2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その21・決勝戦編)




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/08月例会「第7回精霊流しステークス」の報告記です。21回目は決勝戦編をお送りします。

2024/08月例会「精霊流しステークス7」報告記(その20・「4R:ジャンル別クイズ」編(10))

2024年12月31日

↑前回はこちら。

いよいよ決勝戦となりました。

ここまでの全4ラウンドの予選を経て、総合点の多かった上位5名が決勝進出ということになりまして、

1位:KT 76p、2位:ひっさつ会長 68p、3位:ばいそん 66p、4位:むろかつ 63p、5位:Kava 60p、

…の5名が決勝戦で戦うこととなったのでした。

↑右側から、予選1位のKTさん、ひっさつ会長、ばいそんさん、むろかつ、Kavaさんまで着席しまして、企画開始となったのでした。形式はシンプルな7◯3×(7ポイント勝ち抜け、3回誤答で失格)の早押しクイズでした。なお17時までに撤収完了しないと行けなかったので「16時50分で問題を打ち切って企画終了」という条件もついてました。さてどのような結末になるのでしょうか。

※なお以下の問題文は、例によって「正解の単語(おおよそのクイズ問題の概要)→正誤判定」の順番で記載しております(一字一句正確ではありません)。記載の便宜上当日の問題文とズレている部分もありますが、そちらは5問ごとの状況および解説のところで補足を入れたいと思います。

Q1:「クローシュ(フランス語で「鐘」という意味がある、主に西洋料理で用いられる食べ物の温かさや鮮度を保つために皿にかぶせる丸い蓋)」→KT1×

Q2:「石立鉄男(アフロヘアーがトレードマークで、テレビドラマ「おくさまは18歳」の主演で大ブレークした)」→むろかつ1◯

Q3:「トラファルガー広場(1805年にできた当初は「ウィリアム4世広場」という名前だった、政治演説の場として選ばれてきた歴史があり現在も週末には何らかの集会が行われていることが多いイギリス・ロンドンのウェストミンスターにある広場)」→ばいそん1◯

Q4:「教科用図書(学問などを学ぶときに主たる教材として用いられる「教科書」とは何という単語を略した)」→Kava1◯

Q5:「森英恵(1977年には東洋人として初めてパリ・オートクチュール協会のメンバーとなった日本のファッションデザイナーで、バルセロナおよびリレハンメルオリンピックの日本選手団の公式ユニフォームのデザインを担当した、孫にファッションモデルでタレントの泉や星(ひかり)がいる)」→Kava2◯

Q1は「クローシュ」という西洋料理などで見られる食べ物の載ったお皿の上に被らせれる丸い蓋の問題を「フランス語で鐘という意味がある」で速攻で押したKTさんが誤答で1×。ところがKTさんが答えた「ラ・カンパネラ(ニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲やそれをアレンジしたフランツ・リストのピアノ曲のタイトル)」も、実は「イタリア語で(小さな)鐘」だったと(クローシュ→Cloche/カンパネラ→Campanella)…を、この報告記を書き始めた際に調べて「うわ、フランス語とイタリア語の違いはあれども、これ、実は物凄く惜しかったんだな」と改めてびっくりした次第でした。

Q2は俳優の「石立鉄男」の問題をむろかつ正解で1◯。往年のエースコックのわかめラーメンのCMでおなじみで「ワカメ!!」と軽く吠える始末(をい)。続くQ3はロンドンにある「トラファルガー広場」をばいそんさん正解で1◯。名前の由来は1805年にナポレオンが派遣したフランス・スペイン連合軍を撃破した「トラファルガーの海戦」で勝利したことがきっかけだったそうです。

そしてQ4「教科書の正式名称→教科用図書」、Q5「森英恵」はKavaさんが連取に成功して2◯と、今回も混戦模様の様相を呈してきました。

Q6:「トリカブト(日本ではドクウツギとドクゼリと共に日本三大有毒植物と称されるキンポウゲ科の植物で、 ギリシャ神話では怪物・ケルベロスの唾液から生まれたとされる)」→スルー

