出しているとこなんですが、今回は「九州・沖縄特集」という特別編を組んだこともあり、使用問題一式のデータをいただきましたので全3回ぐらいに分けて「連載」させていただきますです。

いやー序盤はハマクドーさんの鬼のような押しが凄かった…。

今回は序盤戦となるQ1-16までお送りします。なおクイズのルールは7◯3×、50問目限定、そして早押し機は新型機を使用しているので誤答が発生した際には着順判定の3位まで有効になる反面、それなりに誤答する人も増えるという次第でした。

なお企画開始時点では、1枠(ほしまるさんの座るMCの左前からぐるっと一周する形で)から、かよちん・ひっさつ会長・かつた先生・Kava・ばいそん・ハマクドー・チヨマル・ぽちょ・Liner・公太郎・アッキ~・ムギタン・むろかつという面々が揃ってました。ここから少しずつ到着する人が増える…と思われますです。

Q1:2021年に種苗法による「海外持ち出し制限」品種に指定された,品種名は「福岡S/6号」である福岡県で開発されたイチゴは何でしょう?

A1:あまおう(ハマクドー1◯)

Q2:「大分県日出町(ひじまち)にある,日出城址(ひじじょうし) の南側一帯に広がる海岸で獲れることから/名づけられたマコガレイのブランドを何というでしょう?

A2:城下ガレイ(ハマクドー2◯)

Q3:九州地方の県の中でもっとも面積が大きいのはどこでしょう?/

A3:鹿児島県(かよちん1×→Liner1◯)

Q4:アイドルグループ「嵐」が出演したCMの舞台となった神社で、毎年2月と10月の期間のみ、神社と海とを一直線につなぐ参道の先に/夕陽が沈み、参道を夕陽が照らす神秘的な光景「光の道」でも有名な、福岡県福津市にある神社は何でしょう?

A4:宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)(むろかつ1×→ぽちょ1×→ハマクドー1×)

Q5その泉質はナトリウム塩化物泉で、保温効果が高いことが大の特長であることから、砂むし温泉も/特徴的である鹿児島県にある温泉は何でしょう?

A5:指宿(いぶすき)温泉(かよちん1◯(1×))

まずは序盤の5問から。Q1「あまおう」Q2「城下ガレイ」という名物の食べ物2問を連取したのはハマクドーさんでした。それを見て「やはりハマさんは食いもんか」とむろかつなどの古い付き合いの面々から冷やかされる次第でした(^_^;)。つづくQ3「鹿児島県」は、まずかよちんさんが「熊本県」で誤答した後に、ダブルチャンスでランプが付いたLinerさんが「鹿児島県」と正解して1◯に。確かに江戸時代の石高でいえば薩摩藩はぶっちぎりでしたからなーとか。

Q4の「宮地嶽神社」はまずむろかつが宮崎の青島神社で誤答し、続いてぽちょさんとハマさんも福岡の宗像大社で誤答(ハマさんは宗像大社と言おうとしたら先にぽちょさんに言われて誤答ブザーがなった後にランプが付いたので何も代わりの答えが浮かばなかったらしいです)で、揃って1×がつくことに。いやーダブルチャンス・トリプルチャンスはこうして誤答が一気に積み重なっていくのが怖いルールだったりします(^_^;)

そしてQ5「指宿神社」は名物の「砂むし温泉」でバッと押されるもランプがついたのはかよちんさんでこれで正解して1◯としてました。

Q6:九州新幹線と西九州新幹線、どちらの駅もある九州地方の県/はどこでしょう?

A6:佐賀県(Liner1×(1◯)→かつた先生1◯)

Q7:禁止されているキリスト教の布教を行っているポルトガル人出島を収容するために/、1634年江戸幕府が対外政策の一環として長崎に築造した日本初の本格的な人工島は何でしょう?

A7:出島(かよちん2◯(1×))

Q8:すりごまや焼いた鯵等を合わせたものをダシ汁でのばし/、仕上げにキュウリや青じそなどを加え、冷えたご飯にかけていただく,宮崎県の平野部を中心に食される郷士料理を何というでしょう?

A8:冷や汁(ひやじる ひやしる)(公太郎1×→ばいそん1×→ハマクドー3◯(1×))

Q9:空き金を返却すると預かり金が戻ってくる/デポジット制度を1984年に日本で初めて導入した、2016年に61年ぶりの村長選挙が行われた大分県唯一の村/は何でしょう?

