2024/01月例会「ニューイヤー杯(仮)」報告#10「かぶってイーヨ!!2024編(1)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/1月例会「ニューイヤー杯(仮)」の報告記を連載しております。10回目は午後2枠として開催しましたむろかつ企画「かぶってイーヨ!!」の1回目になります。2人かぶると最良、それ以外は減点というインスピ系ボード企画でございます。

2024/01月例会「ニューイヤー杯(仮)」報告#9「歌詞抜き取りQ編(3)」

2024年1月29日

↑前回はこちら。

2年ぶりの再登場でした(但し前回はかよちんさん企画でしたが)。

この企画シリーズは、「単独正解に近い方が最良」の「かぶっちゃヤーヨ!!」という企画と、「2人かぶると最良」の「かぶってイーヨ!!」という企画がありまして、もとは「ヤーヨ!!」の方がが最初でした(この元ネタは日本テレビ系列のバラエティ番組「ぐるナイ」のコーナーで5-6人で高級グルメの料理3種類を選んでかぶったら食べられないという「かぶっちゃYa-YO!!」というコーナーからヒントを得たものでした)。

で、このシリーズはむろかつ以外にもかよちんさんが「これはおもしろそうだ」と多少のルールアレンジを施して開催もしておりまして、

2023/02月例会「滑稽節杯2023」報告#1「オープニング及び1R:かぶっちゃヤーヨ編(1)」

2023年2月13日

2022/01月例会「岩槻金杯」報告#10「かぶってイーヨ!再放送編(その1)」

2022年2月23日

岩Q槻では(総数としては結構意外に数少ないのですが)「企画原案を他の人が出題および多少のアレンジをしても開催される」という恒例企画のひとつでもあります。

そして「ヤーヨ!!」の方は昨年2月例会に開催されたのですが、「イーヨ!!」の方はなんと2022年1月以来2年も開催しておらず「じゃ、久々に俺、やっちゃおうかなあ」と私・むろかつが立候補しての開催と相成った次第でした。

ついでに書くと当初はこの企画は「まあ軽めだし、午前2枠。ほしまるさんの逆リーチ杯の次の企画でウエハース的な企画としてやりましょうかね」と考えてたのですが、アッキ~さんが「さいたま横断ミニトラクイズ2」の企画立候補をされてきたので「じゃ、かよちんさん企画の次にしましょうかね」と午後2枠に移転したという話もあったりします。結果的にはアッキ~さんの企画も大盛り上がりでしたし、こちらの企画も「笑いの神様」がやっぱりいろいろとやらかしてくれましてそれが大正解だったんですけどね(笑)

ルールはこんな感じでした。

ルールはこんなのでした。

企画名「かぶっていいYO!2024」/棋聖戦第24期(たぶん60分企画)

おおよそ2年ぶりの登場になりますインスピレーション系ボードクイズ企画です。

【基本ルール】
・インスピ系ボードクイズです。全員参加企画です。
・各問題は選択肢をオープンにして配布いたします。問題を指定されたらこの中から「1つだけ」ボードにお書きください。
(問題選択は企画MCのむろかつがトランプを引いて1から11までの間からチョイスします)
・要は「2人」だけかぶるような答えを推測してそれをお書きください。そして書いたらボードを伏せてお待ち下さい。順番に答えをかかげてもらって点数の可否が決定していきます。
・問題は全10問ないし延びそうな場合は昼休みに入る12時15分まで行います。最終問題は得点が倍になります。

[点数配分]こちらが結構重要です(笑)
・2人だけかぶった…増減なし/最終問題は+20点
・誰ともかぶらなかった(単独正解)…マイナス10点
・3人以上でかぶってしまった…マイナス「かぶった人数×3倍(3人の場合は-9点、4人の場合は-12点など)」
・誤答(選択肢をオープンにしてるのでたぶんないとは思いますが)…マイナス20点
※つまりは「自分と誰か1人、すなわち「2人」でかぶる以外は全て減点扱い」となる企画です。

[おまけルールや軽い注意事項など]
・選択肢に関しては厳密にフルネームや漢字の誤記などは取りません。…ですが、仮にネタを入れたりボケ倒すにしても「MCや周りの人たち」には、はっきりわかるように書いてください。
・例えば「歴代内閣総理大臣をひとりお書きください」という問題があっと場合に、例えば「田中」は義一なのか角栄なのか、「アベ」は阿部信行なのか安倍晋三なのか、はたまた「菅」は「かん(菅直人)」なのか「すが(菅義偉)」なのかとか。せめて菅直人の場合は「カイワレの人」とか菅義偉の場合は「ガースー」などと、減点の際に後出しジャンケンにならぬようにはっきり分別する努力はしてください(苦笑)。もちろん、振られたネタはできるだけ一生懸命拾ってMCおよび盛り上げにつなげていきますです。

