2025/04月例会「せとぎわの魔術師2025」報告(その1:オープニング→八高戦編(1))




こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/04月例会は3月に続いての「春のフリバ例会」でした。今回の報告記は概要編と詳細編を混ぜての構成となります。1回目はオープニングと午前1枠のむろかつ企画「八高戦(8◯5×早押しクイズ)」の1回目をお送りします。

あ、USBハブを忘れた→車で5キロ先から自宅に戻ることに(苦笑)

4月13日は4月例会の当日でした。3月に引き続いて珍しく第2日曜日の開催でした。前夜からぼちぼち荷物を準備して翌朝は雨予報だと言うので夜のうちにキャリーケースや早押し機や差し入れお菓子を入れたスポーツバッグなどは車の中に入れて…で準備しておきまして、当日朝に、スマホやノートパソコンを鞄にしまってさあお出かけを…となった次第でした。

で、家を出たのが7時20分ぐらい。いつものように国道16号線を埼玉方面に走ってまして、青梅街道をアンダーパスするトンネルのとこで「あれ、何か忘れたかも」と気づきまして、

「やばい、USBハブを忘れた」

と気付いた次第でした。ちなみにこれ、何で「忘れちゃやばいのか」といいますと、

自宅では外付けのHDDと共に、24インチの外部モニターにつなげてPCを使ってるんですが、その外部モニターをつなげるHDMIケーブルのとこに、今日はプロジェクターをつなげるので「ノートPCを持っていっても、プロジェクターが使えない」という致命的な事態になってしまうからなんですね。

仕方ないのでいったん自宅に戻りまして(だいたい自宅から5キロぐらい先まで行ってました)、そそくさとUSBハブとかを持参しまして、再び自宅を出発することに。この時点で7時45分。幸いに、折り返しで戻ってきた時も、再び走り出した国道16号線も混んでなく、しかしこの落ち気味のテンションはどうにかしなきゃ…と思いまして、

↑前夜、Youtube MusicでASKA氏のサブスクが解禁されてたのを知りまして、こちらの「NEVER END」というアルバムを今からちょうど30年前に大学生の頃にヘビロテで聴いてた…のも見つけまして、車の中でずっと聴いてました。というか「一緒に歌って」ましたね。こちらのアルバム、たぶんその後も社会人になっても30代ぐらいまでは聴いてたとはいえ、たぶん15年ぶりぐらい。しかしほとんど耳と体が覚えてました(^_^;)

で、雨の中、車を走らせて1時間半弱の9時すぎにいつもの岩槻本町のコインパーキングに車を止めて、キャリーケースをひっぱったり重い荷物をしょったりして、毎度おなじみの岩槻駅東口の真ん前にある公共施設へ。今回は6月例会が午後・夜間→午前・午後に時間帯変更できたのでその手続と、7月例会の会場抽選に当選できたのでその手続と支払いを済ませて、やはり毎度のB-C会議室へ。机のセッティングなどなどをしているうちに参加者の皆さんが三々五々到着してきました。もっともこの日はJRが大幅遅延が発生していて予定よりも遅れて到着された方もいたそうで、雨の一日と相まってなかなか大変だったそうです。

今回の「八高戦」は、全50問を自作問題でお送りしました(笑)

さて今回はいつも午前1枠で「逆リーチ杯」を開催されるほしまる先生が欠席されてまして、ノートパソコンのExcelでいつもやっている得点表がない、という事態にもなってました。で、今回はオンラインで以前に見つけて「そのうち、これを使いたいなあ」と考えてました、

「Score Watcher」という得点表示アプリのサイトを使うことにしまして、

事前にプレイヤーの名前も打ち込みまして、正誤の入れるとこをチェックもしたりしてました。ただしほしまる先生が当日エントリー等で参加・逆リーチ杯を実施する際には、私の企画は午前3枠にまわしてそこでノートパソコンを広げてこれを実証実験でもしようかな…と考えてたのですが、ほしまる先生のエントリーはなくそのまま欠席→結果、午前1枠に私の「八高戦」が行われることになったのでした(ちなみに最終的にはその空いた午前3枠には当日企画立候補されたばいそんさんが自作問題での7◯3×の早押しクイズを担当されてました)。

で、「八高戦」。50問限定ながら形式は8◯5×、つまりは8ポイント勝ち抜け、誤答は5回で失格…という7◯3×とはまた違った戦略とスリリングさをあいまった早押しクイズ企画となります。しかしあまり企画のやり手が出ておらず、「じゃあ、俺、自作問題を50問作ってきて、トリプルチャンスでやってみましょうか」ということになりまして、短文基本よりかは問題文はやや長く、年2回ぐらい開催している「座・ムダ長文」よりかは少し短い…という自作問題を作ってきました。