A9:姫島村(ひめしまむら)(ハマクドー2×(3◯)→ムギタン1◯)

Q10:日本の都市で北九州市は福岡県にありますが/、南九州市はどこの都道府県にあるでしょう?

A10:鹿児島県(ハマクドー4◯(2×))

そして6-10問目では、まずQ6で佐賀県の抵抗でなかなか博多方面に全通する予定が立てられない西九州新幹線の問題が。鹿児島方面に行く九州新幹線と共にどちらの駅もある県→佐賀県という問題はLinerさん誤答の後にかつた先生が正解して1◯に(武雄温泉駅と嬉野温泉駅が佐賀県にあるそうです)。

Q7は最近、長崎市の市街地ど真ん中に復元してしまった「出島」の問題が。こちらはかよちんさん正解で2◯ということに。調べたら2000年、2006年、2016年…と3回の復元事業により、2017年には元の出島に掛かっていた橋(出島表門橋)まで復元してしまったそうで…。なお私・むろかつは長崎で毎年夏に開催されてたさだまさしの平和コンサートを見に行ったついでに2000年と2006年の復元事業の際に見に行って「まさかこんなんを町中に作るとは」と唖然としてました(苦笑)。

Q8は宮崎県の郷土料理「冷や汁」の問題。こちらはかなり早い部分で押され、公太郎さん→ばいそんさんと連続誤答で3着判定でハマクドーさんがこの部分で正解してどよめきが起きる次第に。ま、「また食いもんか」とむろかつとか古い付き合いの面々からツッコミが飛んでましたが(苦笑)。するとQ9「姫島村」では、ここでハマさんが誤答して早くも2×(3◯)で逆リーチをつけてしまう状態に。なおこの問題は久々に登場したムギタンが初日を出しておりました。

で、Q10「南九州市→鹿児島県」の問題は逆リーチ状態もなんのその、いけいけどんどんで攻めるハマさんが正解して4◯2×とリードを広げておりました。

Q11:2024年にデビュー15周年を迎えた。毎週火曜日は原則不在で,現在の肩書は「熊本県営業部長」兼「熊本県しあわせ部長」である/,熊本県PRマスコットキャラクターは何でしょう?

A11:くまモン(かよちん3◯(1×))

Q12:小麦粉を練って伸ばした生地で、厚さ1センチ位の輪切りにした/さつまいもと粒あんを包んだものを蒸した、昔ながらの素朴な風味の熊本の郷土菓子を短時間ですぐに準備できる様から何というでしょう?

A12:いきなり団子(ハマクドー5◯(2×))

Q13:競秀峰(きょうしゅうほう)の裾にある「青の洞門(とうもん)」と呼ばれるトンネルも名所である/,日本三大奇勝や新日本三景の一つとして選定されている大分県中津市にある渓谷は何でしょう?

A13:耶馬渓(やばけい)(ぽちょ1◯(1×))

Q14:昭和33年にラジオ九州と西部毎日テレビジョン放送が合併した福岡県を視聴区域とするテレビは、TBS系の/地デジチャンネルIDは4の民間放送局は何でしょう?

A14:RKB毎日放送(アールケービーまいにちほうそう)(ぽちょ2◯(1×))

Q15:【大意があっていれば正解】1990年に開催された長崎旅博覧会で、長崎県の玄関口として訪れる人たちの心を和ませるために当時の小長井(こながい)町、現在の諫早市(いさはやし) が整備したバス停は何をかたどった特徴があるでしょう?

A15:フルーツをかたどったバス停が並んでいる(スルー)

Q16:JRグループ日本最南端の路線である終着駅を持つ,日本屈指のカツオの水揚港であり/、またかつお節の生産量日本一である鹿児島県の自治体はどこでしょう?

A16:指崎(まくらざき)市(ハマクドー3×(5◯)→失格)

Q11は「毎週火曜日が原則不在」という妙なエピソードもある熊本県のマスコット「くまモン」を正解したのはかよちんさんでこれで3◯に。くまモンといえば先代の皇后様(現在の上皇号陛下)に「くまモンさんはおひとりでやってらっしゃるの?」と直接尋ねられた逸話がなかなかインパクトがでかくて(苦笑)。

で、この時点でかよちんさんは3◯まで積んでさあここからハマクドーさんを追随したい…とこなんですが、Q12「いきなり団子」を物凄い早押しで正解して5◯に到達しイイシャンテンへ。さすがにあまりの速さと勢いにまたまたどよめきを生んだ上に「2×ついてるとは思えん」「そしてまた食いもんか」とむろかつたちにツッコミを受ける始末(爆)

