2022/11月例会「第5回ひよし記念」報告#3「1R:近似値グランプリLive編(3)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/11月例会「第5回ひよし記念・秋(G1)」の報告記をお送りしています。3回目は1RのLinerさんの「近似値グランプリLive2022秋」の3回目をお送りいたします。

2022/11月例会「第5回ひよし記念」報告#2「1R:近似値グランプリLive編(2)」

2022年11月14日

↑前回はこちら。

残り3問となりました。

近似値クイズが出題されるたびに数字が大きい順に横一列に並ぶのが名物の「近似値グランプリLive」の2022秋編も10問中7問が終了しました。残り3問でのポイント状況を確認してみますと、

ハマクドーさんが34.25pで首位をひた走る展開に加え、実はここまで7問連続で近似値で全て6位以内に入っており(1問目から通算して2→4→1T(1位タイ)→3→3→2→4位)じわりじわりと追い上げているチヨマルさんが2位、そしてピタリ賞も獲得しているあんどうさんとかよちんさんが3-4位で首位から15点差以内で正直まだまだわからん、という情勢でした。

8問目はこんな問題でした。

Q8「”キリンのサブスク”とも言われている「キリン ホームタップ」の月額会費はいくらでしょう?」という問題でした。

で、このコースでは月に4リットルが配達されるんだそうですが、果たしていくら?という次第ですた。

↑さすがに常日頃、お酒を飲まない(20代前半の頃に痛風で痛い目にあったので…)私としては世間での値段がわからんのでこんなとこで。

一番高いのはハマクドーさんの17000円と、あんどうさんの15000円。ちなみに個人的にはこのお二人がお酒を飲んだ話を聞いたことがありません(^_^;)。

とーぜん、私ははるか後ろのほうに。

そしたら正解は「8250円」でした。まあ確かに居酒屋に飲みに行かないんだったらこんぐらいのお値段でおいしいビールを飲めるのもいいかもしれないなーと納得。

そしたらニアピンはかよちんさんの「7500円」、続いて飲兵衛の三好さんが6900円、奥様のキヨミさん(←結構呑むそうです)の6800円と上位に入り、

4位以下はムギタンの「5500円」、Kavaさんの「4800円」、ひっさつ会長の「4000円」までが入着し、ここでチヨマルさんが次点で8問目にて初めて点が入らない、という事態に。そして1位のハマさんも3位のあんどうさんも無得点で4位のかよちんさんが上位陣の中ではただひとり加点(10点獲得)で暫定2位に急上昇となりました。

Q9は「官報」からの問題でした。

9問目はこんな問題でした。

国の新聞・機関紙の「官報」でございます。上記は平成31年4月1日に「新元号発表」の号外。ちなみに余談としてはこの日、この元号発表の2時間後に93歳だった私・むろかつの父方の祖母(大正15年←大正最後の年生まれです)が亡くなりまして、その1週間後の通夜の会食の席では親戚筋が口を揃えて「うちのばあさん、4つめの元号には間に合わなかったか」とか「うちのばあさん、最後に次の元号を知ってから逝きやがった」と。まあそれはともかく(苦笑)

で、問題はなんだったんだろう…と思いましたら、

Q9「2021年7月14日発行の官報(RCEP(地域的な包括的経済連携協定)が交付された日)の本文・号外は合計で何ページで発行されたでしょう?」という問題でした。ま、実は政府のお知らせから、法律の国家資格の合格者一覧とか、個人の破産宣告とか企業のお知らせ(株式会社とかは「官報をもってする」という定款を明記しているとこも非常に多いです)などなど多岐にわたる為に結構中身は凄いのですが、特にこの時の新条約交付の時は凄かったようです。

…で、私(むろかつ)は「うーん、これも予想はつかねえなあ」ということで、

…阪神ではありませぬ(をい)

