2022/01月例会「岩槻金杯」報告#8「2R「玉座戦・五一問クイズ」編(その5)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/01月例会の報告記をお送りしています。第8回目は2Rに行われたハマクドーさん企画の「五一問クイズ」の5回目の模様をお送りいたします。1人ずつのジャンル別クイズを終えてここからは全員参加のジャンル別クイズに入っていきます。まず先に+5に達するのは誰になるのでしょうか?

2022/01月例会「岩槻金杯」報告#7「2R「玉座戦・五一問クイズ」編(その4)」

2022年2月13日

↑前回はこちら。

ここからは全員参加となります。

1人ずつ行われたジャンル別クイズは以下のような結果になりました。

【登場する予定のジャンル(薄色は既に登場したジャンル)
競馬 戦国時代 野球 サッカー 水曜どうでしょう 食物 声優 アニメ•ゲーム•マンガ 文学 お笑い
芸術 音楽 語源•由来 鉄道 お悔やみ 酒•飲み物 天文 ノーベル賞 世界遺産 自然現象
法則•効果 医学 地理 世界史 寺社仏閣 山 河川•湖沼•滝 神話 芸能 スポーツ 生物 三国志
幕末•維新 企業 相撲 プロレス ファッション 自動車 風俗 妖怪

【現時点での得点】
Kava+1(語源・由来)、むろかつ0(食物)、三好誤服店+1(お悔やみ)、かよちん+1(アニメ・ゲーム・マンガ)、
ひっさつ+2(スポーツ)、チヨマル+2(寺社仏閣)、キヨミ0(地理)、ばいそん+3(芸能)、あんどう+1(世界史)、Liner+1(お笑い)

この時点では、ばいそんさんが+3でトップ、チヨマルさんとひっさつ会長が+2で2番手で追随していることになります。

さてここからは全員参加の「ジャンル別クイズ」。未出題のジャンルから5問ずつ出題されて、最も早く+5に到達した人が優勝、次の「玉座」のタイトルを獲得することになります(ちなみに今回は3位が確定するまで行われました)。それとこの企画は誤答しても先程の1人ずつの時と同様にペナルティがない形式でした。つまりは「いかに果敢に攻めていくか」というのも重要なファクターとなっていったのでした。もっとも「だからといって、ロコツな問題潰しはしないように」とハマクドーさんからのチェックも入っておりましたが(苦笑)

Q1:「汁かけ飯の話」「麦の話」といった逸話があるものの後世の創作とされる後北条氏の第4代当主で/、(豊臣秀吉の)小田原征伐により降伏し切腹したのは誰?→北条氏政(チヨマル+3)

後半もハマクドーさんがチョイスしてプレイヤー各位には選択の余地がないのは同様で、「戦国時代」のジャンルが始まった最初の問題は、戦国武将「北条氏政」から始まりまして、やはりこのジャンルにめっぽう強いチヨマルさんが正解しこれで+3としてトップタイになりました。

なお冒頭の「汁かけ飯の話」とは食事の際に氏政が汁を一度、飯にかけたが汁が少なかったのでもう一度汁をかけ足したとところ父親(北条氏康)に「汁かけ飯の量も量れぬ者に、領国や家臣を推し量ることなど出来る訳がない」と諌められた…といういわば「暗愚説」が生まれた素地になった逸話だそうで、いっぽうで「麦の話」は武田信玄の甲陽軍鑑に載っていたという「氏政は麦飯の出来るまでの過程を知らないため、武田信玄が氏政をさげすむ」という話だったそうです。それがいずれも後世の創作らしい、という次第でした。

Q2:戦国武将のあだなで、「甲斐の虎」と呼ばれたのは武田信玄。では「尾張の虎」と呼ば/れたのは誰?→織田信秀(チヨマル+4)

こちらは「尾張の虎」の瞬間にガッと押し合いになるも、ランプがついたのは好調・チヨマルさんで「織田信秀」と正解。言わずと知れた(?)あの織田信長の父親にあたる人物で、なんやかんやで戦国武将としての「格」としてはかなり低い地位から尾張国を代表する勢力までのしあがり、次代の信長の勢力基盤を築き上げた武将でした。そしてチヨマルさん一気にリーチをかける展開に。いやー、これはまさか後半戦はわずか3問で終わってしまうのか??

