こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/08月例会「第7回精霊流しステークス」の報告記です。14回目は4Rの「ジャンル別クイズ」編のその4をお送りします。
↑前回はこちら。
7ジャンル目は「生物」でした。
ここまで6ジャンルが終了しまして、
4R:ジャンル別早押しクイズ
各ジャンル10問限定
2問誤答で失格
10問目誤答は即失格【ジャンル一覧】
戦国時代
競馬
プロレス
サッカー
野球
食物
生物
芸能
事件事故
声優
文学
鉄道
お悔やみ
中・韓
寺社仏閣
お笑い
ゲーム
アニメ・漫画
語源・由来
美術・音楽ボーナスの勝ち抜けポイントは
1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P※各ラウンド又はジャンル失格 -10P
そして今回は7-8ジャンル目の「生物」「芸能」になります。
まずは第7ジャンルの「生物」でした。もちろん「せいぶつ」の方ですがここにいる面々は皆「なまもの」と呼んでまして(以下略)。で、ここのジャンルの挑戦者はKTさんと公太郎さんでした(なお写真係のむろかつが得点係をやってたので写真が一枚もありませんでした…すみません)。
※なお以下の問題文は、例によって「正解の単語(おおよそのクイズ問題の概要)→正誤判定」の順番で記載しております(一字一句正確ではありません)。記載の便宜上当日の問題文とズレている部分もありますが、そちらは5問ごとの状況および解説のところで補足を入れたいと思います。
Q1:「シーラカンス(デンマークの陶磁器メーカー「ロイヤル・コペンハーゲン」のブルーフィッシュはこの魚の像である、静岡県の沼津港深海水族館にはこれのミュージアムが)」→KT1◯
Q2:「ライチョウ(日本では古代から山岳信仰登拝者に知られ、神秘性を帯びた「神の使者」の鳥とされていたキジ科の鳥で、かつてはJR西日本の特急な愛称名にも使われていた)」→スルー
Q3:「5本(キリンの角は雌雄ともに何本ある?)」→公太郎1◯
Q4:「ウグイ(一説には「鶏の鵜(う)が好んで食べた」からこの名称になったという説がある、関東地方では「ハヤ」という名で呼ばれているコイ科の魚)」→スルー
Q5:「ヒバリ(地方によっては告天子(こうてんし)、天雀(てんじゃく)、姫雛鳥(ひめひなどり)などの呼び名があるスズメ科の鳥で、茨城県や熊本県では県の鳥として)」→スルー
Q1は「シーラカンス」という「生きている化石」とも呼ばれている魚の問題をKTさん正解で1◯。問題文にも出てきたロイヤル・コペンハーゲンのブルーフィッシュは彫塑家のジャンヌ・グリューにより、1963年に作られたシーラカンスを細部まで表現した作品で、かつて1970年代に昭和天皇ご夫妻が欧州訪問した際にはロイヤル・コペンハーゲン社を表敬訪問・見学をして実際にこのブルーフィッシュが献上された逸話もあるそうです。
Q2「ライチョウ」はスルー。北陸本線の特急「雷鳥(後にはスーパー雷鳥というのもありました)」は後に「サンダーバード」という特急名に統合されてしまうのですが、どうもJR西日本は「雷+鳥→サンダーバード」というネーミングをした説があり、英語圏では日本で「ライチョウ」と呼ばれている鳥は「Grouse(グラウス)」や「Ptarmigan(ターミガン)」と訳されてますです。続くQ3は「キリン(あの首が長い動物ですね)の角(ツノ)は何本?→5本」という問題は公太郎さん正解で1◯に。よーく見ると皮膚に隠れているんですが5本ありまして、これらは「オシコーン(ossicone)」という名称だったりします。
その後、Q4「ウグイ」Q5「ヒバリ」は共にスルー。なお茨城県の県の鳥ということで地元の茨城県警察では「ヒバリくん」というマスコットキャラもいるそうです。
Q6:「ビワマス(産卵期には大雨の日に群れをなして河川を遡上することから「アメノイオ」の異名もあるサケ科の淡水魚)」→スルー
Q7:「デスロール(相手に噛みついたまま回転して噛みちぎる、ワニの攻撃方法のひとつ)」→KT2◯
