2022/12月例会「第6回ガソダム記念」報告#11「2R:座・ムダ長文供養編(笑)(2)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/12月例会「第6回ガソダム記念」の報告記をお送りしております。11回目は2Rのむろかつ企画「座・ムダ長文(供養編)」報告の2回目をお送りいたします。+60p勝ち抜けがないこの企画、このあたりから結構、「押して誤答」によるマイナスポイントのダメージが大きいことが明らかになってきます。

2022/12月例会「第6回ガソダム記念」報告#10「2R:座・ムダ長文供養編(笑)(1)」

2023年1月10日

↑前回はこちら。

「あっ、いっ、うっ」。このうち小林製薬の(以下略)

Q5終了時点のポイントは以下の通りでした。

【Q5時点:ハマクドー+25、ひっさつ+11、Kava+18、かよちん+25、チヨマル+2】

いやートップが同点で並んでるとは(^_^;)

今回はQ6から始まります。

Q6:「あっ」「いっ」「うっ」。このうち、「アンメルツ」「ブルーレット」「熱さまシート」「フェミニーナ」「アイボン」「ナイシトール」「糸/ようじ」などのロングヒット製品でおなじみの/大阪市中央区に本社を置く「小林製薬株式会社」のCMの冒頭に音声が必ず出てくるものはどれでしょう?

A6:「あっ」

この問題ではたまーに出てくる「おバカ3択(?)」な問題でした。過去には「うむー、うぬー、ぐぬー→ウ・ヌー(ビルマの初代首相)」とか、今回では「アツギ、ザマ、サガミハラ→ザマ(の戦い←紀元前のローマ軍とカルタゴ軍との戦い)」と、アプローチポイントが珍妙(失笑)というネタ問題でもありました。なので逆に言えば企業名の「小林製薬」では正解にはならない、という意味合いもあり当然のことながら「よーくお聞きください」という注意が入っておりました。

で、この問題では「ナイシトール」「糸ようじ」の途中の前半押しを見せてきたのはひっさつ会長でした。そして「あっ」を正解したのは、前半押しのひっさつ会長(+12)、前半ボードのKavaさん・かよちんさん(各+4)、後半ボードのハマクドーさん(+1)でした。

【Q6時点:ハマクドー+26、ひっさつ+23、Kava+22、かよちん+29、チヨマル+2】

↑実際のCMがこちら。冒頭に「あっ」と言っております(笑)

しかし本当に上位争いが混沌としてきました。

「出入りの激しいゴルフ」ならぬ「出入りの激しいクイズ」に(大汗)

続くQ7は「スポーツ問題」。しかしフルネームを書くのが難しいかも…とか。

Q7:2006年には日本ハムからドラフト大学・社会人枠4巡目で、2008年には千葉ロッテマリーンズから同枠2巡目で指名されるもいずれも入団拒否をし翌2009年の同枠1巡目で指名された読売ジャイアンツに入団したというプロ野球選手で、2019年には丸佳浩のFA移籍に伴う/人的補償で広島東洋カープに移籍するも移籍先の広島ファンからも非常に愛され、更に2022年シーズンオフに無償トレードで巨人に復帰した、打ってよし走ってよし守ってよしの外野手は誰でしょう? 

A7:長野久義(ちょうの・ひさよし)

ひらがな書きの場合は「ながの」ではなく「ちょうの」という点もなかなかうろ覚えでは難しい。そして問題文を見ると結構紆余曲折なプロ野球人生を送ってる選手なんだねえ…と。すると広島ファンのひっさつ会長が押すかなあ?と思ってたら、前半押しをしてきたのは楽天ファンのハマクドーさんでした(苦笑)。が、ハマさんがぽつりと「フルネームなんだっけなあ。下(名前)がわかんねー。野球のゲームでさんざん使ってたのになー」とも(ん?)。

で、この問題の「長野久義」を正解したのは、前半ボードのひっさつ会長とかよちんさん(各+4)の2名だけでした。ハマさんは「長野義」と書いていて、Kavaさんは「ちょうのまさひろ」とプロレスラーの蝶野正洋選手の名前を書くという実に惜しい誤答を。ちなみにチヨマルさんも誤答だったんですが「小笠原(おそらく日ハム→巨人でプレーした小笠原道大選手を書いたと思われます)」という回答も「うん、気持ちはわかります」と(苦笑)

【Q7時点:ハマクドー+18、ひっさつ+27、Kava+22、かよちん+33、チヨマル+2】

ここでハマさんは「前半押しの誤答→-8p」で一歩後退という事態に。ついでに書くともともと作問した時点では「移籍先の広島ファンからも非常に愛されている、打ってよし走ってよし守ってよしの外野手は誰でしょう? 」という問題文だったんですが、まさか例会直前に巨人に無償トレードで戻ってくるとは(^_^;)

続くQ8はこんな問題でした。ジャンルは「理系」ならびに「世界史」といったところでしょうか。

Q8:毎年9月28日はこの人物の命日であることから「世界狂犬病デー」にも指定されている、「パスチャライゼーション」と呼ばれる/牛乳、ワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温での殺菌法や、狂犬病ワクチンを開発し、「科学には国境はないが、科学者には祖国がある」という言葉で/特に有名な、ロベルト・コッホと共に「近代細菌学の開祖」とされるフランスの生化学者・細菌学者は誰でしょう?

