2022/01月例会「岩槻金杯」報告#7「2R「玉座戦・五一問クイズ」編(その4)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/01月例会の報告記をお送りしています。第7回目は2Rに行われたハマクドーさん企画の「五一問クイズ」の4回目の模様をお送りいたします。「ジャンル別クイズ、ただし自分でジャンルは選べない」というクイズの前半戦、各人1人ずつのクイズも残り2人となりました。さて全員参加の後半戦前にどんな状況になるのでしょうか。

2022/01月例会「岩槻金杯」報告#6「2R「玉座戦・五一問クイズ」編(その3)」

2022年2月11日

↑前回はこちら。

残るは2人となりました。

現時点での状況は以下のとおりです。

【登場する予定のジャンル(薄色は既に登場したジャンル)
競馬 戦国時代 野球 サッカー 水曜どうでしょう 食物 声優 アニメ•ゲーム•マンガ 文学 お笑い
芸術 音楽 語源•由来 鉄道 お悔やみ 酒•飲み物 天文 ノーベル賞 世界遺産 自然現象
法則•効果 医学 地理 世界史 寺社仏閣 山 河川•湖沼•滝 神話 芸能 スポーツ 生物 三国志
幕末•維新 企業 相撲 プロレス ファッション 自動車 風俗 妖怪

【現時点での得点】
Kava+1(語源・由来)、むろかつ0(食物)、三好誤服店+1(お悔やみ)、かよちん+1(アニメ・ゲーム・マンガ)、
ひっさつ+2(スポーツ)、チヨマル+2(寺社仏閣)、キヨミ0(地理)、ばいそん+3(芸能)

とまあこんな感じに。+5勝ち抜けのところ、ばいそんさんが+3でトップ、ひっさつ会長とチヨマルさんが+2で追撃、といったところです。

9人目はあんどうさんでした。

Q1:代表的な人物にプトレマイオス1世、セレウコス1世、アンティゴノス1世などがいる、日本語で「後継者」を意味する(マケドニア王)アレクサンドロス3世の死後、その後継者となった部下たち指す言葉は何?→ディアドコイ(スルー)

こちらはスルー。どうも後継者同士の戦いが「ディアドコイ戦争」というのが40年以上行われ、更に戦いが勃発して最終的にはヘレニズム三国に分裂する…というなんとも昭和時代の自民党の派閥闘争のような様相に(以下略)

Q2:本名は「サロット・サル」とされる人物で、クメール・ルージュの精神的指導者として原始共産主義を目指し政治的反対者を虐殺したことでも知られるのは誰?→ポル・ポト(あんどう×「ラスプーチン」)

カンボジアの独裁者「ポル・ポト」(後に失脚後にカンボジアのジャングルに逃げてゲリラ活動をしていた「ポル・ポト派」でおなじみの)はあんどうさんは「思い出せそうで思い出せない」状況だったようで「ラスプーチン(ロシア帝国末期に皇帝一家に取り入った祈祷僧で「怪僧」と呼ばれていた人物)」と答えて正解ならず。本名が「とされる」となっているのは、本人の身内などは「あいつの本名はサロット・サルだ」と証言している反面、本人は死ぬまでそれを認めなかったという逸話によるもの。ちなみにこの問題の際にはもブザー鳴らした後にカメラの後ろにいたむろかつの方を向くハマさんと、いきなり振られたもんだから「ん、ポル・ポトさん?」と、なぜかさん付けで答えてチャイムを鳴らされる「怪しい事件史のヲニ」のむろかつのやりとりが(爆)

Q3:中国の唐の(中期の宰相だった)楊炎(ようえん)の建議により均田制・租庸調制に代わって施行された税制で、その名前は夏と秋の二回徴税されるためについたのは何?→両税法(スルー)

Q4:則天武后、西太后と共に「中国三大悪女」とされる、漢の劉邦の妻は誰?→呂太后/呂雉(りょち)(スルー)

Q3「両税法」、Q4「呂太后」はスルーということに。ま、今だったら「中国四大悪女」として毛沢東の妻の江青(文化大革命で人民を数千万人単位で殺してしまった)が含まれるんでしょうね、これ。

