こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/12月例会「第6回ガソダム記念」の報告記をお送りしております。12回目は2Rのむろかつ企画「座・ムダ長文(供養編)」報告の3回目をお送りいたします。このあたりから後半戦に入っていきます。
↑前回はこちら。
予備問題ゾーンに入っていくので難易度も上がっていきます(^_^;)
前回のラスト、Q13時点での各人のポイントはこんな感じになっておりました。
【Q13時点:ハマクドー+22、ひっさつ+52、Kava+36、かよちん+54、チヨマル+7】
ハマさんが果敢に前半押しで攻めるも誤答が続いてポイントが伸びず、一方でひっさつ会長がQ1-11まで連続正解でコツコツとポイントを伸ばしてたとこに「ひっさつ会長と結構得意ジャンルがかぶっている」かよちんさんが+54で暫定首位を奪還する事態になっておりました。
Q14はこんな問題でした。
Q14:近代の歴代の皇后陛下に崩御された後に付けられた諡(おくりな)で、孝明天皇の夙子(あさこ)皇后は英照皇太后、明治天皇の美子(はるこ)皇后は昭憲皇太后、大正天皇の節子(さだこ)皇后は貞明皇后でしたが、昭和天皇の/良子(ながこ)皇后につけられたのは何皇后でしょう?
A14:香淳(こうじゅん)皇后
はい、むろかつ大好きな「皇室問題」でしたしかもド直球の(苦笑)。要は歴代天皇も亡くなった後に「××天皇」という諡がされるのと同様に(ゆえにまだご存命の上皇陛下を「平成天皇」とはまだ呼んではいけません)、皇后も同様に諡がつけられる次第でさて昭和天皇の良子皇后の諡ってなんだったけ?という問題でした。そしたら誰も押せず後半ボード問題に。そして誰もボード正解できずという次第でした。そして62年間という最長の在位期間と2000年6月16日に97歳で崩御された為に神話時代を除いて歴代皇后の最長寿の記録を持っております。
Q15:本名は前島 英三郎(まえじま えいざぶろう)。もともとは地元・山梨放送のアナウンサーだったが後に上京して人気司会者となるも、1973年6月に愛知県刈谷市の市民会館で行われた畠山みどりの歌謡ショーの司会として出演した際にものまねを始ようとマイクから後ずさりした際、奈落に転落し下半身不随となり/、復帰後は「車椅子の司会者」としても知られた人物で、後に政治家に転身し小渕内閣と森内閣では郵政大臣もつとめたのは誰でしょう?
A15:八代英太
こちらも誰も押さずで後半ボードに突入。しかしひっさつ会長だけが「自信はないんだけどなー」といいつつボードに書き始めて「やしろえいた」で正解ということに(笑)。ちなみにこの問題、例会の数日前に「某クイズゲームから問題をパクりまくって問題集として売りつける」某クイズプレイヤー氏のブログかどこかに「本名:前島英三郎」のフリで「八代英太」の問題がありまして(あ、問題文は全然違いましたけど)「かぶってるよー」とひとり失笑してた始末でした(爆)
【Q15時点:ハマクドー+22、ひっさつ+53、Kava+36、かよちん+54、チヨマル+7】
さて、当初の「第4セット」の出題予定の15問はこれで終わりまして、ここからは今日の第1-3セットおよび第4セットの「予備問題」2問ずつ合計8問が出題されていきます。「まあここまでは行かねえだろうな」という難易度が高かったり、問題文が強引だったり…という珍問題(?)が頻出されることになるわけですが…さてどんな感じになっていくのでしょうか。
Q16:その名前は元々は昭和27年から昭和33年まで生産された、自転車に後付けで取り付ける補助エンジンキットの名称および商標で、英語では熊など猛獣の子供を意味している名前をつけていたものであり/、その昭和33年から製造販売を開始した際には元の名称に「スーパー」をつけて販売したという/逸話がある、現在では累計生産台数が1億台を優に超える、本田技研工業が1950年代から製造販売しているオートバイは何でしょう?
A16:カブ
後半で押したのはひっさつ会長。そして問題を最後まで読まれて「そういうことかー」とつぶやく人多し。で「カブ」を正解したのは後半押しのひっさつ会長(+7)、後半ボードのハマさん・Kavaさん・かよちんさん(各+1)でした。
【Q16時点:ハマクドー+23、ひっさつ+60、Kava+37、かよちん+55、チヨマル+7】
ひっさつ会長暫定首位再奪還となりました。ええ、前職の「民営化した赤いバイクでデリバリーする」仕事の時はほぼ毎日のようにしょっちゅう乗ってました(失笑)。最初は50ccつまり原付でしたが、途中から自動二輪の免許も取ったんで90ccとか110ccとかも乗ってましたねえ。
なおこの「カブ」と、ボーイスカウトで小3-5の子どもたちが所属する「カブスカウト」の語源は全く同じ(幼獣、熊などの猛獣の子供)で、しかもカブスカウトでは様々な活動の上で与えられる「チャレンジ章」をすべて得ると「スーパーカブ」という名の優秀スカウト表彰をされるウソのような本当の話もあったりします…というよりも最初作問した時の前フリは実はここからでした。文法的にきついので修正しましたが…(苦笑)
そしてここでKavaさんがお帰りになりました。いやーお疲れさまでした。
それでも前半押し・後半押しに成功していくんだから、さすが(笑)
Q17はこんな問題でした。
Q17:日本では演劇公演の前日にプログラムやマスメディア向けの写真撮影など/に使われたりすることが多い、ドイツ語で「総合」と「検証」を意味する「Generalprobe(ゲネラールプローベ)」がその言葉の由来となっている略語で、オペラやバレエ、演劇、音楽コンサートにおいて、初日/公演や演奏会の本番間近に本番同様に舞台上で行う最終リハーサル・通し稽古の事を何というでしょう?
