こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/12月例会「第6回ガソダム記念」の報告記をお送りしております。10回目は2Rのむろかつ企画「座・ムダ長文(供養編)」報告の1回目をお送りいたします。当初はボツ問題となる予定だった「ムダ長文」第4セット15問および予備問題8問を使ったクイズ対決。勝ち抜けがない企画でどんな展開になるのか(苦笑)
↑前回はこちら。
「供養編」と名付けられた理由とかも(笑)
1R終了時点で、三好さんご夫妻と山田はまちさんとくうちゃんさんがお帰りになりまして、この時点で午後4時を過ぎておりました。当初は2Rでかよちんさんの「かぶっちゃヤーヨ」をやるつもりだったのですが、この時点でプレイヤーは企画者のかよちんさんを除くと5名(ハマさん・ひっさつ会長・Kavaさん・チヨマルさん、そしてむろかつ)。更に17時ぐらいにKavaさんが早退されるので、「6択からかぶらないようにするインスピ企画」をするにはちょっと人数が少なすぎる…ということで、かよちんさんの企画は2月例会以降に延期(優先開催権を保持して)となりまして、
「じゃ、1Rの未使用問題と予備問題でやってみましょうか」
ということになりました。題して「座・ムダ長文(供養編)」と(爆)。
ルールは1Rと同じで、前半押しは+12/誤答は-8、後半押しは+7/誤答は-5、前半ボードは+4、後半ボードは+1(ボードの場合は減点はないです)…なのですが、残り問題数が、第4セットの15問に加えて、第1-4セットの「予備問題」が全部で2問×4セット=8問ありますので、合計は23問…というどうにも中途半端な問題限定数ではあります。
…が、実はこのむろかつ企画、通常は1-2位抜けで企画が終わるために「多くても15問中11-12問程度で決着してしまう」ことが多いために、後半のQ14-15、更に予備問題は「全員正解するには程遠い(?)ぐらいの難易度およびマニアックな自作問題」を「次の企画の時もなかなか使えないわな」と、「供養」と称して配置してしまう傾向があるために、まあそんな問題をあえてこの面々に出題したらどーいうことになるんだろう?という実験企画とも相成りました。よって企画名が「(供養編)」というカッコ書きがつく次第に(苦笑)
なお今回は「+60pで勝ち抜け」がありませんので、「いかにガンガン攻められるか」と「どうにかして誤答しないように守れるか」というせめぎ合い的な心理状況も働くクイズ企画となってました。今回も全3-4回程度に分けて連載しつつ、「余談」と称した解説や補足などを入れていきたいと思いますです。
1問目はこういう問題でした。
Q1:日本の歴代総理大臣の中で長期政権を維持して「第4次内閣」まで組閣したことがあるのは明治時代の伊藤博文、昭和後期の佐藤栄作、平成後期から令和元年にかけての安倍晋三の3人ですが/、「第5次内閣」を組閣した唯一の人物で、「ワンマン」と呼ばれた戦後まもなくの/総理大臣は誰でしょう?
A1:吉田茂
…はい、第3セットのQ1とかぶりました(苦笑)。なぜか今回の自作問題では#323として5月22日に作って、なぜか#336の時に9月24日にも作ってたという次第でした(ノД`)シクシク。で、この問題では、前半では誰も挑まず後半の「ワンマンと呼ばれた」のフレーズで押し合いとなりまして、ランプが付いたのはハマクドーさんでした。
で、「吉田茂(2回目)」。正解したのは後半押しのハマさん(+7)、後半ボードのひっさつ会長・Kavaさん・かよちんさん・チヨマルさん(各+1)、つまりは全員正解でした(笑)。いやー、これは例会直前の問題選定の時に、実に頭抱えましたねえ「かぶってんじゃん」と。でまあ、2セット制だったら両組の1問目に答えが同じ(プレイヤーは完全に入れ替わるので)という問題を持ってきたのでした。
【Q1時点:ハマクドー+7、ひっさつ+1、Kava+1、かよちん+1、チヨマル+1】
なお1Rではチヨマルさんの右側に座ってたかよちんさんが、2Rではチヨマルさんの左側つまりはさきほどまで山田はまちさん・くうちゃんさんが座ってたとこに移動したので得点表示も移動しておりますです。
続くQ2はこんな問題でした。
Q2:そのルールは昭和20年代に満州からの引揚者が現地の独自ルールを日本に持ち込んで普及させたという説があり地方によっては「懸賞牌」「芸者」/とも呼ばれていた、麻雀で「あがった時に/特定の牌の端から3つ目の牌をめくり、その牌の次の数字または方角などの次の牌と同じものを持っていたら得点が更に加算される」ものを何というでしょう?