で、並んでみると、

Kavaさんの「1927」ページが最も多く、ムギタンが「1327」ページ。をを、ヒグチ薬局のCMばりの(爆)。ちなみにこのネタ、むろかつとかハマさんとか組合サトー。とかもよくやりますが、結構近似値的にはニアピンをかすることが多いです(苦笑)。なお私は今回はすっかり忘れてました(ノД`)シクシク

で、3番手がキヨミさんの「450」ページだったので、私は5番手となった三好さんの手前の4番手に入ることになりました。

そしたら正解を見て全員驚愕する結果に。

「8192ページ」っておい(爆)

結果、この問題は「多い順」に加点ということになりまして、

Kavaさんが1位、ムギタンが2位。…やはりヒグチ薬局の「目標!!1327店!!」はニアピン上位に絡むのか(苦笑)

で、キヨミさんが3位、むろかつが4位で、

三好さんが5位、最後にかよちんさんが6位…ということで、

下位の面々が点数を伸ばしてきた反面、上位陣がほとんど点数が伸びずにラスト問題へ…ということになりました。

なおQ9で出題されたこの「地域的な包括的経済連携協定(Regional Comprehensive Economic Partnership Agreement→ゆえに「RCEP(アールセップ)」と略すそうです)に署名した国は、ASEAN加盟10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)と、そのFTAパートナー5カ国(オーストラリア、中国、日本、ニュージーランド、韓国)とのことでした。さらに条約で取り決められた項目が物凄く多く(20項目ほどあったそうです)、それをそれぞれの国ごとの協定を掲載したので、その紙面のページが本当にどえらいことに…という次第だったようです。

なお官報は昔ながらの紙媒体(各都道府県庁所在地に「官報販売所」というのがあります。紙媒体の場合は1部32ページごとに130円になります)の他にウェブサイト(無料で見れる電子版)もあるそうです。さすがに新聞配達員が死ぬ思いをして配達したものではなかったのはそれは何より(^_^;)

そして最終問題に入りました。

そしてラスト10問目はこんな問題でした。もちろんいつも恒例の「ポイントは倍。ただし難易度は結構あがる」というのもやはり健在でした。

Linerさんはアメリカンフットボールの北米リーグ「NFL」にも造詣が深いんですが、

「NFLの2023-24年シーズンから、木曜日の「サーズディ・ナイト・フットボール」の放映権を米国Amazonが獲得しましたが、その放映権のお値段は1年あたりいくらでしょう?」という問題でした。

ちなみにNFLでは日曜昼間に行われる公式戦とは別に、日曜夜、月曜夜、そして木曜夜に一試合ずつが行われる試合日程になっており、それぞれ「サンデー・ナイト・フットボール(中継放送はNBC)」「マンデーナイトフットボール(以前はABC、現在はESPN)」とこの「サーズデー・ナイト・フットボール(以前はNFLネットワークという専門チャンネル、そして今回からAmazon Prime Videoで放送されることになったそうです)」という番組が存在してるんですが、いずれも全米での視聴率が物凄く高いので、やはり放映権もベラボーに高く、それがNFL各チームにほぼ均等に分配されるので結構各チームは助かっているという側面もあったりします。しかし11年契約か…それも凄まじい。

でまあ、私・むろかつ。ラグビーは多少詳しい(母校が大学選手権の常連だった時代もあったので…)んですが、アメフトはタッチダウンぐらいしか知らず(下手するとラグビーのノリで中継を見てるぐらいで)、こんな天文学的金額では全くイメージがさっぱりつかず、

さきほどの「334」をそのまま流用(?)して、下に「億ドル」をつける始末(爆)。ついでに書くと最近は円安が進んでいてだいたい1ドル=140円前後まで進んでますので、そのレートで考えると「334億ドル」は年間4兆6千億円に(^_^;)。なんか日本の防衛費なみですやん…。

