こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/12月例会「第6回ガソダム記念」の報告記をお送りしております。6回目は1Rのむろかつ企画「座・ムダ長文(2段階早押しボードクイズ)」報告の6回目をお送りいたします。第2セット終盤戦。またまたひよしコンビの壮絶な大激戦とボードでの丁々発止のやり合いが(失笑)
↑前回はこちら。
残り5問。やはり「ひよしコンビ」は仲睦まじい(失笑)
さて前回の第2セットQ10終了時の各人のポイントは以下の通りでした。
【Q10時点:ひっさつ+31、三好+38、Kava+41、キヨミ+9、くうちゃん+5、山田はまち+27、チヨマル+10、かよちん+18】
Kavaさんが順調に逃げるも、そこにひよしコンビが交互に追い上げて熾烈な2位争いを繰り広げて…という展開でした。続くQ11からは更に熾烈な激戦が繰り広げられていきます。
Q11:類義語としては、「海に千年山に千年」「酢でも蒟蒻(こんにゃく)でも」というのもある、”その人のずる賢さや頑固さからどう対処しても扱うことができない”または”こういう人の扱いは難しい”という際に使われることが多い/、「どうやっても思うようには扱えない」という意味の/ことわざを、調理方法をあらわす表現を用いて何というでしょう?
A11:煮ても焼いても食えない(「食えぬ」でも正解)
続いての問題は…まあ「誰」というのははばかられますが、少なくても褒め言葉ではないです(失笑)。ここでは前半では誰も押さず・ボードにも至らず、後半の早々にひっさつ会長がポーンと押しました。そして最後まで聞いて「ああ、そうか」と気づく面々多し。そして「これって、三好さんのことですかね?」「何のことだか?」とむろかつと三好さんのやりとりも(苦笑)
そしたら押したひっさつ会長以外のボード回答のシーンで、
またひっさつ会長を挑発する矢印を(爆)。それを見て既にボードを書き終えてたひっさつ会長も負けじとサラサラとペンを走らせ、
お互いを指して「煮ても焼いても食えない」で正解してました(苦笑)。
で、正解したのは後半押しのひっさつ会長(+7)、後半ボードの三好さん、Kavaさん・山田はまちさん・かよちんさん(各+1)でした。
【Q11時点:ひっさつ+38、三好+39、Kava+42、キヨミ+9、くうちゃん+5、山田はまち+28、チヨマル+10、かよちん+19】
ひっさつ会長で三好さんに追いついたのかなーと思ってたら、三好さんもかろーじて+1で同点にはならず(笑)。しかし暫定首位・Kavaさんに3-4p差まで迫る勢いで、続くQ12はこういう問題でした。
Q12:その市内およびほど近い場所に広大な敷地のある日野自動車の工場があることから、「トントントントン日野の2トン」という軽快なCMのキャッチフレーズにちなみ、2022年4月から4年間のネーミングライツを得て「ヒノトントンZOO」の名称で営業するようになった市営の動物公園がある/、東京都西部の市は/どこでしょう?
A12:羽村市
続いての問題はむろかつにとってのご当地問題(住んでいる福生市のすぐ隣になります)。ところが各人の回答は「多摩市(=多摩動物公園があります)」と「日野市 (文字通り、日野自動車の本社がある企業城下町であります)」に二分され、三好さんも「多摩市」と書いていて全員不正解でした。
ちなみに日野自動車は戦前の昭和恐慌の際に前身の企業(東京瓦斯電気工業株式会社)が企業・工場誘致されて本社および工場を置いたのが今の日野市、当時の南多摩郡日野町で、同様に現在のセイコーエプソン(当時はオリエント時計)、コニカミノルタ(当時は六桜社→小西六、後にコニタ)、神戸製鋼所なども工場を置いてたそうです。現在は日野市・羽村市・茨城県古河市・群馬県太田市にそれぞれ大きな工場がありますが、問題にも出てきた「羽村工場」では小型トラック・SUVを主に製造しているとのことです。
1-3位争いもより熾烈に。
続くQ13は芸能問題でした。が、「よーく聞いてくださいね」と注意が入ってから読まれました。
Q13:NHK大河ドラマで、1988年に第26作目として中井貴一主演で放送された新田次郎原作の「武田信玄」の主人公はもちろん武田信玄でしたが、2007年に第46作目として内野聖陽(まさあき)主演で放送された/井上靖原作の「風林火山」の/主人公はその武田信玄の軍師だった誰だったでしょう?
