こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/07月例会の報告記をお送りしております。第8回は3Rに行われたLinerさんの早押しクイズ企画の1企画目「同意クイズ」の4回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
残りが10問になります。
前回の終了時であるQ30での各人の得点状況はこんな感じでした。
【Q30時点のポイント】
あんどう+5(+5)、Kava+3(+5)、かよちん+5(+1)、ハマクドー+5(±0)、おぐのり+3(+1)、ぽちょ兄貴+7(+1)、チヨマル-2(-1)、ばいそん+7(+1)、むろかつ-1(±0)
ぽちょさんとばいそんさんが+7で並び、3番手にあんどうさん・かよちんさん・ハマクドーさんの3人が+5で並んでいる…というのが上位陣の状況でした。さて残り10問、どんな結末が待っているのでしょうか?
※なお7/25にLinerさんから問題文全文のコピーをいただきましたので差し替えました(多謝)
Q31:銀行の総合口座において、自動引き落としなどで払い戻しを請求された額に対して預金残高が不足する場合、担保となる金融商品から自動的に資金を貸し付ける機能のことをなんという?→当座貸越【スルー】
Q32:スティックを回し、遠心力を利用して網の中にボールを収める、ラクロスに/おける技法。ANAが国際線ボーイング787型機のビジネスクラスで採用している座席タイプの名称。ノートパソコンやスマートフォンなどにおいて、本体を据付けて各種拡張や充電を行うための置き台。これらに用いられる「ゆりかご」という意味の英単語と言えば何?→クレイドル【あんどう○+2、ハマクドー:同意○+1】
Q31は「当座貸越」という問題はスルーでした。個人的には昔、独身時代に給料日前に関わらずどーしても不可避な出費が発生した際にゆうちょ(当時はまだ民営化前でした)の口座から5千円ぐらい引き出してマイナスになったけど引き出せたってことがありました。あれはゆうちょの口座に定期預金を入れてたかららしい、というのは後から知った次第でした(1万円ぐらいまではOKだったようです。勿論、直後の給料日に入金されてしっかり返せたのは言うまでもありません)。
続くQ32はラクロスの「クレイドル」という「網の中にボールをおさめつつ、走ったり、パスやシュートの準備をする」プレーの問題。こちらは「ラクロスの」で何人か一斉に押してまして、あんどうさんが答えて正解、ハマさんが同意してこれまた正解でした。
↑こちらを見た感じでは、サッカーやバスケでいうとこの「ドリブル」のような、基礎的な動作だけど慣れるまでが結構難しいみたいですね。
Q33:「メタい」といえば、漫画・アニメなどの登場人物が「ページの関係で」「この作品ではこういう設定なの」など/、作者や読者・視聴者しか知りえないことについて作中で発言する手法のことですが、現在の名前を「メタ・プラットフォームズ」というアメリカの会社が運営しているソーシャルネットワーキングサービスで、同社の旧名と同じもの、といえば何?→Facebook【Kava×-1、かよちん:同意×-1】
続くQ33はアニメ・ゲーム系の問題なのかな?と思ってたら急転直下、実は企業問題だったという「Facebook」が正解の問題(なおInstagramもこのMetaが運営してるそうですが、旧会社が別なんだそうです)。Linerさんが前フリはちょっと早めに読んでいたので何かあるのかなと思ってたら、前半で複数人が押してKavaさんが「メタファー」と答え、2着判定のかよちんさんが同意したところで誤答ブザーが。
でまあ個人的には前半の「メタい」で即座に脳裏に浮かんだのは、漫画「ドラゴンボール」での、
↑この亀仙人の一言でしたけどね。実際にこの作品、ここからがここまでの約2倍超の連載回数が続くことになるわけですが(爆)
Q34:やり投げ、砲丸投げ、ハンマー投げなど「なげ」にも色々ありますが、レースや試合などで、圧倒的に強いと/目されている者が、不安な点を全く見せずに快勝した場合に用いられる表現といえば「何」なく勝つ?→危なげ【Kava×-1】
Q35:競輪の場外車券売場はサテライトと呼ばれますが、ボートレースの場外舟券/売場は呼び方が2種類あります。比較的新しい「ボートレースチケットショップ」と、旧来の場外売場の名称である何?…とここまで言ってもわからない人に大ヒント。「ボートの桟橋」という意味の英語と神戸の観光地の名前に引っ掛けた洒落のあるネーミングです。→ボートピア【おぐのり○+2、かよちん:同意○+1】
Q34は「危なげ」。日常では「危なげない」という言い方で使うことがたびたびありますが「確かに”いろいろとある”わー」と苦笑いする面々多し。そしてQ35は「ボートピア」。こちらはおぐのりさんが正解しかよちんさん同意でそれぞれ+2、+1の加点となりました。残りは5問。