…なお問題は10問プラス予備問題1問を用意していきますが、おそらく最小の選択肢は「8」、最多の選択肢は「20」ぐらいだと思われます。ここでの問題チョイスは出番が回ってきたプレイヤーの皆さんなので、そこらへんの駆け引きなどもどうぞお楽しみください。

余談としては使用問題は昨年の11月例会で「座・単独王」という名前で多少、この「イーヨ・ヤーヨ」を得点配分をよりシビアにしたような企画を開催するために用意した問題でした。これがなくなったのは例会1ヶ月前の段階でフルゲート22名という前代未聞の大盛況なエントリー状況になったのと、22名という大人数のために「計算作業があまりに煩雑になるので、今回は諦めていっそ他の人に企画枠を譲ったほうがよさそうだ」ということで延期にしちゃったんですね(結果的には、Kavaさんの「ナナ」というカードゲームがそこの枠に入ることになり、これまた大盛況で好評を博したので幸いでありましたです)。

なお今回は企画者を含めて17名という、岩Q槻の例会ではやはり大盛況のレベルに入る参加人数。となるとやはり得点配分はよりシンプルに、ただしマイナスは従前の「かぶった人数×マイナス2倍」から「かぶった人数×マイナス3倍」に多少増強しまして、「座・単独王」の問題をそのまま流用して開催することとなったのでした。

Q1は「ラグビーW杯出場国」の問題でした。

まずは1問目。なんといきなり最多選択肢の問題がやってきました(^_^;)

Q1:「7.ラグビーワールドカップ2023に出場した20チームの中からひとつお書きください」

[選択肢]南アフリカ共和国 / ニュージーランド /イングランド/ウェールズ
アイルランド/オーストラリア/フランス/日本/スコットランド
アルゼンチン/フィジー/イタリア/サモア/ジョージア/ウルグアイ
トンガ/ナミビア/ルーマニア/チリ/ポルトガル

という問題でした。ルール概要にも書いてありますが答えはすべて企画書にオープンにしてあるので仮にスポーツやラグビーを知らなくても「7番目の問題のここから選んでね」という感じの企画でもあったりします。

そしていつもだとプレイヤー各位に順番に1から11までの問題ナンバーを選ばせてランダムにチョイスするのですが、

今回は企画MCのむろかつの手元にカードを並べて(なぜか用意したのは11問、使用するのは10問なのにカードが12枚ありますが、これは単純にむろかつが間違えて並べちゃっただけなのでまあ気にしないください(ノД`)シクシク)、むろかつが引いて問題ナンバーをチョイスしてました。で、今回は「7番」が出たのですが…実はこの20個の選択肢は全11問の中でも最も多い選択肢=最も被りづらい問題でもありました。いやー1問目から出るかフツー(爆)。

※ついでに書くと、私・むろかつは企画MCおよび回答チェック、更に得点係もやってたのでずっと立ちっぱなしで各問題の最後には各人が書いたのをチェックして回ってたのでほぼ会議室の中で過ごしてたにも関わらずスマホの歩数計がえらいことになってまして、さらに翌朝未明に睡眠中にふくらはぎが攣ってえらいことになってました(号泣)。

そしてラグビーW杯は「出場国」ではなく「出場チーム」になってるのは、イギリスを構成する4つの地域(カントリー)のうち、イングランド、ウェールズ、スコットランドの3地域(なお出場していない残り1つの地域は「北アイルランド」です)からそれぞれ別に出ているので「20カ国」ではなく「20チーム」になっている次第です。まあ日本で言えば「全日本代表」ではなく例えば地域別の「北海道代表」「東京代表」「九州代表」がそれぞれその当該スポーツの最高峰レベルにいるようなもん、と書けばわかりやすいでしょうかね。

で、しばしシンキングタイムを経て、回答発表となりました。今回は進行の都合上、左端手前のほしまるさんからボードを掲げてもらうことが多かったようです。

A1-1:ほしまる「チリ」→三好誤服店(2人かぶり/±0p)

すると、しょっぱなのほしまるさんが出したのは「チリ」。今回はグループリーグで日本代表とも対戦した初出場のチームでした。

そしたら一番対角線上の席(右手奥)に座ってた三好さんがかかげてまして、いきなり2人かぶりでノーペナという最上の好スタートを切ることに。ところが三好さん「チリ」のボケ回答がひどかった。

