2024/07月分例会「7月0日杯」報告#8「午前2R:ばいそん氏企画7◯3×早押し」編(その2)




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。7月分例会「7月0日杯」の報告記の続きです。8回目は午前2枠に開催されましたフリバ枠の、ばいそんさんの自作問題での7◯3×の詳細編の2回目となります。

2024/07月分例会「7月0日杯」報告#7「午前2R:ばいそん氏企画7◯3×早押し」編(その1)

2024年7月31日

↑前回はこちら。

今回は16問目から35問目の中盤戦のあたりの模様をお送りいたします。

前回は序盤戦の1-15問目までをお送りしました。その15問目終了時点の各人のポイントとしては、

[Q15終了時点での各人のポイント]

KT+3、Liner+3、三好誤服店+1、ナイス国務長官+1、ほしまる+1、Kava+1

というわけで、KTさんとLinerさんが並んで3◯に…という次第で、16問目に入っていきます。

Q16:萩尾望都[はぎお・もと](2019年秋に女性漫画家では初となる文化功労者に選出され、2024年にはフランスのアングレーム国際漫画祭特別栄誉賞を受賞した、代表作に「11人いる!」「トーマの心臓」「ポーの一族」などがある)→Kava2◯

Q17:エスプーマ(スペイン人シェフのフェラン・アドリアによって開発された料理およびその手法で、日本ではかき氷のフレーバーとして使われることが増えている、亜酸化窒素を使いあらゆる食材をムースのような泡状にする)→KT4◯

Q18:コロンビア(2006年10月1日放送の「パネルクイズアタック25」の優勝アンサーで、その際の回答者のドヤ顔やガッツポーズが)→Kava3◯

Q19:変な家(今年3月に間宮祥太朗と佐藤二朗主演で実写映画も公開された、ウェブライターの雨穴による)→KT5◯

Q20:クルリンパ(新体操の女子日本代表「フェアリージャパン」が東京五輪2020の競技中に序盤に取り入れた選手の脚と脚の間を回転しながらくぐり抜け、そのままボールを受け取る演技の名前にも採用されている、ダチョウ倶楽部の上島竜兵のギャグ)→ナイス国務長官2◯

中盤戦の最初の5問でした。

Q16は少女漫画家の「萩尾望都」。1970年代に大人気作家になった後も現在まで活躍中の漫画家さんですが…しかし「11人いる!」で何人も一斉に押したのは勢いに圧倒されました(笑)。で、ランプがついて正解したのはKavaさんでこれで2◯に。

Q17は「エスプーマ」。KTさん正解で4◯で再び単独首位に浮上。なお「espuma」とはスペイン語で「泡」を意味する単語だそうです。で、日本にはこのフェラン・アドリアが料理長をやっていたスペイン・カタルーニャの料理店「エル・ブジ」で働いてい山田チカラという料理人が様々なこのエスプーマ料理を考案して広めていったんだそうです。

続くQ18は「コロンビア」。これは18年ぐらい前にこの時に優勝した当時・横浜市立大の学生氏がmixiで予選で堂々とカンニングした…云々の事をネタとして書いていて大炎上した一件で特に話題になったのですが(なので「コロンビア」が正解の単語の問題でガッツポーズをする奴らが続出してました(爆))、しかしまさかウイニングアンサーだったとは(←これは私・むろかつは知らなかったものでびっくりしてました(笑))

↑このシーンです(苦笑)

↑そしてコロンビアの正解が出たのと同時にガッツポーズをする面々(爆)。なお問題はやはり押し合いとなりましたがKavaさんが正解して3◯に。

Q19は「変な家」。KTさん正解でこれで5◯でイイシャンテンに。なおこの作品はウェブライターの雨穴によるウェブメディア記事、YouTube動画、その動画と連動した不動産ミステリー小説として原作が書かれて実写化した作品だそうです。つまりは「この家、なんか間取りがおかしいぞ」という(以下略)