A8:ルイ・パスツール

いやーさきほど前半押しで誤答して-8を喰らったハマさん、挽回すべく前半で一気に押してきました(苦笑)。ハマさんいわく「パスチャライゼーションで、答えを半分言ってるようなもんだしな」とのことで、更にひっさつ会長・Kavaさん・チヨマルさんも前半終了の部分でボードを宣言してサラサラと書き始めてました。

で、「パスツール」。正解したのは前半押しのハマクドーさん(+12)、前半ボードのひっさつ会長・Kavaさん・チヨマルさんの3名(各+4)でした。

【Q8時点:ハマクドー+30、ひっさつ+31、Kava+26、かよちん+33、チヨマル+6】

暫定首位だったかよちんさんのポイントが伸びなかったこともあり、上位陣が更に僅差の戦いになってきました。なお「パスチャライゼーション」はこのパスツールと同じく生理学者のクロード・ベルナールという人物が2人で1866年に開発したもので、牛乳などで表示されている「低温殺菌(具体的には摂氏100度以下で行う殺菌方法)」はこの事を指してるんだそうです。

つづくQ9はこんな問題でした。

Q9:基本的には生またはレアで食べるには、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒などの極めて高いリスクがあるため、中心部まで火が通るように加熱調理が必要であるとされる、日本語では「野生鳥獣肉」と訳される/、マガモ、野ウサギ、シカ、クマ、イノシシなどの狩猟によって得られた鳥や獸の肉のことを、フランス語で何というでしょう?

A9:ジビエ(Gibier)

前半最後のポイントである「日本語では「野生鳥獣肉」と訳される」で押したのはハマクドーさんでした。そして残り4人が全員前半ボードを宣言する事態に。ところが、正解したのは前半ボードのひっさつ会長・Kavaさん・かよちんさんの3名で、チヨマルさんは「ウェルダン(→主にステーキ料理で「よく焼かれた状態」を指すことばです)」と書いており、そして前半押しのハマさんは「ビジエ」とという実に惜しい誤答が(大汗)。

【Q9時点:ハマクドー+22、ひっさつ+35、Kava+30、かよちん+37、チヨマル+6】

いやー凄まじい「出入りの激しいゴルフ」ならぬ「出入りの激しいクイズ」な展開に。そして逆にひっさつ会長がここまで前半押し・前半ボード・後半ボードと加点状況は違うんですが全問正解していて常に加点されているという安定っぷりの凄さも明らかになったりと。ハマさんが「やばい、(いつものこの企画では前半で押して正解と誤答を頻繁に繰り返している(?))三好さん状態になっている」と苦笑いしておりました。

↑ここで3問ごとの集計タイムでした。なぜか「ジビエ」と(苦笑)

Q10はこんな問題でした。

Q10:仙台、会津、那須、高崎、成田、柏、川越、諏訪、金沢、岡崎、豊田、一宮、伊豆、鈴鹿、堺、倉敷、下関の17箇所が第1弾として2006年10月10日から導入され、現在は全国で46箇所が存在する/、国土交通省が、ナンバープレートに表示する地名について、対象市町村の区域を限って新規の自動車検査登録事務所の設置によらずに、独自の地名を定められるよう新たに開始した制度およびそのようなナンバープレートの事を一般に何というでしょう?

A10:ご当地ナンバー

すると「攻めるしか無い」ということでハマさんが再び前半押しのチャージをかけるも、後半の問題の続きを聞いて「あー」と天を仰ぐ次第に。で、残り4人は全員後半ボードで最後まで問題を聞いてからの回答となりました。

で、「ご当地ナンバー」を正解したのは後半ボードのひっさつ会長・Kavaさん・かよちんさん・チヨマルさんの4人(各+1)で、ハマさんの回答は「中核市」で無念の誤答(-8p)ということに。

【Q10時点:ハマクドー+14、ひっさつ+36、Kava+31、かよちん+38、チヨマル+7】

ちなみに実際に中核市なのは高崎・川越・柏・岡崎・豊田・一宮・倉敷・下関で、堺は後に政令指定都市に移行し、仙台市は中核市制度ができる前に政令指定都市になってたので「うーん、惜しい」ってことになるんですが、実はこの問題を作るきっかけになったのは私・むろかつの実家の車が買い替えと同時に「千葉ナンバー」から「成田ナンバー」に替わってまして(以下略)。そんな成田市は現在だいたい人口が13万人前後でいろいろな経済特区、改革特区や業務核都市などには指定されてるんですが、たぶん現在の中核市の要件となる「人口20万人以上」になるには…おそらく「平成の大合併」でも頓挫した相手だった隣の富里市(約5万人)や酒々井町(約2万人)などと合併しないと無理だろうな(苦笑)。

一方でひっさつ会長がここまで「誤答をしない」超安定なクイズを…。

続くQ11はこんな問題でした。ジャンルは「芸能」でした。

Q11:具体的には、点(とも)す予定にある行灯(あんどん)の油や蝋燭、水、吸ってしまう煙草、散り花、破ることになっている手紙・書類・新聞等の紙類、飲食物などがそれにあたる、舞台演劇・芸能/・映像分野の専門用語および業界用語で「小道具のうち、使うことで/ただちに消耗するため使用回数が一回に限られている種類のモノ」を指すものは何でしょう?

