2022/06月例会「MJCC2022」報告#14「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その6)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。前回に引き続きまして2022/06月例会「MJCC2022」の報告記をお送りしています。第14回目は6月例会のメイン企画となった3Rのむろかつ企画「二段階早押しボード」の6回目になります。ここから第2セット、まずはAブロックの前半戦の模様をお送り致します。

2022/06月例会「MJCC2022」報告#13「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その5)」

2022年6月27日

↑前回はこちら。

第2セット、Aブロックが始まりました。

さて先程の第1セットを経て、第2セットに入ります。こちらは第1セットのAブロックの上位2人と、Bブロックの下位3人の組み合わせとなりました。

1枠からハマクドーさん・おぐのりさん。ここまでが第1セットのA組上位2名、そして三好さん・チヨマルさん・T本山さん…の3人が第1セットのBブロックの下位3名でした。そして最初のアドバンテージとして、1枠のハマクドーさんには+10、2枠のおぐのりさんには+5の初期ハンデが与えられての(最大で)全15問の2段階早押しボードクイズが始まっていったのでした。

最初のQ1はこんな問題でした。

Q1:この試合では19奪三振の「1試合奪三振数」の日本記録タイ記録と、13者連続奪三/振の「連続打者奪三振記録」の日本新記録も同時に達成された事でも話題となった、2022年4月10日のプロ野球パシフィック・リーグ、千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズ3回戦において1994年5月の巨人・槙原寛己以来の28年ぶり、史上16人目となる完全試合を記録した千葉ロッテの投手は誰でしょう?

つい先程、第1セットBブロックで「1994年5月に史上15人目の完全試合を→槙原寛己」という問題が出てましたが(そして三好さんが世紀のポカミスをやらかしてましたが(失笑))、第2セットAブロックのオープニングは「今年4月10日に史上16人目の完全試合を」という問題が出ました。

…で、チヨマルさんはどこのファンかは存じ上げませんが、残る4名はハマさん→楽天、おぐのりさん→阪神、三好さん→広島、本山さん→巨人の各チームを「いずれも熱烈に」応援してる面々でした。そしたら前半早々に押したのは1枠のハマクドーさん。そしてただちに押し負けたおぐのりさんと三好さんがボードに書き始めてました(笑)。更に前半最後まで読まれた時点でチヨマルさんと本山さんも紙コップを立てて前半ボードを宣言しまして、全員「前半ボード」以上ということに。

そして正解は「佐々木朗希」。全員正解で得点は「前半押し」のハマさんが+12、「前半ボード」のおぐのりさん・三好さん・チヨマルさん・本山さんがそれぞれ+4ということになりました。

で、この試合、司会のむろかつ(←千葉ロッテファンです(大汗))は、昼間出かけていて途中から中継を見てたんですが、

あまりの凄まじさに悪寒を引き起こすぐらいの( ゚д゚)ポカーン

【現時点のポイント】

ハマクドー+22(初期ハンデ+15あり)、おぐのり+9(初期ハンデ+5あり)、三好誤服店+4、チヨマル+4、T本山+4

ちなみにちょうどこの日は、

むろかつが敬愛してやまない(?)歌手のさだまさし氏の70歳の誕生日の日でもありました。うーん、まさに「人生七十古来稀なり」と(爆)

そしてまたしても、ハマさんが首位を突っ走る展開に。

続くQ2はこんな問題でした。

Q2:1964年東京オリンピックの男子バレーボール日本代表チームの松平康隆監督はこの作品から、おとり選手のジャンプで、敵のタイミングを外すという「時間差攻撃」を思いついたという逸話がある、当時の国鉄東京駅で13番線ホームから15番線ホームが/見えるのは1日の中で17時57分から18時01分のわずか4分間しかない事が話の肝の部分となった松本清張の長編推理小説は何でしょう?

「スポーツ問題」と見せかけて、実は「文学問題」であり「鉄道問題」でもあったという(苦笑)。するとこの問題、前半最後まで読まれ「13番線ホームから15番線ホームが」までのとこまで読まれたとこでポーンと押したのはまたしても1枠のハマクドーさんで、それとほぼ同時に「あっ」と何かに気づき「押し負けたー」と嘆いてたおぐのりさんと三好さんも「前半ボード」を宣言して書き始めてました。

そして正解は「点と線」。正解したのは「前半押し」のハマクドーさん(+12)、「前半ボード」のおぐのりさん・三好さん(+4)、「後半ボード」の本山さん(+1)の4人でした。

【現時点のポイント】

ハマクドー+34、おぐのり+13、三好誤服店+8、チヨマル+4、T本山+5

わずか2問で+34まで到達したハマクドーさん、恐るべし。

ちなみにJR東京駅の丸の内駅舎に併設されている「東京ステーションホテル」の2033号室前には、現在、この「点と線」を記念して連載第一回の冒頭部分や、「あさかぜ」を含む当時の東京・九州間の時刻表が飾られているそうです。

続くQ3はこんな問題でした。

Q3:戦時中の昭和18年には史上最年少の36歳で文化勲章を受賞している、昭和9年に原子核内部において、陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる/中間子の存在を予言し、昭和24年に日本人として初めてノーベル賞を受賞している、京都大学出身の物理学教授といえば誰?

