【復刻版#48】2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告#32(ハマクドー編(11))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の48回目となります。前回に続きまして、2021/10月例会で開催された「第4回精霊流しステークス」の第32回目では「ハマクドー編」の11回目をお送りいたします。

【復刻版#47】2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告#31(ハマクドー編(10))

2022年8月15日

↑前回はこちら。

2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告のもくじ

2021年10月10日

↑2021/10月例会報告記のもくじはこちら。

2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」報告#17「ジャンル別クイズ(6)」

2021年11月5日

↑むろかつ版のこの回はこちら。

(以下はハマクドーさんからいただいた記事です)

ハマクドー:こんばんは「岩槻どうしましょう」です。今夜は第4回精霊流しステークスの第11夜の模様をお送りします。残りジャンルは6つ。そろそろ終盤に差し掛かります。それでは第11夜をお楽しみください。

続いては「音楽」でした。磯部さんとひっさつ会長の得意ジャンルで…。

次のジャンルは音楽

挑戦者はぽちょ兄貴、磯部さん、タクミさん、ひっさつさんの4名。

Q1:かつてのバラエティ番組「オレたちひょうきん族」のオープニングテーマに用いられたフリード・フォン・シラーの戯曲を元にしたオペラに使用されたジョアキーノ・ロッシーニ作曲の序曲のタイトルは何

ひっさつさんが押してウィリアム・テル序曲を正解。

Q2:教会などで見られる鐘をコンサートの舞台で演奏しやすいようにひとつひとつの鐘を管状にしてピアノの鍵盤の順番と同様に並べて吊るした楽器で別名をチャイムズ、コンサートチャイムズ、シンフォニックチャイムなどといい日本では「NHKのど自慢」で判定に使用される鐘として知られるのは何

磯部さんが押すも誤答。正解はチューブラーベル

Q3:旅行好きとしても知られ自身もナイジェリアに旅行中に亡くなっているフランスの作曲家で「アルジェリア組曲」ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」組曲「動物の謝肉祭」などで知られるのは誰

磯部さんが続けて押してシャルル・カミーユ・サン・サーンスを正解。

Q4:元々はイギリスのサイケデリックバンド、ジェイソン・クレストの4枚目のシングル「ウォータールー・ロード」でこの楽曲にフランスの作詞家ピエール・ドラノエがフランス語の詞をつけ1968年ジョー・ダッサンの楽曲として発表された歌で日本では越路吹雪、ザ・ピーナッツ、南沙織などがカヴァーしたのは何

この問題はスルー。正解はオー・シャンゼリゼ

Q5:弦楽四重奏曲や交響曲を数多く残したことから弦楽四重奏の父、交響曲の父とも呼ばれるオーストリアの作曲家で弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」や交響曲第104番ニ長調「ロンドン」オラトリオ「天地創造」などで知られるのは誰

磯部さんが押してフランツ・ヨーゼフ・ハイドンを正解。

Q6:1849年テオドロ・コットラウが編曲し、バルカロールとして出版したカンツォーネでその歌詞はナポリ湾に面した絵のように美しい波止場地区を讃えているのは何

この問題はスルー。正解はサンタ・ルチア

Q7:作曲家ロッシーニがシャンゼリゼのモーツァルトと評した作曲家で本名をヤーコブ・レヴィ・エーベルスト、オペレッタの原型を作ったといわれ「青ひげ」「パリの生活」「地獄のオルフェ」などの作品で知られるのは誰

磯部さんが押してジャック・オッフェンバックを正解。

Q8:調性を脱し、無調音楽に入り12音技法を創始したことでも知られるオーストリアの作曲家で交響詩「ペレアスとメリザンド」合唱曲「グレの歌」独唱曲「月に憑かれたピエロ」などがあるのは誰

磯部さんが続けて押してアルノルド・シェーンベルクを正解。

Q9:エステルハージ家の夏の離宮の滞在が予想以上に長引き、楽団員の帰宅の意思をエステルハージ侯に悟らせるために作曲されたてされるフランツ・ヨーゼフ・ハイドン作曲の交響曲で演奏中奏者が1人ずつ退席することでも知られる交響曲第45番嬰イ短調の通称を何という

磯部さんが3連続で押して告別を正解。

Q10:甥のマンノは指揮者として活躍している代表作にオペラ「四人の田舎者」「スザンナの秘密」「マドンナの宝石」などで知られるイタリアの作曲家は誰

ひっさつさんが押してエルマンノ・ヴォルフ・フェラーリを正解。

音楽は終了した。

→獲得ポイント:磯部15、ひっさつ7、ぽちょ兄貴・タクミ0

磯部さん大ブレイクでした。そしてQ10のリスクもなんのそので突貫して正解をもぎ取っていくひっさつ会長もすげえ(苦笑)

続いてのジャンルは「語源・由来」でした。いやーいい戦いでした(笑)

次のジャンルは語源・由来

挑戦者はあんどうさん、Linerさん、ひっさつさん、kavaさんの4名。

Q1:元々は馬術や競馬において馬の鞍の下に敷く番号が書かれた毛布のことで日本ではこれがスポーツなどの競技者の衣服の前後につける番号を記したアイテムを指す用語となったものは何