A17:ゲネプロ
最近ではジャニーズ事務所のタレントの人たちが出演するお芝居・ミュージカル等で「前日の通し稽古の模様および出演者のインタビュー」をワイドショーや情報番組で流されることが多いのですが、まさにこれの事を指しております(ただし一般向けには「前日の稽古が報道陣に公開されました」という言い方をしておりますが)。それでも一昔前は歌手のコンサートツアーの直前の通しリハーサルのことをこう呼ぶことが多かったものでしたが…。そしたら前半早々のとこでかよちかさんが押してきまして「うおっ、早い」とむろかつがびっくりする次第でした。
で「ゲネプロ」。正解したのは前半押しのかよちんさん(+12)、前半ボードのハマクドーさんとひっさつ会長(各+4)でした。
【Q17時点:ハマクドー+27、ひっさつ+64、Kava+37、かよちん+67、チヨマル+7】
ここでかよちんさんがまたまた暫定首位に浮上。ひっさつ会長との首位争いが実に凄まじい。
続くQ18はこんな問題でした。
Q18:第一次世界大戦において甚大な損害を被ったフランスが、大戦で戦ったドイツの驚異に対抗するために1936年総工費・維持費・補強費をあわせて/300億フランかけて建設し「難攻不落」が期待されるも、その後の第二次大戦であっさりとナチス・ドイツ軍に突破され無用の長物と揶揄される事になった/、北はフランス・ベルギー・ルクセンブルク三国国境の街のロンヴィから南は地中海フランス・イタリア国境にまで至る、長大な複合要塞を、建設当時のフランス陸軍大臣の名前を冠して「何線」と呼ばれているでしょう?
A18:マジノ線
「世界史」および「怪しい事件史」的なジャンルでした(笑)。そして押したのはチヨマルさんでしかもかなりとんでもなく早いポイントでやっぱりむろかつが大いにビビる次第に(苦笑)。
そしてチヨマルさん正解していくんだからやっぱしこの人の網羅してるナチュラル知識はおもしろいし凄いしで(笑)。そして正解者は後半ボードのハマさん(+1)と2人だけでしたが、ハマさんはこの「マジノ線」とは逆にドイツが対フランス向けに建築した「ジークフリート線」の二択で迷ってたそうです。
【Q18時点:ハマクドー+28、ひっさつ+64、Kava+37、かよちん+67、チヨマル+19】
ちなみにこの「マジノ線」は、私(むろかつ)としては生まれてはじめて読んだ「ゴルゴ13」の第53巻(「崩壊第四帝国 狼の巣」)のメインの話で出てくるもので、ネオナチの殲滅を依頼されたゴルゴ13がアルゼンチン・ブエノスアイレスの美術館を模したネオナチの本拠地を襲撃し構成員の皆殺しをした際に、ここのネオナチのボスでありナチスの最高幹部でヒトラーの後継者であったマルチン・ボルマンがこんな台詞を言ってたんですね。
「それではマジノ線とかわらんではないか!!」と。まあボルマンはこの話ではゴルゴ13に殺られる前に持病の心臓がやられて寿命が尽きるんですけども。この作品を読んだのは小3の夏休み。親父が古本屋で買ってきたのを子供部屋に放置してたのがきっかけだったんですが…たぶん「怪しい事件史のオニ」のきっかけはこれだったんでしょうな(失笑)。いずれにしてもチヨマルさんナイス正解でした。
Q19はこんな問題でした。ジャンルとしては「音楽」でした。
Q19:その言葉の由来はラテン語およびフランス語での「歌で伴奏されたサークルダンス」という意味の単語に由来する、元来は「踊りのための民謡」であったが、後に宗教的な礼拝の中で歌われるようになり、現在では聖歌・賛美歌の一種となったもので/、近年ではクリスマスにキリスト教文化圏でイエス・キリストの誕生を祝い、誕生にまつわる様々な場面や逸話を歌詞にした/歌を指すのは何でしょう?
A19:キャロル(クリスマスキャロルでも可)
後半で押したのはハマさんで、残りの3人は後半ボードということに。そして「(クリスマス)キャロル」を正解したのは後半押しのハマクドーさん(+7)と、後半ボードのかよちんさん(+1)の2人でした。で、ひっさつ会長が「ゴスペル」と書いてたんですが「あー、そっちで良かったのか」と悔しがっておりました。
【Q19時点:ハマクドー+35、ひっさつ+64、Kava+37、かよちん+68、チヨマル+19】
…で、1992年に発売されて170万枚以上の大ヒットになった稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」の「クリスマスキャロル」はこういう意味だったんですね、という次第でした。この人も1982年にヒットした「ドラマティック・レイン」以降「一発屋」と呼ばれてたそうですが、今でもクリスマスの時期には毎年のように流れる凄いヒット曲を出してたんすね…。
こんな感じで残りは4問となりました。次回が2022/12月例会報告としては最終回となります。ではまた次回に。
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