こんにちわ、番頭役のむろかつです。10月3日に開催されました2021/10月例会「第4回精霊流しステークス」の報告記の第16回目をお送りいたします。今回は予選最終ラウンドである4Rで行われました「ジャンル別クイズ」の5回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
いよいよジャンル別クイズも後半戦に突入しました。
この次のジャンルが9-10個目となりまして、
ここからは右側の列、つまりは「後半戦」に突入していきます。ここで改めてこの企画のルール紹介をおさらいしますと、
4R:ジャンル別早押しクイズ
16のジャンルから4つを選び挑戦
ボーナスポイントは1ポイント以上獲得しないと発生しない
同着の場合は共にその順位のボーナスポイントを獲得
10問目の誤答は即失格
各ジャンル10問限定
各ジャンル2×で失格※各Rでの順位のボーナスポイント
1抜け 10ポイント/2抜け 5ポイント/3抜け 4ポイント/4抜け 3ポイント/5抜け以降 2ポイント
失格 -10ポイント
という次第でした。つまりは1ポイントでも取って首位に立てばそれで1抜けポイントおよび正解ポイントが入るというシステムで、とにかく2×をつけずにうまく1問でも正解して逃げ切ること、これがこの企画の最も肝要な部分でもありました。ただわかる問題が来たらガンガン行きたくなるのもそれも人情というもので…(^_^;)
9ジャンル目は「生物」でした。
後半戦最初のジャンルは「生物(せいぶつ)」でした。ま、ハマクドーさんを含めてみんな「なまもの」って呼んでましたが(をい)
本山さん・チヨマルさん・naoさんの3人でした。
Q1:モーリシャスの国章の左側に描かれているハト目の鳥で、存在が報告されてわずか83年で目撃例が途絶え絶滅したと考えられている、翼が退化して飛ぶことができず/→ドードー(nao1○)
Q1「ドードー」を正解したのはnaoさんでした。とにかく大航海時代に人間が侵入するまでは天敵らしいものが何もなかった反面、肉は入植者にとっては実に貴重な食べ物となり、さらに家畜に食い荒らされるなどであっさりと絶滅してしまったとのことです。
Q2:江戸時代には胸の形が高野聖(こうやひじり)の被っていた編み笠に似ていたことから「高野聖」の異名で呼ばれていたカメムシ科の水生昆虫で、2020年2月10日以降は絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づき販売目的の捕獲・売買が禁止されているのは何?→タガメ(スルー)
Q3:英語では”Snakehead”(スネークヘッド)と呼ばれ、日本ではカムルチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種が分布しており、ルアー釣りやカエルを針につけて釣りをするポカン釣りで釣ることができる、スズキ目タイワンドジョウ科の総称の和名は何?→ライギョ(スルー)
Q4:和名の由来は、うきぶくろで音を出して鳴くことができその鳴き声からつけられたという説があるカサゴ目の魚で、英語で「シーロビン」と呼ばれた大きな半円状の胸ビレを翼のように水平方向に広げ、胸ビレの一番下の軟骨3対を足のように動かして海底を歩くことができることで知られるのは何?→ホウボウ(スルー)
Q5:日本では1913年にアメリカから、また1916年に台湾経由でボウフラの駆除のために持ちこまれた淡水魚で、日本ではタップミノー、アメリカメダカといった別名があり、2006年2月には外来生物法施行令により、特定外来生物として指定された魚は何?→カダヤシ(スルー)
Q6:漫画「放課後ていぼう日誌」で夏海(なつみ)が陽渚(ひな)に「マゴチ」と称して見せた写真の魚はこの魚だった、英語ではFrilled shark(フリード・シャーク)と呼ばれ「生きている化石」とも呼ばれているカグラザメ目のサメの一種は何?→ラブカ
Q7:サメの頭部にある微弱な電波を/感知する→ロレンチーニ器官(nao2○)
5問連続スルーの後、Q7「ロレンチーニ器官」をかなり早いポイントで押して正解したのはnaoさんでこれで2○に。ちなみにひとつ前のQ6「放課後ていぼう日記」という漫画に出ている「ていぼう部」とは漁港の堤防でゆるく釣りをする部活…とのことです、はい(^_^;)
Q8:原産国はアルゼンチン、品種名はこの品種を成立させた同国の家の名前に由来する、アンダルシア馬やシェットランドポニーを元に作られた最小の馬の品種は何?→ファラベラ(スルー)
Q9:元々はペンギンがどのように海に潜って餌を取っているかを観察するために作られたもので、動物に装着して人間ではなく動物自身がデータを集める事の出来る記録計のことを「生物の」と「記録する」の英語を組み合わせた/→バイオロギング(Bio-logging)(T本山1○)