Q7:「司馬炎(265年に魏の皇帝・曹奐(そうかん)に禅譲を迫って皇帝の位を奪い新王朝を「晋」と名付け建国した人物で、後に呉を征服し中国を統一した)」→ばいそん2◯

Q8:「ダダイズム(1916年にフランスの詩人のトリスタン・ツァラが命名した、第一次世界大戦に対する抵抗やそれによってもたらされたニヒリズムを根底に持っており、既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった芸術思想)」→KT1◯

Q9:「音戸[おんど]の瀬戸(1165年に平清盛が日宋貿易のための航路として海賊取り締まりのために開削・完成された、現在は瀬戸内銀座と称される瀬戸内海有数の航路にもなっている広島県の呉市にある本州と倉橋島の間に存在する海峡)」→KT2×

Q10:「創氏改名(日本統治時代の朝鮮における統治機関である朝鮮総督府が、1939年制令十九号および二十号で、植民地支配の為に日本内地風の姓名を)」→むろかつ2◯

Q6「トリカブト」はスルー。しかし「ををぅ」と怪しい事件史大好きな(?)むろかつがそこで昔あった保険金殺人事件でトリカブトが使われてたのを思い出して思わず妙な声をあげる始末(をい)。続くQ7「司馬炎」は押したのはばいそんさん。しかし「しば…えん?」とどうにかひねり出して正解チャイムが鳴って安堵の表情をされてました。

その後はQ8「ダダイズム」をKTさんが正解して2◯としてトップタイに追いつくも、続くQ9「音戸の瀬戸」もかなり早いポイントでKTさんが押したものの「大輪田泊(おおわだのとまり←兵庫県神戸市兵庫区に所在していた港で、やはり源平合戦で天下を取った平清盛が大修築してここに福原京を遷都してきた場所)と答えて誤答で2×となってしまう事態に。

そしてQ10は「植民地時代の朝鮮半島で現地の朝鮮人の名前を、日本風の姓名に改めさせる政策→創氏改名」をむろかつ正解で2◯。これで2◯で3人が並ぶことに。うーん、これはわからんな…。

Q11:「フィンランド(地球温暖化の原因である二酸化炭素 (CO2) などの温室効果ガスの排出量を抑えることを目的として、化石燃料の炭素含有量に応じて国などが企業や個人の使用者に課す「炭素税」を世界で初めて導入したヨーロッパの国)」→スルー

Q12:「アテルイ(789年の巣伏の戦いでは征東将軍の紀 古佐美[きの・こさみ]を破るも、征夷大将軍の大伴弟麻呂と坂上田村麻呂に敗れた、古代東北の蝦夷(えみし)の族長とされる)」→ばいそん3◯

Q13:「盛岡市(かつては不来方(こずかた)と呼ばれ「みちのくの小京都」と称されていた、岩手県の県庁所在地)」→ばいそん4◯

Q14:「小野ヤスシ(2012年6月28日に腎盂がんのため72歳で亡くなったタレントで、かつてドリフターズに在籍しておりリーダーのいかりや長介に反発して仲間だったジャイアント吉田・飯塚文雄・猪熊虎五郎と共にコミックバンドである「ドンキーカルテット」を結成し、演芸ブームで人気を獲得した)」→Kava3◯

Q15:「文京区(その区の名前は合併した本郷区と小石川区の両区の区議会で採用された東京23区の区で、区内には東京大学本郷キャンパスなどがある)」→ばいそん5◯

Q11は「炭素税を世界で初めて導入したヨーロッパの国→フィンランド」はスルー。個人的には「北欧かな?」と思いつつも三択(フィンランド、スウェーデン、ノルウェーあたり?)ぐらいあって押せず。なおフィンランドが1990年、スウェーデンが1991年、ベルギーが1992年とこの3カ国が突出して早く導入してたそうです。

