こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/08月例会「第8回精霊流しステークス」の報告記の続きです。7回目は2Rの「多答&早押しクイズ」の3回目をお送りします。全5セット中の第3セット目になります。
↑前回はこちら。
予選2Rも中盤戦の第3セットに入ります。
まずは例によってこのセットの企画概要のご紹介から。
□予選2R:多答&早押しクイズ
・先に多答クイズを出題
・正解すれば早押しクイズに挑戦
※なお、この「多答」正解で1つの解答に複数の正解者がいた場合、勝ち抜けは1人(仮に3人正解者がいたら1人だけ)とします。
・2P勝ち抜け/10問限定×5R
※ラウンド毎にボーナスポイントが入ります。
1R 10P+勝ち抜けボーナス
2R 7P+勝ち抜けボーナス
3R 5P+勝ち抜けボーナス
4R 4P+勝ち抜けボーナス
5R 3P+勝ち抜けボーナス
早押しクイズは1問誤答でそのRの解答権剥奪[参考:多答のヒント]
MLB/NPB/ウマ娘/シックスセンス/大晦日
大統領/万博?/ウルトラクイズ/M-1
R-1/KOC/日本全国酒飲み音頭/サッカー日本代表
信長の野望/儒教
…というようなものでした。多答を正解して更に早押しクイズで2◯勝ち抜けを目指すというのが基本概要ですが、多答で正解がかぶった場合は早押しクイズではかぶった人が勝ち抜けた途端にこのセットの回答権は剥奪されるというルールもありました。
そして前回の記事での第2セット終了時点のポイント状況としましては、
【予選2R第2セット終了時の各人のポイント状況】※敬称略
1:ばいそん(多→早2)、2:三振亭遊ゴロ(多→早2)、3:キアロ、4:かよちん1Set2抜け(+19)、5:Liner、6:むろかつ2Set1抜け(+19)
7:マジー(多→早1)、8:ほしまる1Set1抜け(+22)、9:ひっさつ会長(多→早2)、10:じょう(多→早1)、11:あんどう(多→早2)、
12:Kava(多→早1)、13:三好総統、14:キヨミ(多→早1)、15:おぐのり(多→早1)、16:チヨマル(多→早1)
※一応便宜上、「早押しラウンドで勝ち抜けてはいないものの、そのセットで多答を正解して早押しラウンドに進出したプレイヤー」はその回数として「(多→早1)」などと表記しております。
1セット目で勝ち抜けたほしまる・かよちん両氏に続いて、2セット目ではむろかつが勝ち抜けまして、ここから第3セットに入っていきます。
むろかつが「一番やりたくなかった」多答ヒントを指名しまして…。
さてこの第3セットの多答の指名権は前のセットで1抜けした私・むろかつに与えられました。
で、ヒント一覧をちょいと見て「たぶん自分が一番やりたくなさそうなジャンルだろうから→大晦日」を指名しました。というのはたぶん(自分自身の感覚と経験から行くと)、もし「大晦日」で一問多答問題を作るとしたら「大晦日→NHKの紅白歌合戦」だろうと(これがもし「元日」とか「お正月」とかになると、「ニューイヤー駅伝の出場チーム」とか「初詣参拝客が多い寺社仏閣」とか選択肢はどえらく増えるんですけどね)。
まあ私自身、基本的にはこの番組は毎年ほとんど見てないんですね(もともと好きではなかった上に、今から10数年前に某年賀状関係の大晦日勤務を終えて帰宅して、家族で晩飯食べながらリビングのテレビで紅白歌合戦を見てたら、Perfumeを見てて「画面酔い」してから全く見なくなりました(苦笑))。一方でうちの妻は紅白歌合戦は大好きで毎年のようにそのリビングのテレビで見てるんですが、大概、私は自室にこもってYouTubeか、それこそここの岩Q槻ブログの記事を更新していることが多いです(苦笑)
↑去年の大晦日は前回の「精霊流しステークス」の報告記の続きを書いてました。
それゆえに、これをチョイスしました。いや本当にすみません(^_^;)。
そしたら多答問題はこういうのでした。
多答Q3「2024年大晦日放送の「第75回NHK紅白歌合戦」で初出場を果たした10組からひとつ(ただし特別出演のB’zは除く)」
うーん、やはりそういうのでしたか。というか今回の正解からは一応除外されているB’zが特別出演とはいえ紅白初出場だったとは(^_^;)。しかし紅白を見ないという私みたいなタイプのほうが少数派で、そこはクイズをやってる面々で芸能ジャンルも好きな人は得意な人も多かったようです。
A-1(キアロ):「INI」×
A-2(マジー):「新しい学校のリーダーズ」×
A-3(ひっさつ会長):「こっちのけんと」→ばいそん・Kava(合計3名)
