2022/12月例会「第6回ガソダム記念」報告#9「1R:座・ムダ長文編(9/完)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2022/12月例会「第6回ガソダム記念」の報告記をお送りしております。9回目は1Rのむろかつ企画「座・ムダ長文(2段階早押しボードクイズ)」報告の9回目をお送りいたします。いよいよ第3セットも終盤戦。ここから山田はまちさんの怒涛の押しが繰り広げられることになるとは(大汗)

2022/12月例会「第6回ガソダム記念」報告#8「1R:座・ムダ長文編(8)」

2023年1月6日

↑前回はこちら。

ここからの山田はまちさんの怒涛の追い上げに皆がびっくり(^_^;)

前回の最後、第3セットQ10時点での各人のポイントは以下の通りでした。

【Q10終了時点:三好+38、Kava+24、キヨミ+16、くうちゃん+10、山田はまち+21、チヨマル+25、かよちん+43】

なかなかの僅差な戦いでした。残りは5問となります。

Q11:日本の47都道府県のうち、東京都・京都府・長崎県には実はひとつも存在していない、北海道はおおむね80kmごとに、その他の地域にはおおむね50kmごとに設置されている、首都圏近郊では栃木県の佐野、埼玉県の蓮田(はすだ)/、神奈川県の海老名、山梨県の談合坂(だんごうざか)/などが特に有名な、日本の高速道路などの道路休憩施設の一種で「SA」と略されるものは何でしょう?

A:サービスエリア

「最近はいろいろとおいしいものが食べられるようになったねー」なんて思って作った問題でした。押したのは山田はまちさん、そして前半最後の「談合坂」でキヨミさん以外の残り全員が前半ボードを宣言しておりました(笑)。まあ確かに首都圏に住んでると高速道路の渋滞情報(特に週末、そして連休と年末年始とGW)では、蓮田(東北道)・海老名(東名道)・談合坂(中央道)、そして今回は入ってなかった高坂(たかさか/関越道)のあたりが渋滞ポイントとしてよく知られております。

で、「サービスエリア」。正解したのは前半押しの山田はまちさん(+12)、前半ボードの三好さん・Kavaさん・くうちゃんさん・チヨマルさん・かよちんさん(各+4)、そして後半ボードのキヨミさん(+1)…で全員正解でした(笑)

【Q11時点:三好+42、Kava+28、キヨミ+17、くうちゃん+14、山田はまち+33、チヨマル+29、かよちん+47】

ちなみに解説すると開通時に全長が50km以上無く、後に延伸・全通した高速道路では「50km以上ごとのサービスエリア」がない高速道路・有料道路もあります。

例えば私・むろかつは自宅の東京都福生市から地元の千葉県成田市(正確には隣町の富里市に実家があるのですが幼稚園に入る前の年から大学に入る年ぐらいまで成田市内の公務員団地に住んでた(後に、私が大学進学で下宿してる途中に親が隣町に中古の一戸建てを買って引っ越したんですね)のと成田市の境目から徒歩3分のとこにあるので「成田に帰る」という言い方をしてます)まで日帰り帰省する際には中央道の八王子ICから東関道の富里ICまで、または圏央道の青梅ICから(茨城県の)稲敷ICあたりまでの高速道路を使うんですが、途中の中央道にも首都高にも東関道(または京葉道路)にも更に圏央道にもSAはひとつもありません

その東関道と圏央道と京葉道路にSAがない理由としては「東関道と圏央道→開通時に全長50km未満だった(東関道は元々都心から成田空港までつなぐ高速道路として作られたため。現在は茨城県潮来市まで延伸されて市川IC→潮来ICまで73kmほどあります。そして圏央道も少しずつちょこちょこと延伸してるかららしいです)」「京葉道路→そもそも全長が50kmもない(江戸川区→千葉市までの36.7km)」)。ただし京葉道路には幕張PA、東関道には酒々井PA、更に圏央道には菖蒲PA…という事実上SAの代わりの、非常に規模の大きいパーキングエリア(PA)があったりします。

続くQ12はこんな問題でした。

Q12:関係国の外交当局の局長級の担当者が集められ2003年8月の第1回から2007年3月の全6回、合計9次の会合が中国の北京で行なわれていた「六カ国会議」「六者会合」の当事国とは/、日本、アメリカ、中国、ロシア、韓国と/、この会議が行われるきっかけとなった核開発をやらかしたどこの国でしょう?