そしてQ12「アテルイ」Q13「盛岡市」をばいそんさん連取で4◯まで伸ばして一歩リードする展開に。奇しくも東北問題が2問続いたことになりますが「蝦夷の族長→アテルイ」を「アテルイさん」と答えてたのが印象的でした(苦笑)。

続くQ14「小野ヤスシ」を正解したのはKavaさんでこれで3◯で追随。ソロになった後には「スターどっきり(秘)報告」の司会者とかでも人気を博してたベテランタレントでもありました(ちなみにドリフの元メンバーで物故者…と聞いて「ん、荒井注?」と思ってしまったのは私・むろかつ…でしたが、実は黎明期の「ドリフターズ」、正確に言えば「コメディアンになる前のミュージシャンだった頃のドリフ」は、ともかく入ったり辞めたりしたメンバーが多くて、中にはロカビリー歌手として一世風靡した山下敬二郎から、タレントで大成した坂本九、更に木の実ナナまで本当に多彩で凄いグループでした、はい)。なので押したKavaさんはシンキングタイム内ながらも「うーん、誰だ…小野ヤスシ?」と答えて正解チャイムが鳴ってた次第でした。

そしてQ15「本郷区と小石川区が合併した際に両区の区議会で採用された区名→(東京都)文京区」もばいそんさん正解で5◯。これであと2◯で勝ち抜けのイイシャンテンとなっておりました。

うーん、これは誰が勝つかわからんな…。

ここから後半戦に入っていきます。

Q16:「ヴァレリー・ジスカール・デスタン(2020年12月2日に新型コロナウイルス感染症のため94歳で亡くなった、「欧州の未来に関する条約」の議長を務めていたことや、第1回先進国首脳会議・サミットを導いたことでも知られる、フランスの第20代大統領)」→KT2◯

Q17:「晩鐘(時刻を知らせる鐘で、夜明けに打つのを「暁鐘」と言いますが、夕方に鳴らす鐘のことを)」→ひっさつ会長1◯

Q18:「ウンキュウ(自然下でもまれに発生する、クサガメとニホンイシガメの混雑種の俗称)」→スルー

Q19:「ヤマシタ(体操の跳馬の技のひとつである「屈身倒立転回とび」は、それを開発した1964年の東京オリンピックの体操団体で金メダルを獲得した日本の体操選手の名を取って何と呼ばれて)」→KT3×(失格)

Q20:「松島トモ子(後年永六輔の番組にゲスト出演した際に永六輔が「今日のスペシャルゲスト、ライオンの餌!」紹介され、現在では自身のブログのタイトルにもつけている、1986年に日本テレビのドキュメンタリー番組の撮影でケニアを訪れたところ10日の間にライオンとヒョウに立て続けに2度襲われた女優)」→Kava4◯

Q16はミッテラン大統領の前のフランス大統領だった「ジスカール・デスタン」でKTさん正解で2◯に。この人は選挙に落ちた後の方が長い人生で94歳と304日を生きたフランスでは史上最長寿の大統領なんだそうです。Q17「晩鐘」はひっさつ会長正解。 ジャン=フランソワ・ミレーの代表作の絵画でもそのタイトルのものはありますがもひっさつ会長が大好きなさだまさし氏の楽曲でもアルバム「風見鶏」にその名前の曲が入っておりますです。

続くQ18「ウンキュウ」はスルーのあと、Q19「ヤマシタ(跳び)」はKTさんがかなり早く押しすぎてしまい「ドイツ」と答えるも誤答で無念の3×失格ということに。なおこの技を開発したのは「山下治広」という体操選手だったそうですが…一応調べたら開発した選手の名前がついている体操の技の種類のあまりの多さに逆にびっくりした次第でした(大汗)。

