こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/07月例会「スーパーオービスSD2025」の報告記を連載しています。5回目は午前3枠に開催されましたキアロさん企画「クイズ!パンデモニウム」報告の1回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
アッキ~さん→キアロさんと「実験的企画」が続きました(多謝)
午前2枠のアッキ~さん企画を終えまして、ちょっとだけ休憩を挟んでから、午前3枠のキアロさん企画に入ります。ここしばらくは「午前2枠」は、岩Q槻ならではの「実験的企画」が結構開催されてまして、特にこのアッキ~さんとキアロさんなどが持ち込んでくださるいろんな企画は、まさに岩Q槻のコンセプトである「基本的にはなんでもアリです」「うちのコンセプトはラボです」「いつもニコニコ明るく人体実験(←ん?)」をより一層楽しく遊べる企画を持ち込んでくださる方が年々少しずつですが増えてきました。本当にありがたい限りです(感涙)。
で、今回のキアロさん企画。思えば初参加をされた翌月の例会から4月→5月→6月→7月と4ヶ月連続企画担当というなかなか凄いことになっておりました。そして初企画の時から問読みや企画MCの声質がまた良くて「とても初めての企画とは思えない」感じとそのクオリティに皆びっくりしてたのですが、まさかの4ヶ月連続開催となってました。なおキアロさん企画はアッキ~さん企画と同じく「企画は当日のお楽しみにね♪」ということにしております。ゆえに例会で配布する企画書のコピーにも詳細は書いておらず、当日、企画内容が発表されて皆が「それも凄い」と唸らされるのがお約束になっております(^_^;)
ついでに書くと以前は「企画の概要ぐらいはせめて、番頭役のむろかつには教えてほしい」と「初参加の方に企画を任せるのはリスクがでかすぎるのでそれはちょっと」という方針だったんですが、それをすべて打ち破ったのが実は午前2枠で担当されたアッキ~さんで、アッキ~さんの初参加初企画のクオリティと、プレイヤー各位の盛り上がりっぷりで「これはもう大丈夫」と太鼓判を押せることになったのが大きかったですね。
と同時に後から参加される方がのびのびと企画をできる土壌も作ってもらっている感じも強く、常々「あ、盛り上がりについては心配することはないです。岩Q槻では大丈夫です。リアクション芸人ぞろいだから企画にハズレはないです」と、緊張している企画担当者の方に言わせてもらっているのも定番化するようになりました(笑)。むしろ個人的には「それぞれの方々の企画の、その趣向やそのクイズ企画等の傾向が違えば違うほど、いろんなバリエーションが広がって実にありがたい」とも思っております。これは5月例会の時に初参加・初企画を担当されたポポロンさんにも申し上げたことでもあったりします。
そういう意味ではキアロさんが実にノビノビと企画MCを担当されて、プレイヤー各位がその意外性たっぷりのおもしろい企画に唸らされつつも、非常に楽しんでいるのを見てきたので、その良い意味で「新しい道を切り開いた」アッキ~さんと、その流れでノビノビと企画をされているキアロさんの企画が連続で開催されるのは「本当にありがたいなー」という目で見ていた次第でした。ゆえに、今回も私はキアロさんの企画の中身は一切知らずにプレイヤーとしてそこにいることになったのでした(笑)。
その「クイズ!パンデモニウム」の企画概要は…。
少し話が長くなりましたが、そういうわけで午前3枠のキアロさん企画の報告記を始めます。今回の企画はこんな概要でした。
企画名「クイズ!パンデモニウム」(銀河戦第10期)
【ルール】
・2人1組のチーム戦です。
・チーム毎に1問1答形式でクイズに挑戦します。
・ターン開始時、1から3までの数の中から1つ選び宣言し、その数だけ問題に答えます。
・すべての問題に正解した場合、宣言した数だけ得点獲得となります。
・誤答した場合、即座にターンが終了+そのターンの得点が0点になります(得点獲得はなりません)。
・ターン開始時に次の3問のジャンルが開示されます(問題数を宣言する数を選ぶ判断材料になります)
・シンキングタイムは問題文が読み切られてから5秒以内です。
・10、20、30、40、50問目は+2点ボーナスとなります。
…という企画でした。
なおネタバレになりますが企画名にもある「パンデモニウム」とは「デーモンのすべて」という意味があるそうで、今回の企画は、地獄や鬼などという問題文のフリや正解の単語が多かった印象でした。

まずは2人1組のチームを作るべく、トランプでの抽選となりました。その結果、

チーム1:ハマクドー・かよちん、チーム2:かつた・ひっさつ会長、チーム3:公太郎・ばいそん
チーム4:KT・むろかつ、チーム5:Liner・ほしまる、チーム6:アッキ~・チヨマル
という組み合わせになりました。
で、各チームごとに席を移動しまして、