A12:北朝鮮/朝鮮民主主義人民共和国

…出ました「バカ問題」(爆)。当事国の6カ国はニュースを見てればほぼほぼわかるんだけども果たして企画者のむろかつはどこに正解を持ってくるか…というロシアンルーレット的な問題でもありました(ぶっちゃけ、韓国以外(?)だったらどこでも正解に持ってこれますしね(←ん?))。しかし「核開発をやらかした」は凄い文言だ(失笑)。すると後半の5カ国が出た途端に押し合いとなった末に、山田はまちさんが後半押しのランプをつけておりました。

でこの「北朝鮮/朝鮮民主主義人民共和国」。正解したのは後半押しの山田はまちさん(+7)、後半ボードの三好さん・Kavaさん・チヨマルさん・かよちんさん(各+1)でした。ちなみに2007年以降はアメリカ政府の北朝鮮関係の口座凍結で話し合いが頓挫して以後は開催されずで現在に至る…ということになっております。

【Q12時点:三好+43、Kava+29、キヨミ+17、くうちゃん+14、山田はまち+40、チヨマル+30、かよちん+48】

2問連続押して正解の山田はまちさんが一気にかよちんさん・三好さんの得点圏内まで急追してきました。残りは3問。果たしてはまちさんは間に合うのかそれとかよちんさん・三好さんは逃げ切れるのか?

美空ひばり当時27歳。デビュー15年でシングル曲211枚目とは(大汗)。

Q13はこんな問題でした。

Q13:昭和39年および40年のNHK紅白歌合戦ではともに紅組のトリでこの曲を歌いマスコミや視聴者からは「2年連続同じ歌を歌うとは非常識だ」の批判を受けた逸話もあった、冒頭部分の「勝つと思うな、思え/ば負けよ」という歌詞が/特に有名でもある、昭和39年11月20日にリリースした美空ひばりの211枚目のシングルリリース曲で、本人にとっては最晩年の「川の流れのように」の次に売上が多い曲は何でしょう?

A13:柔(やわら)

Q13は芸能問題、しかも「懐メロ」系のヒット曲の問題でした。勿論ポイントは「勝つと思うな、思えば負けよ」の歌詞の部分なのですが…しかし美空ひばりはこの昭和39年の時点では当時27歳でレコードデビュー15周年。それでいてこの時点で211枚ものシングルリリースをしてたとは(驚愕)。

するとやはりというべきかその「勝つと思うな、思えば負けよ」の部分で何人もの押し合いとなり、ランプが付いたのはまたまた山田はまちさんでした…をを、3連続で押してランプをつけましたか(驚愕)。で、前半最後の部分でボード宣言したのは、Kavaさん・キヨミさん・かよちんさんの3人でした。

そして「柔」の問題を正解したのは、前半押しの山田はまちさん(+12)、前半ボードのKavaさん・キヨミさん・かよちんさん(各+4)、そして後半ボードの三好さんとくうちゃんさん(各+1)でした。

【Q13時点:三好+44、Kava+33、キヨミ+21、くうちゃん+15、山田はまち+52、チヨマル+30、かよちん+52】

いやー山田はまちさん怒涛の3連答で一気に追い上げてきまして暫定首位でかよちんさんの52pと並ぶ事態に。当然「前半押し正解→+12p」をすればご両人、一気に60p到達で勝ち抜けのリーチ圏内に入ってきました。