Linerさんが押してゼッケンを正解。

Q2:本来は英語で大使のこと公式非公式問わずにブランド、商品、イベントなどを無償で宣伝広告する人を指す言葉は何

ひっさつさんが押してアンバサダーを正解。

Q3:その語源はタコの乾物を作る際に足を四方八方に広げて干す形に由来する人気のある人物や物が多くの人に求められる状態のことを何という

あんどうさんが押してひっぱりだこを正解。

Q4:古典ギリシャ語で全てを真似る人という意味がある台詞ではなく身体や表情で表現する演劇の形態を何という

あんどうさんが続けて押してパントマイムを正解。

Q5:一説には漁や狩りなどの共同作業で1人当たりに分配される分け前をこう言った事から現在の意味となったそうあるべき事を意味する言葉は何

ひっさつさんが押して当たり前を正解。

Q6:パニックという言葉の語源となったギリシャ神話に登場する牧神でテュポーンに襲われた際、上半身が山羊、下半身が魚の姿になって逃げたエピソードで知られるのは何

ひっさつさんが続けて押してパーン又はパンを正解。

Q7:ラテン語で机の引き出し、転じて秘密、神秘という意味となった言葉が語源とされるタロットカードで78枚の内22枚を大、56枚を小とする組のことを何という

kavaさんが押してアルカナを正解。

Q8:一説には仕掛けが施してあるサイコロを使ったいかさまばくちのことで現在では妻がカモとなる男を誘って姦通し、行為の最中又は終わった瞬間夫が現れて妻を犯したことに因縁をつけ法外な金銭を脅し取ることを何という

kavaさんが続けて押して美人局を正解。

Q9:その語源はラテン語の遅延するという意味がある学生など社会に出て一人前の人間になる事を猶予されている状態を指す心理学用語は何

あんどうさんが押してモラトリアムを正解。

Q10:元々は250歳の長寿の祝のこと現在では予め定まっていると考えられている寿命を指す言葉は何

kavaさんが押して天寿を正解。

語源・由来は終了した。

→獲得ポイント:あんどう13、ひっさつ13、Kava13、Liner3

↑全問スルーも誤答もなし、という凄まじい(^_^;)

ハマクドー:いかがでしたでしょうか?残るジャンルは4つ。残りのジャンルも激戦になりそうな感じです。それでは次回第12夜でお逢いしましょう。

解説と補足と余談など

(以下は番頭役・むろかつが書いております)

さて、ジャンル別クイズも後半戦に入ってきました。この4Rの元原稿(ハマさんが書いたmixi日記の記事)は2ジャンルずつの記載となっているため、ブログ転載版も同じ長さで構成させてもらっております(1-3Rは2回分を1回にしてまとめて掲載しておりました。たぶん決勝戦はそちらに戻ると思います)。

で、改めてVTRを確認しつつ色付とか強調などの装飾をしたり、文章の行間を詰めたり…とかをしてるんですが、今回の「語源・由来」がたぶん全16ジャンルの中では最も激しい戦いだったんではないか…と思います。そしてこの次点が当然、本山さん・Linerさん・むろかつでQ2-10まですべて正解していって「なんで一番難易度の低いQ1をスルーしてその後全問正解するんだ?」とハマさんがツッコミを禁じ得なかった「鉄道」のジャンルでしょうかね。

この「語源・由来」だけは他のジャンルと違い、いわゆる「競技クイズ」的な経験値でガンガン押せて行けるという側面もあります。勿論、すべてが「ベタ問」というわけではないのですが、短文・長文問わずこの語源・由来を前フリとして出題される傾向が高いため、そちらで「体で覚えている」人たち、そしてナチュラル知識的に「語源・由来の前フリからどう”跳ねて”、どんな単語に着陸(?)するか」というのを頭の柔らかさを活かして正解をもぎ取っていく人たち…と、そのアプローチ方法はそれぞれ違うのですが、結果的には「非常におもしろい面々が揃ったんだなあ」と見ていて非常に楽しいジャンルでありました。で、3問ずつ正解したひっさつ会長・あんどうさん・Kavaさんがそれぞれトップポイントの10点をくわえて仲良く13点をゲットする、という結末もなかなかでした(苦笑)。

一方で「音楽」は、クラシックから最近の音楽のイントロクイズまで精通している磯部さんと、これまたクラシックから和洋新旧問わずヒットチャートに精通しているひっさつ会長の戦いはなかなか見ものでした。磯部さんが圧勝という形になりましたがQ10の最終問題、誤答したら一気に2×がついてしまうシチュエーションも臆さずに押して正解していったひっさつ会長…という図式もなかなかしびれるものもありましたねえ。両ジャンル、本当になかなかいい戦いでいいものを見させてもらったなあとしみじみと感じた次第でした。

あ、それとこちらは「完全に余談」なんですが、トップページから入れる「定例会報告のもくじのもくじ」のページの一番下にある【復刻版定例会報告】の一覧のページを、

定例会報告【復刻版編その1(#1-6)】もくじ

2021年3月28日

定例会報告【復刻版編その2(#7以降)】もくじ

2022年8月15日

今回の2021/10月例会の「復刻版」のハマクドー氏編の記事から「その2」に分割しました。ぼちぼち【復刻版】も次次回で通算50回に到達しますので、まあ近いうちにやろうかなと思ってたのですが、意外にサクッとできたのは幸いでした。

次回に続きます。ではまた。

▼クリック頂けると励みになります!

にほんブログ村 ゲームブログ クイズゲーム・パズルゲームへにほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ




ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。