2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その19・「4R:ジャンル別クイズ」編(9))




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/08月例会「第7回精霊流しステークス」の報告記です。19回目は4Rの「ジャンル別クイズ」編のその9をお送りします。

2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その18・「4R:ジャンル別クイズ」編(8))

2024年12月29日

↑前回はこちら。

第18ジャンル目は「アニメ・漫画」でした。

ここまで全20ジャンルのうち17ジャンルが終わりまして、残りは3ジャンルとなりました。

4R:ジャンル別早押しクイズ

各ジャンル10問限定
2問誤答で失格
10問目誤答は即失格

【ジャンル一覧】

戦国時代
競馬
プロレス
サッカー
野球
食物
生物
芸能
事件事故
声優
文学
鉄道
お悔やみ
中・韓→参加者0で開催せず
寺社仏閣
お笑い
ゲーム
アニメ・漫画
語源・由来
美術・音楽

ボーナスの勝ち抜けポイントは

1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P

※各ラウンド又はジャンル失格 -10P

そして今回は18-19ジャンル目の「アニメ・漫画」「語源・由来」になります。

まずは「アニメ・漫画」。ある意味で岩Q槻ではハマクドーさんの得意ジャンル、代名詞的なジャンルでもあるのですが…ここでまず着席したのはkavaさんおひとりでした。直前の「ゲーム」は得意ジャンルでもあったのですが、あのLinerの4◯の猛攻にポイントが伸ばせなかっただけに同じように得意ジャンルとしている「アニメ・漫画」でどこまでポイントを伸ばせるか。ちなみに過去の「玉座戦」でもジャンル制覇クイズではこれらの「青問系」のKavaさんの頑丈な壁に阻まれて勝てなかった面々が多かっただけに(笑)。

そしたら「さすがにKavaさんのオンリーワンにさせるのは…」と、おぐのりさんも挑戦してきました。さてこれが吉と出るか凶と出るか。

※なお以下の問題文は、例によって「正解の単語(おおよそのクイズ問題の概要)→正誤判定」の順番で記載しております(一字一句正確ではありません)。記載の便宜上当日の問題文とズレている部分もありますが、そちらは5問ごとの状況および解説のところで補足を入れたいと思います。

Q1:「100日後に死ぬワニ(後にアニメ化・映画化もされた、2019年12月12日から作者自身のTwitterアカウントで公開が開始され、以後2020年3月20日まで毎日更新された、きくちゆうきのの4コマ漫画)」→スルー

Q2:「GAINAX(2015年に福島県に子会社を設置するも2020年に破産宣告を受けて倒産した、主な作品には「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」「放課後のプレアデス」「天元突破グレンラガン」などがあるアニメ制作会社)」→スルー

Q3:「押切蓮介(本名は神崎良太。祖父は直木賞作家の神崎武雄がいるミュージシャン・漫画家で、代表作に「でろでろ」「ゆうやみ特攻隊」「ハイスコアガール」などがある)」→Kava1◯

Q4:「ふたりエッチ(性体験が全く無い童貞・処女であり、そのことを知らずにお見合い結婚した真(まこと)と優良(ゆら)が「本当の夫婦」を目指してエッチのステップアップをしていく)」→おぐのり1◯

Q5:「てさぐれ!部活もの(第2期は「あんこーる」、第3期は「すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」がタイトルについていた、台詞や音楽・歌を先行して収録するプレスコ方式で制作されていた日本テレビ系列で放送されていたテレビアニメ)」→スルー

Q1はTwitter上で話題になるも、最終回で主人公のワニが死んだ途端に営業話になってただちに「あざとい」って事で大炎上もしてしまった「100日後に死ぬワニ」、Q2は「新世紀エヴァンゲリオン」「ふしぎの海のナディア」などの名作で一世風靡するも放漫経営や経営難で倒産してしまったアニメ会社「GAINAX」。両方ともスルーで始まりました。

で、Q3「押切蓮介」の問題は問題文を最後まで聴いてどーにか答えをひねり出して正解したKavaさんが1◯。続くQ4「ふたりエッチ」はおぐのりさんが取り返して1◯で追いつく事態に。ちなみに「ふたりエッチ」はヤングアニマル誌に連載されているんですが同じく連載されている人気作品「3月のライオン(羽海野チカ原作)」は休載が多くたまにしか掲載されてない反面、この「ふたりエッチ」の方は殆ど休載がなく(そして毎回いろんな登場人物が「アレ」をやってます(笑))しかも連載がもうすぐ30年・100巻に到達する勢いのが相変わらず凄まじい(苦笑)