Q3:今川家を4代にわたって政務を補佐した事から「女戦国大名」/「尼御台(あまみだい)」と呼ばれた戦国時代の女性で、今川氏輝、今川義元の母として知られるのは誰?→寿桂尼(じゅけいに)(ばいそん+4)

と思ったら次の問題の「寿桂尼」を正解したのはばいそんさんでチヨマルさんの3連取を阻止(どうもばいそんさんが静岡出身だそうで地元の話らしいんですね、これ)。何年か前に「おんな城主直虎」で柴咲コウが主人公を演じてましたな(で、この人の役は浅丘ルリ子がやってたそうです、うむ、なんだかすごい(苦笑))…。で、ばいそんさんも+4に到達してこれでリーチ圏内が2人ということに。

Q4:別名は「霞ヶ城」。天守はかつて国宝だったが福井地震により倒壊しその後再建されて重要文化財に指定され直した、福井県坂井市にある城は何?/→丸岡城(ばいそん+5/1抜け!!)

続く4問目は「丸岡城」という福井県にあるお城の問題。問題を最後まで読まれた後にポーンと押したのは…ばいそんさんで「丸岡城」と答えると正解チャイムが。結果、チヨマルさんに逆転されるも再逆転しての1抜け、そしてこの企画の優勝となったのでした。

で、確か本多作左衛門が「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という日本一短い手紙を書いたのがこの地だったような記憶もありますです(ま、個人的には前職の某郵便配達時代(?)に営業でこれ関連の切手シートか何かを売らされた記憶が(苦笑))。

↑いやー本当にあざやかでした(笑)。

さて、ここからは2-3位決定戦に入っていきます。

で、1RのKavaさん企画同様、今回は比較的時間がたっぷりとあるのでここからは2-3位決定戦に入っていきました。

Q5:石山合戦では徹底抗戦を主張したため父・顕如に義絶され後に赦免、父の死後本願寺を継承するも/→教如・光寿(かよちん+2)

押された後、問題の続きは読まれなかったんでその後は不明なのですが、最終的には弟の准如に本願寺法主を譲る命令が時の天下人・豊臣秀吉から出され、家康の時代に本願寺が東西分裂を引き起こす原因となった人物でした(という問題文の続きになると推測されますです)。で、かよちんさんは「教如」ではなく諱(いみな)の「光寿(こうじゅ)」で答えて正解しこれで+2に。

Q6:テイクアウトチェーン店「小僧寿し」の名前の由来となっている志賀直哉の小説で、神田の秤屋で奉公をしている仙吉が主人公なのは何?→小僧の神様(ひっさつ+3)

ここからジャンルが替わり「文学」に。志賀直哉が名を馳せるきっかけとなった短編小説「小僧の神様」を正解したのはひっさつ会長。…というか上位陣が挙ってポイントを重ねてるのがなんとも凄まじい。

Q7:本名は梅谷松太郎/。そのペンネームは居住地に由来する作家で、「新選組始末記」「勝海舟」、映画「座頭市」の原案となった「ふところ手帳」などがあるのは誰?→子母澤寛(むろかつ+1)

で、ここでむろかつ、Q7「子母澤寛(しもざわ・かん)」を本名だけで押して正解し周りをどよめかせて初日を出す始末(爆)。そしてむろかつ「よし、俺の仕事は終わった」と(←をい)。ちなみに居住地は今の東京都大田区の大森のあたりだったそうです。