そしたら意外に難易度が高かったようで、序盤の回答者としてはキアロさんが「INI(日本人の11人組グローバルボーイズグループで、サバイバルオーディション番組をきっかけに結成されたんだそうです)」と答えるもこの中には入っておらずの誤答という次第に。一応調べたら2023-24年と2年連続で「初出場しそうだけどできなかった」グループの位置づけだったそうです。そして次のマジーさんは「新しい学校のリーダーズ(女性4人組ダンスボーカルユニット。4人共セーラー服を着てました)」と回答するも、初出場は前回・2023年の紅白で、この回は出場してなくて誤答ということになってました。
すると例年は大りアンチ紅白を公言する…もこの回だけは「41年ぶりにTHE ALFEEが出たから見た」というひっさつ会長が出した答えは「こっちのけんと」。
そしたらこちらは正解でばいそんさんとKavaさんとかぶっておりました。結果この3人は早押しラウンドへの進出決定となりました。
↑ついでに書くと、「もし私(むろかつ)がプレイヤーだったら」で書くとしたらこの「こっちのけんと」でした。ま、紅白出た云々は随分後にたぶんこの岩Q槻の春のフリバ会かなにかで「俳優の菅田将暉の弟」という問題が出たことで知った…と記憶してるんですが(更に前回の2025/7月例会のかよちんさん企画の歌詞棒読みクイズでも紅白で歌った「はいよろこんで」が出題されてました)、それと共に我が家では小学生の息子といっしょに、
↑今年の春からNHK-Eテレで始まった「The Wakey Show」という平日の朝夕にやっている子供番組で(アニメの「はなかっぱ」の前後にやってるので結構見てます)、この「こっちのけんと」が主要キャラクターたちと歌う「それもいいね」が毎日ではないんですがそれでも毎週ぐらいの結構高頻度で流れてくるのでしょっちゅう見つけるので、「あ、この人の事か」と。あとはなんかこのぽっちゃり風貌が岩Q槻のメンバーにいそう、という妙な親近感もあるんすけどね(^_^;)。
A4(じょう):「ME:I」→単独正解
A5(あんどう):「Mrs. GREEN APPLE」×
A6(三好総統):「=LOVE」×
A7(おぐのり):「ILLIT」→単独正解
A8(チヨマル):「超ときめき♡宣伝部」×
※Linerさん、キヨミさんはわからなかったので無回答でした。
続く4人目のじょうさんが回答したのは「ME:I(ミーアイ)」という日本人の11人組ガールズグループ。
こちらは今回のオープニングを飾ったアーチストだったそうで正解でした。どうもこの人たちも、先程キアロさんが回答した「INI」と同じ系統のオーディション番組の出身という共通点があるそうです。更に5人目のあんどうさんは「Mrs. GREEN APPLE」と回答するも、こちらは前回初出場・今回で2年連続出場…という実に惜しい誤答でした。
6人目の三好総統は「=LOVE(イコールラブ)」という指原莉乃がプロデュースしている日本の10人組女子アイドルグループ(代々木アニメーション学院に所属している声優を目指す人達で結成されているそうです)は該当なく残念ながら誤答となり、
7人目のおぐのりさんは「ILLIT(アイリット)」という韓国の5人組ガールズグループを回答したところ、こちらは正解に含まれており単独正解で早押しラウンド進出…となっておりました。で、ラスト8人目のチヨマル先生の回答は「超ときめき♡宣伝部」というスターダストプロモーション所属の6人組女性アイドルグループだったんですがこちらは入っておらず誤答でした。この人たちは同じ事務所の「ももいろクローバーZ」、「私立恵比寿中学」の妹分格のアイドルだそうです。
ここから早押しクイズセットに入ります。
というわけで多答をクリアしたのは、「こっちのけんと」を書いてたひっさつ会長・ばいそん・Kavaの3氏、「ME:I」を単独正解したじょうさん、「ILLIT」を単独正解したおぐのりさんの5人となりました。ここから先程同様、10問で2◯で勝ち抜けの早押しクイズのセットに入ります。やはり「こっちのけんと」で答えがかぶってたひっさつ会長・ばいそん・Kavaの3氏は誰かひとりが2◯抜けした瞬間にこのセットの回答権が剥奪されることにもなります。
Q1:「ベラジオオペラ」(父 ロードカナロア、母 エアルーティーン。2024-25年と毎年春に開催されるG1「大阪杯」を連覇した競走馬)→スルー
Q2:「スタミナラーメン」(キャベツ・人参・かぼちゃ・味付けレバーによる具で構成された甘辛い餡を作り、醤油ラーメンの上にそのままかけるメニューの「ホット」と、できあがった餡を冷水で締めた麺に直接かけるメニューの「冷やし」が存在する茨城県ひたちなか市のご当地ラーメン)→おぐのり1◯
Q3:「18文字」(日本の競馬の競走馬の文字数はカタカナだと9文字以内ですが、アルファベットだと空白を含めて何文字以内で)→スルー
Q4:「セルライト」(オレンジの表面のようにでこぼこになることから「オレンジピールスキン」とも呼ばれる、皮下の細胞同士が付着または脂肪に老廃物が付着して固まった状態を)→スルー
