【復刻版#13】「マックスジョージア記念」報告#18(天元戦・佐伯氏企画編(4))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の13回目となります。今回は2017/06月例会「マックスジョージア記念」時の佐伯明日叶さん企画の「第1期天元戦」の詳細版の報告記4回目です。企画本編となる「アタック25風クイズ」に入っていきます。

【復刻版#12】「マックスジョージア記念」報告#17(天元戦・佐伯氏企画編(3))

2021年3月23日

↑前回はこちらをどうぞ。

基本的なルールはこんな感じでした。

その1:多答ラウンド
答えが『25個』以上ある「ランキング」問題を出題します。正解すると、該当するパネルを獲得出来ますが、他の人のパネルをはさんでも【変わりません】。
答えられる回数は、最大で、

4人―7回、5人―5回、6人―5回、7人―4回
(※全員がノーミスで正解すると、パネルが埋まる最小の回数を設定しています)

※今回は5人だったので「5回」、つまりは「5周する」という事でした。

勿論、多答ラウンドで、全てのパネルが埋まった場合、早押しラウンドは、ありません。

その2:早押しラウンド
基本的には、クイズ番組の<アタック25>のルールと同じですが、
・スタートした時に、残りパネルが<<4枚以下>>の場合、【アタックチャンス】自体ありません。

・パネルが全て埋まるか、25問消化した時点で、1セット終了となります。

※※普通なら、パソコンなどで、進行したい所ですが、自分は所持していないので、黒板+トランプ等で、行う予定ですので、ご了承ください※※

で、このセット、まず最初に○×クイズおよび近似値クイズでの上位5人のAブロックが行われまして、次に下位5人のBブロックが行われた…のですが、なんと最終順位は「Aブロックの優勝者のパネル枚数を、Bブロックの優勝者が超えればBブロック側(優勝者以下5名)の勝ちという実に凄まじいルールでもありました。いやーこれはまさに斬新(笑)

で、まずは上位のAブロックからでした。

そして本編が始まりました。

最初は、

ぽちょ兄貴・ハマクドー・ひっさつ・ガソダム・三好誤服店…の各氏のよるAブロックでした。ちなみに予選突破順位としてはひっさつ2位、ハマクドー3位だったんですが、こちらでは特段、席指定はなかったようでこんな感じで着席していたようです。

そして各人に配られたのは以下の紙でした。

で、Aブロックの一問多答問題は、

Q1「一般財団法人「地域活性化センター」が発表した、市区町村人気パンフレット ベスト100位に入ったうち、上位40位以内に入った好きな市ランキング」

という問題でした。

こちらは、

市区町村人気パンフレット ベスト100(一般財団法人「地域活性化センター」)

という同一般財団法人のホームページが有りまして、

一般財団法人 地域活性化センターでは、東京都中央区日本橋・日本橋プラザビル1階に「ふるさと情報コーナー」(平成23年4月)を設け、都道府県・市町村等の観光・イベント等のパンフレット約2,600種類を展示し、ご自由にお持ち帰りいただいております。

パンフレットを提供いただいている自治体や関係者皆様のご協力により、首都圏の住民の方々を中心として、利用状況は順調に推移しております。

また、当センターでは、年度ごとにパンフレットの提供数を公開しております。

との事で、それらでランキングをつけて発表している…との事でした。

で、今配布された紙をもう一度掲載してルールの補足をしますと、

いくつか「7/33」「2/4」という表記があるパネルもありますが、こちらは基本的には「(そこの自治体の)パンフレット」の人気投票なので、市によっては複数のそれがトップ40入りしているとこもあるとの事で、更に「市」に限定されてるので、「世田谷区」とか「箱根町」などの都道府県、更に区・町・村は対象外で、ここの正解は全て「市」である、という事でした。