Q5:1531年、白蓮教の教祖・韓山童の起こした反乱により始まった中国の元末期に起こった農民反乱で、明の太祖・朱元璋が参加したことでも知られるのは何?→紅巾の乱(あんどう1○)

最後の問題は「紅巾の乱」をあんどうさん正解で+1獲得で終了、となりました。

ちなみに世界史的には後漢末期の184年に太平道という宗教の信者が教祖の張角を指導者として起こした組織的な農民反乱の「黄巾(こうきん)の乱」という日本語読みでは全く同じ読み方をする反乱がありまして…実は個人的には未だに区別できてません(ノД`)シクシク。言うまでもなく「黄巾の乱」の方は黄色い頭巾を、「紅巾の乱」は赤い布を目印にしていたというとこから名付けられたんだそうですが。

で、ここのジャンルは「世界史」でした。

で、残るはLinerさんだけとなりました。

10人目はLinerさんでした。

そして今回はトータルの参加者が11人と、比較的少なめだったのでこの10人目のLinerさんが最後ということになりました。

Q1:2021年8月17日をもって解散したお笑いコンビで、蛍原徹と宮迫博之がメンバーだったのは何?→雨上がり決死隊(Liner1○)

「さて、ジャンルにハマるかどうか…」とひとりごちしながら着席しての1問目。無事に正解し「よかったー、1問目が取れて」と安堵の表情をするLinerさんでした。しかし宮迫氏、解散後なかなかえらい目に。本当に総スカン状態になってるのに渋谷の一等地に焼肉屋、成功するんだろうか…。

Q2:かつてピン芸人「イタリア人」としての活動していた経歴を持つタレントで、2019年6月3日に女優の蒼井優と入籍したお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のツッコミ担当と言ったら誰?→山里亮太(スルー)

こちらはスルー。この記事を書いている前日あたりに奥様が妊娠されたという芸能ニュースが流れてましたな。

Q3:大木こだまが日本テレビ系バラエティ番組「ぐるぐるナインティナイン」に出演して料理を食べてコメントをする際に的確なコメントができず思わず発したのがきっかけである、彼の有名なギャグは何?→チッチキチー(スルー)

Q3「チッチキチー」はスルー。つーか、あのギャグ、もう1980年代の漫才ブームの頃からある鉄板ネタだと思ってたらそんな最近の、しかも突発的なネタでしたか(^_^;)

Q4:1981年、シングルレコード「恋のぼんちシート」をリリースし売上約80万枚を記録、(コンサート公演で)日本武道館を満員にした初の漫才師である、里見まさととぼんちおさむの漫才コンビは何?→ザ・ぼんち(Liner×「おぼん・こぼん」)

Q4「ザ・ぼんち」はLinerさん「おぼん・こぼん」と答えて正解ならず。ただまあ漫才ブームの頃、そしてあの直後の演芸番組に両組よく出てましたし、個人的には不仲を極めていた(とされる)、おぼん・こぼんの両氏が仲直りした…というニュースを見るまでこの似たような名前の2つのコンビの区別はあまり、ねえ?(←実感(大汗))

Q5:2015年5月28日、がんのため亡くなった漫才師で、本名を里谷 正子(さとや まさこ)という、高校時代はソフトボール部でセンターでキャプテンをつとめていたのは誰?→今いくよ(スルー)

最後は「今いくよ・くるよ」の「今いくよ」師匠でした。確か漫才のネタで「私たち高校の頃にソフト部やってまして、私ピッチャーでエース。くるよちゃん、キャッチャーでロース」「誰がロースやねん」ってのをよくやってましたねえ。懐かしい。

で、Linerさんは+1で終了。ジャンルは「お笑い」だった(らしい←ハマクドーさんの正式発表はなかったので推測となります)んですが、どうもLinerさんにとってはこの手の芸能問題は苦手ジャンルらしく、さきほど「食物」でえらい目に遭ったむろかつが「いやー、物凄くわかりますわかります」と、その得意ジャンルと苦手ジャンルの落差の激しさは全くおんなじなんで目を細めながらつぶやいておりました(苦笑)