そしてQ20は、先年亡くなったダチョウ倶楽部の上島竜兵氏の持ちネタだった「くるりんぱ(クルリンパ)」。まさかヤクルトのつば九郎氏の他にも新体操女子日本代表の演技でも応用されてたとは(爆)。正解が判明して大爆笑が起きてました(^_^;)。で、こちらはナイス国務長官さん正解で2◯ということに。

KTさんがいよいよ6◯リーチに。

21問目から25問目に入ります。

Q21:トリノスケール(マサチューセッツ工科大学のリチャード・ビンゼル教授により提案された、「地球の近傍天体が地球に衝突する確率、及び衝突した際の予測被害状況を表す尺度」を採択された1996年の国際天文連盟の会議が行われたイタリアの都市の名前がつけられている)→KT6◯(リーチ)

Q22:ファストパス(かつては東京ディズニーランドにも導入されていた、近年では飲食店もこれを導入しているところもある)→むろかつ1◯

Q23:NIMBY[ニンビー](1979年2月のバージニア州のデイリー・プレスの新聞記事で初めて登場したアルファベット5文字の言葉で、インフラ開発、廃棄物処理施設、軍事施設などの「施設の必要性は容認するが、自らの居住地域には建てないでくれ」と主張する)→ほしまる2◯

Q24:DJ SODA(本名をファン・ソヒという韓国出身の女性DJで、2023年8月13日に大阪府のりんくう公園で開催された「MUSIC CIRCUS’23」の3日目に出演した。公演の最後に観客とふれあった際、複数人から胸を触られる性被害を受けたと)→ナイス国務長官3◯

Q25:黒いベタを塗りたくなかったから(漫画家の鳥山明が言うには、本人の代表作である人気漫画「ドラゴンボール」でスーパサイヤ人が金髪になったのは)→Kava4◯

Q21は「トリノスケール」。こちらはKTさん正解でこれで6◯リーチに。なおレベル・階級としては0から10までの11段階あって当然10の方が「間違いなく衝突する上に、文明の壊滅が行われるほどの気候変動も起きる」と危険度がMAXになるそうです。そして地球界隈では小惑星のひとつであるアポフィスが2004年にレベル4(下から5番目)という現時点では最高階級が適用されたことがあるとのことです。

続くQ22は「ファストパス」。むろかつ正解で1◯。これが導入された時に「なんて便利なもんができたんだ」とびっくりしたのが懐かしいです(2001年に当時のクイズサークルの仲間たちといっしょに行ったことがありました。それでも当時の最新アトラクションの「プーさんのハニーハント」は午前10時の時点で夜の分のパスも配布終了となってました(笑))。なお最近の東京ディズニーランドは新型コロナ禍をきっかけに「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」という似たような優先入場のパスを始めたのを機に廃止されてしまったそうです。

Q23は「NIMBY(ニンビー)」。ほしまるさん正解で2◯。こちらは「not in my back yard(私の家の裏には御免)という意味の頭文字5文字を取られます。日本だと原発もそうですが、昭和の頃は杉並区あたりのごみ処理施設の地元住民の建設反対運動が起きて、そこに埋立ごみを持ち込まれる江東区がその杉並区の対応にキレてごみの搬入を拒否して大騒ぎになったという一件も有名だったりします。

Q24は「DJ SORA」。ナイス国務長官さん正解で3◯。しかしあのライブで胸を触られたと大騒ぎしてた際には、テレビでこのニュースをみてたうちの嫁さんなんかは「あんないかにも触ってと言わんばかりの服装を着てくるほうがおかしい」ってツッコミ入れてましたなー。

そしてQ25「黒いベタを塗りたくなかったから」は青問の強さに定評があるKavaさん正解で4◯に。で、正解チャイムがなってからプレイヤー各位大爆笑でした(笑)。

ここで初めて誤答が出ました(^_^;)

続いては26問目から30問目になります。

Q26:権[ごん](大納言・中納言に多かった、平安時代の朝廷の官職について、正規の員数を越えて任命する官職で、その官職の名称の前につける漢字一文字)→むろかつ1×(1◯)/KT1×(6◯)→スルー