Q8:「ZIPPEI兄弟(2012年8月9日に高温の車内に取り残されたことにより熱中症により亡くなったサモエド犬の兄弟で、日本テレビ系情報番組「ZIP!」内の企画でシンガーソングライターのダイスケと共に全国を旅するコーナーに出演していた」)」→スルー
Q9:「カマツカ(その生態が海水魚のキスに似ていることから「カワギス」などと呼ばれることもあるコイ科の淡水魚で、観賞魚としてはタンクメイトとして飼育している人も多い)」→スルー
Q10:「群来[くき](ニシンが産卵のため大群で押し寄せ、産卵・放精によって海の色が乳白色になる現象)」→スルー
後半戦でした。Q6「ビワマス」はスルーでしたが、Q7「デスロール」はKTさん正解で2◯としてややリードする展開に。続くQ8「ZIPPEI兄弟」はスルーになるもKTさんが「あーあれかー」と思い出そうとするも名称が出てこなくてちょっと悔しがるシーンもあったりと。
Q9「カマツカ」はスルーで、この問題文の中にあった「タンクメイト」とは一言で言えば「掃除係」のことで、この魚はもともときれいな水質が好きなので水槽の底の餌のかすや苔などを自分から食べて取り除く役割をするんだそうです。そして最後Q10「群来(くき)」もスルーということに。こちらは例えばニシンがよく捕れる北海道・小樽の沿岸で毎年たびたび見られる現象で「あら、ほんとに白くなるのね」と軽くびっくりでした(^_^;)
[KT2◯→+12p、公太郎1◯→+8p]
結果、2◯積んだKTさんはトップボーナス込みで+12p、1◯で2位ボーナスが入ることになった公太郎さんは+8pのそれぞれの加点となったのでした。
8ジャンル目は「芸能」でした。
続く8ジャンル目は「芸能」でした。するとここでは、三好総統・おぐのりさん・ケイトさん・Kavaさん・ほしまるさん…という5名が着席してなかなかの「激戦区」の様相を呈することに(大汗)。
Q1:「レミオロメン(そのバンド名は、メンバーでジャンケンをし、勝った順に1文字、2文字、3文字好きな文字を選び繋げたものであった、ヒット曲に「南風」「3月9日」「粉雪」などがある)」→おぐのり1×
Q2:「マスカレード・ホテル(2019年には木村拓哉主演で映画化された、東野圭吾の長編ミステリ小説である「マスカレード」シリーズの第1作目の作品)」→ケイト1◯
Q3:「小林亜星(妹にイラストレーターの川村みづえ、次男に元俳優の朝夫がいる作曲家で、アニメ「ひみつのアッコちゃん」のオープニング曲なども)」→ほしまる1◯
Q4:「田中邦衛(映画「学校」で第17回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞している俳優で、映画「若大将」シリーズではライバルの青大将役を)」→Kava1◯
Q5:「橋田壽賀子(夫・岩崎嘉一の遺言であった「不倫と人殺しの話は絶対書くな」という言葉を守っていた女性脚本家で、「おんな太閤記」「いのち」「渡る世間は鬼ばかり」などの代表作がある)」→ケイト2◯
「しかしハマさんの自作問題でどこらへんの”芸能”が出るんだろう」とプレイヤー各氏も周りのギャラリーもヒヤヒヤ加減だったのが実に印象的でした。
まずQ1は「粉雪」などのヒット曲があるバンド「レミオロメン」。こちらはバンド名の由来の部分で押したおぐのりさんが「Mr.Children」と誤答して1×。現在はボーカルの藤巻亮太がソロ活動に専念している関係で2012年以降は活動休止になっております。
続くQ2「マスカレード・ホテル」はケイトさん正解で1◯。個人的には、なんとなくこの当時は長澤まさみとの共演で、地元のイオンモールの中にあるシネコン(イオンシネマ)で物凄く一押しされていて天井から吊るされてた大きな細長い広告でさんざんキムタクと長澤まさみの顔を見たなあとそんな記憶が(^_^;)。ちなみにその広告、最近は「踊る大捜査線」のスピンオフの映画版で柳葉敏郎主演の作品がこの主人公の名字が私(むろかつ)と全く同じなのでなんかあの名字がドンと出てるイオンシネマの広告を見て、こんなレアな名字で…俺、なんか悪いことをしたんじゃねえかと思うぐらいどきっとしてたんですが(以下略)