更にこの自作した50問を、例会前日に、

事前に「Lucky Draw」というランダム抽選ができるアプリを見つけてきて、それで50問をシャッフルして表計算ソフトで全問題を並べ替えました。もっとも抽選した分だけではジャンルの偏りが少し出てきたのでそこから同じジャンルの問題を少し離したりして調整もしましたが、「まあこれでスルーが出てもいいや」と以前はスルー怖い病(苦笑)でなかなか作れなかった時事問題系やちょっと難易度が高いかな?的な問題も遠慮なく作って発表できていいやーということになりました。今後もこちらは習慣にしていこうと考えております。

※なおこの「Score Watcher」。オフラインでもやれる方法はあるらしいんですが、私はそれがわからずにモバイルルーターを持参してました。そしたらお試しに10分ぐらい設定を確認してただけにルーターのバッテリーが一気に10%も減りまして(行きの車の中でYouTube MusicのサブスクでASKAの曲を1時間ちょっと聴いてた時は1%も減らなかったのに(苦笑))、慌ててUSBコードから電源タップに繋いで給電しながらノートPCでスコアづけしてた次第でした。

八高戦報告の1回目は、前半戦序盤の10問目までお送りします。

この企画開始時に揃ってたのは、左側から時計回りに、Linerさん・ひっさつ会長・チヨマル先生・三好総統・かつた先生・キアロさん・くうちゃんさん・山田はまちさん・Kavaさんの10名でした。そして途中から公太郎さんとばいそんさんも到着されます(なお本山さんは午後からの登場予定でした)。

で、詳細編は例によって5問ずつ切っていきますが、この八高戦に関しては手元に全問題文があります(ま、私が作ったんである意味で「当然」なんですが(笑))ので、正解の単語→問題文→正誤判定の順番で書いていきますです。問題文が例によって長くて、更に全文掲載しますので今回は文字数がえらく長くなりますゆえに1-10問目の状況を掲載いたします。

Q1:オクトーバーフェスト(日本でも2002年以降、横浜の赤レンガ倉庫の前で開催されているイベントが数十万人が訪れるなど/風物詩化している、本場では男性は「ゼナーハット」という帽子と「レーダーホーゼン」と呼ばれる半ズボンを、女性は「ディアンドル」と呼ばれるエプロンドレスを着るスタイルが定着した、元はルートヴィヒ1世の結婚式がその起源とされる毎年秋にドイツのミュンヘンで開催されるビール祭は何でしょう?)→Liner1◯

Q2:圏央道(法律上では、神奈川県の一部区間を除くほとんどの区間が、高速自動車国道ではなく一般国道の自動車専用道路の扱いとなっている、神奈川県横浜市金沢区から/東京都・埼玉県・茨城県を経由して千葉県木更津市に至り、東京都心からおおむね半径40 – 60kmの位置を環状に結んでいる/正式名称を「首都圏中央連絡自動車道」の通称は何でしょう?)→山田はまち1×/Liner2◯

Q3:ソネット(日本では戦前期に立原道造や福永武彦らが創作を試みたが音韻体系が全く異なる日本語とはうまく合わず挫折した経緯があり、1970年代にさだまさしが「道化師の”これ”」の/題名の楽曲を完成したところ偶然定型の14行の歌詞でびっくりしたという逸話がある、現地の言葉の「小さな歌」という意味が語源とされている、ルネサンス期のイタリアで誕生した「14行から成る叙情詩」のことを何というでしょう?)→ひっさつ1◯

Q4:パスネット(2006年までは加盟していた鉄道会社等の対応路線の駅にある自動券売機、カード自動販売機、駅窓口などで1,000円・3,000円・5,000円の/3種類が発売されていたが、2007年3月からICカード乗車券の「PASMO」が導入され普及したことでその取り扱いが激減し2015年3月に完全終了と相成った、関東地方の鉄道22社局共通の磁気カードを用いたストアードフェアシステム、つまりは乗車カードは何?)→チヨマル1×/かよちん1×/Liner3◯

Q5:伊勢丹(創業は1886年。1973年11月5日にはプロレスラーのタイガー・ジェット・シンが/、アントニオ猪木が当時の妻の倍賞美津子と買い物中に新宿三丁目にある本店の眼の前の路上で「襲撃」したことがあった日本を代表する百貨店で、現在はその新宿と立川、浦和に直営店舗があり、2008年からは三越と経営統合を果たしたのはどこでしょう?)→三好総統1◯