A2:ドラ
ある意味で青問(ゲーム問題ですので)というむろかつが自作するのが苦手なジャンル…なんですが、「うだうだと前フリが長くて、答えを聞いたら「あー」」という問題でもありました。すると、前半の「懸賞牌」「芸者」のとこでKavaさんがポーンと押してきまして、最後まで問題を聞いて「なるほどー」とつぶやく人も。
で、正解の「ドラ」。正解したのは前半押しのKavaさん(+12)、後半ボードのハマさん・ひっさつ会長・かよちんさん(各+1)でした。ま、「裏ドラ」って書いてた人もいたんですが後半ボード=1点ですのでおまけで正解ということに(笑)
【Q2時点:ハマクドー+8、ひっさつ+2、Kava+13、かよちん+2、チヨマル+1】
なおドラという用語自体は英語の「ドラゴン」 (Dragon) に由来するそうです。また麻雀というゲームの偶然性を高める要素のひとつとされ競技麻雀では裏ドラを認めないとこもあるそうで、かつて11PMで麻雀を広めた大橋巨泉氏は「裏ドラとか運の要素を高めてしまったせいで麻雀がつまらなくなってしまった」と本に書いてたこともあります。
Q3はこんな問題でした。ジャンルは「社会」でした。
Q3:当初の第1回は1905年(明治38年)に行われることになっていたが日露戦争の勃発で中止となり、その後第一次世界大戦の勃発で再延期され最終的には15年後の1920年(大正9年)に第1回が実施された、基本的には5年に1度/、その年の10月1日に「日本国内の外国籍を含むすべての人及び世帯」を対象として実施される/日本国の最も重要かつ基本的な統計調査といえば何でしょう?
A3:国勢調査
後半で押したのはかよちんさんでした。直近では2020年に行っていてうちの嫁がオンラインで回答してたので国勢調査のブツを取りに来る人は家には来なかったような記憶があります。逆に1995年の時は大学通学の為に横浜・妙蓮寺のアパートで一人暮らししてた時は車の運転免許を集中的に取りに行ってた時期で取りに来たおばちゃんに迷惑をかけて、締切ギリギリにそのおばちゃんちまで自転車で持参した記憶も(苦笑)。
でこの「国勢調査」。正解したのは後半押しのかよちんさん(+7)、後半ボードのハマさん・ひっさつ会長・Kavaさん・チヨマルさん(各+1)の全員でした(笑)
【Q3時点:ハマクドー+9、ひっさつ+3、Kava+14、かよちん+9、チヨマル+2】
ついでに書きますと、1990年の時は私は高1、2000年の時は社会人で成田の実家暮らしで、2005年にはもう結婚してました(2004年に結婚して2007年に妻の実家のある東京都福生市に引っ越すまでは千葉県市川市に住んでました)ので、私自身は自分の国勢調査のデータを書いて提出したのは1995年の時だけでした。まあ家族(結婚前は母親、結婚後は妻)に丸投げしちゃってるんすね、ええ(^_^;)
大の得意問題を「僅差で」取られて悔しがるひっさつ会長が(大汗)
続くQ4はこんな問題でした。ジャンルは「芸能」。しかも「懐かしい」系の(^_^;)
Q4:ミッキー・カーチス、山下敬二郎と「ロカ/ビリー三人男」として大人気を博した人物で、昭和49年からは自ら設立したミュージックスクールを運営し、東京本校の他、札幌、所沢、茨城、名古屋、大阪、福岡、鹿児島にも地方校があり/、生徒の中から狩人、川島なお美、石野真子、松田聖子、川崎麻世、大沢逸美、森口博子、芳本美代子、笹峰愛、倖田來未など多彩な歌手を輩出した事も知られ、特に生徒の一人である畑中葉子とデュオを組み、「カナダからの手紙」を大ヒットさせた昭和・平成期を代表する作曲家は誰でしょう?