更にこの企画、よくよく考えてみればすでにパネルがそれぞれ指定されており、口頭で正解したとこのパネルを取れるので、そこを正解すると挟む・挟まないを問わず(?)いきなり隅っこの1・5・21・25番にも入れる、という実に恐ろしいルールでもありました(^_^;)

そして、左上につけているアルファベット、こちらは例えば一番上の真ん中(アタック25で言えば「3」番)と、一番上の右端(「5番」)、更に下から2列目の左端(「16番」)は、いずれも「E」で、これはいずれも同一の都道府県内にある市である、という佐伯さんからのヒントが提示されておりました。そして今回はこの中には無い「1」位は、北海道の函館市、という事も発表されて、しばしのシンキングタイムの後、順繰りで回答していくことになったわけです。

↑ちゃんと無駄に長考されないように、佐伯さん、指折りでカウントダウンもしています。

さてここから1ターンごとにパネルを表示しながらお送りしていきます。

【第1ターン】

→ぽちょ兄貴「札幌市」○/3位(B3)→19番

→ハマクドー「京都市」×

→ひっさつ「仙台市」○/7・33位(D7/33)→6番

→ガソダム「横浜市」×

→三好誤服店「福岡市」○/36位(O36)→24番

まず1枠のぽちょ兄貴が「札幌」を選択するとこちらは正解で19番のパネルを獲得することに。いつもの「アタック25」だと、真ん中の13番を最初に埋めて、そこから基本的には挟むようにしかパネルを置けない(または挟めない時は最初の挟む側のとこにしか入れられない)というルールなんですが、いきなり予想外の19番からスタートすることに。

↑実際の現場ではトランプをうまく5種類に分けて表示しておりました。

一方で、2枠のハマさんの京都、4枠のガソダム氏の京都はベスト40枠外という事でパネル獲得は無しという波乱のスタートを。他方で、ひよしコンビはそれぞれ仙台が6番、福岡が24番…と、気づけばパ・リーグの野球チームがいる3都市は正解、というそんなオープニングとなりました。

【第2ターン】

→ぽちょ兄貴「神戸市」×

→ハマクドー「金沢市」○/2・4位(A2/4)→7番

→ひっさつ「盛岡市」×

→ガソダム「広島市」○/10位(F10)→17番

→三好誤服店「熊本市」×

うまいようにできてるもんで、先程の第1セットで正解した3人が不正解、一方で不正解したハマさん・ガソダム氏がそれぞれ正解…で、の時点では仲良く1枚ずつパネルを埋める事態に。

↑いやー笑いの神様、できすぎだ(^_^;)

【第3ターン】

→ぽちょ兄貴「松山市」○25位(L25)→25番(角)

→ハマクドー「日光市」○/12位(G12)→4番

→ひっさつ「宮崎市」×

→ガソダム「那覇市」×

→三好誤服店「奈良市」×

で第3ターン。今度は1-2枠のぽちょ兄貴・ハマクドー両氏が正解してパネル獲得、3-5枠のバカ3人…もとい(苦笑)ガソダムwithひよしはまくらを並べて誤答という事に。ちなみに那覇市はこの翌年の同ランキングにて35位に入っていました。惜しい。

【第4ターン】

→ぽちょ兄貴「小樽市」○5位(B5)→22番

→ハマクドー「宇都宮市」○/39位(G39)→11番

→ひっさつ「水戸市」×

→ガソダム「長崎市」×

→三好誤服店「長野市」○6位(C6)→2番

残るは2ターンとなった第4ターンに入ると、さきほど正解した答えと同じ都道府県を狙ってきたぽちょ兄貴とハマさんでして、先程は「札幌」を正解した兄貴は「小樽」で、「日光」を正解したハマさんは「宇都宮」でそれぞれ同道県の市を正解する「コツ」を掴んでました。で、気になるのはハマさん、「(栃木県は)二択なんだよなあ」と苦笑いしてたんですが、果たして選択肢は宇都宮とどこだったんだろう…(笑)。で、ひっさつ・ガソダムの岩槻コンビが誤答した後、三好さんは「長野市」を当ててかろーじてポイントを増やしておりました。

