こんにちわ、番頭役むろかつです。2022/10月例会「第5回精霊流しステークス」の報告記をお送りしております。第5回目は第2Rの「クイズと黒ヒゲ編」の1回目になります。おおよそ3年ぶりに登場した黒ひげ危機一発、通称「藤村サン(仮名)」が尻上がりにどえらいことになっていきます。どうぞお楽しみに(笑)
↑前回はこちら。
2Rは「藤村の逆襲」というタイトル名がついてました。
1Rの早押し+多答ボードが終わりまして、多少の休憩時間を入れて2Rに入っていきました。
その2Rはこんな企画でした。
2R:藤村の逆襲
50問限定/10P勝ち抜け
スタート時、プレイヤーは15Pを所有
但し、1P、2P、3P、4P、5Pの5つを所有
正解、不正解毎にポイントを使い黒ひげ危機一発に挑戦
→正解した場合
飛ばさず終了すれば刺した剣の数がポイント(10ポイント時点のチャレンジで最終的に「飛ばなければ」勝ち抜け)
飛ばした場合は獲得ポイントは0
→不正解した場合
飛ばさず終了すればペナルティ無し
飛ばした場合は所有していたポイントが0に
ポイント0の状態で飛ばした場合、刺す剣が残っている場合のみマイナスポイント
マイナスの状態で更に飛ばしても0にはならない
5回ポイントを使用した場合はその時点で終了(その得点が確定順位となります)。
追記
10ポイント到達して剣が残っていても刺さなければならない。(10ポイント時点のチャレンジで最終的に「飛ばなければ」勝ち抜けというのはそういう意味です(^_^;))
オーバー分はポイント加算対象。
飛んでしまったらポイントリセット。
という企画でした。で、「藤村」とは、
この「水曜どうでしょう」の名物デレクターの藤村氏のことで(隣は嬉野デレクター、通称「うれしー」という人物です。最近はエッセイ本を出したり、美味しい珈琲や紅茶のネット販売とかも始めてました)、この人の通称が「藤やん」と共に「ヒゲ」というのがありまして、やはり髭面。この人を指しているということにもなります。
そして過去2年、黒ひげは用意されていたものの予選終了後の敗者復活企画で準備されていて両年とも予選が長くなってしまい企画ができなくなってお蔵入りとなりまして…実に3年ぶりに満を持して(?)のご登場となったのでした。
っかし3年ぶりに出てきての過去を含めて史上最凶の暴れっぷりたるや(爆)。数回にわけてお送りいたしますです。
クイズもさることながら黒ひげさんも…。
Q1:2021年に再開発が進んでいることを理由に史上3件目の世界遺産の登録抹消となった、イギリス・マージーサイド州の都市はどこ/?
→A1:リバプール(ばいそん○→1本成功(+1p))
まずしょっぱなの問題は昨年も出題された世界遺産の問題。ハマさんいわく「去年2件目を出題しまして、3件目も今年向けに作ってました」とのこと。で、一応調べてみたら、ここの回で、
世界遺産って登録抹消されることってあるんだねーとか思ってたら景観を損ねたり保護区を著しく狭くして保護する気がないと判断されるとそうなることもあるそうです。で、この「ドレスデン・エルベ渓谷」はばいそんさんが正解して2○に。
ちなみにこの後、2021年7月にはイギリスのリヴァプール(ビートルズの出身地で知られていますが、海商都市として世界遺産に登録されてました)が都市開発の兼ね合いで登録抹消されて現在は「3例」となったそうです。で、ハマさんいわく「実はその問題も既に作ってあります」とのことでした(^_^;)
で、お見事、ばいそんさんが「2例目の」エルベ渓谷に続いて「3件目」の「リヴァプール」も正解されてました(笑)。さてここからが肝心の黒ひげチャレンジとなるわけですが、
1-2-3-4-5本のうち指定したのは1本で、サクッと差し込んだ結果黒ひげは飛びずに現状、+1p持ちということになりました。