Q3は「小林亜星」。作曲家としても著名だが俳優としても「寺内貫太郎一家」や「象印クイズ ヒントでピント」にも出演していた人物(男性軍キャプテンとして後の写真家の浅井慎平の枠に座ってました。なお歴代では小説家の笹沢左保→漫画家の山藤章二に次いで3代目でやっぱり16分割でいきなり正解するほど強かったです)。こちらはほしまるさん正解で1◯に。続くQ4「田中邦衛」はKavaさん正解で1◯。問題文の後半は当然「北の国から」に続くんですが「青大将」で一斉にババっと押されたシーンは凄かったです(笑)。
そしてQ5は脚本家の「橋田壽賀子」。代表作の「おんな太閤記」「いのち」で一斉に押し合いになりランプがついたケイトさん正解で2◯となり一歩リードすることに。なお亡くなったご主人は元はTBS編成局企画部勤務だったそうで存命時(平成元年に亡くなったそうです)は、その「不倫と人殺しの話」も結構書いてたとのことです。そしてよくよく見れば、小林亜星・田中邦衛・橋田壽賀子…とここ数年来亡くなった「おくやみ」問題でもありました。
Q6:「松原のぶえ(1989年の日本レコード大賞では、この年に初めて創設された「美空ひばり賞」を受賞した演歌歌手で、1979年に「おんなの出船」でデビューした女性演歌歌手)」→ほしまる2◯
Q7:「服部克久(父の良一も作曲家である、フジテレビ「ミュージックフェア」などテレビ、ラジオ番組、ドラマ、アニメ、映画の音楽を数多く担当した作曲家)」→ほしまる1×
Q8:「山本文郎[ふみお](2014年2月26日に肺胞出血のため亡くなった元TBSアナウンサーで、柔らかな語り口と人柄から「テレポートTBS6」「モーニングEye」の総合司会を務めた)」→ほしまる3◯
Q9:「北原じゅん(2017年5月6日に転移性肝がんのため亡くなった作曲家で、北島三郎の「兄弟仁義」や城卓矢の「骨まで愛して」、アニメ「まんが日本昔ばなし」の主題歌などの代表作がある)」→スルー
Q10:「ロビン・ウィリアムズ(2014年8月11日に自宅で亡くなっているのが発見されたアメリカの俳優で、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」で第70回アカデミー賞の助演男優賞を受賞した、ディズニーのアニメーション映画「アラジン」のジーニー役などでも知られる)」→スルー
後半戦に入りました。まずQ6は女性演歌歌手の「松原のぶえ」の問題を正解したのはほしまるさんでこれで2◯に。なお「美空ひばり賞」はこの年(1989年/昭和64年・平成元年)に亡くなった美空ひばりの戦後日本歌謡史に残した偉大な業績を称え、それを記念するに相応しい豊かな魅力と力量を持った歌手に贈る…という賞で、後に「美空ひばりメモリアル選奨」という名称に変更され、2000年まで続いたそうです。
Q7は作曲家の「服部克久」。父の良一も息子の隆之(父子ともに永年、さだまさし氏の編曲に携わってます)もやはり作曲家という一家なんですが、ほしまるさんが「ゆきひさ→のぶひさ」と答えるも惜しい誤答に。この人も2020年に亡くなってたんですね。そしてQ3に出てた小林亜星から「あんたの作ったっていう「記念樹」は俺の「どこまでも行こう」からの盗作じゃねえか」と裁判ざたになってしまったのもこれまた奇遇か(大汗)。しかし直後のQ8「山本文郎」をサクッと取り返しほしまるさんこれで3◯で逆転首位に立ってました。
残るは2問。Q9「北原じゅん」はスルー。しかしギャラリー席のひっさつ会長がわかったようで「答えたかったー」と悔しがってました(苦笑)。ラストのQ10「ロビン・ウィリアムズ」もスルーということになり、結果、ほしまるさんが3◯で逆転で1位ボーナス獲得となったのでした。
[ほしまる3◯→+13p、ケイト2◯→+9p、Kava1◯→+6p]
で、ほしまるさんが+13p、ケイトさんが2◯で2位に入り+9p、そして「田中邦衛」で虎の子の1◯(?)をゲットしたKavaさんが3位ボーナス込みで+6pゲット、ということになったのでした。
次回は「事件事故」「声優」のジャンルが登場ということに。事件事故といえば怪しい事件史のむろかつが(をい)。続きます。
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