↑こんな塩梅に。もともとこのセットは挟んでも色は変わらないルールなんですが、やはり誰一人挟めてません(^_^;)

【第5ターン】

→ぽちょ兄貴「松本市」○8位(C8)→18番

→ハマクドー「富良野市」×

→ひっさつ「北九州市」×

→ガソダム「鳥取市」×

→三好誤服店「姫路市」×

そして最終セット。直前のセットでの三好さんの「長野市」がヒントになったか、同じCの長野県狙いでぽちょ兄貴が「松本市」を正解して18番を獲得。するとその他の4人がいずれも不正解でポイントが全く増えず、これで一問多答ラウンドは終了となりました。

ちなみにその他の正解も含めて、佐伯さんが持っていた解答を見せてもらいましたところ、

日本の著名な観光地=パンフでの上位…というわけでは決してないようで、千葉の船橋が入ってたり、静岡の三島が2つも入ってたり…で、そこらへんは完全に一致はしていないというのが実に「おもしろい」チョイスだなあと思いましたです。ここらへんはおそらく船橋、三島、上田、藤沢、堺…あたりは自治体や観光協会がおもしろいパンフを作って配布したりして企業努力(?)を重ねている証左なんでしょうね。たぶん。

で、この時点で、パネルの埋まり具合は…と言いますと、

いやー絶妙(笑)。そして通常の「アタック25」ではなかなか考えづらいパネルの埋まり方で果たしてここから誰がまくってくるのか、もしくはぽちょ兄貴が逃げ切りに成功するのか…という「全くわかんない」状況になっておりました、はい。

そしてここからが「早押しクイズ」ラウンドとなります。それではまた次回に。

解説と補足など。

(ここからは2021年3月時点のむろかつが書いております)

というわけで、2017/06月例会の佐伯さん企画、第1期天元戦の4回目の報告記をお送りいたしました。今回、私が前回の【復刻版】に続いて佐伯さん企画を書こうと思ったのは、まさに「これ」が最大の理由でして、手持ちの「パネルシュミレーター」でパネルを表示したらどういう展開になるんだろう…という好奇心1500%、これだけでやっておりました。

ついでに書くと、この時、私(むろかつ)はルール説明時は1階(ここのフリースペースは3階にありまして、1-2階はガソダム氏宅の酒屋さんが入ってました)の酒屋前の自販機でコカ・コーラを買いに行ってたので説明を聞いておらず、よくわかんないけどアルファベットと数字が羅列されてやんなあ…と、ルールを理解せずにビデオ撮影をしておりまして、「そうか、アルファベットをたどっていけば、同一都道府県というヒントになるのか」とこのAブロックの企画が終わって改めて知って感心するやら、でした(←遅いよw)

で、「パネルシュミレーター」。通常の使い方だと「13」を最初にパネルを埋めることになり、更に任意の場所には入れられない設定にもなってしまってますので、少し考えた結果、

「エディット」の部分の初期設定で、各色を最初から入れられる設定もできる事に気づきまして(要するに各人のハンデとしてこのパネルを埋めてる状態でもできますよ、という設定ができるんですね)、この回の記事に関しては各ターンごとに正解したプレイヤーの色を獲得したパネルにつけていって、都度都度、プリントスクリーンで画像編集用ソフトで大きさなどをいじってこちらの記事にアップ…というちょいと手間がかかる方法を。

でもやってみたら意外に「楽しい作業」でして、この後の早押しクイズ編ではフツーにルール通りパネルを挟んで色を変えられる方式にもなりますし、更にBブロックの方も結構楽しみですので、こんな感じでぼちぼち書いていきたいと思います。

以上です。ではまた次回に。

(Text by むろかつ(番頭役))

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。