理系問題でした(笑)。そしたら前半最後まで読み切られたとこで「とりあえず行ってみようかなー」という感じでポンと押したのは4枠のチヨマルさんでした。そしてハマさん・三好さんは前半ボードを宣言してまして、残る2人は最後まで読み切っての後半ボードということに。ところが後半最後まで読み切って「中間子」「日本人初のノーベル賞を」のとこが出てきてハマさんが「やられたー」と天を仰ぐシーンが。

正解は「湯川秀樹」。正解したのは「前半押し」のチヨマルさん(+12)、「前半ボード」の三好さん(+4)、「後半ボード」のおぐのりさんと本山さん(+1)の4人でした。

【現時点のポイント】

ハマクドー+34、おぐのり+14、三好誤服店+12、チヨマル+16、T本山+6

一気にチヨマルさん暫定2位までやってきました。うーん、ここらへんの戦いも今回もなかなか激しくなりそうな…。

ちなみにハマクドーさんが書いてたのは「長岡半太郎」。この人は明治中期から戦前あたりに活躍した日本を代表する物理学者で、実はこの人が戦前にスウェーデンのノーベル委員会に湯川秀樹の功績を推薦したのがきっかけでその10年後に日本人初のノーベル賞を受賞することになったんだそうです。そういう意味では「実は結構惜しい」とも(苦笑)。

リバプールの空港名。ビートルズのメンバーの「4択」で割れてました(^_^;)

Q4はこんな問題でした。

Q4:国際航空運送協会により設定されている3レターコードは「LPL」。かつては「スピーク空港」という名前だったが2002年より現在の名称になったイギリス・イングランド北西部マージーサイド州の中心都市・リバプールにある空港で、その名はこのリバプール出身のザ・ビートルズの元メンバーからとっており、本人の銅像が空港敷地内にも立っていることで知られているのは何でしょう?

前のセットで「ワルシャワ→ショパン」「ニューヨーク→J・F・ケネディ」と、「著名な有名人の名前を冠した空港」問題が出てましたがその派生問題となります。ただしジャンルは「音楽」で、「リバプール」までくればほぼほぼ「ビートルズのメンバー」の4択まで絞れるのだが…というのが作問および出題のコンセプトでもありました。するとこの問題も前半最後まで読まれた直後にポンと押されまして、押したのはここでもトップをひた走るハマクドーさんでした。そしておぐのりさんが「前半ボード」を宣言し、残り3人は後半部分を最後まで聞くことに。

そして正解は「ジョン・レノン」。正式には「リバプール・ジョン・レノン空港」でした…が、実は今回のボードは凄いことになってました。

三好→ポール・マッカートニー、チヨマル→リンゴ・スター、本山→ジョン・レノンと、「後半ボード」の3人の答えが完全にバラけることに(爆)。で、正解したのは「前半押し」のハマクドーさん(+12)と、「後半ボード」の本山さん(+1)の2人だけでした。

で、おぐのりさんは…と言いますと、

↑うん、それも惜しい(苦笑)

【現時点のポイント】

ハマクドー+46、おぐのり+14、三好誤服店+12、チヨマル+16、T本山+7

なお、ここの「ジョン・レノン空港」、比較的近郊にはマンチェスター空港という大規模な国際空港があるので決して大きな空港とまでは言えないものの、近年の運賃が廉価なLCCがこちらの空港に乗り入れるようになり、この20年で乗客数が7倍以上にも膨れ上がっているそうです。あ、ついでに書くと今回、ボード回答で唯一出なかったのは「ジョージ・ハリスン」だけで「ジョージがかわいそーだろー」とむろかつが余計なツッコミを(をい)。

…そしてハマクドーさん、わずか4問で+46まで到達し。「前半ボード(+4)」以上で1抜け、そしてAブロックの優勝と「王位」のタイトルを獲得するとこまでやってきました。

そしてQ5はこんな問題でした。

Q5:大相撲の歴代横綱で、通常は怪我や不調などの成績低迷が原因で引退していく力士がほとんどの中、本場所で優勝した直後に引退した力士が現在の優勝制度が1909年以降にわずか3人だけいます。それは1925年1月場所に3連覇した後に引退した栃木山、2010年1月場所に優勝した直後に刑事事件を起こして引退させられた朝青龍と、2021年7月場所に全勝優勝するもの/の9月場所で所属する宮城野部屋で新型コロナ禍が発生し強制休場に追い込まれた後に引退を表明した誰でしょう?