Q8:その代表的な作家にはウィリアム・ギブスンが挙げられ、コンピューターのネットワークによって管理された未来社会を描くSFのサブジャンルは/何?→サイバーパンク(Liner×「ディストピア小説」)

続くQ8「サイバーパンク」は、Linerさんが押すも「ディストピア小説」で誤答(ただし前述した通りこの企画は誤答ペナが無いです)。「ディストピア」とは「人間解放を約束したはずの科学が逆に巨大な管理社会を生み出すという悲観的未来像」という意味らしく、うーんこれはたぶん正解を100点満点としたらもしかしたら69-70点ぐらいは行ってるんではないかと思うぐらい惜しい誤答なんでしょうねおそらく(苦笑)。

Q9:社員食堂勤務の傍ら小説を書き、2007年(に50歳で)「邪剣始末」で作家デビュー。2013年『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞した小説家は誰?→山口恵以子(スルー)

こちらのQ9「山口恵以子(えいこ)」はスルー。ただ私・むろかつはNHKの「サラメシ」だったかで(最初はTBSの「情熱大陸」かなと思ってましたが調べたら「サラメシ」だったようです)この人が社食で働いてた回、そして昼飯を喰ってたのを見た記憶があり「あー、あの丸の内の新聞配達員の社食で働いてたおばちゃんか…。でも名前は知らんな」って感じでした(苦笑)。

Q10:イタリア語で「魔女」という意味がある、前年の5月1日から同年の4月30日に出版されたイタリアの作家による散文小説に対して贈られるイタリア文学界最高の賞は何?→ストレーガ賞(スルー)

こちらはスルー。これで「文学」問題は終了となりました。

Q11:遊撃手としての広い守備範囲と華麗な守備から/「オズの魔法使い」の異名を持つサンディエゴ・パドレスとセントルイス・カージナルスで活躍したメジャーリーガーは誰?→オジー・スミス(あんどう×「吉田義男」)

ここからは「野球」のジャンルになりまして、しょっぱなの問題はあんどうさんが物凄い早いポイントで押して「吉田義男(「牛若丸」と呼ばれた華麗な守備を見せた阪神の選手。1985年の阪神日本一の時の監督としても有名)」と答えるが無念のブザー。ちなみに「和製オジー・スミス」と呼ばれていたのが巨人→中日で活躍した犠打数正解記録を持つ川相昌弘選手だったりもします。

Q12:日本プロ野球初のスイッチピッチャーとして登録された元プロ野球選手で、ダイエー、阪神に在籍していたのは誰?→近田豊年(スルー)

ここはスイッチヒッターならぬスイッチピッチャーだったという「近田豊年(とよとし)」の問題でしたがスルー。どうも実際は本職は左投げで右投げではプロでは投げなかった(プロのレベルに達してなかったから)そうです。今はゴルフのレッスンプロをされているそうで…。

Q13:プロ野球で1軍の公式戦の練習開始前または終了後に2軍公式戦を同日・同球場で連続で開催する事を特に何という?→親子ゲーム(スルー)

言われてみれば「あー」と皆が嘆いた「親子ゲーム」でした。

Q14:ドラフト5回指名・入団拒否4回…と、日本プロ野球史上最多の記録を持っていた元プロ野球選手で、1979年に13勝をあげて新人賞に輝いた中日ドラゴンズの投手は誰?→藤沢公也(スルー)

これは今のドラフト制度と違い(ただし近年でも契約金が安く条件が良くない育成選手指名ではままあるそうですが)、1960年代から80年代前半あたりまではドラフト指名されても拒否する(そして希望の進学先や就職先に行ったり、もっと翌年以降に指名順位が高いとこを狙ったり)選手が多かったのですが、しかし一人で入団拒否4回は凄まじい。で、実際にこの藤沢投手が指名されたのは1969年ロッテ3位、1971年ヤクルト11位、1973年近鉄4位、1976年日本ハム2位、そして実際にプロ入りした1977年中日1位指名だったそうです。