Q27:STARTO ENTERTAINMENT(2023年10月に旧・ジャニーズ事務所のマネジメントおよび育成業務を引き継ぐ形で発足した)→三好1×(1◯)/KT2×(6◯)/ほしまる3◯

Q28:テレグラム(2013年、ロシア人兄弟のドゥーロフ兄弟によって開発され、ロシアやウクライナなどの旧ソ連地域で広く使われている、セキュリティー性の高さから世界中で利用されているテキストチャット・ビデオチャットなどが可能なインスタントメッセージアプリケーション)→ほしまる4◯

Q29:冷泉家(小倉百人一首の選者である藤原定家の孫の為相(ためすけ)を祖とする、主に華道・和歌を継承してきた公家・華族だった家で、現存する最古の公家住宅を持ち写本・建築などの文化遺産を多数保持している「時雨亭文庫」を所有している)→スルー

Q30:ヘッドコーチ(プロのバスケットボールチームの場合は現場で指揮をとるトップの役職にあたるが、プロ野球・プロサッカーの場合は基本的に監督の次に立つ役職)→三好誤服店2◯

Q26は律令制度で定員外で採用される官職の前につけられる漢字一文字の「権(ごん)」という問題。「権大納言」など。こちらはむろかつとKTさんがこの企画初の誤答となったままスルーに(3着判定機はやはり使われてました)。なお調べて「なるほどなー」と感心したのは、明治時代の日本海軍の立役者のひとりであり大正時代の総理大臣の「山本権兵衛」は「ごんべえ」という読み方と同時に「ごんのひょうえ」という読み方もあったそうで、これももとは天皇の周りを警護する「兵衛」の員外官職の名称(権+兵衛)が由来だったそうで、この時代は何人かこの名前・読み方をする著名人が存在してたそうです。一応「権=仮」という意味合いがあって、正規の官職の人よりもワンランク低く置かれてたそうです。

Q27はジャニーズ事務所からマネージメント業務などを引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT」の問題。3人目のほしまるさんが正解して3◯に。なおもうひとつの「SMILE-UP」という会社の方はジャニーさんの例の被害者の方たちの補償関係の業務に専念しているそうです。続くQ28「テレグラム」もほしまるさん正解でこれで4◯に。なおこのアプリは最近はプライベートチャットでのメッセージとかファイルなども読了後に設定した時間で自動的に消去できる機能があったり、そもそも暗号化による高い安全性が逆に、特殊詐欺の犯行グループ間の連絡手段として使われている困った側面もあるとか。

Q29「冷泉家」はスルー。ただし正解が発表された後に「あー」と天を仰ぐ人も多かった。こちらの「時雨亭文庫」は長らく(というか建材も)冷泉家の主人と嫡男しか入れないという家訓が存在していた為に中に何があるかわからず、近年になっても大発見なものが見つかる…ということがニュースになる凄まじい場所だったりします。

そしてQ30「ヘッドコーチ」は三好さんが正解して2◯に。なお指揮を取るヘッドコーチとしてはアメフトやラグビー(元は「監督」が多かったようですが、最近は「ヘッドコーチ」と「ゼネラルマネージャー」でチームの指揮や全般の運営を担当しているとこが多いそうです)などもそうです。一方で野球やサッカーなんかだと「コーチの中の最上位」って位置づけが多いんですけどね。

「クンロク横綱」といえば横綱昇進前の北の富士さんが(以下略)

いよいよ後半戦から終盤戦にさしかかってくる31問目から35問目にはいってきました。

Q31:ダイヤモンド・プリセンス(2004年3月に就航したクルーズ客船で近年は日本の港に多数寄港している、2020年2月初旬に新型コロナウイルスに感染した乗客が、横浜から香港にかけて本クルーズに乗船していたことが発覚。横浜港で長期検疫体制に入る事となってしまった)→ナイス国務長官4◯