「アニータ」(爆)。

このアニータとは2001年に青森県のパブで知り合った日本人の夫が勤務先で「青森県住宅供給公社巨額横領事件」という実に14億円も横領した事件を引き起こした時にその大金の一部を貢がれて母国のチリで豪邸を建てたりしたチリ人妻だった人物で、一時期テレビのワイドショーとかでもおなじみでした。あとは「笑点」の大喜利で林家たい平師匠がこのアニータを散々ネタにしてたりと…いやあナイスボケ回答なんだけど初回から実にひでえひでえ(苦笑)

↑一斉にブーイングを食らってました<三好さん(爆)

そしてその後は、

A1-2:ばいそん「スコットランド」→単独正解(-10p)

A1-3:ひっさつ会長「イングランド」→単独正解(-10p)

A1-4:かよちん「トンガ」→初瀬・公太郎(3人かぶり/-9p)

A1-5:おぐのり「イタリア」→単独正解(-10p)

A1-6:ハマクドー「ルーマニア」→単独正解(-10p)

しょっぱなの問題からなかなかえぐいことになってました(苦笑)

ばいそんさん・ひっさつ会長・おぐのりさん・ハマさんがいずれもスコットランド・イングランド・イタリア・ルーマニアで単独正解となり-10p、

かよちんさんが「トンガ」というなかなかいいとこを攻めてきた…と思ったらこちらは初瀬さんと公太郎さんとかぶっていて3人かぶりで-9p、といういずれも減点対象に。ますます三好さんの「アニータ(チリ)」がなぜか異様に効いてきてました(^_^;)

A1-7:チヨマル「ニュージーランド」→キヨミ(2人かぶり/±0p)

で、7人目のチヨマルさんが出したのが今回のW杯では準優勝だった「ニュージーランド」。

するとここではキヨミさんとかぶっていてノーペナということになり軽いどよめきが起きてまして、

A1-8:Kava「オーストラリア」→単独正解(-10p)

A1-9:かつた「日本」→山田はまち・アッキ~(3人かぶり/-9p)

A1-10:くうちゃん「アルゼンチン」→単独正解(-10p)

(1問目全員回答終了)

その後はKavaさんの「オーストラリア」が単独正解、かつたさんの「日本」は山田はまちさんとアッキ~さんがかぶり-9p、そして残り1人となったくうちゃんさんが「アルゼンチン」と書いてて単独正解…という次第でした。ま、ここは20択という最も選択肢の幅が広い問題だったわけですが、しかし2023年のW杯で優勝した南アフリカを誰も書かなかったってのがやはり岩Q槻だなーとしみじみと思った始末でした(苦笑)。

で、得点的にはノーペナが4人いて、あとは3人かぶりの-9が6人、単独正解の-10が6人…というある意味での団子状態に。いやーまだまだこれからでしょうね。

Q2は「化学の元素記号」でした。三好さんの最大の「鬼門」の(失笑)

続く2問目は、

「9.化学の元素記号の原子番号1-15番の中からひとつお書きください」

[選択肢]水素/ヘリウム/リチウム/ベリリウム/ホウ素/炭素/窒素/酸素/フッ素/ネオン/ナトリウム/マグネシウム/アルミニウム/ケイ素/リン

という問題でした。そしたら過去、何度かこの化学の元素記号の問題で痛い目にあっている三好さんが頭を抱え始めることに(^_^;)。まあ昔、この人は「化学の元素記号」の問題で「オゾン」と答えて周りからツッコまれたことがありましたしね(大汗)。で、今回は1-15番。まあ理科系が苦手でも酸素とか水素あたりは聞いたことあるだろうし、テキトーに企画書の選択肢の中からひとつ選んでくれれば…という形式でした。

そしたら今回は序盤から一気に動きました。

A2-1:ほしまる「リン」→かよちん・Kava・三好・アッキ~(5人かぶり/-15p)

↑ほしまるさん、「樹木希林」ならぬ「樹木希リン」とボケ回答を挟みつつ(笑)、15番中15番目の「リン」を選んだら、

なんとここで5人かぶり、つまりは-15pという凄まじい事態に。しかもよくよく見たらさきほどは2人かぶりでノーペナだった三好さんもここでかぶってました。そしてそれを見た初瀬さんが大笑いしてくれてまして番組屋としては非常に嬉しい気持ちに(^_^;)

A2-2:ばいそん「水素」→くうちゃん(2人かぶり/±0p)

そしたらなかなかバランスってうまくできてるもんで、続くばいそんさんは「H、水素」と。

ここではなんと、

くうちゃんさんと2人かぶりでノーペナということに。

A2-3:ひっさつ会長「窒素」→単独正解(-10p)

A2-4:おぐのり「ナトリウム」→チヨマル、キヨミ(3人かぶり/-9p)

