こんにちわ、番頭役のむろかつです。2021/12月例会の報告記の2回目をお送りします。第2回目は1Rに行われました、早押しクイズの棋戦である順位戦と名人戦の報告、写真が中心です。自己紹介タイムを経ての序盤の早押し戦。結構白熱した戦いもありました。
↑前回はこちらをどうぞ。
クイズの前に自己紹介タイムも行われました。
今回の順位戦(第35-36期)・名人戦(第19期)の基本的な形式としましては、
・順位戦は2期行う。
・さきにB級順位戦を開催する。人数が多いので2組に分ける。
・クイズの形式は7○3×。1抜けのプレイヤーは次の順位戦ではA級に昇格する。
・B級の2抜けに関しては1組と2組で勝ち抜けするまでに消化した問題数が少ないほうがA級に昇格する。
・A級は前期シード組。1位が名人戦に進出決定(2期目は順位戦不参加)。4位以下は次の順位戦ではB級に昇格する。
・これを2期開催し、最終的に「A級の優勝者」ならびに「A級を2期残留できた」プレイヤーは名人戦に進出して10○4×の早押しクイズを行い、優勝した人が次の名人位となる。
といった感じでした。いつもだとB級は1組で行い、上位2位が勝ち抜けたら終了で昇格…となるのですが、今回はB級の人たちが10人もいたので2組にわけて変則的な勝ち抜け方法などの形式をチョイスした次第でした。
で、まず最初にB級の組み合わせ抽選を行いまして、上段が前期シード(つまりはA級スタート)の皆さん。下段がBブロックの第1組の皆さん…ということになりました。
そして今回は「はじめまして」の人がいたので、各セットのクイズを初める前に自己紹介や近況報告などをしてもらいました。そして奇しくも(?)B級1組目の1枠がその初参加の檸檬さんだった、ということで、
いやー、檸檬さんと長年の因縁(?)がある3枠の三好副会長が、
この実に嬉しそうなニヤニヤ顔で(笑)。当然「おがわまちと一緒にしないで!」と檸檬さんからツッコミが飛び、更に三好サンがニヤニヤする始末で(苦笑)。そこらへんの因縁も長年の付き合いゆえによーくご存知の4枠の本山さんまで実にうれしそうな表情を(^_^;)
※ちなみに本山さんは檸檬さんとは「巨人ファンつながり」って意味では”盟友”の関係だったりします(笑)
で、5枠はくうちゃんさんが。今回、くうちゃんさん以外の4人が、檸檬さん→巨人、ばいそんさん→ヤクルト、三好サン→広島、本山さん→巨人…と図らずともセ・リーグ対決となっておりまして、くうちゃんさんは特段の贔屓球団がないそうで「いやー、それは本当に何より」となぜか安堵する司会のむろかつがそこに(をい)。
なおここでの使用問題は「abc/EQIDEN 過去問題データベースサイト」というとこの「ランダム100問」を使わせてもらっております。過去の2-3万問もの問題数の中から100問をランダムでチョイスする機能が結構便利なのでこれを使用して順位戦・名人戦を開催しております…が、一応、著作権とかの兼ね合いも考慮して(一応、フリーの規定はあるんですが)、問題は掲載せずに写真を中心にお送り致します。
で、B級第1組は、
ばいそんさんがぶっちぎって1抜け、A級昇格を決めまして、2抜けの本山さんは次の組の2抜けの所用問題数次第で昇格もということに。
続くB級の第2組は、
1枠からキヨミさん・磯部さん・山田はまちさん・チヨマルさん・かよちんさん…の面々でした。こちらも自己紹介タイムが行われた後のクイズとなりました。
こちらは磯部さんが1抜けでA級昇格決定、続いて山田はまちさんが2抜け…だったんですが、かよちんさんなどとの接戦の末に、さらにちょっとスルー問題数が多かったので勝ち抜けたものの1組目の本山さんの方が問題数が少なかったので残念ながらB級残留ということに。
そして3組目はA級順位戦の皆さんということに。
1枠からハマクドーさん、naoさん、Kavaさん、ひっさつ会長、ぽちょ兄貴の…の5名でした。このうちハマさんは名人7期、A級が全34期中32期、ひっさつ会長が名人経験はないもののA級が22期、Kavaさんは同じく15期…と、このセットは1抜けすると名人戦進出決定、4位以下だとB級陥落というルールだったんですが、A級の常連が結構残っていて激戦必至な様相を呈していました。