Q8「ファラベラ」はスルー。こちらは昭和時代にアルゼンチンの大統領から当時の皇太子殿下(後の平成の天皇陛下→現在の上皇陛下)に贈られた2頭のファラベラが長寿を全うして横浜のこどもの国で2010年代半ばまで長生きしていたという逸話があったそうです。つづくQ9「バイオロギング」は主にペンギンの動態観察の為につけられたものだそうですが、この問題は最後の最後に本山さんが押して正解しこれで1○。2位キープ分のポイントは確保できそうな状況に。
Q10:ニホンミツバチなどが天敵のスズメバチに襲われた際に、数百匹もの数のミツバチで羽を震わせて包み込んで蒸し殺す攻撃行動を/→熱殺蜂球(T本山2×←失格)
と思ったら、Q10「熱殺蜂球」の問題を「行ける!」と思った本山さんが果敢に押して「蜂球」と答えるも「もう一度」のコールがあり、答えられずに一気に2×失格という次第に。周りが「惜しいっ」と(^_^;)。これで本山さんは-10となり、さきほどの正解数を含めて-9ということになりました。
→獲得ポイント:nao12、チヨマル0、T本山-9
ここのセットはnaoさんが先行逃げ切りに成功して12ポイント獲得。そろそろチヨマルさんも残り選択数が減ってきました。
10ジャンル目は「美術」でした。
つづく10ジャンル目は美術でした。するとここのジャンルでは、
本山さんと入れ替えで磯部さんが着席し、チヨマルさん・naoさんは2連続挑戦ということに。
Q1:日本では神戸や群馬県の中之条町、海外ではベネチアやサンパウロのものが有名な、イタリア語で「2年に一度」/→ビエンナーレ(nao1○)
Q1「ビエンナーレ(2年に1回開かれる美術展覧会)」は磯部さんとnaoさんの押し合いとなったがランプが付いたのはnaoさんで正解し1○先制。元祖は問題文にもあったイタリア・ベネチアの美術展覧会で既に100年以上の歴史があるそうです。
Q2:その大きさはタテ6.77 m、ヨコ9.94 mと、ルーブル美術館では/→カナの婚礼(nao2○)
続くQ2「カナの婚礼」はイタリア・ヴェネツィア派の画家パオロ・ヴェロネーゼが描いた絵画でフランス・パリのルーブル美術館の絵画コレクションの中では最大のもの…だそうです(ちなみに問読みでは6.77mかける9.94mとしてましたが、文章化の際には便宜的にこう記しております、念の為)。そしたらここでも「ルーブル美術館」の名前が出た途端に磯部さんとnaoさんの押し合いとなり、これまたnaoさんのランプが付いて正解し2○到達。いやー凄い戦いだ。
Q3:モナリザを複製した安価な絵葉書に自らが/鉛筆で口ひげやあごひげを描き加えた「L.H.O.O.Q(エラショオキュ)」を/→マルセル・デュシャン(磯部×1)
こちらの問題は磯部さんがあまりにも早く押しすぎて誤答となった問題。ただしハマさんが続きを読まずに次の問題に行ってしまったので、おそらく「モナリザを複製した安価な絵葉書に鉛筆で口ひげやあごひげを描き加えた」作品を作ったマルセル・デュシャン(20世紀前半を代表するフランス生まれの美術家)か、その作品の「L.H.O.O.Q(エラショオキュ)」のどちらかが正解ではないかと推測されます。で、何度か聞き直した結果、どうも磯部さんは「エラショオキュ」と言っているようで、それに伴いハマさんは「惜しい。そっちに行ってしまいましたか」と、naoさんが「人名の方ですか?」と尋ねているので、正解は人名の方だったと推測できます(ちなみにここの問題だけで確認作業に25分もかかりました(ノД`)シクシク)
Q4:父は浅井氏3代にわたって仕えた綱親(つなちか)。禅門に入ったものの/→海北友松(かいほう・ゆうしょう)(チヨマル1×)
こちらは安土桃山時代から江戸時代初期にかけての絵師。海北派の始祖と言われている「海北友松」が正解と思われるQ4。おそらく続きは「禅門に入ったものの東福寺で狩野派を学び、後に還俗し秀吉に認められて海北派を立ち上げた」という形にいくと思われます…が、この戦国時代系を得意としてると思われるチヨマルさんもものすごいとこで押して周りをびびらせた反面、「かいほく…」と答え「惜しい、もう一度。文字はあってると思うけど、読み方が違うっす」となって残念ながらブザーということに。いや、前の問題の磯部さんも今回のチヨマルさんもすごいっす(^_^;)
Q5:晩年は奄美大島に移り住んで活動したことから「日本のゴーギャン」と呼ばれることもある画家で、「白い花」「波」などの作品で知られるのは誰?→田中一村(いっそん)(スルー)
Q6:第2次世界大戦中に戦争画家として従軍した経験を持つ洋画家で、40年以上にわたり北海道から鹿児島まで旅を続け生涯、古い民家を描き続けたことでも知られるのは誰?→向井潤吉(スルー)
Q7:「王侯の画家」の異名を持ったドイツの画家で、イギリスのビクトリア女王やフランス国王ルイ・フィリップの肖像画や、「デカメロン」の絵画で知られるのは誰?→フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター(スルー)