なおこの+1などのポイントはあくまでも「仮」であり、順位確定としては「10本目を刺す黒ひげチャレンジで最終的に飛ばさずに+10を確定させる(と勝ち抜けになります)」か「5本使い切った時点で再チャレンジ不可能になった時のその時点のポイント」が順位対象となります。あ、それと黒ひげの刺してる本数は前の人が飛ばすか、全24本刺し終わらないとリセットされないので「前の人からのつづき」ということになります。当然それなりに飛ぶ確率も…。
Q2:日本では埼玉県春日部市と岡山県が2大産地である、稲などの茎を乾燥させたもので編む帽子で/
A2:麦わら帽子(あんどう○→5本成功(+5p))
するとQ2は「麦わら帽子」を正解したあんどうさんが「5本行きます!!」と高らかに宣言して「こんなもん早く刺そうが遅く刺そうがおんなじだから」とザクザクと刺す…とこれが一本も飛ばずに5本成功という快挙を(笑)。このまま飛ばさずに残りをやり過ごすと勝ち抜けのチャンスも…。
Q3:2021年6月13日には元弟子でタレントの伊集院光と/有楽町・よみうりホールで二人会を開いた落語家で
A3:6代目三遊亭円楽(むろかつ○→2本成功(+2p))
続くQ3はある意味でタイムリーな問題でした(苦笑)。この二人会、有楽町のよみうりホールで(コロナ禍の座席数制限も相まって)昼夜2回の公演だったにも関わらずチケットがマジで「瞬殺」されて取れなかった…という凄い落語会だったんすね。
で、さきほど例会前に、「おい、ガソダム。円楽師匠とアントニオ猪木がそっち行ったぞ」とガソダム氏んとこに報告をすべく墓参りに行ったむろかつが正解し、やはりあんどうさん同様ビシバシと刺すも飛ばずで仮の+2pを所有することに。
↑そして、ばいそん→あんどう→むろかつの3人が刺した合計8本/残り枠は16が重くのしかかる(苦笑)
Q4:決勝進出最年長記録を持つ、ボケの長谷川雅紀(はせがわ まさのり)と/
A4:錦鯉(ぽちょ兄貴○→5本成功(+5p))
続くQ4は昨年のM-1グランプリで優勝した「錦鯉」の問題。しかしM-1グランプリは近年は「出場資格が結成から15年以内」の”若手漫才師”を対象にしている賞レースでまさか50歳のメンバーがいるコンビが優勝するとは(ちなみに長谷川氏の相方の渡辺隆氏も当時43歳だったんでこれもなかなか…)。
で、この問題は速攻で押し合いとなりぽちょさんがランプをつけて回答権を得て正解しまして、5本刺しを宣言して皆が爆笑するわ感心するわで、
ここはあんどうさん同様、クールな表情でザクザクと速攻で5本刺してやはり飛ばず。周りの面々「えー、残り何本よ、これ?」と不安になる面々が続出する次第に(^_^;)
そして最初に黒ひげさんを飛ばしたのは…。
Q5:志村けんを師匠と慕っており、熱湯風呂のリア/クション
A5:上島竜兵(あんどう○→3本失敗(±0に戻る))
続くQ5は「熱湯風呂」で一斉にガッと押されてランプがついたのはあんどうさんで「(ダチョウ倶楽部の)上島竜兵」を正解。あー、そういえばこの人も今年亡くなったんだなとか思ってたら、あんどうさんは3本を宣言。これで成功すれば一気に8pまで到達してあとはリーチ圏内ってことになるハズだったんですが…、
残念ながら2本目に飛ばしてしまい、今日初飛ばしを(苦笑)。これであんどうさんは0pに戻り10p勝ち抜けはなくなってしまいました(残りが1・2・4本なので最大で3回正解、全部正解しても+7p獲得しかできないので)。しかしこのあんどうさんが飛ばした時点で14本、残り10本になってました。うーん、笑いの神様も黒ひげ様も「ここからが本番だよ♪」って感じの雰囲気が…。
さて、ここで改めて黒ひげの刺されている本数がリセットされてのQ6はこんな問題でした。
Q6:世界農業遺産のPRの一環として2020年12月に「あつまれどうぶつの森」の中で公開された新潟県にある島は何?/