その後は、ひっさつ会長が「窒素」で単独正解となった後に、

おぐのりさんが「ナトリウム」を出したらチヨマルさんと2人かぶり…かと思ったら、画面から見切れてますがキヨミさんも書いていてここは3人かぶりの-9pということに。ま、今回は最終問題を除くと単独正解(-10p)と3人かぶり(-9p)はそう大差はなかったんですけどね。

A2-5:ハマクドー「フッ素」→公太郎(2人かぶり/±0p)

A2-6:かつた「ホウ素」→単独正解(-10p)

A2-7:山田はまち「マグネシウム」→単独正解(-10p)

A2-8:初瀬「ケイ素」→単独正解(-10p)

(2問目全員回答終了)

で、その後はハマさんが「フッ素」で公太郎さんと2人かぶりでノーペナになり、残る3人はそれぞれ単独正解ということに。早くも2問目でノーペナの人が1人もいなくなるという「岩Q槻らしい(?)」事態になっておりました。

Q3は「東海道新幹線の駅」でした。

続く3問目は、打って変わって鉄道大好きの三好さん向けな問題でした(苦笑)

「5.東海道新幹線の17駅からひとつお書きください」

[選択肢]東京/品川/新横浜/小田原/熱海/三島/新富士/静岡/掛川/浜松/豊橋
三河安城/名古屋/岐阜羽島/米原/京都/新大阪

↑こんな感じで企画書には選択肢が書いてあるのでたぶん答えられるでしょう。

で、回答発表となりまして、

A3-1:ほしまる「三島」→かつた(2人かぶり/±0p)

↑下に「ゆきお」と書いた上で「三島」と回答すると、

ここではかつたさんと2人かぶりでノーペナということに。しかしここで三好さんが「平岡さん(作家の「三島由紀夫」の本名は平岡公威(きみたけ)です)で来ましたか」とテクニカルなツッコミを(をい)

A3-2:ばいそん「静岡」→単独正解(-10p)

A3-3:ひっさつ会長「三河安城」→公太郎(2人かぶり/±0p)

そしたらばいそんさんが「静岡」で単独正解になった後、ひっさつ会長が「ウケ狙いでここ書く人いると思ったんだけどなー」と言いながら出したのが「三河安城」。名古屋の手前の駅で「のぞみ」「ひかり」が停まらない「こだま」だけの駅なのですが、

ここで公太郎さんが「三河安城」と書いていて2人かぶりのノーペナに。

するとその後が別の意味で凄かった。

A3-4:かよちん「熱海」→三好誤服店・山田はまち(3人かぶり/-9p)

まずかよちんさんの「熱海」で、三好さんと山田はまちさんの3人かぶりが発生した後は、

A3-5:おぐのり「東京」

A3-6:ハマクドー「米原」

A3-7:チヨマル「掛川」

A3-8:Kava「京都」

A3-9:キヨミ「岐阜羽島」

A3-10:くうちゃん「豊橋」

A3-11:初瀬「新大阪」

A3-12:アッキ~「新富士」

→以上全員単独正解(-10p)/3問目全員終了

なんとそこから8人連続単独正解で終了、という全員さらにびっくりの凄まじい次第に(大汗)。

↑おぐのりさんは「TOKYO」と。「いないんかい!!」という嘆きのツッコミが(苦笑)

↑ハマさんは「米原」でした。そして終わってみれば、回答として出た駅では、豊橋→三河安城→名古屋→岐阜羽島→米原→京都→新大阪…と、浜松以外は豊橋以降はすべて各駅停車になってました(爆)。むしろ出なかったのが17駅のうち品川・新横浜・小田原・浜松の4駅だけだったのが逆に凄まじい…。

しかし最後、初瀬さんとアッキ~さんが残ってお二人に同時に挙げてもらったら「新」が見えたので「ををっ」と思ったら、アッキ~さんが「新富士」でした。いやーこれも惜しい(^_^;)

【3問目終了時点の上位陣の順位】

1位:公太郎-9p、2位:ほしまる-15p、3位タイ:チヨマル・キヨミ・かつた-19p、6位タイ:ばいそん・ひっさつ会長・ハマクドー・くうちゃん-20p

3問目が終わった時点の暫定順位はこんな感じでした。公太郎さんが2人かぶり2回、3人かぶり1回のほぼ最小失点でくぐり抜けていて暫定首位の-9p、続いて2回2人かぶりに成功しているほしまるさんが-15p、そして-19と-20点のとこに7人がひしめいているという序盤の3問でした。

次回は中盤戦のQ4-7のあたりをお送りいたします。ではまた。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。