A4:平尾昌晃(ひらお・まさあき)
「ロカ/ビリー三人男」というとんでもない早いとこで押したのはかよちんさんで、同時に押したのにランプが付かなかったひっさつさんが「ちくしょー!」とうめく速攻戦に(笑)。で、当然に前半ボードを宣言してました。そして最後の「畑中葉子」「カナダからの手紙」で確信した笑いが起きる始末でした(苦笑)。
で、「平尾昌晃」。正解したのは前半押しのかよちんさん(+12)と、前半ボードのハマさんとひっさつ会長(各+4)でした。とはいえ前半ボードで誤答したKavaさんは「尾藤イサオ」と個人的には1.6点ぐらいあげたい惜しい回答で、後半ボードのチヨマルさんも「ひらおかまさおみ」という回答でその気持ちはわかると(以下略)
【Q4時点:ハマクドー+13、ひっさつ+7、Kava+14、かよちん+21、チヨマル+2】
解説としては五木ひろしの「よこはま・たそがれ」、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」などの大ヒット曲や更に「必殺シリーズ」の番組音楽も手掛ける(←それゆえに大好きだったドラマ「必殺仕事人」からハンドルネームが決まったひっさつ会長いわく「自分の人生に大いなる影響をあたえてくれてました」とのことでした)。で、個人的にはものまね番組や音楽番組などの審査員ではなぜかヘッドホンを下に傾けて持って聞く姿もけっこうおなじみですた(笑)
Q5はこんな問題でした。ジャンルは「時事」「政治」そして「芸能」でしたねえ…。
Q5:本名は小野 正芳(おの まさよし)。高校時代にビートたけしに心酔し大学もたけしの母校である明治大学に進学して上京するも大学には4日しか通わなかったという逸話を持つ人物で、1987年におなじたけしの追っかけ仲間だった玉袋/筋太郎と浅草フランス座修行の後に「浅草キッド」を結成し、2022年夏の第26回参議院議員選挙比例区にれいわ新選組から立候補し当選を果たして国会議員にもなってしまったタレントは誰でしょう?
A5:水道橋博士
個人的には「水曜どうでしょう」問題の「鈴井/貴之」と共に「前半後半の境目のスラッシュポイントがえぐいなー」と思ってた問題でした。で、思惑通り「玉袋/筋太郎」で複数からガッと押されてランプが付いたのはハマさんで、そして3名が前半ボードを宣言する事態に。で、問題文最後の方の「国会議員にもなってしまった」のフレーズで爆笑が置きて「なってしまった、というな」と(苦笑)
そして「水道橋博士」。正解したのは前半押しのハマさん(+12)、前半ボードのひっさつ会長・Kavaさん・かよちんさん(各+4)でした。
【Q5時点:ハマクドー+25、ひっさつ+11、Kava+18、かよちん+25、チヨマル+2】
まだまだ残りは18問もあるんですが、ここでハマさんとかよちんさんが+25で並ぶという「おもしろい」展開になってきました。それにしても博士(←もう20数年来の浅草キッドファンなんで敬称をつけない「博士」と書かせてもらってますです)、せっかく当選した国会議員をお休みするぐらいうつ病で大変なことになってるようで…マジな話「命あっての物種の言葉」どおりですので、何卒お大事に。
こんな感じで全3-4回程度にわけてお送りします。ではまた次回に。
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