A6:佐渡ヶ島/さどがしま(ぽちょ兄貴○→4本成功(+9))
続くQ6は任天堂の人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」からの問題。佐渡市がコラボして「昨今(この2020年12月時点)の感染症の影響により旅行に行けない状況でも、気軽に佐渡市の観光名所や街並みをお楽しみいただければとの思いで制作された」とのことでした。で、正解したのはぽちょさん。4本指定してリセットされた黒ひげはどーなるか?と思ったら、なんと黒ひげさんをここでも飛ばずにこれで+9に到達。クイズに正解して次のセットで飛ばさなければ1抜けというとこまでやってきたのでした。
Q7:北条政子の弟であり鎌倉幕府第2代執権/
A7:北条義時(ひっさつ○→3本成功(+3))
続くQ7は今年の大河ドラマの「鎌倉殿の13人」で小栗旬が演じる主人公でもある「北条義時」の問題。こちらはひっさつ会長が正解するも、過去何度もこの黒ひげをぶっ飛ばしてるひっさつ会長ゆえに他のプレイヤーが「こいつは飛ばすんじゃね?」的な雰囲気に。
そしたらひっさつ会長、スッスッスッと3本刺し切ってしまい黒ひげは飛ばず。「あれ、おっかしーなー」と周りからツッコミが飛ぶ始末(をい)
Q8:日本では2022年3月31日に外務省が発表した、従来のロシア語表記からウクライナ語表記に/改められたウクライナの首都は
A8:キーウ(あんどう○4本→失敗(±0p))
続くQ8はこれまた時事問題。ロシアのウクライナ侵攻の影響か、ウクライナの首都名がロシア語由来の「キエフ」からウクライナ語由来の「キーウ」に替わったという問題を正解したのはあんどうさん。ここで4本を指定するも、
見事なほどに黒ひげが真上にスコーンと飛びまして2回目のリセットに(大汗)。ちなみに今回は手持ちのデジカメではなくスマホのカメラ(iPhoneSEの第2世代)ので撮ったんですが、こんな感じに撮れるのね、恐るべしiPhone。そしてあんどうさんは再び0pへ。
Q9:1960年に制定された毎年9月1日の「防災の日」は/
A9:関東大震災(あんどう○2本→成功(+2p))
すると続くQ9「防災の日」が9月1日に制定された理由→「関東大震災」を再びあんどうさんが正解してどーにか残る1本2本は成功して最大+3で終わらせておきたいところ(実際に黒ひげがバンバン飛び交えば(?)+3でも上位に入れる可能性は全然残ってましたので)。で、2本を指名してこちらは成功。さて残る1本はどーなるか?
Q10:「桃太郎電鉄シリーズ」のカードの名前にもなっている、1297年/
A10:徳政令(ばいそん×2本→成功)
続くQ10は、借金をチャラにしてくれる「徳政令カード」の問題。1297年とは実際に鎌倉幕府から徳政令が発令された年だったようです。押したのはばいそんさん…だったんですが「たいらのまさカード」と答えて誤答ということに(こちらのカードは「プレイヤー全員の持ち金が平均化され、同じ持ち金になる」んだそうです)。
で、ここで初めての誤答による黒ひげチャレンジということなりまして、ここは2本を無事に飛ばさずに刺し切りましてポイント変動は発生しませんでした。
【Q10時点の各人の仮ポイント】
ぽちょ+9/T本山0/こじこじ0/あんどう+2/ばいそん+1/れいは0
三好誤服店0/キヨミ0/かよちん0/チヨマル0/ひっさつ+3/むろかつ+2
こんな感じで序盤の10問が終了しました。ぽちょさんが5-4本を成功してリーチをかけていて一歩リードしている状況です。しかしながら黒ひげさんと岩Q槻の笑いの神様が牙をむいてくるのはまだまだこれから。次回をどうぞお楽しみに。
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