こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/03月例会の報告記をお送りしています。第10回目は3Rに行われたむろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」の7回目をお送りいたします。予選最終第3セットの後半戦の模様をお送りします。
↑前回はこちら。
ここから最後の2-3位抜けの戦いが始まっていきます。
Q7の「イルカ」でなんと前半早々の本名押しで勝ち抜いていったばいそんさん…でしたが、2-3位抜けもワイルドカード枠(平均順位の高いプレイヤー)をめぐっての戦いが続いていきます。続くQ8はこんな問題でした。
Q8:その最期は昭和34年4月30日、市川市八幡町の自宅で胃潰瘍による吐血と心臓麻痺で孤独死していたところを発見された、本名を「壮吉」という日本の小説家で、米国勤務の頃の思い出を書いた「あめりか物語」/、仏国留学の頃の思い出を書いた「ふらんす物語」、そして大正6年から亡くなる前日まで当時の世相などを書き続けていた「断腸亭日乗」が有名な小説家は誰でしょう?
かつては京成八幡駅前にあった「大黒屋」という定食屋がこの作家の馴染みのお店で有名で実際に亡くなる前日にカツ丼を食べて行ったという逸話があったもんでしたが…正解は「永井荷風」。正解したのは「前半で押して正解(+10)」のチヨマルさん、「前半でボードで正解(+4)」の磯部さん・かよちんさん、そして「後半最後まで聞いて正解(+1)」のひっさつ会長でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+29・チヨマル+15・磯部+12・ようこ+12・かよちん+22
ひっさつ会長+20・くうちゃん+5・ばいそん[1抜け]
ハマクドーさんが最短2問で勝ち抜けというとこまで来ました。チヨマルさんはここから一気にまくることができるのか?
Q9はこんな問題でした。
Q9:新宿駅近くにある本店の4階には小劇場演劇の聖地とも呼ばれるホールを所有しており、更に同じ新宿のタカシマヤタイムズスクエアにもサザンシアターという劇場を運営している/、その会社名の由来は創業者の先祖が紀伊徳川家の江戸藩邸に勤める足軽で、商売を営むことになった時に屋号として出身地にちなんだものであり、当初は材木問屋、炭問屋だったが後に現在の商売に鞍替えしたものである、田辺茂一(もいち)が創業した日本有数の書店は何でしょう?
新宿のでかい本屋でおなじみの…ってとこですね。前半まで読み切ったとこで押したのはかよちんさんで、後半まで読まれていくごとに「あー」と天を仰ぐひとが何人かおりましたが…。で、正解は「紀伊國屋(書店)」。全員正解で「前半で押して正解(+10)」のかよちんさん以外は一律+1ということに。
ちなみにこの田辺茂一社長にQ2でも出た落語家の立川談志師匠がえらく私淑しており(面と向かって時には辛辣な批評的な意見が言われてもそれを素直に聞けるだけの関係だったそうです)、銀座のバーで待ち合わせた後、談志師匠が田辺社長のかばんを持ち、談志さんのお弟子さんが談志師匠のかばんを持って他のお店に繰り出す…という「カバン持ちの数珠つなぎ」のような関係だったり、田辺社長が存命時は「談志ひとり会」は問題冒頭の紀伊國屋ホールで開催していた逸話があります、はい。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+30・チヨマル+16・磯部+13・ようこ+13・かよちん+32
ひっさつ会長+21・くうちゃん+6・ばいそん[1抜け]
ここで一気にかよちんさんがハマクドーさんを逆転して暫定2位に浮上、共に最短1問で抜けられるとこまでやってきました。
ここで「千葉ロッテ」問題が(失笑)
続くQ10はこんな問題でした。
Q10:第一形態は魚にあんこうのような提灯がついた/姿に、第二形態はチョウチンアンコウのような見た目にスリムな足が生え、第三形態として中身の骨のキャラクターが飛び出て、第四形態は大型化した骨の頭に緑の足が生え、第五形態はチョウチンアンコウ型の頭と緑地に黒のピンストライプの手足が生え胴体にホームユニフォームと背中に虹色の模様とひれをあしらった姿となり、最終的にはそこから少しリニューアルした第六形態まで存在した、2021年12月17日に「最近は体力の限界を感じるようになった」と称して引退していった千葉ロッテマリーンズの珍奇なマスコットキャラクターは何でしょう?