↑で、出番ではない人たちは椅子に座って状況を眺めていたり、横のお菓子をつまんだりしてました。
で、この第35期A級順位戦は前回(2021/6月例会)で初昇格・初残留を果たしたnaoさんが不沈艦・ハマクドーさんとの競り合いを制して1抜け、続くハマさんが2抜けで残留を決めて、最後の残留枠の3位は2抜けが出た時に3位だった人…だったのですが、同点決勝の結果、ひっさつ会長が正解してこれまた残留…ということになりました。
第36期順位戦、そして第19期名人戦も同じような形式で…。
そして2期目の順位戦もB級の皆さんはカード抽選で半分に分けまして、
こんな感じに。上段がA級の皆さん(既に名人戦進出を決めたnaoさんは右下のプレートがはられておりまして見えてません)、下段がB級の第1組の皆さんでした。
1枠から檸檬さん、キヨミさん、三好サン、かよちんさん、山田はまちさんの5人でした。いやー、檸檬vs三好の因縁の対決がまた(^_^;)
で、このセットはかよちんさんが悠々と1抜けを来まして初のA級昇格を果たしまして、
2抜けは山田はまちさんが23問目で勝ち抜けました。前期は本山さんとの問題消化数で惜しくも競り負けて2抜けしながらもB級残留でしたが、果たして今回はどーなのか。
続く第2組は1枠からぽちょ兄貴・くうちゃんさん・Kavaさん・チヨマルさんの4名。前期より1名少ないのはA級でnaoさんが勝ち抜けて枠が1つ減ったからだと思われます。
こちらでは前期A級から降格したKavaさんが悠々と1抜けを果たした反面、同じくB級に降格したぽちょさんが3×失格になる波乱も発生しつつ、
チヨマルさんが4○まで積み上げたものの、山田はまちさんの所用問題数を超えてしまったためにそこで試合終了となりまして、チヨマルさん暫定2位、くうちゃんさん暫定3位で、次回の例会以降に行われる順位戦では山田はまちさんが2位でA級昇格ということになったのでした。
さして2期目のA級順位戦も行われまして、
1枠からハマクドーさん・ひっさつ会長・ばいそんさん・磯部さん・本山さんの面々ということに。
で、こちらではハマクドーさんが1抜けを達成し名人戦進出を決め、残留争いとしてはばいそんさんが2抜け、ひっさつ会長が3位確定ということに。しかし4位の磯部さんまでが6○リーチまで積んでんだからやはり凄まじい。この結果、ひっさつ会長が3位で2期連続A級残留を決めてこれまたワイルドカードという形で名人戦進出を決めたのでした。
そして最後が決勝戦たる「名人戦」。こちらは10○4×で行われまして、
なんとハマクドーさんがかろーじて逃げ切って10○到達で暫定名人位ゲット、ということに(正規の名人のおぐのりさんが休場してたので暫定名人位ということになりました。なおハマさんは通算8期目の名人位となります)。しかしnaoさんも9○3×まで到達し「次、早押しボタンのランプがついたら、正解しても不正解してもそれで最後」というとこまで追い上げて盛り上げたのは「さすが」の一言に尽きますです、はい。
で、今回は個人戦でしたが各人の勝ち点はチームごとに換算されて、次の第2セットの企画「かぶってイイヨ!」に入っていきます。
次回に続きます。ではまた。(つづく)
解説と補足と余談など。
(こちらも番頭役・むろかつが書いております)
というわけで12月例会の第1セットの順位戦・名人戦の模様を写真中心にお送りしました。問題文を一切載せてないのは完全にこちらが自主規制してるからではありますが、いわゆる「基本問題」、もっと行ってしまえば「超ベタ問題」の応酬で、名人戦・順位戦をやる上では頻繁に出てくる可能性もありますのでさすがに記事には…ということです。
で、順位戦・名人戦については、岩Q槻の第1回定例会を始まる直前にこんな記事(構想案)を書いたことがありました。
で、これまで今回の例会を含めて名人戦を19回、順位戦を36回(大概は順位戦2期・名人戦1期がワンセットですが、例外もあります。たまたま早退した人が多くて残った数人で一発勝負とか…)開催してきましたが、5年半ほど散発的にやってきて、こんなタイプに分かれてるなあという感じになってきました。