そしてQ20はかつてアフリカロケで猛獣に襲われて大怪我したミネラル麦茶のCMなどでおなじみだった「松島トモ子」の問題をKavaさん正解で4◯としてばいそんさんを追随。しかし永さんも相変わらずしゃれがきつい(苦笑)

Q21:「かまやつひろし(2017年3月1日に膵癌のため78歳で亡くなったミュージシャンで、グループサウンズ「ザ・スパイダース」ではヴォーカルおよびリズムギターを担当、代表曲の「あの時君は若かった」「いつまでもどこまでも」「バン・バン・バン」などを作曲した)」→むろかつ3◯

Q22:「龍谷大学(1900年の設立時には「仏教大学」という名だったが1922年に現在の名称に改称している、西本願寺派が設立した学寮を起源としている京都府京都市伏見区にある私立大学)」→むろかつ1×

Q23:「ちあきなおみ(本名は瀬川 三恵子(せがわ みえこ)。デビュー時のキャッチフレーズは「苗字がなくて名前がふたつ」「魅惑のハスキーボイン」だった、「喝采」などの大ヒット曲を持つ女性歌手)」→ひっさつ会長2◯

Q24:「鼻濁音[びだくおん](その種類には、が行子音(しおん)、な行子音、ま行子音がある、日本語で濁音の子音を発音するとき鼻に音を抜くものを)」→ばいそん1×

Q25:「アレクサンドル・ダーレ・オーエン(2008年の北京オリンピックの100m平泳ぎでは日本の北島康介に次いで2位に入りノルウェー初の初のオリンピック競泳競技のメダルを獲得した競泳選手で、ロンドンオリンピック開幕直前の2012年4月30日、合宿先のアメリカ合衆国・アリゾナ州フラッグスタッフにて心臓麻痺で急死した)」→スルー

Q21は「ムッシュ」の愛称で親しまれていた「かまやつひろし」。一斉にババッと押されるがランプがついたのはむろかつでこれで3◯。しかし続くQ22「龍谷大学」はむろかつが「駒澤大学」と答えて誤答で1×がつくことに。なお現在ある「佛教大学(京都市北区にあります)」とは無関係で、龍谷大は浄土真宗の西本願寺派が、佛教大は浄土派がルーツになっているそうです(なお首都圏の仏教系の大学では、大正大学が佛教大と同じルーツで、私・むろかつが誤答した駒澤大学は曹洞宗がルーツとなってますです)。

Q23は「喝采」などの大ヒット曲を持つ女性歌手「ちあきなおみ」の問題を、代表曲が出る前の前半に登場した「キャッチフレーズは「苗字がなくて名前がふたつ」/」のとこで押したのは洋楽邦楽古いのも新しいのもなんでもござれのひっさつ会長でこれで2◯。終盤になって更に混戦模様になってくる予感も。

Q24「鼻濁音」。ばいそんさんが押して「鼻音(びおん)」と答えるが惜しい誤答で1×。確かにこれを書いている私・むろかつ自身、小学校の頃に吹奏楽部に入ってた折にNHKの合唱コンクールの千葉県予選にモデルということで歌の練習をすることになった際には顧問の音楽の先生からこれは指導された記憶があるんですがこういう名前だったのねーと40年近くたった今頃に(をい)。そして続くQ25は「アレクサンドル・ダーレ・オーエン」という北京五輪の銅メダリストでロンドン五輪の直前に急逝してしまったノルウェーの競泳選手の問題はスルーでした。

Q26:「シェールオイル(日本では頁岩油(けつがんゆ)とも呼ばれている、秋田県の由利本荘市にある鮎川油田から商業生産されている石油の一種で、埋まっている石油の地層の名前から)」→スルー

Q27:「グレーダー(ファッションの世界の専門職で「デザイナーの描いたデザイン画、あるいは立体裁断から実際に型紙を作る」人をパタンナーというのに対し「そのパタンナーの作った標準サイズの型紙を拡大あるいは縮小してサイズ展開する」人のことを)」→スルー

Q28:「郡上[ぐじょう]おどり(日本三大盆踊りと呼ばれているものは、徳島県の「阿波踊り」、秋田県羽後町の「西馬音内[にしもないの]の盆踊」と、岐阜県郡上八幡市で行われている)」→ばいそん6◯

Q29:「督戦[とくせん]隊(軍隊において、自軍部隊を後方より監視し自軍兵士が命令無しに勝手に戦闘から退却・敵前逃亡、降伏する様な行動を採れば攻撃を加え. 強制的に戦闘を続行させる部隊のことを)」→ばいそん7◯(優勝!!)