なお美空ひばりはこの後、1973年に実弟が不祥事を起こして紅白歌合戦の出場辞退をするまではデビューした1949年8月の「河童ブギウギ」からほぼ毎月のペースでシングル曲をリリースしてまして、このあたりから身内の不幸が重なったり、更に本人の体調不良なども相まって1989年に亡くなるまではシングルのリリースのペースが落ちてきます。最終的に生前最後のシングル曲(であり結果「最大のヒット」曲にもなった)の「川の流れのように」が通算304枚目(再発売した作品も含む)で、没後も何度も再発売やリバイバル、ものすごい話では「AIで本人を蘇らせてシングルリリースをさせた」というのも含めると、現在では367枚のシングル曲をリリースしております。しかし毎月のように出してたいうのが今では信じられないの一言に尽きますね、はい。

※なおこの曲が2年連続で紅白のトリで歌われるきっかけとなったのは講道館柔道を取り上げたドラマシリーズ(「柔」「柔一筋」「続・柔」の3本のドラマ)が大ヒットして、テーマ曲となった「柔」も2年越しの大ヒットになったからでした。

残りは2問。リーチ圏内が2人。そんなQ14はこんな問題でした。

Q14:実際は日中戦争から太平洋戦争時に戦況の公式発表として流れていたものだったが、特に太平洋戦争末期に、敗色が濃厚になるにつれても、さも/戦況が有利であるかのような虚偽の情報が「ここ」の正式発表として流され続けた事から/現在では、権力者、利権者が自己の都合の良い情報操作をして虚報を発信することを慣用句として使われることが多い、「日清戦争から太平洋戦争までの戦時中に設置された旧日本陸海軍の最高統帥機関」は何でしょう?

A14:大本営

すると勢いに乗ったか山田はまちさん、ここでも前半のポイントよりも結構前の「敗色が濃厚になるにつれても、さも」の部分で押しまして、サラサラとボードにペンを走らせておりました。で、前半最後の部分を聞いて「さすがむろかつ、怪しい事件史のオニだわ」とつぶやきつつ三好さんが前半ボードを宣言しておりました。

で「大本営」を正解したのは、後半ボードのチヨマルさん(+1)、前半ボードの三好さん(+4)、そして前半押しの山田はまちさん(+12)でして、

【Q14時点:三好+48、Kava+33、キヨミ+21、くうちゃん+15、山田はまち+64(1抜け)、チヨマル+31、かよちん+52】

怒涛の4連続「押して正解」で山田はまちさんが1抜けとなりました。なおここでは山田はまちさんは「大本営に発表をつけちゃったんすけど…」と言いながらボードを掲げてましたが「あー、大丈夫です大丈夫です。むしろ大歓迎ですとむろかつが嬉しそうに(?)正解チャイムを鳴らしてまして、

既に第2セットで勝ち抜けてたひっさつ会長が↑の臨時ニュースの「大本営発表」のモノマネをしてくれてました(苦笑)

そしてこの時点残り1問。2抜け争いとしては暫定2位(+52)のかよちんさんに続いて、暫定3位の三好さんが+48に到達し「前半押し正解(+12p)でギリギリ勝ち抜け」というリーチ圏内までやってきました。

そんな最終問題はこんなんでした。

Q15:アーカンソー州知事時代の部下だったポーラ・ジョーンズという女性にセクハラで告訴された際によせばいいのに偽証疑惑が発生しその流れで別の不倫疑惑も発覚し、当事者である当時のアメリカ大統領のビル・クリントンが「不適切な肉体的関係」という/言葉を使い/大いに話題となった、オレゴン州ポートランドの大学を出た後、政府高官や政治家のコネを使って3通の推薦状を得てホワイトハウス実習生になった後、そのクリントン大統領と不倫関係になったのは誰でしょう?