赤色の部分が「正解したプレイヤーが押したポイント」を、緑色の部分が「誤答したプレイヤーが押したポイント」指してます(なおトリプルチャンスまでありますので、重複してることもままあります。その場合は「赤の正解ポイント」で誤答した人が出た、と解釈していただければ幸いです)。

Q1は「オクトーバーフェスト」。実は今回電車遅延等で間に合わなかった現在、横浜在住のばいそんさんが毎年のように訪れている…とのを事前にSNSで知ってたのですが残念ながら間に合わず。で、正解したのは同じ横浜在住のLinerさんが物凄い早いポイントで正解して1◯としてました(ちなみにばいそんさんの到着後にこの問題の話をしたら「うわー、それ答えたかったー」とやっぱり苦笑いしてましたです(^_^;))。

Q2は「圏央道」の問題をまず山田はまちさんが「西湘バイパス(神奈川県の大磯→小田原までを走る有料道路)」と答えて1×がついた後に、少し後にLinerさんが正解して2◯で一歩リードということに。なおゆくゆくは西湘バイパスと圏央道は「新湘南バイパス」を介して直結する予定もあるそうです。

Q3は「14行の叙情詩→ソネット」の問題を「さだまさし」の部分で正解したのはひっさつ会長で1◯。ま、今回は4月10日生まれのさだまさし氏の誕生月も祝した「せとぎわの魔術師杯」だったんで”さだ問題”もちょっとは作ったほうがいいだろうなーと思いまして(苦笑)。で、洋楽邦楽なんでもござれでやっぱりさだまさしにも造詣が深いひっさつ会長が「道化師の(ソネット)」の部分で正解しておりました。

Q4は今やもう懐かしい「パスネット」の問題(SuicaやPASMO登場で一気に衰退しちゃいました…)。こちらは「1,000円・3,000円・5,000円の/3種類が」の部分でバババッと押されてまして(ちょっと遅れてた鉄道好きの三好総統が悔しがってました(苦笑))、チヨマル先生が「オレンジカード」と答えて1×がつき、2着ランプがついたかよちんさんも「自分もオレンジカードだと思ってました」と答えてやはり1×がついた後に、3着ランプがついたのはLinerさんで「パスネット」と答えてこれで一気に3◯に到達ということに。ちなみに「オレンジカード」もやはりSuica・PASMOなどの登場で自動改札機での改札処理ができるようになったものが普及したので一気に衰退してパスネットよりも2年早い2013年に販売が終了してました。

するとQ5は百貨店の「伊勢丹」の問題を、冒頭の「タイガー・ジェット・シンがアントニオ猪木を襲撃した」出来事の部分でプロレスも大好きな三好総統がどえらい早いポイントで一気に押して正解して1◯ということに。「ま、企業問題かスポーツ問題か、怪しい事件史問題かは知りませんが」と作ったむろかつ本人が苦笑いする始末でした(をい)。

序盤からLinerさんが大逃げを決めてくるびっくり展開に(^_^;)

6-10問目になります。

Q6:金明竹[きんめいちく](後半に登場する上方者のセリフは非常に難解なものであり、なおかつ語感の面白おかしさで笑わせるだけではなく、滑らかで明朗な発話をするという落語家の基礎的な技量を図ることを目的に、前座修業の中では「寿限無」を覚えてからこの噺を/覚えていくセオリーがある、骨董屋を舞台とした滑稽噺で、その上方者のセリフの中に登場する元は中国産の竹の一種がタイトルとなっている古典落語は何?)→ひっさつ2◯

Q7:かつらむき(料理としては、それをさらに細くせん切りにして刺身のつまに用いたりする、料理人の世界では包丁の技術を身につける上で格好の課題となる/、大根やにんじんなどを5-10cmほどの円筒形に切り、巻紙をほどくように、長軸に沿って薄くつなげて剥いていく食材の切り方のことを「何」むきというでしょう?)→Liner4◯

Q8:KITTE(かつての郵便物の鉄道輸送時代の名残から大規模ターミナル駅の真ん前に局舎を置いていた、東京・名古屋・大阪の各中央郵便局と/博多郵便局のそれぞれの跡地に新規のビルを立てて運営している日本郵政グループの商業施設のブランドの名称は、「郵便だけに」何でしょう?)→三好総統1×/Liner5◯