Q26は「シェールオイル」Q27「グレーダー」という問題はスルーでした。前者の方は「日本でも商業生産できる油田があるのか」とちょっとびっくりもしてましたが(苦笑)。そしてQ28「日本三大盆踊り→郡上おどり」をばいそんさんが正解してこれで6◯リーチに突入しまして、そしてQ29の「督戦隊」をばいそんさんが連答で正解することに成功しまして、これで7◯到達、3年ぶり2回目の「精霊流しステークス」の優勝を果たしたのでした。おめでとうございます(笑)。

【最終結果】

優勝:ばいそん 7○1×(3年ぶり2回目の優勝)
2位:Kava(予選5位) 4○0×
3位:むろかつ(予選4位) 3○1×
4位:ひっさつ会長(予選2位) 2○0×
5位:KT(予選1位) 2◯3×(3×失格のため)

いやー熱い戦いでした。なお問題数は50問中29問目、更に撤収時刻予定の16時50分にはあと2分の16時48分で7◯到達で優勝を決めておりました。改めておめでとうございます。

↑優勝したばいそんさんには、ハマさんやむろかつ、そして早退した三好さん夫妻から託された優勝賞品の贈呈もありました。いやー思った以上に大荷物に鳴ってました(^_^;)

↑そして準優勝したKavaさんにも賞品贈呈が行われまして。出川哲朗の実家の海苔屋さんの味付け海苔などが贈呈されてました(笑)。

で、撤収作業も物凄くてきぱきとハイペースで進みまして、無事に17時には挨拶をしまして例会終了・撤収完了となってました。皆様本当にお疲れさまでした。8月例会の報告記は以上です。ではまた。

解説と補足と余談など。

(こちらも番頭役・むろかつが書いております)

というわけで、8月例会終了後、長らく個人的には「残された宿題」となっておりました、「精霊流しステークス」の報告記が全21回で終了致しました。年末に一気に4Rのジャンル別クイズを終わらせ、あとは決勝戦…だったんですが、前日の元日は早起きして近所のお寺さんに初詣に行ったりほとんど出かけなかったんですけども結局夜までいろいろとテンション高く(?)用事をこなしてまして、今回の記事は前半の15問目までを前日の元日まで書き上げて、後半の29問目までは1月2日に「箱根駅伝の往路」の中継を見終えた後に午後、書いておりました。

で、昨日の元日にいろいろとやってた作業の中では、こういうのもやってました。

岩Q槻タイトル戦・戦績表/精霊流しステークス

2025年1月1日

↑正式には「タイトル戦」ではないのですが「岩Q槻データベース」の中に「精霊流しステークス」の項目を作りました

これは昨年夏に約4年にわたっての「年間ポイントレース第2期」が終了し「第3期」が始まった際に、岩Q槻タイトル戦では「休場したタイトルホルダーへの救済措置→暫定タイトルホルダー制度の廃止」を決めて導入しまして、ついで、これまでノンタイトル戦でやはり宙に浮く形だったチーム戦も「G聖戦」という名の新タイトルを作りました。いずれも「暫定タイトルホルダー」の取り扱いが極めて難しかったのでこれまで手を付けなかったのですが、この暫定タイトルホルダーの制度が廃止になった事にともない、単純に歴代の優勝者および上位入賞者の項目の羅列・整理だけで済むようになりまして実施した次第です。