Q5「てさぐれ!部活もの」はスルー。こちらは日本テレビの深夜に放送されていたアニメ番組で、問題文の中には「プレスコ方式」というのが出てきたので一応調べたら「アフレコ(アフターレコーディング←画があってそこに声優が声を充てる方式)」の真逆で「声優の声・台詞、歌などを先に録ってそこに画を充てる方式」だというのを知って「そういうのもあるのか」とびっくりした次第でした。

Q6:「木村貴宏(2023年3月5日に58歳で亡くなったアニメーターで、アニメ「蒼き流星SPTレイズナー」の第37話「エイジ対ル・カイン」の動画でデビュー、アニメ「ダーティペア FLASH」やアダルトゲーム「ヴァリアブル・ジオ」などのキャラクターデザインを担当した)」→Kava1×

Q7:「石田敦子(元夫はアニメーターの大張正己。かつては本人もアニメーターとして活躍していた漫画家で大の広島東洋カープのファンとしても知られている、「野球+プラス!」「アニメがお仕事!」「球場ラヴァーズ」シリーズなどの代表作がある)」→スルー

Q8:「あさぎり夕(本名は高野夕里子。2018年10月27日に肺炎で亡くなった漫画家で、「ミッドナイトパンサー」「なな色マジック」などの代表作であり、小説家としても「泉君シリーズ」や「親猫シリーズ」などの作品がある)」→スルー

Q9:「熊本県立高森高等学校(2023年4月に公立高校では日本初となる「マンガ学科」を新設した熊本県阿蘇郡にある高校)」→スルー

Q10:「くりた陸(本名は岸本 摩由美(きしもと まゆみ)。2017年7月4日に乳がんで亡くなった漫画家で、代表作に「オレの子ですか?」「くじらの親子」「ゆめ色クッキング」などがあり、「博士の愛した数式」「幸福な食卓」のコミカライズも担当した)」→スルー。

後半に入りました。Q6「木村貴宏」でKavaさんが1×をつけてちょっと追い込まれた形になるも、その後はQ7「石田敦子」Q8「あさぎり夕」Q9「高森高校」Q10「くりた陸」…と4連続スルーとなりまして、おぐのりさん・Kavaさんともども1◯でトップボーナスの+11pゲットとなったのでした。

[おぐのり・Kava1◯→+11p]

第19ジャンル「語源・由来」で今回最大の激戦区が(笑)

続く第19ジャンルは「語源・由来」でした。いわゆる「競技クイズ」には最も近く相性が良さげなジャンルで(他のジャンルはその道のスペシャリストや得意そうな面々が比較的少人数(1-4人ぐらい)で登場するとこが多いです)、毎回クイズのツワモノの皆さんの指勝負が繰り広げられ、正解も誤答による失格もそれなりに誘発される指勝負的な見どころのひとつでもありました。

そしたらここに着席したのは、公太郎さん・あんどうさん・おぐのりさん・ケイトさん・ひっさつ会長の5名で、やはり最激戦区になってました(^_^;)

Q1:「玉の輿[こし](一説には、八百屋の娘として産まれたお玉が、江戸幕府三代将軍・徳川家光の側室となり五代将軍となる綱吉を産み、綱吉が将軍となった後に、官位で「従一位」と最高位を極めたことからそう呼ばれるようになった、女性が社会的地位のある男性や資産家の男性と結婚することにより自分もその地位を得る)」→おぐのり1◯

Q2:「出鼻/出端[でばな](元は番茶・煎茶で湯を注いだばかりの香りのよい頃合いを指したもので、転じて「初めのすぐれてよいところ」を指す)」→公太郎1×

Q3:「総本山(もともとは仏教の宗派の頂点に位置し、宗派の法脈を嗣ぎ法務を総括する役割を担う寺のことで、転じて「一般的に多くを統括する人や、物事の大もとにあたるところ」という意味でも使われる言葉)」→ケイト1◯

Q4:「権現(もともとは仏・菩薩が衆生を救うために「仮の神様の姿で現れた」もので、現在は愛宕・熊野・箱根などの神の神号となっている)」→スルー

Q5:「破瓜[はか](もともとは女子の数え年で16歳、男性の数え年で64歳を指すものだったが、現在は女性が初めて体験する性行為を指す)」→あんどう1◯

Q1「玉の輿」はおぐのりさん正解。ちなみにこの「お玉」という娘が後に家光の死後、仏門に入り「桂昌院」として(跡継ぎに恵まれなかった綱吉に助言をして)かの「生類憐れみの令」ができたり、今の東京・文京区にある「護国寺」を開基した人物になります。Q2は「出鼻/出端(でばな)」。押したのは公太郎さんでしたがポイントがちょっと早すぎて「二番煎じ」と答えて誤答し1×となってました。勿論「番茶は出鼻」という格言はここから来ていますです。

