こんにちわ、番頭役のむろかつです。2021/12月例会の報告記の10回目をお送りします。第10回目は3Rに行われましたメイン企画の「たほいや」の1回目になります。ここから完全なチーム戦であり毎年恒例の一戦。各チームのビミョーな駆け引きっぷりなどをお楽しみください(笑)。
↑前回はこちら。
チーム及び基本ルールなどはこんな感じでした。
今回のメインは第20期竜王戦として開催された「たほいや」。
前回はちょうど1年前の2020年12月例会。毎年恒例の事実上のメイン企画でもあり、現時点では岩Q槻唯一の「チーム戦によるメイン企画」と銘打たれている企画でもあります。
↑1年前の例会はこんな感じでした。
そして1R開始前にジャンケンおよびプール制抽選で分けられたチームは以下の通りでした。
Aチーム:nao・磯部・山田はまち・チヨマル
Bチーム:檸檬・ばいそん・かよちん
Cチーム:キヨミ・ハマクドー・Kava・T本山
Dチーム:三好誤服店・ぽちょ兄貴・ひっさつ会長・くうちゃん
で、これまた毎年恒例なんですが、YouTubeにあがっていた元祖「たほいや」のルール説明を見てもらいました。
で、こちらの「たほいや」の基本ルールはこんな感じでした。
[チーム編成]
・原則的には4-5チームで。2-4人で1組程度で組む予定です(なお最大で6チーム×3-4人程度で考えています)。
・各チームに最初に渡される基本点は10点から(10個分のお菓子を使います。さらにホワイトボードで得点管理をいたします)。
[主なルール]
1.親を決める
くじ引きで決めます(トランプかウノをひいてもらいます→今回はジャンケンでした)。親は一チーム一回とします。2.親は、辞書の中から誰も知らなさそうな単語を探し、それをひらがなで書いて他の人に提示します。
※もしその単語を完璧に知っている人がいたら、その人は別の単語を要求することができる(ここはゲームの特質上、必ず申告してください)。3.親は選んだ単語の、広辞苑に書いてある「意味」の部分をそのまま紙に書く。
4.子はその単語を聞いて「意味になりそうな言葉」を考えて紙に書き、親に手渡す。
(この「3-4」の2つの作業のシンキングタイムは「5分間」とします)5.親は子が書いた紙も見て、選択肢の出題する順番を決めて、口頭で読み上げる。
6.子は先に賭ける枚数のみを提示する。ただし1-3個の間に限定する。
7.次に、子の全員が同時に、どれに賭けるかを提示する。
※当たり前ですが、子が自分で書いた選択肢を選ぶことはできません。8.親は正解を発表し、清算する。
9.正解者は、賭けた枚数と同じ数のチップを親から受け取る。
10.不正解者は、賭けたチップを選択した解答を書いた人に払い、さらに親に1枚チップを払う。
11.全員(チーム戦の場合は全チーム)が親を務めたら1ゲーム終了。チップの多い人が勝者となる。
[得点変動]
こちらの総得点が今回の順位となります。
【子の場合】
・問題に正解した(親が書いた選択肢を当てた)場合→賭けた分のポイントが増える。
・問題に不正解した場合→親に1ポイント与えるために1ポイント減る。
・仮に子全員が不正解だった場合→親に2ポイント与えるために2ポイント減る。
・更に間違えた場合は間違えた選択肢を作ったチームに1ポイント与え、それを作ったチームが受け取る。
【親の場合】
・子に自分の書いた選択肢を当てられてしまった場合→それぞれ賭けた分のポイントが減る。
・子が不正解だった場合→1人につき1ポイント増える。
・全部の子が不正解だった場合→1人につき2ポイントずつ増える(子が5チームだった場合10ポイント増える)
こんな感じでした。ちなみに主なルールの2.の米印のとこに書いてある「※もしその単語を完璧に知っている人がいたら、その人は別の単語を要求することができる(ここはゲームの特質上、必ず申告してください)。」は、ゲームのクオリティ的には結構重要な部分でして、実際にこの日は磯部さんが「それ知ってます」と正直に申告してくれまして事なきを得た…ということがありました(多謝)。
今回もむろかつが数年前にブックオフで購入してきた広辞苑の第6版(今は最新版で第7版が出ています)と、たまたま息子のクリスマスプレゼントを買うべく入った昭島モリタウンのトイザらスで見つけた300円30本入り×2セットの「うまい棒」を点棒として使うことになりました。