ついでに書くとNFLはシーズン16試合プラス(リーグ上位によるチャンピオン決定戦たる「スーパーボウル」を目指す為のトーナメント戦の)プレーオフしかないので「いやー、それはないわー。16試合なんて下手したらJリーグのリーグ戦のホームの試合よりも少ないじゃん(J1だと18チームなので17試合、J2だと22チームなので21試合。アウェイも同数。そこにカップ戦の試合が加わっていきます)」と思いながらも、そこはアメリカンドリームの国だし、Linerさんの最終問題で「あっと言わせるオチも来るかもしれないから」…とか言いながらこれで突き進むことに。

そしたら周りの面々も凄かった。

最も大きい値段を書いたのはキヨミさんの「350億ドル」だったんですが、隣のムギタンは私と同じ「334億ドル」。いやー気が合うねえ(をい)

で、最も少なかったのが三好さんの5億ドル、続いてひっさつ会長の31億ドルでここで図らずとも(?)「ひよしコンビ」が隣通しに。しかし5億ドルだって1ドル140円計算で行けば700億円/年、31億ドルだって同様に4340円ってとんでもない数字なんすけどね。

※ちなみに今、DAZNがJリーグと契約してるのは2017年から2028年までの「12年間」で約2,239億円だそうです。すなわち1ドル140円計算で15億ドル超。

そして正解は…と言いますと、もう金銭感覚が麻痺しちゃって凄いのかどーかわからん金額に。

「132億ドル」でした。この時は1ドル135円計算だったんですがそれでも年間1兆7820億円。今から思えば30年ぐらい前に湾岸戦争の時に日本政府が「90億ドル」を出す・出さないで世論が沸騰してたのがまさに隔絶の感…というぐらいの、年間契約で1.7兆円以上かよ!!という凄まじい金額でした。

で、この問題でニアピンを取ったのは、

ハマクドーさんが「123億ドル」で1位/20p獲得、続いてチヨマルさんが「72億ドル」で2位/12p獲得という次第に。

そしてあんどうさんが「54億ドル」で3位/8p、さきほどのひっさつ会長が4位/6p、三好さんが5位/4p…で、5人で打ち止めになったのでした。しかしおもしろいもんで、Q8-9で沈黙していた上位陣がラスト問題でトップ3を独占するとはなんつー結末か(苦笑)

で、最終順位はこうなりました。

ハマクドーさんが52.25pで逃げ切り完全優勝(1問目から一度も首位を明け渡すことはありませんでした)、そしてチヨマルさんが43.25pで2位、あんどうさんが35pで3位、かよちんさんが31.5pで4位、そして中位がなかなか大混戦だった今回5位入賞を果たしたのはムギタンの24pでした。皆様おめでとーございます。

そしてハマさんにはLinerさんとむろかつから優勝賞品が贈呈されまして、

2位のチヨマルさんにも賞品が贈呈されて1Rが終了したのでした。

解説と補足と余談など

(こちらも番頭役・むろかつが書いております)

というわけで足早ではありますが1RのLinerさん企画「近似値サバイバルLive 2022秋編」が終了しました。結局、ハマクドーさんが序盤3問連続トップを取り(3問は前代未聞の4人によるトップタイという珍しいのも見られましたが(苦笑))そのまま逃げ切るというシーンと、2位に入ったチヨマルさんが気づけば10問中8問の加点に成功する、というこれまたすごい快記録が見られるとは。思えば凄い回だったなあ、と改めて記録とVTRを眺めながらしみじみと思う今日この頃です。