Q32:タンバリン(共に静岡県出身である大石竜輔とピン芸人のゴンゾー。このふたりに共通する得意とする打楽器)→Kava5◯

Q33:パパゲーノ効果(名前の由来はモーツァルト作曲のオペラ「魔笛」に登場する自殺をするのをとどまった人物の名である、マスメディアが人生相談や自殺を思い留まり成功した例を挙げることで大衆の自殺を抑制する効果)→ハマクドー1◯

Q34:崎谷健次郎(中山美穂の「これからのI Love You」の作曲、斉藤由貴の「夢の中へ」の編曲といった代表作がある、本人の代表作としては「もう一度夜を止めて」があるシンガーソングライター)→むろかつ2×/ぽちょ兄貴1×→スルー

Q35:クンロク(「脅迫罪とならない程度の威圧的な説教のこともこう呼ばれることがある、かつては大相撲の大関としては物足りない成績を揶揄する言葉として使われる事が多かった言葉で、他には麻雀では親の七対子(チートイツ)ドラ2など単に数値の96を意味する)→かつた1◯

Q31は新型コロナ禍初期の頃に豪華客船の中で大量の感染者が出てニュースになっていた「ダイヤモンド・プリンセス号」の問題。「新型コロナ」のとこで一斉にガッと押されてランプがついて正解したのはナイス国務長官さんでした。これで4◯に。2位争いも混戦となってきました。押されて「あーっ」とプレイヤー各位が天を仰ぐシーンが。

Q32は「タンバリン」。こちらはKavaさんが正解して5◯に。

↑「共演」してるんすね、この人たち(爆)

そしてKavaさんはKTさんと1点差に。

Q33は「マスメディアの自殺の報道によって更に自殺者が増えてしまう」いわゆる「ウェルテル効果」の真逆の効果を指す「パパゲーノ効果」の問題。こちらはハマクドーさん正解で1◯。なるほど、そういうネットニュースの報道の記事の最後に毎回とってつけたような感じで「いのちの電話」などの電話番号とかが列記されてるのはそういう事だったのか…と考えてみたりと。

Q34はシンガーソングライターの「崎谷健次郎」。むろかつとぽちょさんが誤答した後にスルーに。なお私は「夢の中へ」でポンと押した後に「編曲」と聞いて「ん、編曲?あ、違うわ。井上陽水ぢゃねえ」と(爆)。なお正式な問題文としては少し前にばいそんさん企画で出題された斉藤由貴の「大正イカレポンチ娘」もしっかり入ってまして、この崎谷健次郎の作詞作曲でした(苦笑)

Q35は「クンロク」。かつた先生正解で1◯となりました。なお脅迫の方の「クンロク」は「脅しが96%、警告が4%→つまりは次はもう無いぞ」という意味合いから来てるそうです。ちなみに刑法ではなく民法の方も「強迫(きょうはく)」という「他人に害悪を告知し、他人に畏怖を与えることにより、他人に真意に反した意思表示を行なわせようとする行為」と規定されている似たような文言があるのですがこちらは実際に民法「第96条」第1項に出てるというどうにもすごい偶然が(ただしクンロクと呼ばれてたことはないです。なお同じ民法第96条他の項目には「詐欺」というのもありまして論点的には「その詐欺行為で発生した取引などを取り消した際の第三者はどう保護するのか」等の点でこっちの方が重要だったりします)。

あとは、「クンロク大関(つまりは9勝6敗。優勝や横綱に昇進するような12-3勝以上の高レベルでもなければ、2場所連続(以前は3場所連続でした)負け越すと関脇に陥落するほどの成績でもないとこで甘んじている、という批判でもありました)」。これはもう昭和後期の横綱でNHKの大相撲解説者の北の富士さんがそのあだ名で呼ばれていたそうで、後に横綱になってからは全く似たような意味で11勝4敗という成績が多かったので今度は「イレブン横綱」とも言われてたそうで(苦笑)

[Q35終了時点での各人のポイント]

KT+6/2×、Kava+5、ほしまる+4、ナイス国務長官+4、Liner+3、三好誤服店+2/1×、ハマクドー+1、かつた+1、ぽちょ兄貴+1/1×、むろかつ+1/2×

残り15問となりました。いやー熱い戦いだ。次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。