ちなみに最終的に各チームに残った分は皆さんで仲良くお持ち帰りになっていただいて、残った分はむろかつ宅で息子のおやつになる予定でした(苦笑)。いやー発達障害かつ摂食障害持ちなんですが、11月ぐらいから放課後等デイサービスでうまい棒とか、たべっ子どうぶつとかのおやつも食べるようになったらしいんですね(^_^;)
その後に、今回もくじを忘れたのでじゃんけんで「親」を決めました。
で、おもしろいのは勝ったチームが「親」を選べるというシステムで、檸檬さんのBチームが三好さんのDチームを「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部宜しく(?)親に指名しておりました(笑)
奇しくも因縁深い(?)ひよしコンビが同じチームになって改めて「ひどいでしゅーひどいでしゅー」と泣きが入るひっさつ会長でした(苦笑)
Q1はDチームが親になり「ねじど」という問題になりました。
そしてDチームは広辞苑に首ったけになって問題決めに入りました。
ここの時間だけは「親」以外の皆さんは何もすることがないので、静かめに談笑したりおやつを食べたりとかしてました。
で、Dチームが提示したQ1の問題は「ねじど」でした。
そしたら今度は「子」チームの皆さんのシンキングタイムとなりまして、
↑Aチーム
↑Bチーム
↑Cチーム
逆に「親」チームの皆さんはヒマーな時間になるわけですね、はい(苦笑)
で、「子」チームの皆さんはいろいろと検討した末に、ルーズリーフに偽の答えを書いて、それを紙で折ってから「親」チームに渡すことになります。そして各チームから集められた偽正解をDチームが本当の正解とうまく混ぜて、AからDまでの選択肢に並べ替えて、そして口頭で問題選択の発表となりました。
得点板には毎度おなじみのむろかつのボケ選択肢と共に、今回はこんなんでした。
【Q1「ねじど」】
1.石川県能登地方から取れる土
2.アラビア半島中央部の高原地域
3.北海道の方言で、鉱山で働く人のこと
4.九州地方で食べられる、ゴボウを原料とする郷土料理
ボケ.ダライ・ラマ14世の家庭教師の人
まあむろかつのネタはともかく(←つーか、ダライ・ラマ猊下ご本人やごくごく近い親族ならばまだしもその家庭教師程度の人がなぜ日本の「広辞苑」に??(失笑))、国内3つに国外1つ。しかも石川県・北海道・九州とうまーく分かれていて、そん中にアラビア半島の選択肢が混ざっている…ってのが、なんともDチームのシャッフルの絶妙さも感じる選択肢でありました。
で、これを踏まえて「子」チームのシンキングタイムが始まりました。今度は正解の選択肢と、賭けるうまい棒の点棒の数(1問あたり最大で3本)を決めなければなりません。
結構、理屈や理由付けの話し合いが続いていて、毎度のことですが皆さん真剣にやってるのがいいですねー(笑)
それを「選んだ理由」を聞くのもこの企画の醍醐味です。
で、シンキングタイムが終了し、各チームにホールドアップしてもらいました。
で、この次は各チームに「選んだ理由」も語ってもらいました。これがたほいやの醍醐味の一つでもあるんですね、実は。ちなみに各チームの代表の人に語ってもらったんですが、ここらへんは各チームにおまかせしておりました、はい。
【Q1「ねじど」の予想した選択肢と、その理由】
Aチーム:「3番/北海道の方言で、鉱山で働く人のこと×2点」
「1番は「ど→土」から来ていると思ったんで外しまして、2番が一番それっぽいんだけどむしろそれっぽすぎるんじゃないかなと思い、一番「らしい」3番にしました」(山田はまちさん)Bチーム:「2番/アラビア半島中央の高原地域×1点」
「消去法によります。特に1番は「ど→土」から来ているんではないかと」(かよちんさん)Cチーム:「2番/アラビア半島中央の高原地域×1点」
「4人で相談した結果、これが一番「そうじゃないかなー」と一致しまして」(Kavaさん)Dチーム→今回の「親」でした。
いずれも1番と4番は選択はなく2番か3番か…ということになりました。
↑Bチームで選んだ理由説明をしてくださったのはかよちんさんでした。
そして正解発表はこんな感じになりました。