Q15:外野フェンスにツタが生い茂っているという特徴がある、2020年現在、フェンウェイ・パークに次いで(MLBで)2番目に古い球場である、シカゴ・カブスの本拠地球場は何?→リグレー・フィールド(スルー)

続く問題はシカゴ・カブスの本拠地の「リグレー・フィールド」でしたがここもスルー。なお、ここのツタのとこに打球が入ってしまった場合はここの球場特別ルールでエンタイトルツーベースになります(苦笑)。

これで「野球」のジャンルは終了。いつもだと野球が得意な面々での押し合いになるとこでしたが何ともいつも違うのが凄すぎる…。

Q16:特撮「がんばれ!!ロボコン」でロボコンの声を演じたのは山本圭子。では「燃えろ!!ロボコン」でロボコンの声を演じたのは誰?/→伊倉一恵(ひっさつ+4)

とここで出てきたジャンルは「声優」でした。するとQ16「伊倉一恵」を正解したのはひっさつ会長でこれで+4に到達しリーチ状態に。

Q17:アニメ「(昭和版)キャプテン翼」では次藤洋の声を演じていた声優で、日本テレビ系列の「満天☆青空レストラン」や「ザ!鉄腕!DASH!!」のナレーションでも知られるのは誰?/→平野義和(ひっさつ+5/2抜け!!)

すると、続くQ17「平野義和」は「ザ!鉄腕!DASH!!のナレーション」の問題文で「ああ、あの声の人か」と反応する人が多い中、ポーンと押してランプをつけたのは…ひっさつ会長で、2連取で+5に到達し2抜けということに。いやー電光石火というべきか(笑)

Q18:かつて桑島法子・桂川千絵と共に声優ユニット「S-nery(サナリィ)」で活躍していた声優で、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」のトポステ、「機動新撰組 萌えよ剣 TV」の白虎、「らき☆すた」の黒井ななこがあるのは誰?→前田このみ(スルー)

Q19:2016年10月10日に脳幹出血のために亡くなった声優で、OVA「ウィザードリィ」のライフスティーラー役でデビュー、アニメ「コードギアス」シリーズの玉城真一郎、「BRAVE10」の三好清海入道、「ハイキュー!!」シリーズの烏養繋心役で知られるのは誰?→田中一成(スルー)

Q20:2015年4月19日に急性大動脈解離により亡くなった俳優で、声優としては1969年、1972年版のアニメ「ムーミン」のスナフキン役で知られるのは誰?→西本裕行(スルー)

と、声優問題は得意そうな面々が結構いたにも関わらずひっさつ会長勝ち抜けの後はスルーで終了となりまして次のジャンルに。

Q21:代表的な古代湖でありおよそ100万年の歴史を持ち、固有種が進化し生息する「ダーウィンの箱庭」として知られる、ケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれた/アフリカ最大の湖→ビクトリア湖(チヨマル+5/3抜け!!)

そしてジャンルが「河川・湖沼・滝」(か「地理」のどっちか)に替わった1問目の「ビクトリア湖」を正解したのは…チヨマルさんでして、これで+5に到達・3抜けとなりまして企画終了となったのでした。

↑こんな結果に。

そして優勝したばいそんさんと、2位のひっさつ会長にも賞品が贈呈されまして、

「ごはんどろぼう」って名前がいいっすね(笑)

ばいそんさんにとっては、天元・棋王に次ぐ3つ目のタイトル獲得となりました。おめでとうございます。

…で、実は今日は当初の予定はこの2つしか決まっておらず、しかしそれでも時間はまだまだ余っておりまして「あのー、かよちんさん、もしよかったら、12月企画の「かぶってイーヨ!!」の再放送、やりません?」ということになりまして、3Rは前月のバラエティ企画の再放送と相成ったのでした。こちらも次回から「詳細編」としてお送りしていきますです。

以上です。次回に続きます。

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。