Q9:渋谷公会堂(戦前は大日本帝國陸軍の代々木練兵場の一帯で、同地には衛戍(えいじゅ)監獄すなわち「陸軍刑務所」が置かれていた逸話もある、2019年6月1日から2029年3月31日までLINEヤフーが命名権を保有し、その間は名称が「LINE CUBE SHIBUYA」となっている/、渋谷区役所に隣接しているコンサートやテレビ番組の公開収録などを行う施設は何でしょう?)→三好総統2◯(1×)

Q10:角番[かどばん](歴代記録としては千代大海の14回、魁皇の13回、更に豪栄道と貴景勝の9回…と続いている、大相撲で前の本場所で負け越しをした大関が、この本場所でも負け越しをした場合に/その地位から陥落するという状況を指すのは何でしょう?)→かよちん1◯(1×)

Q6は古典落語「金明竹」の問題をひっさつ会長正解で2◯(しかもよく見るとその古典落語の内容に触れる前に押して正解してました(大汗))。

なおこの古典落語「金明竹」を、三遊亭円丈は名古屋弁で、立川談笑は津軽弁で、立川志らくは英語まじりの客に改作して演じているそうです。個人的には何度か落語会で見たことがありますが「あんなに難しそうなのにこれが「前座噺」とは。実に覚えるのが大変そうだ」とよく思ってますです(^_^;)。

↑先年亡くなった落語界3人目の「人間国宝」にも指定された柳家小三治師匠が演じる、「金明竹」。その上方者の台詞は18分37秒付近からです。

Q7は漫画やアニメ、ドラマなどで料理人の修行のシーンではたびたび登場する「かつらむき(大概は大根で行われるのが定番だったりします)」。Linerさんがサクッと正解してこれで4◯。今回は「8◯勝ち抜け」なのですがそれでもわずか7問で折り返しを突破するとは凄まじい。

そしてQ8は「KITTE」という日本郵政グループの商業施設のブランドの名称の問題。三好総統が「東京・名古屋・大阪の各中央郵便局と/」で押すも答えは出ずにブザーが鳴って1×ついた後に2着判定でこれまたLinerさんのランプが点いていて「KITTE」を正解して5◯に到達して勢いが止まらず。なお問題文の最後の「「郵便だけに」何でしょう?」はややウケでした(をい)。

で、Q9は「渋谷公会堂」の問題。現在のネーミングライツの「LINE CUBE SHIBUYA」のとこで押したのは三好総統でこれで2◯としてライバルのひっさつ会長に追いついた(笑)。そんな渋谷公会堂および渋谷区役所のすぐ近くにNHKの放送センターの敷地がありまして、やはりコンサートなどを多数行うNHKホールの建物が目と鼻の先の距離だったりします(やはりここもかつての代々木練兵場ならびに陸軍刑務所の一帯だったそうです)。で、正解チャイムが鳴った後に「昔のC.C.Lemonホールっすね」とむろかつが余計なことを(苦笑)。

続くQ10はスポーツ問題。「この場所で大関が負け越すと陥落する→角番」をかよちんさん正解で1◯としてました。なお、角番から脱出できずに負け越して陥落した大関は次の場所(関脇の番付)で10勝すれば特例で大関に復帰できるのですが、そこで復帰できなかった場合は通常の大関昇進条件(昔だと3場所45戦で28勝以上、最近だと3場所で33勝以上が目安となってます)が課せられることになります。で、この大関特例復帰が設定された昭和44年7月場所以降、この特例復帰以外で大関に返り咲いたのは昭和後期の魁傑(現役引退語、放駒親方として大乃国を横綱まで育て上げ、2011年の大相撲八百長問題の際には相撲協会の理事長として辣腕を奮った人物でもありました)と、先日引退した最終的には怪我の長期休場で大関から序二段まで降格して、復帰後にそこから更に大関を2場所で突破して横綱に昇進した照ノ富士の2名しかいない、というなかなか狭き門になってたりもしていますです。

【Q10終了時点のポイント(点数の変動があった人のみ)】

Liner5◯、ひっさつ会長2◯、三好総統2◯(1×)、かよちん1◯(1×)、チヨマル・山田はまち1×

こんな感じで4月例会の連載も始めていきます(なお3月例会の報告記の続きはしばらく凍結します)。どうぞよろしくお願いいたします。次回に続きます。

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埼玉県で活動している「岩槻クイズ(&ゲーム)の会」、通称「岩Q槻(いわくつき)」です。毎度色々なクイズやゲーム企画等で「ユルくバカトーク多めで」やってます。大量の差し入れお菓子と公式ブログで「結構長々と書いている」例会報告が最大の特長です(笑)。 初心者から中級者ぐらいのご新規さん大歓迎です。