【復刻版#20】2018/06月例会「MJCC」報告#8(カーリングクイズ編(4))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の20回目となります。今回は2018/06月例会「MJCC」の時の佐伯明日叶さん企画の「カーリングクイズ」の詳細版報告記4回目です。残るは2問。各陣営の勝負師の腕の見せ所となるわけですが、果たしてどのような展開が…。

【復刻版#19】2018/06月例会「MJCC」報告#7(カーリングクイズ編(3))

2021年4月1日

↑前回はこちらをどうぞ。

Q4は「面積が狭い都道府県」でした。

残るは2問。続くQ4は「面積が狭い順の都道府県(全21個)」という問題でした。しかしこの問題「広い方」はそうなかなか変わらない反面、「狭い方」は、やれ埋立地が拡張されました、やれ県境の境界線が改正されました…と、ちょこちょこと順位が動いてるらしいので、そこらへんを佐伯さんがビミョーに突いてきたという次第で「うまいなー、佐伯さん」とプレイヤー側から声がかかる次第でした(笑)

↑今回はこちらを使いました(下の罫線が見切れてしまいすんません…)

【第1ターン】

→A1・「千葉県」○→20番

→B1・「徳島県」○→12番

→A2・「埼玉県」○→9番

→B2・「佐賀県」○→6番

→A3・「富山県」○→15番

→B3・「愛媛県」○→×

なんと前半戦。一度もストーンを弾くことがないという、「実に動かざること山の如し」。まさに武田信玄の「風林火山」的なオープニングが繰り広げられたのでした。

まずAチームは本山さんが「千葉県」と答えたところ、まさかの20番、つまりは圏外ギリギリ(=意外にでかかった)という次第に。これで少し目論見が外れたのか、徳島→12番、埼玉→9番、佐賀→6番、富山→15番…と、いかにも日本地図の都道府県図を見る限りでは「狭いなー」と思われるとこをぽつぽつと取りに行き、前半最後のB-3では「愛媛県」を指名するもののこれが入っておらず。

どうも後から調べたら愛媛県は22番目(つまりは「次点」)だったようで「いやー、意外に愛媛って広いのね。房総半島の千葉よりもちょっと大きかったのね」と、皆でびっくりするやらでした。

そして後半に入っていきます。

【第2ターン】

→A4・「長崎県」○→11番→B1(徳島)が14番へ、A3(富山)が16番へ

→B4・「島根県」×

→A5・「大阪府」○→2番

→B5・「奈良県」○→8番→A2(埼玉)が10番、A4(長崎)が12番へ/終了

そして後半戦。A4のとこにそーいち氏が「長崎県」と答えるとこれがなんとど真ん中の11番でした。

で、B1(徳島)のストーンが弾かれて14番に、その隣のA3(富山)が更に弾かれて16番へ…となっておりました。

となると、Bチームはどーにか空いている「10番」に入れたいところだったんですが、ここで答えた「島根県」が圏外でストーンを置けず(どうやら29位だったようです)。一方でAチームは真ん中に入れると自分とこのストーンを外にすっ飛ばすことになるため、「ここは無難に外で…」と、あえて「大阪府」を指名して2番にストーンを入れて回避を。

そしてBの最終5投目はやはり10番を狙って「奈良県」と回答したところ、

これが惜しくも8位で8番に入り、結果、赤のストーンがど真ん中の11番を挟んで2つ(A2の埼玉と、A4の長崎)というフォーメーションとなりまして、これでAチームが2-0という事で更に2点追加…となったのでした。

しかし今回のセット、前半が全くストーンがかすらずに微動だにせず、というのもまた珍しい、というか新しい(苦笑)。結果、

Aチーム 53 Bチーム

というトータルスコアで、いよいよ最終問題に入っていくことになるわけでした。続きます。

解説と補足など

(例によって2021年4月時点のむろかつが感想戦風に書いております)

というわけで本来は今回が「カーリングクイズ」の最終回のつもりでしたが、よくよくVTRチェックをするともう1問あった、という事で次回が最終回となります。いやー本当に記憶が飛んでいてVTRを改めて確認して「あー、そうなってたのか」とびっくりする事だらけなこの企画の報告記となりました。

Q3「47都道府県の狭い順21箇所」という問題。逆の広い方はなんとなくわかるんですが、狭い方は冒頭にも書きましたが、やれ港湾地区の埋立事業が終わって面積が増えて順位が入れ替わったりとか(実際に大阪(2位)と香川(1位)との間であったそうです)、そして実際には、2位の大阪から、東京・沖縄・神奈川・佐賀の6位あたりまでが本当に僅差で500平方キロメートルの差の中にひしめいているぐらいの感じでして、今回はBチームのキーポイントなった「10位」は滋賀県だったんですが、その滋賀県から見て7位の鳥取県までが500平方キロメートル差、逆に後ろを見れば20位の千葉県までがおおよそ1000平方キロメートル差…という、つまりは47都道府県のうち20都府県がぎっちりと、毎年年末の京都で行われる「高校駅伝」の1区のような感じでした。皆秒差で突っ込んでくるんで、2区の中継所が次のランナーで押し合いへし合いになってる、みたいな(^_^;)。

ですので、改めて思えば、誤答となったB3の愛媛県(次点の22位)も決して大外れというわけではなく、B4の島根県(29位)も、隣の鳥取県が7位でして実際は島根の面積が鳥取の2倍弱ぐらいあるんですが(大汗)、鳥取or島根か…という、北関東の群馬・栃木(そして茨城)あたりをワンセットにして考えがちな思考を思えば「あ、気持ちはわかるかも」と思いましたね。なお実際に群馬県・栃木県は実に同じような面積で27位・28位という次第で、更に茨城県も24位だったんでまさにここはどっこいどっこいで(苦笑)。改めて、ここらへんの順位の設定方法のうまさが光った企画だったなあと思いますです。

では次回が最終問題、報告記も最終回となります。どうぞお楽しみに。以上です。

(Text by むろかつ(番頭役))

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埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。