Q5:「ネオユニヴァース」(父 サンデーサイレンス、母 ポインテッドパス。2003年の皐月賞と東京優駿を制覇した競走馬で、引退後は種牡馬としてネオリアリズム、ヴィクトワールピサ、ロジユニヴァースなどを輩出した)→ばいそん1◯
Q1は競馬問題。去年・今年の大阪杯を連覇した「ベラジオオペラ」の問題はスルーに。で、序盤の5問で正解が出たのはQ2の「スタミナラーメン」をおぐのりさんが、Q5「ネオユニヴァース」でばいそんさんがそれぞれ1◯を積んでました。一方でQ4「セルライト」は「やっぱそうか。押せばよかった」とおぐのりさんなど何人かが押せずに無念、というシーンがありました(苦笑)
Q6:「野口みずき」(ハーフマラソンでは34戦21勝と活躍がめざましく「ハーフの女王」とも呼ばれていた元陸上選手で、初マラソンとなった2002年の名古屋国際女子マラソンで初優勝、更に2004年のアテネオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した)→じょう×/回答権剥奪
Q7:「長府[ちょうふ]」(「長門国の国府」が置かれていた事から名付けられたとされる、現在の山口県下関市に南部にある地域)→Kava×/回答権剥奪
Q8:「ドウデュース」(その名前は英語で「する」という意味のタンゴとテニス用語で「勝利直前」がつけられた、2021年の朝日杯フューチュリティステークス、2022年の東京優駿と有馬記念などを制して、G1で5勝した競走馬)→ひっさつ会長1◯
Q9:「ほにゃらら」(1970-80年に人気を博したTBS系列のクイズ番組「ぴったし カン・カン」で、司会の久米宏が問題を読み上げる際に正解の言葉を伏せるときに使った言葉が広まった)→ばいそん2◯(1抜け!!)
Q10:「松方正義」(あまりにも子沢山だったことから、時の明治天皇から「何人子供がいるのか」と尋ねられたが、咄嗟に思い出せず「後日、調査の上、報告申し上げます」と返答したエピソードがある、第4代・第6代の内閣総理大臣を務めた政治家)→スルー
Q6はアテネ五輪の女子マラソンの金メダルを獲得した「野口みずき」の問題で、じょうさんが「福士加代子(4大会連続で五輪に出場した長距離ランナー)」と答えて誤答で回答権剥奪ということに。なお調べたら福士加代子選手は元々は5000mと10000mの日本代表で、後にマラソンに転向して2016年のリオ五輪では女子マラソンの代表で出場してたそうです。
その後は、Q7「長門国の国府が置かれていた→長府」をKavaさんが「門司」と誤答して回答権剥奪となり、Q8は「英語で「する」+テニス用語の勝利目前から投げつけられた→ドウデュース」をひっさつ会長が正解して1◯に。「おや珍しい。競馬問題をひっさつ会長が取るなんて」と思ったんですが、後から調べたらやはり「ウマ娘」にこのキャラクターがいまして「なるほど」と(^_^;)。
そしてQ9「「ぴったし カン・カン」で司会の久米宏が問題を読み上げる際に正解の言葉を伏せるときに使った→ほにゃらら」という問題では、共に勝ち抜けリーチがかかったばいそんさんとおぐのりさん(しかも席がほぼ対面でした)で激しい押し合いになるも、間一髪早くランプがついたのはばいそんさんで「ほにゃらら」と答えて正解チャイムが鳴り響き、このセット1抜けとなりました。なおこのセットではばいそんさんは+17p獲得と相成ってました。
ラストのQ10は明治時代の総理大臣「松方正義」の問題は「明治天皇から何人子どもがいるのかと尋ねられても、その多さに思い出せずに即答ではなかった」というなかなかおもしろいエピソードの問題でしたがスルーでした。一応調べたら本妻だけで4男1女、妾の子も含めると15男11女の26子も作り、更に奥様は妾の産んだお子さんもちゃんと手塩にかけて育てていったという逸話を知って「えらい奥さんだねー」と(^_^;)。
次回は第4セットをお送りします。
で、第3セット終了時にはこんな感じに。
【予選2R第3セット終了時の各人のポイント状況】※敬称略
1:ばいそん3Set1抜け(+17)、2:三振亭遊ゴロ(多→早2)、3:キアロ、4:かよちん1Set2抜け(+19)、5:Liner、6:むろかつ2Set1抜け(+19)
7:マジー(多→早1)、8:ほしまる1Set1抜け(+22)、9:ひっさつ会長(多→早3)、10:じょう(多→早2)、11:あんどう(多→早2)、
12:Kava(多→早2)、13:三好総統、14:キヨミ(多→早1)、15:おぐのり(多→早2)、16:チヨマル(多→早1)
※一応便宜上、「早押しラウンドで勝ち抜けてはいないものの、そのセットで多答を正解して早押しラウンドに進出したプレイヤー」はその回数として「(多→早1)」などと表記しております。
次回は第4セットの模様をお送りいたします。ではまた。
久米宏です。 ニュースステーションはザ・ベストテンだった/朝日新聞出版/久米宏
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