で、前半はこんな感じになりました。

【登場する予定のジャンル(薄色は既に登場したジャンル)
競馬 戦国時代 野球 サッカー 水曜どうでしょう 食物 声優 アニメ•ゲーム•マンガ 文学 お笑い
芸術 音楽 語源•由来 鉄道 お悔やみ 酒•飲み物 天文 ノーベル賞 世界遺産 自然現象
法則•効果 医学 地理 世界史 寺社仏閣 山 河川•湖沼•滝 神話 芸能 スポーツ 生物 三国志
幕末•維新 企業 相撲 プロレス ファッション 自動車 風俗 妖怪

【現時点での得点】
Kava+1(語源・由来)、むろかつ0(食物)、三好誤服店+1(お悔やみ)、かよちん+1(アニメ・ゲーム・マンガ)、
ひっさつ+2(スポーツ)、チヨマル+2(寺社仏閣)、キヨミ0(地理)、ばいそん+3(芸能)、あんどう+1(世界史)、Liner+1(お笑い)

この点数をもって、ここからは全員参加で「残ったジャンル」を出していって+5を目指して早押しクイズに挑戦する「後半戦」に入っていきます。明らかに引き運の有無、得意ジャンルの幅の広さか否かで好調で突っ走る人たちと、全くパッとしない人たち…と明暗が分かれていったのはなかなか興味深い展開となっていきました。

次回はその「後半戦」の模様、3位決定戦まで行いましたのでそちらをお送りいたします。以上です。

解説と補足と余談など

(こちらも番頭役・むろかつが書いております)

というわけで「五一クイズ」の前半戦の模様をお送りしました。しかしいつもの「15-20ジャンルから4ジャンルを選んで10問でできるだけ多く正解していく」といういつものジャンル別クイズと、まったく違う「別物な」企画で実際にプレーが始まって「そういう事か」と苦笑いを禁じ得なかったのが実に印象深い企画でありました。まあ確かに5問限定で複数人数の奪い合いだとちょっと厳しい形式になるんでこういう企画・形式をチョイスしたのはなかなか興味深い次第でした。

で、やはり「引きの強さ」と「できるだけ多くのジャンルに(1問でもいいから正解できるぐらいの)精通している幅の広さ」が求められる企画でしたねえ。

私・むろかつなんかは本当に「知ってることはとことん知ってるけど、知らんことはとことん知らん」というタイプでして、「まあ常日頃の行いの悪さもあるし、全然苦手なジャンルに打ち込まれるんだろうな」とか思いつつ着席したら「んな、地方グルメやB級グルメなんか俺知らんわ」という「食物」問題で予想通り大撃沈、という始末でした。ただ自分なりに「やっぱり俺は頭がおかしいんだろうな」と思うのは、どうもビデオカメラやデジカメで撮影する側に回ることが多いので「画、の中で悶え苦しんでいるむろかつって構図はこれは意外においしいかも」とも頭の中に映像としてパッとよぎるもので、となると「後半戦、勝ち負けはどうでもいいから、どこかの問題で一発、風穴開けてやろ」とそっちを狙い始めるんですね。まあ実際に「一発、風穴を開けられたかどうか」については次回以降の報告記をどうぞお楽しみ、ということで(^_^;)

そしてこのジャンル別クイズで「いやー、あなたもでしたか」と、Linerさんやあんどうさんあたりの、順位戦・名人戦や、私の企画ではめっぽう強いお二方がやはり苦手なジャンルにぶちこまれて大苦戦されているのを拝見しまして、更に指勝負的にはやはりやや他の面々にはかなわないものの、猛烈な引きの良さで躍動したチヨマルさん、そして引きの良さとどこでも来い的な安定した強さを魅せるばいそんさん、正直得意ジャンル以外にも何を知ってるか計り知れない幅の広さを見せるひっさつ会長あたりが「躍動」してたのも拝見しまして「うん、やはり岩Q槻は何が起きるかわからんわ」と、かなり楽しんでいたのは本当に何よりでした。

しかしこの40ジャンルにも至る作問と出題。本当に大変だったでしょうね…やはりハマクドーさんには本当に頭が下がる思いでいっぱいです。それではまた次回に。

(Text by むろかつ(番頭役))

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。