Q8:(最初は日本を代表する彫刻家の)山崎朝雲に師事したが後にフランスに渡り(近代ヨーロッパの代表的彫刻家の)アントワーヌ・ブールデルに師事した、代表作に皇居にあるブロンズ像・和気清麻呂像で知られる彫刻家は誰?→佐藤玄々(スルー)
Q9:漫画「王様の仕立て屋〜サルトリア・ナポレターナ〜」では客の井ノ原が買い付けに来たイタリアの錫釉(すずゆう)陶器で、その名称は地中海のスペイン領の島の名前に由来するものは何?→マヨルカ焼き(スルー)
Q10:2021年現在、「木象嵌(もくぞうがん)」による人間国宝に指定された唯一の人物である木工芸家は誰?→秋山逸生(スルー)
→獲得ポイント:nao12、磯部・チヨマル0
となりました。次回に続きます。
解説と補足と余談など。
(こちらも番頭役・むろかつが書いております)
この回、昨日の夜からいっぺんにではなく時間の合間にちょこちょこと書いてましたが結局、書き上げるのに2日間、時間にして約5時間ほどかかりました。ま、ちょこちょこと所用や家の用事があったりしてまとまった時間が取れなかったのもありましたが、
いやー、ハマさんのジャンル別クイズをなめてました。すんません(泣)
というのは、この生物も美術も「まあ単語をピックアップして、グーグル検索やWikipediaを駆使すればすぐに見つかるだろ」とたかをくくる感じで書き始めたんですが、生物もなかなかVTRから聞き取るのが難しく、美術は更に難しく…で、美術の4問目では正解も言わないで次の問題に進み(こちらは磯部さんの回答とnaoさんの一言でどーにか推測がつきましたが25分かかったのは疲れました)、9問目に至っては何度VTRを聞いても皆目見当がつかず、35分ほど検索しまくって粘ったあげく「うーん、これは無理。」と諦めまして、すべて記事を書いた後にここまで書いて、「いや、マヨルカ島で美術系の問題ってことは、陶器とかそっちかもしれないな」と調べ直し、どうやら問題文の「すずゆうとうき」が「錫釉陶器」っぽいぞと判明し、最終的に「マヨルカ焼き」までたどり着いて、改めてVTRを聞き直すとどーもハマさんはそう言ってるっぽいぞ、ということで「謎は全て解けた」と金田一少年のような始末になっておりました(大汗)。
ただ書いていて「いやー楽しいなあ、充実してるなあ」という気分は味わえてますので、これが「義務感ありあり」でサークルの業務としてやらされているものではない、というのが本当にありがたいです。あ、申し訳ないのですがVTRの文字起こしは基本的には「意訳」であり、一字一句正しいという保証はありません。またそこを厳密に突っつかれても「だったら仕事として最低賃金級の時給ぐらいの報酬くれ」とそういうモード(?)に入る可能性が高くなりますので「あー、こんな感じの問題文だったねえ」的な軽いノリでご勘弁いただければ幸いです。
で、昨日からこれを延々とやってまして、さすがに煮詰まってきたので今日のお昼はうちの妻に「あのさー、俺の誕生日(11月7日)、岩Q槻の例会じゃん?だからちょっと数日前だけど、昼飯兼ねてどこかでケーキ食べに行かない?」と誘いまして、
車で10分ほど先の市内の不二家レストランに行ってきました。1500円ぐらいのランチメニューとケーキとドリンクバーが一緒になったセットを頼みまして、ボロネーゼを喰らった後、
不二家のショートケーキもいただいてきました。こちらの写真は妻がスマホで撮ってくれたものです。千葉ロッテのロゴが入ったパーカーがまた(^_^;)
おそらくその11月7日の11月例会当日までにはこの10月例会の報告記が終わることはないと思います(計算上、4Rがあと3回、決勝があと3回になりますので)。ただ、定例会報告は定例会当日から一週間はお休みをいただいてから書くことにしてますのでその間になんとか書ければと思います。それと、今年の誕生日プレゼントで、
明日のヴァンフォーレ甲府対ファジアーノ岡山戦のチケットをいただきまして(不二家で食べてる間に妻がスマホからちけっとぴあ経由でチケットを取ってくれたんスね)、急遽、明日行くことになりましたので…たぶん明日の更新はないと思いますです(^_^;)。ただ、わしが見に行く試合、ほとんどが引き分けないし惜敗ってことが多くて、いくら「負け前提」の判官贔屓前提で応援しててもそこらへんが極めて怖いのですが(ノД`)シクシク
ちなみにホームの甲府に行くのはたぶん3年ぶり(一昨年の夏に三ツ沢で横浜FC戦を見に行ったのが最後です)。スタジアムのネーミングライツの兼ね合いで「山梨中銀スタジアム」が「JITリサイクルインクスタジアム」に替わってました(笑)。何しろ特にここ2年は新型コロナ禍で席数制限がかかってチケットを取ろうにも取れなかったもので。ええ、甲府のTシャツの上に千葉ロッテのパーカーを着て特急「あずさ」に乗って行ってきますです(←千葉ロッテはカンケーねえだろ(爆))。
というわけで以上です。ではまた。
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