・クイズバーなんか行かなきゃよかった(はてな匿名ダイアリー)
昼間、岩Q槻にもたびたび参加してくださる「山田はまち」さんがTwitter(X)で引用して紹介されてまして、午後のウォーキングの休憩時に読んでました。
これ、初心者だけじゃないんですよ。2年くらい前、イントロのイベントに参加したのですが、チーム戦で自分だけ正解できなくて、ものすごくチームメイトに申し訳ないと同時に情けなく感じてしまいました。それ以来チーム戦恐怖症です😭
クイズバーなんか行かなきゃよかった https://t.co/SSsjFePtn2
— 山田はまち (@vivizihard) December 16, 2023
で、しばし考えながら6キロぐらいを歩いてきまして以下のような感想や意見、持論などを…。
他のお客さんのめぐり合わせの運不運はありそうだね、と。
さすがに引用は遠慮させてもらいますが(苦笑/たぶんこの匿名ダイアリーは消えないと思うので見たい時にはいつでもリンクを辿ってください)、個人的に思ったのは、
なんか同席する客、特に常連客とのめぐり合わせの運不運もありそう。ソーダライトもだけど。/
クイズバーなんか行かなきゃよかった https://t.co/5XBb5BK7cP— 幕張亭ボーリック@むろかつ (@muroktu) December 16, 2023
Twitter(X)でも一言書きましたが、この「その時の同席するお客さん、特に常連客とのめぐり合わせの運不運は物凄く大きいよね」ということですかね。
ちなみにこのクイズバーは、最近、かよちんさんやほしまるさんなどが常連になっている「スアール」さんだと思います。池袋や秋葉原、大阪、名古屋などにいくつかの店舗があってかなり盛況のようでTwitterでも「あー、楽しそうだなー」という雰囲気を伺ってますです。特に岩Q槻の11月例会では、ほしまるさんのお誘いでクイズ仲間の方が5-6人ぐらい遊びにきてくれまして、皆さんお若い方々ということでもびっくりだったのですが更にどの方もマナーも礼儀も良くて「いい人たちだったなー、また機会があったらいつでも来てほしいなー」と思えるような人たちばかりでした。
そして本文の文末に私が書いている「ソーダライト」さんとは東京文京区・江戸川橋にあるクイズスペースの専門店で、こちらでも時折、早押しクイズなどのクイズイベントが行われてまして盛況なんだそうです。こちらは同じく岩Q槻常連(最近はプロの麻雀の雀士になられてなかなか参加できなくなってしまい残念ですが)の佐伯明日叶さんがたびたび参加されてまして、「あー、本格的なランプのある早押しボタンを触れるのはたまらなくいいなー」なんて思ったりしてます。
ついでに書くと、私はこのスアールやソーダライトに関しては、実は一度も行ったことはありません。その理由としては、
・そもそもクイズはテレビ番組を見るとこと自分の雑学好きから対応できるんだな…ってとこから始まってて、そんなにクイズじたいがメインの趣味ではないから。
・ゆえに岩Q槻の例会だけでじゅうぶん満足できているので、食指が動かないから。
・年々、趣味に関しては「人見知り」が強くなっていて、嫌な奴と巡り合ったらどうしようと心配性になるから。
・家庭の事情(かつては老人介護、今は子供が障害児なのでその育児と介護)でそれどころではないから。
・偏執狂的なクイズマニアが大嫌いだから(←一番、身も蓋もないことを(苦笑))
これは明らかに不特定多数の「クイズマニア」が集う、いわゆる競技クイズのオープン大会に全く行かないのも同じですね。ただ、だからといってそれらを否定するつもりは全くなく「私はたぶん行かないけど、あそこ、Twitterで見てると本当におもしろそうでいいねー」なんてのはよくサークルのメンバーにも言ってますし、それはあくまでも私の生活環境や生活の問題も絡んでいるので、「クイズマニアだからこうするべきだ」みたいな事を言われてもそれはちょっと…という考え方も持ってます。
で、そこらへんを前提に私・むろかつが思うのは「確かにその日その時の同席するお客さんや常連客とのめぐり合わせで嫌な思いをする人もいるかもしれないな」ということだったりします。たぶんこういう事を意見として書かれて、スアールさんも(もしかしたらソーダライトさんも?)、多少クイズ企画の出し方ややり方を反省・改良していくとは思うので、今後数多のクイズ初心者、またはそれほど日常的には早押しボタンを触らない方々がいざそういうお店に行った時には、少しでも楽しんでくださって、その帰りに「ああ、いい空間と時間だった。また行きたいね。」とひとりでも思えるような感じになっていけばいいなと願ってます。
岩Q槻は”節操がないくらい”企画が「何でもアリ」なのです。
と同時に、岩Q槻の企画が、いわゆる「ガチな」競技クイズ風の早押しクイズから、完全運企画やおバカ企画まで「なんでもあり」なのはここらへんも理由だったりします。
これは岩Q槻を始める前に20数年間やってた都内某サークルからの私のこだわりのひとつで、某会は元々はクイズサークルではなく「さだまさし研究会」という深夜ラジオ番組のリスナー仲間のオフ会(実際にさだまさし氏にハガキが読まれてその翌日にそれを聞いた10数人集まったという今から思えば凄い会でした)から始まったとこでした。