はい、ここでむろかつ大好き千葉ロッテ問題でした(爆)。いきなり冒頭の「魚にあんこうのような提灯がついた」で押したのは磯部さん。そして横で「チクショー」「そこで仕込んだか?」とハマクドーさんがぼやきながら一緒にボードに書いておりました(苦笑)。
で、正解は「謎の魚」。そうなんす、引退しちゃったんですね、昨年末に。
謎の魚は2017年に登場。形態を進化させ、今年4月に最終形態となりました。この日の取材では、引退の理由に「体力の限界」をあげていました。#謎の魚 #chibalotte pic.twitter.com/Hv08lnqkEg
— 朝日新聞ロッテ担当 (@asahichibalotte) December 17, 2021
↑全種類揃いましたw
で、正解したのは「前半押して正解(+10)」の磯部さん、「前半ボードで正解(+4)」のハマクドー・かよちん・ひっさつの各氏でした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+34・チヨマル+16・磯部+23・ようこ+13・かよちん+36
ひっさつ会長+25・くうちゃん+6・ばいそん[1抜け]
「世界中の独裁者がこぞって(?)死んだ年は?」(苦笑)
続くQ11は「数字問題」。実はこんなテクニカルな(?)問題でした。
Q11:国際テロ組織「アルカーイダ」のウサマ・ビンラディン、リビアでクーデターを引き起こして政権を獲得したカダフィ大佐、北朝鮮の/絶対的指導者だった金正日、そして落語立川流で家元として独裁政治を敷いていた(?)落語家の自称5代目・立川談志。共に亡くなったのは西暦何年のことだったでしょう?
再び談志師匠が登場(エピソードも含めればこのセット3回目になりますが(失笑))。「この問題の回答は数字でお答えください」で、この企画で最も「前半問題の割合が多い」問題でもありました。そしてこの問題、ウサマ・ビンラディン、カダフィ大佐、北朝鮮の/で押したのは磯部さんでした。
で正解は「2011年」。正解したのは「前半押して正解(+10)」の磯部さん、「後半最後まで聞いて正解(+1)」のチヨマルさんのおふたりだけでした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+34・チヨマル+17・磯部+33・ようこ+13・かよちん+36
ひっさつ会長+25・くうちゃん+6・ばいそん[1抜け]
磯部さん、一気に2問連続前半押して正解で一気に+33まで積み上げてきましてかよちんさん・ハマクドーさんに肉薄する事態に。ちなみにこの2011年とは東日本大震災が起きた年でもあるんですが、ビンラディンが5月2日、カダフィ大佐が10月20日、談志師匠が11月21日、金正日が12月17日に亡くなり、その後の12月21日ホテルニューオータニで行われた談志師匠のお別れ会では「いやいや金正日まで死んじゃったよ」「今年は談志師匠も含めて(?)やたら独裁者が亡くなる年だ」と話題になってネタにされていたそうです(^_^;)
※ここでくうちゃんさんはお帰りになりました。が、ポイントはこのままにしておきますです。
さあ「だんしがしんだ(?)」でハマクドーさん・かよちんさんを釘付けにして一気に2位圏内まで飛んできた磯部さん。続くQ12は「あー、三好さんがいたら泣いて喜んだに違いない」っていうこんな問題でした。
三好さんが泣いて喜びそうな(謎)
続いては今日は欠席だったものの、いたら確実に狂喜せんばかりの三好さんへの問題(?)でした。
Q12:高速道路ナンバリングは横浜新道と同じ「E83」。1990年5月12日に発売された渡辺美里の16枚目のシングル「サマータイム ブルース」の1番の歌詞で登場する/、日本で初めて「6車線の自動車専用道路」となった東京都世田谷区の玉川インターチェンジから神奈川県横浜市神奈川区の保土ヶ谷インターチェンジまで走る自動車専用の一般有料道路は何でしょう?