Q13「耶馬渓」とQ14「RKB毎日放送」は地元・福岡県出身のぽちょさんがサクッと連取に成功してこれで2◯に。続くQ15「フルーツをかたどったバス停」は何かの写真で見たことがあったんですが誰も押す人はおらず初めての完全スルーに。そしてQ16「枕崎市」は、ハマさんが押すも「指宿枕崎線(JRグループの日本最南端の路線)」の方を答えてしまい「もう一度」となったのですが答えが出ずに誤答ブザーが。これで5◯まで積んだにも関わらず3×失格ということになってしまったのでした。

しかしハマさん、よくよく見てみればトリプルチャンスまであるルールとはいえ、わずか16問目で5◯3×、つまりは8回はランプつけて答えている凄まじい早押しっぷりでした。そしてやはり食い物問題は強かった(大汗)。

こんな感じで次回に続きます。ではまた。

余談と解説など。

(ここも番頭役・むろかつが書いてます)

というわけで、逆リーチ杯の詳細編の1回目をお送りしました。

いやーこの1回目の記事を書く際にもいろいろとありました。以下に書くことは全部私自身の「ぼやき」でして、結局は「ビデオチェックしてから問題文を書き始めろよ」という自己ツッコミおよび猛省する次第なんですが、今回はメールの添付ファイルでほしまるさんから全問題のPDFファイルをいただきまして、それを使わせていただきました。

で、今回の記事。最初はPDFファイルだし、クイズ問題をコピペすりゃ楽でいいやーなんて考えてたら、自分が作ったファイルは別にしても、よそから送ってもらったファイルは文字が反映しないんですね。これを「OCR(光学的文字認識)」機能というらしいんですが、「あー、だったら自分で手打ちしてないとだめか」と、VTRをチェックする前に事前にいたたいだファイルの冒頭の1-15問目までを夕方にちょっと時間ができたので小一時間ぐらいかけて打ち込んでました。

…そしたら実際にVTRを見始めたら「ん、あまおう?」ってなりまして、ファイルを調べてみたら実際に始まったのは「41問目から」でした。いやーさすがにこれにはまいっちゃって「また15問を打ち込むの?それはもう今日は勘弁してくれよー」と思いながらいろいろと調べたら、OCR機能をつける方法を見つけました。

というかこれはかなり前に自分の企画で「歌詞棒読みクイズ」をやった際にカラオケ本の歌詞集をいちいち打ち込むのがめんどいのでこの機能でできるだけ印字化して、文字がズレた部分は自分で手打ちで修正すりゃいいやとやってみたら、確かに全文手打ちよりかは遥かに手間が楽だった、というのを思い出した次第です。

それは、まずPC→iPadにデータをAirDropというMacBookやiPad、iPhoneで連携できる機能で飛ばしまして(基本的には私はiPhoneで撮った写真は容量の関係で、全てこの機能でPCの方に飛ばしてPCの外付けHDDで保存してます)、

そしてPDFファイルをiPadのカメラのスクリーンショットで撮ります。つまりはPDFではなく「写真ファイル」で保存します。

そうすると保存する前に画面上の方にOCRのマークが出てきまして、OCRの機能を有効にすると、上記の写真のように(全てとはいきませんが、大半の)文字を認識してくれます。

で、この画像を今度は逆にAirDropでiPadからPCの方に転送しますと、

右下にOCRのマークが出てまして(これがあると文字を認識してますよ、という意味にも鳴ります)、マウスでコピペができるということになります。これでこの記事への問題文のコピペができました。

勿論これも認識してる・してないの差はありますし、問題文の途中に正解の単語が入ったりするので実際は多少はコピペしつつ文字の修正や順番を入れ替えたりも必要なんですが、それでも今回、全16問(15→16問になったのはちょうどハマさんが5◯3×で失格になってしまったところが「前半戦の区切り」としてはちょうど良かったので1問追加しました。いや、ハマさん申し訳ない…)のコピペおよび補足作業は実質30分ちょっとで済みましたので助かりました。

※なお事前に打ち込んだ15問はテキストファイルにコピペして保存しときました。後でここらへんが出題された際には一気に作業が捗ると思いますです。そして誤字脱字等があった場合は随時、修正していきますです。すみません。

というわけで次回は、一応Q17-30あたりの中盤戦の模様をお送りします。ではまた次回に。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。