そしたらかなり短期間の間に「さださんの話だけでは例会がもたなく」なり、更に幽霊会員が殆どとなって3-4人ぐらいしか常連メンバーがいなくなりまして、せっかく地元の公民館の会議室を借りてるんだし何することない?→クイズやゲームをやろうか→あ、俺(むろかつ)、大学でクイズ研究会入ったばかりで早押し機借りられるよ?→メンバーがそれを見てオリジナルの早押し機を作ってしまった…という流れで、クイズやゲームをやるようになったサークルでした。そこから10年続けてクイズサークルに鞍替えしたのですが、「例会の内容がおもしろい」ってことで鞍替えする頃にはさだまさし繋がりの友人やクイズ好きなどが集って20人ぐらいになってたのは…今から考えても(自分以外の周りのメンバーが)すごかったんだなあと思ってます。
ただそれでも企画群がこの岩Q槻まで連綿と続いている(?)「クイズからゲームまで何でもあり」になったのは、この最初の10年間では「ここのサークルでクイズに強くなろう」と思うようなガチスタイルのクイズプレイヤー・クイズマニアが全くいなかったから、だったんですね。「アメリカ横断ウルトラクイズ」を好きで見てましたとか、「アタック25」の予選に応募してました…という人はいましたが。
で、ここのクイズサークルになったあとでも「年間ポイントレース」や「タイトル戦(名人戦、竜王戦など)」をやってました。そして企画は…と言いますと、岩Q槻よりかはガチ風味でしたが、クイズもゲームも何でもありというサークルで、私が辞めた2016年春の時点で「んー、ちょっとガチ風味になってきついなー」と「あまりにハードなガチ勝負が多くて例会が終わったあとの疲労感が抜けない」思うようになりました。
そこで、旧知の古参メンバーのハマクドーさんやひよしコンビ、ガソダム氏らと「我々が50代、60代になってものんびりやれる集まりを作りましょう」と、ガソダム氏の実家の酒屋のビルの入っている3階の「フリースペース」でのんびりとクイズやゲームで遊べる集まりを…というのが今の「岩Q槻」ができたきっかけでした。あとは某会にいた最後の数年間は常時定例会が20人以上の盛況で小回りが利かないようになってたのと、以前は全くいなかった「ガチスタイルのクイズプレイヤー・クイズマニア」な人たちも入ってくるようになりまして、「競技クイズ以外の企画をやるのはクイズサークルとしてはおかしい」という意見や態度を示すメンバーが増えてきて方向性の違いで対立するようになり、我々の古参メンバーの方が「じゃ、俺らは勝手に、別の小さいとこでやるよ」という流れになったのもあります。
なので当初は前の某会のような「サークル」活動にする気はなく、酒屋のガソダム氏が本業および町内会、ライオンズクラブなどの地域活動に支障をきたさないように年間5-6回、せめて5-6人、多くても10人行かないぐらいの「集まり」にするつもりだったのですが、最初の段階で12人の参加者がある盛況っぷりで「これはサークルとしてしっかり運営していかないとまずいことになる」となったのと、2018年にガソダム氏が急逝して会場が岩槻駅前の公共施設に移ったこともありまして結局、「サークル活動」として現在に至っています。
その現在の岩Q槻では「更にもっと、節操がないぐらい」何でもアリ、というのが企画のモットーとしています。たぶん某会で私が仕切ってた頃よりもその節操の無さはパワーアップしてるんではないでしょうか(苦笑)。
これは「おそらくガチクイズから運ゲー、たとえばじゃんけん大会まで勝率100%みたいな人は出てこないだろう」と。もっといえば競技クイズ的なそれなりの知力と反射神経を求められるとこが苦手でも、ゲーム系だったらたまには勝てるだろう、もし優勝でも上位に入れればいいな…というのは明らかに考えてやっています(勿論、ゲーム系が苦手でクイズ系が得意という人もいらっしゃいますし)。まあ「勝ちが全て」とは岩Q槻では全く思いませんし(←よそは知りません)、そういう人が来られても正直困るのですが(笑)。
でも企画で勝てば嬉しいのは事実で、そのあたりはだいたい岩Q槻では年間70企画程度開催されていて、最も勝っている人でも10勝行けば凄まじく、できれば誰でも常時参加していればひょんなことから1年ないし2年に1回ぐらい何かの企画で優勝するチャンス、上位入賞できるチャンスがあるといいね、というのが、岩Q槻の運営サイドからの願望でもあります。あとは「どんな企画でも、優勝したりミラクルを起こしたりしたら拍手して祝福して盛り上げていきましょう」というのはいつも周りの皆さんにお願いしてますね。
↑個人的には最もシンプルな企画で印象的だったのは2019/11月例会の「目隠しして、ストップウォッチで10.00秒に近いとこで押したら優勝」という企画でした。三好さんの奥様のキヨミさんがなんと10.00秒のジャストを出すとは。もちろん優勝してました(笑)
…てな感じで、岩Q槻ではこの「節操ないぐらい何でもアリの企画」をモットーに、参加された方々がどこかでうまく活躍したり、楽しんでくれたり、”好みのテイスト”が刺さってくれるといいな、または雰囲気が気に入ってくれるといいな…というのを前提にやってます。
↑ぶっちゃけ「おやつたっぷりで美味しかったなー」だけでも気に入ってくれるとそれでも嬉しく思ってます(笑)。
どこか相性と居心地の良いとこが見つかることを祈ってます。
ただし最終的には「その人との相性やめぐり合わせ」などは非常に大きく、たぶんこれについては「完璧かつ万能な正解」はないんでしょうね。おそらく岩Q槻のやり方の方がダメで「自分は早押しクイズだけやりたいんです!!」って人もかなり多いと思いますし…。
その点は「マッチング」の問題でもありますので、まあ全国に数多あるクイズサークル、またはスアールさんやソーダライトさんみたいな「クイズができるお店」、もしくは初心者歓迎の大会・イベントなどで「どこかで相性が合うとこと巡り会えるといいね」という事で、クイズという趣味の入り口に差し掛かった皆々様のご健勝をお祈りしたいと思う今日この頃です、はい。
▼クリック頂けると励みになります!