A15:モニカ・ルインスキー

うむ、やはり「怪しい事件史」ですな(爆)。むしろ「これ、覚えてる人いますかなー?」って問題でした。そしたらやっぱしこの手のジャンルが大好きな(?)「日本おっぱい党」の三好総統、苦笑いしつつ前半で押してました(苦笑)。なお前半ボードはKavaさんが宣言していて残りの皆さんは後半ボードとなりました。

で、「モニカ・ルインスキー」。正解したのは後半ボードのかよちんさん(+1p)、前半ボードのkavaさん(+4p)と、

「当然っ(笑)」としれっとした顔しながらひとりごちしてボードを掲げてた三好さん(+12p)の合計3人でした。…いやーさすが三好総統(^_^;)

↑こちらの動画を見れば、ほぼほぼ流れはすべてわかります(苦笑)

そしてこの結果どーなったかと言いますと、

【Q15終了時点:三好+60(2抜け)、Kava+37、キヨミ+21、くうちゃん+15、山田はまち(1抜け)、チヨマル+31、かよちん+53】

なんとギリギリで三好さんが+60p、つまりは勝ち抜けポイントに到達し2抜けとなりました(驚愕)。以下、3位がかよちんさんの+53、4位がKavaさんの+37、5位がチヨマルさんの+31…となった次第でした。

そして最終順位と賞品贈呈なども。

そして順位表彰としては「3セットの平均順位」でカウントされましたので、

1セット目で1抜けしたハマクドーさんが優勝、2セット目で1抜けしたひっさつ会長が2位で、3位は1セット目で2位に入りその後は2-4-3位と中上位をキープし続けたかよちんさん、4位に最終3セット目で怒涛の追い上げで1抜けした山田はまちさん…という事になりました。結果、ハマクドーさんは前回の王位戦に続いて2連覇となりまして、次回はやはりトップハンデのアドバンテージを得ての参戦となります(ハンデポイントは3位のかよちんさんと4位の山田はまちさんまで付ける予定です)。

で、ここで三好さんご夫妻と山田はまちさん・くうちゃんさんがお帰りになったんですが、三好さん夫妻からは毎度「置き土産」のように(?)いろいろと賞品の差し入れとかもいただいてまして、

優勝したハマさんにはむろかつの嫁・檸檬さんからホッカイロとかカフェオレのステックが入った袋に、むろかつからいつものロッテ・コアラのマーチに加えて、三好さん夫妻から「APA社長カレー」もいただきました(^_^;)

そして2位のひっさつ会長にも、檸檬さんからハマさんに送られたものと同じ一式と、

さきほど「還暦土俵入り」の時にも名前が出た、勝昭…もとい北の富士さんプロデュースの「北の富士カレー」が(爆)。これなぜかうちの地元の郵便局の窓口でフツーに売られてるんスね(苦笑)

そして3位に入ったかよちんさんにも檸檬さんからの一式と、三好さん夫妻からご提供いただいた「国技館カレー」を贈呈いたしました。

…で、次の企画なんですが、当初はかよちんさんの「かぶっちゃヤーヨ」をやる予定だったんですが、この時点でプレイヤーの数がかよちんさんを除いて5人しかいなくなり、更に17時すぎにはKavaさんも早退される予定でして、「6択からかぶらないように繰り広げる心理戦のボード企画」をやるには多少人数が少ないということで「じゃあまた2月以降の企画で多少人数が多い時にやりましょう」ということになりまして、結果次の企画は、

「座・ムダ長文(供養編)」

と称しまして、当初は2ブロック制だったらBブロック2回目のセットに、1ブロック制でもうちょっと時間が早かったら「決勝戦」でやる予定だった”第4セット”の15問と、今回行われた1-3セットと4セット目の予備問題がそれぞれ2問ずつ残っているので、この15+8=23問を使って、全く同じ「二段階早押しボードクイズ」をやることになりました。今回は勝ち抜けポイントが設定されず「問題が尽きるまで」というルールでしたので、果たして「ガンガン押しまくる方」がいいのか、それとも「とにかく間違わない方」がいいのか…という実験企画となりました。

よって次回からは「座・ムダ長文(供養編)」をお送りいたします。解説や補足などはこの「供養編」でお送りする予定です。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。