奥のMC席のキアロさんを軸に、写真では右側にチーム1→2→3と着席して、左側にチーム4→5→6と着席してました。

で、私(番頭役・むろかつ)は、新進気鋭のKTさんとのコンビということに(個人的には参加人数に端数が出た際には補助スタッフ=得点係と写真係に専念することが多く、あまりコンビとかチームとか組んだことがない方なので「むしろ新鮮でいいなー。しかもKTさんと組めるとはそれもおもしろそう」とほのぼのした気持ちでした(笑))。それでも一応勝負事ですし、クイズ企画に関しては極端に問題の相性如何…となる私としては、「いやーKTさん。足引っ張っちゃったらゴメンね」と先に頭を下げる始末ですた(苦笑)。

↑うちらの対面はチーム1のかよちんさんとハマさんのコンビでした。いやーここも勢いがつくとすごい事になりそう…(^_^;)。
なお今回はキアロさんから例会終了直後に使用問題の全文をいただきまして(多謝)、全50問の報告記をやっていきます。おそらく3回程度の連載となると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
序盤から各チームそれぞれの個性が出る戦い方となってました(笑)
そして企画が始まっていきます。まずはチーム1からの挑戦でした。
【第1ターン チーム1(ハマクドー・かよちん)の挑戦→ヒント:ことわざ・生き物・建築→2問チャレンジへ】
Q3:ことわざで「どんなに無慈悲な人でも、他人に対する憐れみや同情から涙を流すことがある」ということを「何にも涙」という?→鬼の目にも涙(正解1◯)
Q4:花の様子から英語では「悪魔の舌」を意味する名前でも呼ばれ、球茎からは弾力性に富んだ食感の食品が作られる、サトイモ科の植物は何?→こんにゃく(正解2◯)
→チーム1:2p獲得
まず最初に企画MCのキアロさんから出題される最大3問のそれぞれの問題ジャンルを発表・オープンしてもらいまして、それを聞いてチーム(今回はハマさんとかよちんさんでした)が何問挑戦するかを指定して、問読みが始まるという流れでした。あとは2人1組でどっちが答えてもOKというルールでした。
そしたらQ1は「鬼の目(にも涙)」をかよちんさんが、Q2は「こんにゃく」をハマさんが答えて2問とも正解できまして無事に2p獲得となりました。今回は指定した問題すべてを正解したらポイント獲得(最大で+3pまで獲得可能。あとはボーナス問題は+2p追加あり)で、1問でも誤答するとそのセットで正解したポイントが入らないという形式だったので、このポイントがマイナスになるということはありませんでした。
【第1ターン チーム2(かつた・ひっさつ会長)の挑戦→ヒント:建築・文学・宗教→2問チャレンジへ】
Q3:お笑い芸人・春日俊彰の持ちネタにもなっている、雨が侵入するのを防ぐために瓦屋根の端に設置される装飾性の高い瓦のことを何という?→鬼瓦(正解1◯)
Q4:2023年に「はちみつはもう飽きた。」のキャッチコピーでホラー映画化もされた、クマのぬいぐるみとその仲間たちの日常を描いた、A・A・ミルンの児童小説は何?→「くまのプーさん」(正解2◯)
→チーム2:2p獲得
そういうわけで、先程のチーム1がチョイスしなかった「3問目のヒント→建築」がこちらでは次の最初のヒントとして提示されております。チーム2は理系のかつた先生と、文系のひっさつ会長のなかなかバランスが良さそうなコンビ。ひとまず様子見で2問の指定をして、Q3「鬼瓦」Q4「くまのプーさん」を連続正解して、チーム2も2p獲得として幸先の良いスタートを切ってました。
【第1ターン チーム3(公太郎・ばいそん)の挑戦→ヒント:宗教・ことわざ・芸能→2問チャレンジへ】
Q5:死者の名前や年齢などが記録され、閻魔大王などが管理しているとされる書類のことで、日本では「人が亡くなる」という意味の慣用表現に用いられているのは何?→鬼籍(正解1◯)
Q6:似た意味のことわざに「駆け馬に鞭」「虎に翼」などがある、元々力を持っていたものが更に強くなることを「鬼に何」という?→鬼に金棒(正解2◯)
→チーム3:2p獲得
続いては公太郎さんとばいそんさんのチーム3の挑戦。こちらのチームも様子見で2問のチャレンジとなりまして「鬼籍」と「鬼に金棒」を連続正解して2p獲得となりました。いやーここまで横並び(^_^;)
チーム4は、良い意味で(?)「クイズ!歳の差なんて」状態に(^_^;)
クイズ問題チャレンジは、ここからは窓側の方の席に着席した3チームに移ります。
【第1ターン チーム4(KT・むろかつ)の挑戦→ヒント:芸能・漫画アニメ・化学→3問チャレンジへ】
Q7:第3シリーズまでは山岡久乃、第4シリーズ以降は泉ピン子が主人公を演じた、TBSの「木曜21時」枠で放送されていたホームドラマは何?→「渡る世間は鬼ばかり」(正解1◯)