大の渡辺美里ファンの三好さんが大喜びしそうな前フリ。その前半最後の部分で押したのはその三好さんとは「ひよしコンビ」の因縁の仲(?)であるひっさつ会長でした…いやーさすが(失笑)。そしてかよちんさんが挙手して+4狙いでボードを書いておりました。正解は「第三京浜/第三京浜道路」。番頭役・むろかつは大学時代に横浜で下宿してた頃に菊名の教習所に通ってたのでここで高速教習をやりました、はい(^_^;)。
で、正解したのは「前半で押して正解(+10)」のひっさつ会長と「前半でボードで正解(+4)」のかよちんさんでした。
[この時点でのポイント]
ハマクドー+34・チヨマル+17・磯部+33・ようこ+13・かよちん+40[2抜け]
ひっさつ会長+35・くうちゃん+6・ばいそん[1抜け]
この結果、かよちんさんが+40に到達し2抜けとなりました。おめでとうございます。
※ちなみに当日は得点ミスがありこの時点で+39になってまして実際は次の問題もプレーしております。大変申し訳無いです。
最終的にはこのような結果になりました。
そして次の問題がラストとなりました。Q13はこんな問題でした。
Q13:旧・東海道では江戸を出て最初の急勾配の「難所」として知られるほど起伏が激しく、更に焼餅坂、品濃(しなの)坂/、不動坂と連続してきつい上り坂が続く箇所で、現地にある横浜市教育委員会の説明板では「旅人が耳の遠い老人に坂の名を尋ねたところ、自分の名を聞かれたと思った老人が自分の名前と答えた」のが由来とされている、お正月恒例の「箱根駅伝」ではエース区間の2区の後半に登場しこれまた「難所」と言われているのはどこでしょう?
押したのは勝負を賭けてきた横浜出身のハマクドーさん。「これは行くしかないでしょー!!」と。そして前半最後のとこで会長(そしてかよちんさんも)が前半でボードをサラサラと書いてきました。で問題文を最後まで聞いて「やっぱりねー」「うん、その問題作った」とハマクドーさんが苦笑いしてました(笑)
で、正解は「権太(ごんた)坂」。正解したのは「前半押して正解(+10)」のハマクドーさん、「前半でボードで正解(+4)」のひっさつ会長(とかよちんさん)でした。
[最終結果]
ハマクドー+44[3抜け]・チヨマル+17・磯部+33・ようこ+13・かよちん[2抜け]
ひっさつ会長+39・くうちゃん+6・ばいそん[1抜け]
その結果、ハマクドーさんが+44に到達し3抜け、VTRチェックした状態での確定順位としてはひっさつ会長が+39で4位、磯部さんが+33で5位という上位陣の結果でした。
で、当日はかよちんさんが計算ミスで1点足りずに同時抜けでハマクドーさんの方が+44で2位抜け、かよちんさんが+43で3位抜け、ひっさつ会長が+39で4位ということになってまして、これらの平均順位を換算した結果、
当日の計算上ではひっさつ会長とハマクドーさんが同じ3.67位で並び、ワイルドカード枠で進出ということになりました。
で、VTRチェックした上での結果としては、
[第1セット]
・1位:あんどう(Q8勝ち抜け→本戦進出)、2位:Liner(Q11勝ち抜け)、3位:ハマクドー・ひっさつ(Q12勝ち抜け)、5位:ばいそん+39、6位:ぽちょ兄貴+35、7位:かよちん+24
[第2セット]
・1位:ぽちょ兄貴(Q11勝ち抜け→本戦進出)、2位:Liner(Q12勝ち抜け→2連続2位で本戦進出)、3位:ばいそん(Q12勝ち抜け)、4位:ひっさつ+30、5位:ハマクドー・かよちん+25
[第3セット]
・1位:ばいそん(Q7勝ち抜け→本戦進出)、2位:かよちん(Q12勝ち抜け)、3位:ハマクドー(Q13勝ち抜け)、4位:ひっさつ+39、5位:磯部+33
[ワイルドカード枠(平均順位上位)]
ひっさつ:3.67位、ハマクドー:3.67位、かよちん:4.67位
となりまして、最終的には当日記録のひっさつ・ハマクドー両氏のワイルドカード枠での本戦進出は変わらなかったのですが、一応ご報告させていただきますです。
次回は本戦・決勝戦の模様をお送りいたします。ではまた。
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