Q36:道路にある信号機で、矢印の色として存在する/のは、自動車用の緑と路面電車用の何色?→黄色【おぐのり×-1、あんどう:同意×-1】
Q36はかなり早いポイントで押したのはおぐのりさん。が、「オレンジ」と答えて誤答に「あれは黄色なんですねー」と。そしてそれに同意したあんどうさんも誤答でそれぞれ-1に。私・むろかつは「あー、旅行に行った長崎でよく見たわ」とぽつりとつぶやいたんですが、都内にもあるんですね、都電荒川線が。
ここからばいそんさんとぽちょさんのせめぎあいの終盤戦に。
Q37:東京都電唯一の路線である荒川線が現在の形になる過程で廃止された停留所があった場所に後に地下鉄が通る形になっている、東京メトロ南北線の北側の終点駅で、埼玉高速鉄道線との/分界点にもなっている駅といえば何?→赤羽岩淵駅【ばいそん○+2、ぽちょ:同意○+1】
Q37は事実上、前の問題の続きのようなジャンルの問題に。その「赤羽岩淵駅」をばいそんさんが正解しぽちょさんが同意して共に正解と。なおこの赤羽岩淵駅とJRの赤羽駅は徒歩10分ぐらいの結構ご近所にあり、もともと都電の「赤羽」停留所が国道122号線の赤羽交差点のとこにあったものがこの今の地下鉄の駅ができたあたりになります。南北線と埼玉高速鉄道の相互運転を始めてからものすごく乗降客数が増えたんだそうで…。
Q38:参議院議員選挙の比例代表制で2019年から導入された、「比例で党に議席が確定した時点で/あらかじめ決められた順位に従い当選するが、本人は個人として一切の選挙活動を行えなくなる」制度といえば何?→特定枠【ばいそん○+1】
Q38は最近、参議院の比例区で導入された「特定枠」の問題。ばいそんさんが単独で押して正解して+1獲得でした。実際には自民党は一票の格差の問題から2県にまたがってしまった選挙区(例えば鳥取・島根、徳島・高知)の一方の候補者をこちらに組み込んで優先的に当選させたり、れいわ新選組あたりがとりあえず個人では無く党の名前を書かせて1-2人ぐらいは…とか、ちっとも当選者は出なかったものの、ごぼうの党が8人もここにぶっこんできたり、逆に使わない政党もありと各党の戦略次第でいろいろなようです。
Q39:2020年東京オリンピックにおけるメダルにはこれが活用された結果、予定量を全て賄うことに成功/しているという、家電製品のゴミの中に存在するレアメタルなどの再生可能な資源を鉱山に見立てた言葉で、命名者が東北大学の教授であることから純然な日本語の造語になっているものといえば何でしょう?→都市鉱山【あんどう○+2、ぽちょ○+1】
Q40:日本の金融機関に定められている金融機関コードで0001を持っているのは現在のみずほ銀行ですが/、0000を持っている日本の銀行で、唯一の紙幣発行銀行であるのはどこ?→日本銀行【ぽちょ○+1】
ラスト2問。Q39は結構早いポイントで複数人が押していて「都市鉱山」をあんどうさん押して正解で+2、ぽちょさん同意して+1に、最後のQ40は「金融機関コード」の問題。どこに振るのかと思いきや押して単独回答となったぽちょさんが「日本銀行」と正解し+1で終了となりました。
ちなみに金融機関コード。銀行や信用金庫等々の種別で数字が分類されてるそうで、かつて平成初期のメガバンク再編の前までにあった「都市銀行(およびそのルーツとなる銀行)」が前半の0001から0032までつけられていたそうです。
例えば「0001」のみずほ銀行の場合、ルーツは渋沢栄一が明治時代に創設した「第一銀行」で、その後、戦時中に三井銀行と合併して「帝国銀行」、戦後に再び「第一銀行」として再建され、1971年に日本勧業銀行と合併して「第一勧業銀行」(←個人的にはこの名前が一番なじみがあります)、そして2002年に富士銀行・日本興業銀行と合併して最初のみずほ銀行になり、2013年にみずほコーポレート銀行と合併して現行のみずほ銀行へ…という慌ただしく吸収・合併を繰り返しているがゆえに、それぞれの旧銀行のシステムを並立させちゃっているんで、未だにたびたびシステムトラブルが発生している要因になってるそうです。
で、この時点で各人のポイントは以下のようになりました。
【Q40時点のポイント】
あんどう+8(+3)、Kava+1(-2)、かよちん+5(±0)、ハマクドー+6(+1)、おぐのり+4(+1)、ぽちょ兄貴+10(+3)、チヨマル-2(±0)、ばいそん+10(+3)、むろかつ-1(±0)
結果、+10でぽちょさんとばいそんさんが同点で並んでたので、両者によるサドンデス決着が行われました。
Q41:最近ではロシアのウクライナ侵攻に対する経済制裁として、ロシアの一部銀行をここでの為替業務から締め出す/銀行間の国際金融取引を仲介するベルギーの協同組合「国際銀行間通信協会」の→SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)【ばいそん○:1位確定】
まさに時事問題。押したのはばいそんさんで「SWIFT」を正解しまして、最初の企画の1位を確定させてました。
↑ばいそんさんとこには「サドンデス(SD)」の表記もされております。