A11:消え物

「テレビドラマ、映画などでの消え物=食べ物」って話は結構聞くんですが、実際にその「消え物」と呼ばれているものを羅列したらどこで気づくんだろう…というのがこの問題のミソとなる点でもありました(そして試しに検索して探したら「こんなにあってびっくりした」という話も(笑))。すると「舞台演劇、芸能」のとこでガッと何人かが押してきてランプがついたのはひっさつ会長でした。Kavaさんとかは「おお、点かなかった」と苦笑いして残念がるシーンとかも(苦笑)。そして前半ボードをハマさん・Kavaさん・かよちんさんが宣言しておりました。

そして「消え物」を正解したのは前半押しのひっさつ会長(+12)、前半ボードのハマさん・Kavaさん・かよちんさん(各+4)でした。

【Q11時点:ハマクドー+18、ひっさつ+48、Kava+35、かよちん+42、チヨマル+7】

ここでひっさつ会長が暫定首位に浮上しました。なお「消え物となる料理は結構うまい」という話もあるそうです。

ここが全体の折返しとなりますQ12はこんな問題でした。ジャンルは「鉄道」でした。

Q12:その全長2.2 kmは、日本の普通鉄道における1事業者の保有総延長としては日本最短である、もともとは成田空港が建設されることによって東西方向の交通が寸断されてしまう空港の東側地域の住民や企業への補償として2002年10月に運行を開始した/千葉県の成田国際空港付近に路線を有する第三セクター方式の鉄道会社は何でしょう?

A12:芝山鉄道

「あー、本山さんか三好さん、Linerさん(←いずれも岩Q槻きっての鉄道好き)あたりがいればもしかしたら「日本最短」か「成田空港」で押されたかも」とか内心ひとりごちしてました…が、さすがにここでは誰も押さずに後半ボードに突入し、そして正解者なしでした。ま、ここでひっさつ会長の連続正解も止まったんですが、全員誤答してるんで大勢に影響はないでしょうね、たぶん。

【Q12時点:ハマクドー+18、ひっさつ+48、Kava+35、かよちん+42、チヨマル+7】

たぶん本山さんあたりは実際に乗ったという話を昔してたので(所属している「時刻表友の会」の例会(ツアー)で企画・案内担当で、事前に下見もした上で参加者を引率もしてたようです)…その前に三好さんあたりが「それ、俺がいる時に出題してくれよー」と地団駄を踏みそうな(失笑)。ちなみに私・むろかつにとってはプチ地元路線にもなるんですがさすがにこれには乗ったことはありません。一回だけ京成電車の網棚に忘れ物をしかけて危うく芝山千代田まで連れて行かれそうになったことはありますが(をい)。

Q13はこんな問題でした。ジャンルは「社会」か「寺社仏閣」あたりでしょうか。

Q13:現在でも東京の浅草寺の雷門から宝蔵(ほうぞう)門までの参道約250mに約90店舗がある商店街/およびその通りにも名前が付けられて残っている/、もともとは「寺院の門前町などで商品の中身を見せて販売するお店が連なっている商店街」の事を一般に何と言うでしょう?

A13:仲見世(なかみせ)

先程の「芝山鉄道」の問題の時とは打って変わって(?)、前半部分の「参道約250mに約90店舗がある商店街」でガッと押されてランプがついたのはかよちんさんで、同時にまだ前半ポイントは残ってるのにハマさんとひっさつ会長は悔しそうにボードにスラスラと答えを書き始めてる始末でして(大汗)。

で「仲見世通り」を正解したのは前半押しのかよちんさん(+12)、前半ボードのハマさん・ひっさつ会長(各+4)、後半ボードのKavaさん(+1)でした。

【Q13時点:ハマクドー+22、ひっさつ+52、Kava+36、かよちん+54、チヨマル+7】

ここで前半押しの+12をゲットしたかよちんさんが+54で暫定首位を奪還する事態に。いやーひっさつ会長と得意ジャンルがかぶってるだけに凄まじい接戦を(笑)。

なお最近はこの浅草の仲見世通りの西側に有る「伝法院通り」の32軒が永年、占有料とかを払っていなかったために不法占拠問題が発生し地元の台東区から立ち退き請求を喰らうなどのゴタゴタが発生している…というのを少し前にニュースで見て「そんなこともあるのか」と( ゚д゚)ポカーン

次回は後半戦の模様をお送りします。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。