【Q1「ねじど」】
1.石川県能登地方から取れる土→Cチーム
2.アラビア半島中央部の高原地域→広辞苑/B・Cチーム
3.北海道の方言で、鉱山で働く人のこと→Bチーム/Aチーム
4.九州地方で食べられる、ゴボウを原料とする郷土料理→Aチーム
と、正解はなんと2番。唯一の国外モノ(?)が正解でした。
↑正解の瞬間のB・Cチームの皆さん。
一応検索して調べてみたら、
・ネジド(読み)ねじど(英語表記)Nejd(コトバンク)
「コトバンク」にありました。いわく、
サウジアラビア中央部にある岩石砂漠の高原地帯。平均標高800メートル、面積115万8000平方キロメートル。イスラム教ワッハーブ派の発祥地、国王一族の出身地で、首都のリヤドがある。地形は西に高く東に緩やかで、北西部にシャンマル山地、東部にトゥワイク山地が横たわる。
トゥワイク山地西部には石灰岩層に沿って急崖(きゅうがい)が形成され、その崖(がけ)下にはオアシスやワジ(涸(か)れ川)がある。リヤドはこの地方最大のオアシスで、トゥワイク山地中央の湾曲部に位置する。リヤド、ウナイザ、ブライダなどのオアシスでは、ナツメヤシ、イチジク、オレンジなどの果物が栽培されるが、他の地域ではおもに遊牧が行われる。年降水量は170ミリメートル前後で、夏の日中気温は45℃を超えることが多いが、冬には最低気温が0℃近くになる。
…とのことでした。いやーいきなりまさかの外国語モノとは(^_^;)
というわけで、2番が正解でB・Cの2チームが正解ということになり、この結果、ルールに沿って以下のような得点変動が発生しました。
その1:誤答した人たちの分(Aチーム(-1)→親のDチームへ(+1))
その2:誤答する選択肢に賭けてしまった分(Aチーム(-1)→Bチームへ(+1))
その3:親から正解した人たちの分(親のBチーム(-2)→Bチーム、Cチームへ(各+2))
で、1問目終了時点でこうなりました。
A:8点(-2)、B:12点(+2)、C:11点(+1)、D:9点(-1)
このような感じで残り3問やっていくことになります。果たしてどんな決着が待っていることやら…。次回に続きます。
余談など(今回、解説はありませぬ(ノД`)シクシク)
(こちらも番頭役のむろかつが書いております)
いよいよ最終企画となりました。毎年恒例の「たほいや」になります。
ところでこの合間に、ここで岩Q槻初参加の檸檬さんが1問目のシンキングタイムの途中で実に素朴な疑問な一言を言い放っておりました。
「あれ?あんた、広辞苑なんて持ってたの?」
…と。
こちらの広辞苑は2017/12月例会の前日に、地元・福生のブックオフで購入したものでした。
・明日のクイズサークルの例会の為に、ブックオフで広辞苑を買ってきた(苦笑)
こちらは私・むろかつの個人ブログの2017/12/9付の記事です。岩Q槻では最初にたほいやをやった2017/12月例会の例会前日に地元のブックオフで売ってたものを3500円で買ってたようです(いや、この記事を再確認するまでは2000円ぐらいだと思ってたんですが(ノД`)シクシク)。
で、どうも妻はそれを知らなかったというのが今回明らかになった次第です、うーむ。
実は我が家は4年半前ぐらいから私と妻子の寝る部屋を分けまして、もともとは夫婦でパソコン部屋として使ってた部屋(新築リフォームした際には「子供部屋」という設定だったらしいんですが)を私の寝室兼書斎になりまして、ドア横の4段棚(←ニトリで買いました)の最下段に、
↑こうしてちんまりと広辞苑が置いてあるんスね。基本的にはこの「たほいや」でしか使わないので置物と化しているので気づかないのも道理なんスけどね。
ついでに書くと右隣に斜めになっているのは岩Q槻専用のプロジェクター(私が自費で購入したんですが結局、岩Q槻でしか使ってません…)で、11月例会の時にかばんのファスナーが完全にぶっ壊れましてこれを書いている1月11日の翌日、1月12日に新しいプロジェクター用のかばんが届く予定です(さすがに昨日、会計からAmazonで買いました。こちらのかばんについては後日、別記事にする予定です)。
以上です。
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