2023/11月例会「第7回ひよし記念」報告#3「近似値グランプリLive2023秋編(1)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/11月例会「第7回ひよし記念」の報告記を連載しています。3回目以降は「詳細編」と称しましてまずは午後1Rに開催されましたLinerさん企画の「近似値グランプリLive2023秋」編の1回目をお送りします。

2023/11月例会「第7回ひよし記念」報告#2「午後の企画編」

2023年11月8日

↑前回はこちら。

岩Q槻では年2回程度の「恒例企画」でもあります(笑)

前回の「概要編(2)」の前半と内容が若干かぶる点ではありますが、この企画はもともとLinerさんが参加されている「FQUIZ.JP」というNiftyのパソコン通信時代(クイズとパズルのフォーラム)からの老舗のクイズサークル・イベントをされているとこで、現在も年に2回ほど大型企画を担当していてその企画の「再放送」となります。ですのでこちらの本放送に参加された方は補助スタッフということで不参加になるのですが…以前はおぐのりさん、今回はばいそんさんがその該当者だったそう、ばいそんさんには見学および補助スタッフをお願いしておりました。

まずはルール説明から。

おおまかなルールとしては、

・問題は全部で10問。

・問題は全て数字で答えることになります(ボードに書くことになります)

・もっとも正解に近い数字を書いた人にポイントが入ります。

・最終的に最もポイントが多く入った人が優勝です。

…でした。

↑20人超の参加者の皆さんが固唾をのみながらルール説明を聞いております(笑)

そしてこの企画の最大の特徴である「近似値の得点が入る優先順位」としては、

・最もニアピンは「絶対値の近い人」です→答えが500の場合は上記だと525(誤差25)が1位で、450(誤差50)が2位となります。

・2位以下は「正解の数値よりも少ない人」に限定されます(ニアピンのみ「数字の大きい誤差が近い人」にも適用されます)。

・得点が入るのは誤差1-6位までです。それぞれ10.6.4.3.2.1pで、ピタリ賞は更に5p追加(つまりは15p獲得)となります。

・同点の場合は順位点と同点の人数で人数割りして加点されます(ですので小数点2位あたりまでの点数になることもあります)。

・最終問題は全ての加点が「倍」となります。ニアピンは20点、ピタリ賞を出した場合は30pになる可能性もあります。

というルールでした。つまりはニアピンでも「多い方にニアピン2位」だと全く点が入らないという困った次第で、逆にまるでボケ回答・見当違いな近似値で「めちゃくちゃ少ない数字」を書いても、その少ない方の人数次第では加点のチャンスもある、というのがこの企画のおもしろいとこでもありました。

いきなり1問目から実におもしろすぎる展開に(爆)

そして1問目に入りました。問題はこういうのでした。

まずは国内外のカジノやギャンブル等に造詣が深いLinerさんらしい(?)問題が出てきました。

Q1は「香港競馬で、海外競馬のサイマルキャスト販売(海外で開催される競馬レースの馬券も買える制度)が開始されたのは西暦何年でしょう?という問題でした。なお日本は2016年に開始されたそうですが、国際都市・香港はかなり意欲的でもっと早く始まった…というのがこの問題趣旨のミソだったようです。

で、私・むろかつは最近はボードではなく手持ちのiPad pro(中古のを某定額給付金で購入しました(苦笑))のメモアプリを指で手書きで書くようになりまして、「うーん、とりあえずこんぐらいかな」と「1992年」という数字を。なお私自身は当時高3でした。

そしてこの企画の最大の特徴は「正解発表の前に、大きい数字の順番に横に並ぶ」というのがあります。LinerさんのMC席側(つまり上記の写真だと右端側)をトップに、お互いの書いたボードの回答を見ながら自分はどこらへんになるのかを確認するのも楽しみのひとつだったりします。勿論、おんなじ数字を書いちゃっている人も珍しくはありません(笑)。最初は皆、座って答えを書いてたのですが、ここでは必ず立って自分の位置に移動するのでなかなかおもしろい事になってきます。

で、こんな感じに。

机にそってぐるーっと周りまして、どうやら私が書いた「1992年」は少ない数字(=年代としては古い方)だったようで、後ろは6人しかいませんでした。

しかしそんな中「やっぱしあんたら、近い答えを書くのね」と失笑ぎみだったのが、

いつもおなじみ(?)「ひよしコンビ」の両雄で、ひっさつ会長が「1981年」、三好さんが「1964年」…と17年も離れてるのに隣通しと(笑)。まあそんだけ「最近の年数を書いた人」がものすごく多くて前半に集中してた証左なのですが、それでも「なんでお前、俺の隣に毎回毎回…」と、ひっさつ会長のぼやきが止まらない始末でした。

そしたら正解を見てびっくりでした。

正解はなんと「1989年」で、日本の元号では昭和64年/平成元年、という結構古い時代からあったんですね。

そしたらニアピンは…と言いますと、

「1992年」の私のすぐ後ろの、キヨミさんの「1990年」とハマクドーさんの「1988年」が共に1年違いで仲良くニアピン賞を獲得しておりました(笑)。なお加点としては、1-2位の10+6=16pを2人で割るため、ふたりとも+8pという次第でしたが、逆に言えば「あー、1年外したせいで+15取りそこねたー!!」という見方も(苦笑)。しかしそれでも幸先の良いスタートを切れて何よりでした。