Q8:他の主要キャラクターと比べて戦闘力は皆無に等しいながらも、魔人ブウ編においては一般人にして最大の功労者となっている『ドラゴンボール』シリーズに登場する武闘家は誰?→ミスター・サタン(正解2◯)
Q9:中性子反射体であるベリリウムに近づけると、連鎖反応が生じてより多くの核分裂を起こすため、実験ではマイナスドライバーを隙間に挟んで接触を防いでいた、アメリカの核兵器開発で製造されたプルトニウムの塊のことを何という?→デーモン・コア(正解3◯)
→チーム4:3p獲得
ひとまずヒントを聞いてKTさんに「どうします?」と聞いてみて少し考えた結果、ここでは試しに最大の3問チャレンジしてみることになりました(笑)。「いやー俺にわかる問題がくりゃいいけど、間違えたらKTさんに悪いなあ」とか思って聞いてたら、Q7「渡る世間は鬼ばかり」とQ8「ミスター・サタン」が私が答えて正解し、Q9「デーモン・コア」をKTさんが正解してなんと3p獲得ということに。
よくよく考えてみれば、私とKTさん、おそらく年齢がほぼ倍ぐらい違うので(KTさんがたぶん20代半ばぐらいで、私が昨秋50代に入ってました(泣))、90年代のドラマや漫画アニメを私がカバーできて、一方で私が全く知らなかった科学問題をKTさんが正解されまして、いやーありがたいありがたいと思ってた次第でした。特に大学時代に「ドラゴンボール」をリアルタイムで最終回まで読んでてよかったよかった←で、「ドラゴンボール」終了と共に週刊少年ジャンプを卒業しちゃったので、その後に始まった「ワンピース」は殆ど読んだことがありません(^_^;)。
【第1ターン チーム5(Liner・ほしまる)の挑戦→ヒント:ニュース・法律・特撮→2問チャレンジへ】
Q10(ボーナス問題):1993年8月11日、東京都昭島市役所に「悪魔」と命名された子供の出生届が提出され社会的な騒動となりましたが、この子供の性別は男性、女性のどちら?→男性(正解1◯)
Q11:元々は中世ヨーロッパのローマ法の用語で、土地や物品などの所有権の帰属を明らかにすることの難しさを比喩的に表しており、現在では消極的事実を明らかにすることの難しさを表すのに用いられる言葉は何?→悪魔の証明(不正解)
→チーム5:獲得なし
続いてはLinerさんとほしまる先生のチーム5の初チャレンジ。このあたりからこの企画の問題は「鬼」とか「悪魔」とかにちなんだ問題が多いことが明らかになっていきました。まずQ10は今から30年ちょっと前に社会的にも話題となった「悪魔ちゃん騒動」からのクイズ問題で「その出生届がされた子どもの性別はちどっち?→男性」の問題は正解しました。で、次の問題も正解すればボーナス分合わせて合計+4p獲得だったんですが、Q11「悪魔の証明」はシンキングタイム内に出てこずに無念の不正解で今回のセットはポイント獲得なしという結果に(正解を聞いた後におふたりは「あー」と悔しがってましたね)。
ちなみに「悪魔ちゃん騒動」は社会問題になった後に裁判沙汰になって命名した父親が名前を変えて出生届を出して一件落着となったのですが、夫婦は離婚することになり、更に離婚後にその父親が覚醒剤を使ってたという事で逮捕されてまた世間の話題になってしまうという困ったオチまでついた始末でした。
※しかしそれが昭島市役所だったとは。私(むろかつ)の住んでる福生市の隣の市ですわ、ここ。一時期勤務先として通勤もしてましたし…。
【第1ターン チーム6(アッキ~・チヨマル)の挑戦→ヒント:特撮・戯曲・観光→3問チャレンジへ】
Q12:銭湯の後継者の青年・五十嵐一輝(いっき)と、彼と契約した悪魔・バイスの2人がタッグを組み「1人で2人」の戦士に変身する、「仮面ライダー」誕生50周年を記念して制作された、令和「仮面ライダー」シリーズ第3作は何?→「仮面ライダーリバイス」(不正解)
→チーム6:獲得なし
そして第1ターンのラストのチーム6の挑戦ということに。3問チャレンジを宣言して「おおっ」と声が上がったのですが、Q12「仮面ライダーリバイス」は残念ながら答えが出ずにタイムアップということに。しかし午前2枠の近似値クイズで「特撮ヒーローものが50周年」というクイズ問題が出てましたが、「仮面ライダー」も50周年なんですねー。下手したら(年齢が若ければ)祖父母と孫ぐらいの3世代がトータルで堪能しそうなシリーズになったんだなあとしみじみと感じた次第でした。
【第1セット終了時点(Q12終了時点)の各チームのポイント】
チーム1:ハマクドー・かよちん+2、チーム2:かつた・ひっさつ会長+2、チーム3:公太郎・ばいそん+2
チーム4:KT・むろかつ+3、チーム5:Liner・ほしまる±0、チーム6:アッキ~・チヨマル±0
という序盤の戦いでした。
次回は中盤戦のあたりをお送りいたします。ではまた。
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