【1企画目の順位】1位:ばいそん、2位:ぽちょ兄貴、3位:あんどう、4位:ハマクドー、5位:かよちん、6位:おぐのり、7位:Kava、8位:むろかつ、9位:チヨマル
次回は2企画目の「カルガモの行進?」なるクイズ企画の模様をお送りします。ではまた次回に。
解説と補足と余談など
(こちらも番頭役のむろかつが構成・執筆しております)
というわけで3Rその1の企画が終了しました。
昨日はお休みしてたのですがこれは前々日の「その3」を夜、書いてたらルイボスティー(ダイソーで売っている1リットルのペットボトルのをよく買って飲んでます。で、その後は水出し麦茶を入れてそれで再利用してます)を飲んで水分補給してたにも関わらず、手と顔がしびれてきまして「ん?熱中症?」みたいな感じになったので昨日は早寝してたのでした。ところが22時すぎにあまりにも早寝しすぎて「あー、よく寝た。トイレいこ」と思って起きたら午前0時45分でして…結局自分のブログの更新をしてたので「うーん、だったら昨日、書きゃよかったかな」と痛感した始末でした。
※なので本来はあまり夜におやつを食べたくないんですが、キャラメルコーンとかを食べながらルイボスティ飲んでこれを書いてます。
さて1回目のとこで、
このLinerさんの自作早押し機の話を書いたのですが、改めてLinerさんからコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。
なお、早押し時間差表示はRaspberry PiだけでHDMI出力までやっていて、ミニモニターは早押し機本体に付いてます。今回(も)UMPCの方は問題読み上げ用で、早押し機には関与してないのです。強いて言えばスピーカーのUSB電源だけUMPCに刺したHUBから取ってますが、あれは早押し機本体から取ることも当然できます。
なので、本体とモニタ(とワプログラム起動のためのイヤレスキーボード)とスピーカーがあれば、あとは電源タップ2個口(orうち1個はラズパイなので5V3AのUSB給電1口とスピーカー用の5V1A1口、そしてモニタ用のACアダプタ1口)があれば動作します。
自分が持ってきているUMPCは「GPD Pocket」ですね。もう5年位前の型になってますが、まだまだ十分使えます。最新は同等サイズなのにもっと性能がいいみたいです。
とのことでした。あの小さい端末は「OSのWindows」が動くんですよねー、と、以前の近似値グランプリLiveの時にもおっしゃってたのですが、あれはクイズ問題を入れてたんですね。失礼しました。しかも前回の例会でこの端末がタッチパネル機能もあったことには2度びっくりですた(^_^;)
で、私のレスポンスはこんな感じでした。
をを、ナイスフォローありがとうございます。あの端末は「UMPC(ウルトラモバイルパソコン)」って言うんですね。念の為調べてみてはじめて知りました。
個人的には中学生ぐらいの頃に、山瀬まみがCMで旅行中の電車の中で使ってた小型のワープロ(富士通だったと思います)があれが非常に羨ましくて、まだワープロ全盛で東芝ルポを使ってた頃でしたが、当時の東芝のシステム手帳サイズのワープロを買うか、新しいルポを買うかで非常に悩んだのを思い出します。結局、実用性から後者になって1995年ぐらいまでワープロ一筋で、そこからWindowsのパソコンに鞍替えしていったのですが。
※ちなみに後年、肩こりがひどくなってあのサイズのパソコンはおろか、日常的にノートパソコンを使うのも辛くなってきていて、今は自宅ではMacBook Airから24インチの外部モニター(フィリップというメーカーのを使ってます)にHDMLケーブルで繋いで目線を高くして肩こり防止用に使ってます。何せ嫁のニンテンドーDS借りてテトリス始めたら、5分で肩こりがガチガチになって吐き気をもよおすほどで(ノД`)シクシク
いやー、本当に若い頃に比べると2度も椎間板ヘルニアを仕事でやったせいか腰痛・背中痛・肩こりがものすごいんですね。だから「あー、オレはもうこういう小さい端末は無理だわー」としみじみ思うアラフィフなうなパソコンライフですねー。この記事を書いてる時も時折、トイレに行ったりしてパソコンの前から席を外しては、肩を回したり、柔軟体操とかもするようになりましたので。
最後に、やはり自作問題は各人の癖とか、個性とかもより明らかに出てきますし(良い意味でジャンルの偏りが個性として受け入れるといいねーというコンセプトで岩Q槻をやってますので。あ、勿論既存の問題集持ち込みのクイズ企画も歓迎してます)、何より「楽しんで自作している」というのが前月の自分の企画とも相通ずるもので。改めてVTRチェックをしてみて「うん、本当に興味深い問題群だなあ」と二度楽しみながら書かせていただきましたです、はい。
というわけで次回からは3Rの2企画目に突入します。また次の企画もなんと個性的な…どうぞお楽しみに。ではまた。
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