それともうひとつは「精霊流しステークス」は当初の予定では2024年からは「G1昇格」する予定でした。が、こちらは企画者のハマクドーさんのご意向もあり、G2のままの開催となりました。結果的には「限りなくG1に近いG2」「岩Q槻では年間唯一のガチクイズ企画(ただし少しはギャグのテイストもあるよ)」ということでこのまま継続…となったのですが、やはり7回も開催していれば、それなりの結果一覧とかも他の名人戦や竜王戦などの主要タイトルと同じく整理して掲載するページはあった方が良い、ということで昨日の元日の夜にちまちまとやってました。

一応、「タイトル戦」ではないのですが、

・タイトル戦の獲得数(優勝した回数)と準優勝した回数は一覧にカウントします(暫定タイトルホルダーはあまりせん)。

・複数タイトル保持(四冠、三冠、二冠など)の項目には「精霊流しステークス」は含まみません(タイトル戦ではないので)

・(便宜的に)「精霊流しステークス優勝者/選手権者」という名称を新設しました。

という事は行いました。プロの囲碁・将棋の世界では名人戦などのタイトルとは別個に「主要棋戦」という大きな大会がありまして、両方とも「NHK杯」というテレビ中継されるトーナメントの大会があります。こちらも優勝すると主要タイトルと同じぐらいの大きな実績となりまして優勝者は次の大会まで「NHK杯選手権者」という称号が与えられます。まあそれと同じようなもんだと思っていただければ幸いです。

そして優勝者・上位一覧を見て改めてびっくりしたことがあります。

それは、「予選1位がそのまんま優勝した(ポール・トゥ・ウィン)」というのがわずか2回しかなく、逆に「予選1位が、決勝で3×失格した回が7回中4回もある」という「妙なジンクス」に気づいちゃったんですね。

なお第1回は私(むろかつ)とKavaさんが同点の予選1位だったんですが、私が3×失格、Kavaさんが優勝…と明暗を分ける結果になりまして、それ以降、2019年の響幸九郎さん、2023年のLinerさん、そして今回の記事となった2024年のKTさん…と、なんとも凄いことが起きてたんだなとびっくりしました。逆に2020年、これは新型コロナ禍でおおよそ半年間開催できなかった後の再開した時の例会でしたが、自主規制神さんが予選もぶっちぎって決勝もぶっちぎって「ポール・トゥ・ウィン」で優勝してた年でして…そういう年も実はあったりしますが、しかしそれでも予選1位の7回・8人のうち4人が3×失格になるという怖いジンクスは、さすがに「何か笑いの神様が棲んでいる」岩Q槻、年間唯一のガチクイズ企画でも容赦はないもんだ…と苦笑いを禁じ得ない始末でした。

※ま、考えられることとしては「予選と決勝で問題構成や難易度等が少し変わって、勝負の流れ・潮目も変わる」のも大きいんでしょうね。過去、私自身も前のサークルで終日企画を担当してたことがありましたが、そういう事は実はたびたびありました。たぶんそれもアメリカ横断ウルトラクイズでいうとこの「知力体力時の運」の「時の運」を指してるんでしょうね、きっと。

さて次回の2025/1月例会はあと3日後になりましたが、やはりハマクドーさんの年イチ恒例の大型企画「クイズ!!お笑いスター誕生!!」が行われる予定です。今回が5年連続5回目となりまして、「誰かが10週勝ち抜けまではとりあえずやります」とのことで、現時点では私・むろかつがラストの10週目、続いてばいそんさんが9週目に入っております。…が、どうしても私、ばいそんさんと得意ジャンルが結構かぶってるもんで食いつぶし合いになる可能性が高いなーと思ってまして、とりあえず9週目のばいそんさんと、続いて8週目まで入っているKavaさん、Linerさん、ほしまるさんに期待しませうかね(苦笑)。

ひとまずお正月までに終わってよかったです。それではまた。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。