スポーツ、もっと言えば「大相撲」問題でした。格闘技というカテゴリーでは「キラー・カーン(←しかも元々は力士)」「4の字固め」と同じとこに入るわけですが、「優勝した場所の直後に引退した稀有な横綱」が3人もいる、というエピソード問題でした。

すると前半では誰も押さず・書かずで、後半におぐのりさんが「2021年7月場所に全勝優勝するものの」で押しておりまして、残り4人は最後まで聞いておりました。そしたら「宮城野部屋で」と問読みが続いた直後におぐのりさんが頭を抱えておりましたが?(苦笑)

で、正解は「白鵬翔」。力士なので四股名だけでもOKとしました…が、正解したのは「後半ボード」のハマクドーさんと三好さん(各+1)の2人だけでした。そして、おぐのりさんは「稀勢の里」と書いておりまして無念の誤答、-5となりまして一歩後退ということに。

【現時点のポイント】

ハマクドー+47、おぐのり+9、三好誤服店+13、チヨマル+16、T本山+7

なお解説すると栃木山は現在の「春日野部屋」の開祖にある大正時代の大横綱で(所属してたのは出羽海部屋でした)、春日野親方に昭和の名横綱・栃錦などを育てて春日野部屋の力士の多くが「栃」という名がついた四股名(例:栃乃和歌、栃ノ心など)を名乗るきっかけになった力士だったりします。

で、この名横綱が引退した理由としては番付面(優勝したのになぜか格下の張出横綱に置かれた)への不満や「力が衰えてから辞めるのは本意ではない。今が華だと思うから」という理由だったらしいんですが、実は結構頭髪が薄い力士でもあって「大銀杏が結えなくなるから辞めたんでは」とまで言われた逸話もあったりと。

それと「優勝した直後に引退した」似たような近年の例としては日馬富士が、優勝した次の11月場所を不祥事(同じモンゴル出身の貴ノ岩を飲み屋の個室でフルボッコにしてしまった)で途中休場しそのまま引退した件も。

ウイニングアンサーがなんと「赤線」になるとは(爆)

そして続くQ6はこんな問題でした。むろかつが問題をちらっと見て「いやーこれは三好さんあたりが好きそうな問題だわ」と(←ん?)

Q6:一説によると、戦前から警察では遊郭などの風俗営業が認められる地域を「地図にとある色で囲んで表示していた」/事からそう呼ばれるようになった、昭和33年の売春防止法の施行までは半ば公認で売春が行われていた日本国内の地域の事を、その警察地図で囲んでいた色の名前から何と呼ばれていたでしょう?

そしたら前半部分の「地図にとある色で囲んで表示していた」の部分で一斉に押されて、ランプが付いたのが案の定(?)三好さんだったことから全員大爆笑でした。そして残り4人が一斉に「前半で行きます」と挙手して紙コップ掲げて一斉にボードを(失笑)。「俺も行く俺も行くどうぞどうぞ…って、ダチョウ倶楽部ぢゃねえんだからと(爆)。

で正解は「赤線(赤線地帯)」全員正解でした(笑)

↑いやーお見事な「全員正解」でした(^_^;)

で、この「赤線」。東京では吉原、新宿二丁目、洲崎、鳩の先などがそのようなエリアだったそうです。一方で警察の許可ないし黙認をなしで「非合法に」特殊飲食店街を形成していた地区もあったそうで、そういうエリアを「青線(青線地帯)」と呼ばれていて(やはり警察では地図で青く囲っていたんだそうです)、同じく東京では歌舞伎町、新宿一丁目、北品川、亀有などにあったという記録が残っているようです。

この結果、「前半押し」の三好さんが+12、「前半ボード」のハマさん・おぐのりさん・チヨマルさん・本山さんが各+4で、

【現時点のポイント】

ハマクドー+51(1抜け)、おぐのり+13、三好誤服店+25、チヨマル+20、T本山+11

ハマクドーさん、なんとわずか6問で勝ち抜けてAブロック優勝、という事になりました。

しかしなんとまあ「赤線」が「ウイニングアンサー」になるとは。これもまた珍しい(苦笑)。そしてここから更に激しい「2位」争いが始まっていくことになります。次回はその続きをお送りいたします。

以上です。

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。