そして3位以下は「数字の少ない方」に入っていくので、

本山さん→ひっさつ会長→三好副会長→チヨマル副会長…と、ニアピンを取ったハマさん・キヨミさんを含めれば岩Q槻の役員6人のうち5人が少ない方に集まっていていずれも加点、という次第に。そして逆にわずか3年「多く」書いてしまった私は実質ニアピンでは3位ながらも加点なし、という始末に(ノД`)シクシク←でもネタとしてはおいしいと喜んでました(をい)

まさにおそるべし、三好誤服店。

続く2問目は海外の鉄道の問題でした。

Q2「アメリカ・ロサンゼルスの公共機関「LosAngels Metro Rall」でICカードを使えば1日の乗車料金が上限に達したら課金を打ち切る「プライス・キャッピング」がありますが、その一般旅客の1日あたりの上限額はいくら?という問題でした。岩Q槻にはLinerさんもそうですが、三好さん・本山さん・むろかつなどの鉄道好きが何人もいる…わけですが、海外は果たしてどうか。

なおこの問題には「ヒント」が出てまして、それは「ロサンゼルス・メトロの普通運賃は区間に関わらず1乗車あたり1ドル75セントです」というものでした。つまりはそんなに無尽蔵に高い金額ではないし、せめてこの1ドル75セントよりも安くはない…というヒントでした。

で、またシンキングタイムのち民族大移動(?)が始まりまして、

私はなんとなく「25ドルぐらいかなー」と。まあ20回ぐらい乗り回す必要がある運賃ではありますが(^_^;)

そしたらこの「25ドル」は意外に数字が多い方の部類に入ってまして、真正面に立ってたのは、

三好さんの「5ドル」でした。

なおこれを書いているのが2023/11/10なのですがこの日のドル円は1ドル=151円ぐらいなので日本円だと755円。東京で言えば、東京メトロの1日乗車券が大人600円、これに東京メトロと都営地下鉄の両方が乗れる1日乗車券が大人900円なので「あー、そんぐらいかも」と、真正面に立ってた私はそんな感じで三好さんを見てました。なお最も少ない数字を書いてたのが左隣の初参加のくびたろさんが3.5ドル、反対側の隣のA4クイズ部さんが5.5ドル、ほしまるさんが7ドル…と言ったとこでした。

そしたら正解はなんと、

「5ドル」でした(笑)

↑ピタリ賞の15pを獲得した三好さん大いにガッツポーズでした。

実は三好さんは竜王戦は過去4勝、更にこの企画「近似値グランプリLive」だけで3勝もしている得意企画で、後で確認したら岩Q槻タイトル戦では通算7勝なのでその半分強をこの企画をゲットしている…という凄まじいことをやってる人でした。そしてここでの加点は三好さんがピタリ賞を出してしまったので、次のくびたろさんが最も少ない数字だったために彼が2位の6pを獲得して終了、というこれまたなかなかの「打ち切られ」っぷりで「いやー、これは三好さん、今日は走るかもな」とハマさんとか私あたりは苦笑いしておりましたです、はい。

岩Q槻の笑いの神様たちは、今日も絶好調です(爆)

続く3問目はこんな問題でした。

企業系問題にもめっぽう強い(ゆえにむろかつ企画の「座・ムダ長文」でもめっぽういいとこで押して正解されてます)Linerさんらしい問題が。

Q3「「JPXプライム指数150」の150社の中で、その社名に「ホールディングス」を含む会社はいくつあるでしょう?という問題でした。

なおその150社はいずれも株式上場されている日本を代表する企業ばかりなのですが、肝心なのはホールディングス=持株会社だったしてもその会社名に「××ホールディングス」という名称を使っているとは限らない、という点だったりします。まあ大企業でも同族経営などで上場してないとこも珍しくないですしね、ロッテとか(←そこでや野球ネタを出すなw)。

…で、私・むろかつは懲りもせず(?)、

↑前の問題で「25ドル」と書いて大外ししたのに「うーん、やっぱし25社ぐらいかなあ」と再び指で「25」となぞってまして、

お並びタイムに(笑)。そしたら今回は後ろの方で、意外に近い数字の人もちらほらと。

そして正解発表へ。Linerさんが一社ずつ読み上げてきまして、どんどんと企業名が羅列されていきます。数が少ないプレイヤー各位は「もう止まってくれ」「そこでストップでいいから」とかぼやきながらどんどん増えていきまして、

正解は「24社」でした。

一瞬「…ん、24社? あ、ニアピン取ったかも?」と思ったんですが、横を見たら、

ほしまるさんが「24社」でピタリ賞(+15p)をゲットしておりまして、

更に山田はまちさんと、初参加のZawaさんとくびたろさんがお三方共に「23」と書いておりまして、2位タイで(6+4+3)÷3=4.33pゲットということになっておりました。そうなんです、この企画は同点の時にたびたび「小数点」が登場してこれが結構順位とかに影響するんですね。

そして…いやー私・むろかつは「25」と誤差1でも「多い方」だったので加点なしという珍事が発生しまして、冒頭3問のうち2問で、早くも「多い方のニアピン」なのに無得点という実に美味しいネタ…もとい、調子がいいのか悪いのかわからん状態に入っておりまして、「いやーさすが近似値グランプリLive。岩Q槻の笑いの神様がしっかり関節技を決めに来てちっとも外れやしねえ」「バカヤロウ、組合。とガソダム(←岩Q槻の笑いの神様両名)、今日は俺じゃなくて三好にそういうことをやれ」とぼやきながら、そんな展開に私はただひたすら苦笑いしてましたです、はい(笑)

そしていつものようにExcelでの得点計算も。いやーしょっぱなから三好さんが大逃げの様相を呈しているだけに。残りは7問。果たしてどんな結末に。

次回に続きます。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。