ちなみに前回の巻末に各回の上位記録の一覧を掲載しましたので、今回のデータも更新して再掲載させていただきます。

第1回(2017年04月) 優勝:組合サトー。45.33p、2位:Uchida 35.33p、3位:ガソダム 32p

第2回(2017年11月) 優勝:三好誤服店 44.5p、2位:むろかつ 40p、3位:ガソダム 35.5p

第3回(2018年04月) 優勝:組合サトー。 35p、2位:Kava 30.66p、3位:三好誤服店 29.66p

第4回(2018年09月) 優勝:T本山 51p、2位:磯部 39p、3位:あんどう 35.33p

第5回(2019年06月) 優勝:三好誤服店 51.66p、2位:キヨミ 47p、3位:ハマクドー 42.66p

第6回(2019年09月) 優勝:T本山 52p、2位:むろかつ 39.5p、3位:ハマクドー 35.16p

第7回(2020年11月) 優勝:三好誤服店 49.66p、2位:ひっさつ 40p、3位:佐伯明日叶 38p

第8回(2021年06月) 優勝:おぐのり 54.25p、2位:むろかつ 28.25p、3位:akahide 28p

第9回(2021年11月) 優勝:ひっさつ 53p、2位:くうちゃん 28p、3位:チヨマル 27p

第10回(2022年11月) 優勝:ハマクドー 54.25p、2位:チヨマル 43.25p、3位:あんどう 35p ←new!

というわけで、第7回までは組合サトー。・三好さん・本山さんの寡占状態だった優勝枠に、第8回からは3連続で全く別の人が入ったということになります。そして優勝点数としては、今回のハマさんの54.25点は第8回のおぐのりさんと並ぶ過去タイ記録だった、というのがいかに3連続ニアピン・最終問題ニアピンの+20pが「効いている」かということがわかると思います。

もっともQ3はトップタイが4人も並んでたので実際の加点は「5.75」点。これがもし単独ニアピンだったらこの4問だけで+40p、すなわちこの時点で3位のあんどうさんを凌駕していたということにもなります(そして4人ともわずか1年でピタリ賞(15p入ります)を外してましたから、それを考えると1年違いで実質15p→5.75pになってしまったという話も(苦笑))。

ゆえに「展開としておもしろくなった」のはチヨマルさんの7連続加点のところと、Q8-9でかよちんさんが途中2位まで追い上げてきたところでして、気づけばチヨマルさんの43.25点も歴代の2位としてはキヨミさんの47点に次ぐ高得点の快記録でしてチヨマルさんもQ3の4人タイのトップ賞で10→5.75点に獲得点数が下がってしまったひとりだったので、ここらへんの勝負のアヤのようなものは想像するとおもしろかったなあ、としみじみと思います。

ついでに前回、私・むろかつが怒涛の10問でわずか1点という過去最低記録を樹立してしまったゆえに記録がオープンとなった歴代最下位の記録もデータ的に更新させていただきますと、

第1回(2017/4):佐伯明日叶7
第2回(2017/11):ひっさつ19
第3回(2018/4):キヨミ・キム兄ぃ8(同点)
第4回(2018/9):カムサ18.33
第5回(2019/6):あんどう13.5
第6回(2019/9):磯部3.5
第7回(2020/11):ハマクドー15.5
第8回(2021/6):チヨマル1.5
第9回(2021/11):むろかつ1
第10回(2022/11):むろかつ・ひっさつ15(同点)←New!

余談としては、前回の巻末には、

「※あ、さすがにむろかつ以外の人が最少得点記録を更新した時は失礼なんで書きませんので、この次は「むろかつが0点で終わった時に」触れたいと(苦笑)」

と書きましたが、今回も最小得点記録の更新はなかったものの、やっぱりむろかつが最下位タイだったので掲載させていただきました。

いやー第7回では今回優勝したハマさんが、第8回では2位だったチヨマルさんが最下位だったんすね。そして前回優勝したひっさつ会長が今回は最下位タイだったのもある意味で「これも凄いデータだなあ」と(^_^;)。そして今回は最下位でも15点までは行ったので、前回更新した1点という珍記録は今回も珍記録のままとなりました。うん、これはネタ的にはまだまだおいしい(をい)。

さて次回からは2RのKavaさん企画「あいうえバトル」が始まります。数多な選択肢がありそうなテーマなのにかぶるもんなんすねえ…次回もお楽しみに。

(Text by むろかつ(番頭役))

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。