・A級の常連でできる限り勝ち抜けて名人戦進出を目指す人
・どーにかA級で3位以内に入って連続A級残留か、ワイルドカードも狙う人。
・A級とB級の間を行ったり来たりしているがB級では敵なしの人。
・ご新規サン・初参加で、腕試しで最近はやりの(?)競技クイズを堪能する人。
・クイズは苦手だけど、難易度はそこそこの問題群なのでひとつでも正解するのを目標にする人。
これらの人たちがちゃんと並立・両立できるのが、「デシジョンをAとBに分けて、更に1例会で2期行う」って事だったりします。これがデシジョンがひとつしかない場合だと、5人どころか10人15人での一斉早押しで「全く押して正解するチャンス」はなくなりますし、1期だとあまりに一発勝負すぎて企画として長く続かない、という側面もありますし。結局の所、構想案の中にあった「順位点」は計算が煩雑になるので採用はされず、もし欠員が出た場合は「前期以前のA級昇格・残留のプレイヤー」「直前のA級順位戦から降格したプレイヤー」などの優先順位を決めて、繰り上げ昇格してもらってA級の枠を5人前後で埋め合わせさせてもらっております。
あと、この「abc/EQIDEN 過去問データベースサイト」を使わせてもらっているのは、難易度がそこそこで初心者の人達もナチュラル知識に長けていてクイズ的な経験数が少なくても(他のライバルと異様に競り合わなければ)押せて、しかも最後まで問題を聞いて正解の単語を聞けば「ああ、あれね。」という問題が多いのでいわゆる「クイズマニアのみにウケるような問題」がそれほど多くないのと、iPhoneやiPadでネットに繋いで問題を読んで問読みをするので、「ぶっちゃけ、むろかつ以外の人でも交代して問読みができる、問読みの練習もできる」という、私・むろかつも参戦しようと思えば気軽に参戦できるというのも非常に大きいですね。何より、どこぞの過去の大会問題集だと既読した人が圧倒的に有利になるんですが、こちらは「ランダム100問」で完全にシャッフルされてしまうのでそこの有利不利は多少は解消されるのもありがたいです。
今回はむろかつ以外の全員によるチーム戦のメインレースの勝ち点計算の都合上、誰とも交代させずに私が問読みを担当しておりましたが、ひっさつ会長や磯部さん、Linerさんなどが問読みの練習を兼ねてこの企画の兼任スタッフもやってくれることも少なくないです。ま、ハマクドーさんが担当する場合は完全に自作問題を使ってしまうので、逆に言えば「そこまで例のデータベースサイトにこだわっている」というわけでもなく(難易度の乱高下などの諸問題もありますが、そこは「時の運」という事でごめんなさいという事で…(^_^;))、いわゆる「フリバ」の代わりにやる企画としてご愛顧いただければ幸いです。
あ、そうそう。この順位戦・名人戦は基本的には「穴埋め企画」「時間調整企画」として開催されることが多いです。なので他の方の企画が充実していれば、それだけ開催頻度が減る(せいぜいむろかつ単独企画の12月例会「ガソダム記念」ぐらいしか)という意味では「開催回数が少ない=岩Q槻の企画および企画者が非常に充実している」ということでもあります。うーん、痛し痒し…。
さて最後になりましたが、次回の2Rの報告期から事実上の「詳細編」に入っていきます。今回はむろかつ企画でありながらも、出題者が「分離」されまして、岩Q槻初出題の「かよちん」さんの出題による一問多答インスピ系ボードクイズ企画「かぶってイイヨ!」となりました。いやー、実際にやってみてすごかったのは、むろかつの手を離れるとこんなに個性が出ておもしろく予想外にエキサイトしていくんだな、と個人的には隣で補助スタッフ等をやっていて感動と爆笑を禁じ得なかったのは久々でした。そこらへんをじっくりと書いていきたいと思います。
ではまた。
(Text by むろかつ(番頭役))
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