A13:山本勘助
今回は前半のポイントが結構後ろの方でしたが、その途中にポーンと押したのはひっさつ会長でした。そして前半ボードを宣言したのはKavaさんとチヨマルさんとかよちんさんの3人でした。なお内野聖陽(まさあき)は後に2013年より芸名の名前の読み名「せいよう」と改めてますが(読みづらかったんでしょうな、きっと)、この当時はこの芸名で活動してたのでこの読み方にしました。
で、正解の「山本勘助」。正解したのは前半押しのひっさつ会長(+12)、チヨマルさん・かよちんさん(各+4)の3人のみでした。
【Q13時点:ひっさつ+50、三好+39、Kava+42、キヨミ+9、くうちゃん+5、山田はまち+28、チヨマル+14、かよちん+23】
これで一気にひっさつ会長が+50pまでポイントを伸ばして暫定首位に浮上、ついでに残り2問目で前半押しまたは後半押しプラス前半ボードあたりを成功すれば60p勝ち抜けまで見えてくるとこまでやってきました。
余談としては、「武田信玄」版の山本勘助は西田敏行で、「風林火山」編の武田信玄は当時の市川亀治郎(今の市川猿之助)だったりします。っかし西田敏行はNHK大河ドラマでは14作品に出演しており、天皇(後白河法皇)から徳川将軍(家康、秀忠、吉宗)、豊臣秀吉、西郷隆盛、更にこの山本勘助、おまけにこの後のQ15の問題文に出てくる山県有朋まで演じていて、文字通り「江戸幕府を作り、継ぎ、立て直し、それで薩長側に立ってぶっ壊す」という、極めていい意味で節操がないぐらいいろいろと(以下略)
残りは2問。Q14はこんな問題でした。
Q14:現在、公営競技の「ボートレース」の競走格付けの中で、最高峰のクラスに位置する「スペシャルグレード、SG」の8レースのうち、最も格が高いと言われている「GRANDE5(グランデファイブ)」の5レースとは/、3月の鳳凰賞競走・総理大臣杯、5月の笹川賞、8月のモーターボート記念競走、10月の全日本/選手権競走と、あとひとつ12月に開催される通称を「グランプリ」と呼ばれている何でしょう?
Q14:賞金王決定戦競争(賞金王決定戦でも可)
去年は「M-1グランプリ」生中継の真裏で接触による妨害失格などが発生して42億円の売上のうち41億円が返還という凄まじい出来事があったニュースもありましたが(以下略)。ここではかよちんさんが後半押しをしておりました。
で、「賞金王決定戦(競走)」。正解したのは後半押しのかよちんさん(+7)のみでした。しかしワンレースで賞金1億円とは凄まじい…。
【Q14時点:ひっさつ+50、三好+39、Kava+42、キヨミ+9、くうちゃん+5、山田はまち+28、チヨマル+14、かよちん+30】
最後のQ15は、理系問題+皇族問題+怪しい事件史という困った問題が…(^_^;)
そしてラストのQ15。むろかつが苦手な「理系問題」でありむろかつが大好きな(?)「怪しい事件史問題」そして「皇室問題」をミックスしたようなラスト問題はこんなのでした。
Q15:大正9年から10年にかけて発生した大正天皇の皇太子・裕仁(ひろひと)親王と妃に内定していた久邇宮(くにのみや)家の良子(ながこ)女王の婚約について、当時の元老・山縣有朋らが婚約辞退を迫った「宮中某重大事件(きゅうちゅうぼうじゅうだいじけん)」は、そもそもの最大の要因は良子女王の実家である久邇宮家の一族の多くにこの遺伝性の異常が見つかったからという説が有力視されている/、我が国では男性が5%、女性は0.2%の割合で持つといわれている「ヒトの色覚が正常色覚ではない事を示す」ものを何というでしょう?
A15:色盲(色覚異常、色覚特性でも可)
…明らかに「そこまで問題は行かねえだろう」って予測でここに組み込んでるのがありありだな番組屋(ノД`)シクシク。しかしラスト問題まで行ってしまったこの状況、それでも「まあ最後まで読めばどーにかなんだろうなー」とか思いながら問読みしておりました(苦笑)。そしたら前半ラストの「有力視されている」のところでポーンと押したのはチヨマルさん。「いやーナイスチャレンジ、ありがたいねえ」と内心思ってた私・むろかつ。で、最後まで読まれて後半ボードに挑むことになった段階でサラサラと書き始めた人がぼちぼちいたのは何よりでした。
で「色盲」を正解したのは、後半ボードのひよしコンビ・くうちゃんさん・山田はまちさん・かよちんさん(各+1)と、
前半で押したチヨマルさんが正解してラストに+12pを獲得していきました。いやーこういうとこがあるからチヨマルさんのナチュラル知識と勝負度胸はやっぱりあなどれないっすねえ(笑)
一応こちらも余談と解説的なコメントを入れさせてもらうと、この当時の大日本帝国の陸海軍は色盲=色覚異常の者を不採用・不合格にする身体規則があり、ゆくゆくは生まれるだろう「皇太子裕仁殿下(=後の昭和天皇)の長男」が母方(この場合は良子女王=後の香淳皇后)からの遺伝を継いだ際に、将来天皇に即位し大元帥となるべき者がもし色覚異常であっては非常に困る…ということで当時の日本陸軍のボスであった元老・山県有朋が難色を示したのがきっかけだったようです。
なお最終的には懸念されていた、その昭和天皇の長男として生まれた明仁親王(=後の昭和時代の皇太子→平成の天皇陛下、現在の上皇陛下)は昭和8年生まれで終戦時には学習院初等科5年生・12歳だった為に一度も軍務につくことはなく(父である昭和天皇の意向もあったそうですが)、結果、実際に色盲があったのかどうかはわからないままだったそうです。
【最終結果:ひっさつ+51/1位、三好+40/3位、Kava+42/2位、キヨミ+9、くうちゃん+6、山田はまち+29/5位、チヨマル+26、かよちん+31/4位】
…となったのでした。結果、ひっさつ会長はこれで勝ち抜けでほぼ3位以上は確定(かよちんさんの第3セットの順位次第では2位の可能性も)、Kavaさんが2位、三好さんが3位、かよちんさんが4位…という上位陣の顔ぶれとなったのでした。
さて次はラストの第3セットに入ります。ではまた。
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