Q3「総本山(そうほんざん)」はケイトさん正解で1◯。仏教以外でも例えばバチカン市国が「カトリックの総本山」という言われ方もすることが多いです。なお宗派内の寺院の格付けでは「総本山→大本山(だいほんざん)→別格本山(べっかくほんざん)→本山(ほんざん)」の順番で、例えば(これを書いてるのは2024年12月30日なので「初詣の」参拝客が多い寺で例えると)、関東の成田山新勝寺と川崎大師(平間寺)、更に高尾山薬王院は同じ宗派の「真言宗智山派」の「大本山」にあたりまして、その上の「総本山」として京都市東山区にある「智積院(ちしゃくいん)」というお寺がある…という例もあります。

Q4は「権現」でスルー。確かに以前(というかこの前回の7月分例会でした)、ばいそんさんのフリバの時に「Q26:大納言・中納言に多かった、平安時代の朝廷の官職について、正規の員数を越えて任命する官職で、その官職の名称の前につける漢字一文字→権大納言」というのがありまして「権=仮という事で正規の官職よりかはワンランク低く扱われる」という解説を入れたことがあったのですが(ま、私・むろかつが誤答したから覚えてるんですが(号泣))、「なるほど仏様・菩薩様の仮の姿って意味なのね」と妙に納得しちゃった次第でした(^_^;)。

続くQ5「破瓜(はか)」はあんどうさん正解で1◯に。なお冒頭の数え年の意味合いとしては「瓜(うり)」という漢字を縦に二分にすると「八」が2つ並ぶことから、女性は8+8=16歳、男性は8×8=64歳を指すようになったそうです。で、後半戦に入ります。

Q6:「ピーピング・トム(ゴダイヴァ夫人が夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を裸で馬に乗って行進した伝説の中で、町人は夫人に恩義を感じて、目をそむけ野次馬するのを差し控えたものの、ただ一人それを盗み見た為にイギリスでは「覗き魔」の俗語として使われている)」→ひっさつ会長1◯

Q7:「モルディブ(その名前の意味は「島々の花輪」を意味するサンスクリット語から来ている、首都をマレに置くインド洋上の島国)」→公太郎1◯

Q8:「マタ・ハリ(その芸名はマレー語で「太陽」という意味であるマレー系オランダ人のダンサーで、第一次世界大戦中にスパイ容疑でフランス軍に捕らえられ、有罪判決を受けて処刑されたことで「女スパイ」の代名詞的存在となった)」→ひっさつ2◯

Q9:「筒井筒(平安時代に作られた文学作品「伊勢物語」「大和物語」の両方に「互いに惹かれていた幼馴染の男女が結婚すること」を内容として題材で登場するもので、元は丸く掘った井戸の枠のことを指すもの)」→ケイト2◯

Q10:「パソドブレ(スペイン語で「二重のステップ」という意味がある、スペインの闘牛とフラメンコをイメージしたダンス)」→おぐのり2◯

Q6は「ピーピング・トム」はひっさつ会長正解で1◯。日本では「出歯亀」のニュアンスとほぼ同じです(昔、そういうコンビ名をつけてたの芸人さんもいましたね)。続くQ7「モルディブ」はインドやスリランカの南方にある島国(いわゆる「タックス・ヘイブン」としても知られてます)。こちらを正解したのは公太郎さんで1◯に。ここでなんと5人が全員1◯で並ぶという凄い事態になってました(^_^;)。

…で冗談で、「いっそこのまま5人が1◯で並んで終了したら全員が+11pに」なんて話をしていたら、次のQ8「マタ・ハリ」をひっさつ会長正解で2◯で速攻で均衡が破れる次第に。いやーガチ勝負いいなあ(笑)。更にQ9「伊勢物語と大和物語の両方に出てくる→筒井筒」をケイトさん正解でやはり2◯にしてひっさつ会長に追いつく展開に。

そしてラストのQ10「パソドブレ」は「闘牛」で押したおぐのりさんが誤答すると一気に2×になるリスクも乗り越えて正解しこれまた2◯に。結果、ひっさつ会長・ケイトさん・おぐのりさんが2◯でトップに並んで+12p獲得、あんどうさんと公太郎さんが1◯で4位ボーナス込みで+5p獲得となったのでした。

[ひっさつ会長・ケイト・おぐのり2◯→+12p、あんどう・公太郎1◯→+5p]

というわけで残るは第20ジャンル「美術・音楽」のみとなりました(これは第14ジャンルの「中(国)・韓(国)」が参加希望者0人で流れてしまったので次回は1ジャンルのみとなりました)。

ただし最終ジャンルを前にして実は4ジャンル全てプレーしていた人たちばかりの中で、唯一4ジャンル目を残していたのが実は優勝候補のKTさんでした。さて最後の最後、KTさんがどこまで正解数を積んで4Rのポイントも伸ばすのか。更に4Rを終えて決勝に残る5人は誰なのか。「いろんな意味で怖い」次回に続きます。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。