こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/10月例会「第11回ひよし記念・秋(G1)」の報告記を連載しています。5回目は午前3枠に開催されましたむろかつ企画「八高戦」報告の1回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
今年5回目の「自作問題系・八高戦」企画となります。
午前最後の3枠目にはむろかつの自作問題系フリバ「八高戦」が登場しました。で、この「八高戦」企画。今年の4月例会から私・むろかつの自作問題のフリバ企画に替わりました。
↑4月例会(午前1枠)
↑5月例会(午前1枠)
↑6月例会(午前3枠)
↑7月例会(午後2枠)
奇しくも直前の企画のキアロさんが岩Q槻で初企画された回と同じタイミングで八高戦も現在のやり方にリニューアルされてまして、今月までの時点では「キアロさんの銀河戦、むろかつの八高戦」が同日開催で続いております(笑)。で、基本的にむろかつ企画は他の人の企画が埋まらなかった時用の「予備企画・ストック企画」の意味合いが強く、特にこの「八高戦」は開催する企画枠が”もし空き枠があればそこでやる”方式なので「流浪の企画、岩Q槻企画のタモリ倶楽部」状態になっているのも特徴だったりします(苦笑)。たとえば朝イチにやったり午後にやったり…等々で。
そんなわけで今回は午前3枠、午前のラスト企画に登場しました。相変わらず自作問題のテイストはネタ満載で恐縮ですが、基本ルールは以下のとおりでした。
午前3枠「八高戦第13期」(むろかつ企画)
・50問限定の8◯5×(8問正解勝ち抜け、5問誤答で失格)の早押しクイズです。
・誤答発生時は「トリプルチャンスあり」です。最大で4-6人まで回答権ありです
(ただし回答権はその1問あたり1人1回に限定されます。誤答したらその問題の回答権は消滅しますのでご注意)
・むろかつの自作問題です。ネタ要素がやっぱりあります(これまた毎回ですが(大汗))
・問題文は「前フリが長めなのが多い」です。ただし変化球はほとんどありませんが、時折暴発防止のために「よーくお聞きください」と注意喚起をいれることもあります。
・所要時間は45-60分程度だと思われます。
おおまかなルールとしては毎度同じで、「前フリが長い(例外もたまにあり)」「誤答発生時は最大4-6人まで回答権あり(ただし1人1問1回なのでその問題で誤答した人の回答権はなくなる←実際に誤答した直後に押しちゃった人がいました。うーん、そのお気持ちは痛いほどわかります(^_^;))」が「八高戦ならでわ」といったとこでしょうか。
今回も全3-4回程度の構成で、まずは序盤戦のQ1-15のあたりをお送りいたします。
序盤、三好総統が好調で単独リードする展開に…。
まずはオープニングのQ1-5になります。赤い文字のとこが「押されて正解となった」ポイント、緑の文字のとこが「押されたが誤答となって問読みが続いた」ポイントになります。ただし同じポイントで誤答→正解が出た場合は赤い文字の方に統一しておりますです。
Q1:ラン(ゴルフで、ドライバーなどのクラブでボールを打った際に「ボールが着地するまでの距離」のことを「キャリー」と/いいますが、「ボールが着地してから転がって止まるまでの距離」のことを何というでしょう?)→Kava1◯
Q2:ランラン(昭和時代を代表する古典落語の名人だった6代目三遊亭圓生は、1979年9月3日に落語の公演中に急性心筋梗塞で79歳で亡くなりましたが、その数時間後に、この当時日中国交正常化を記念して中国から贈られ国民的人気を博していた/上野動物園のジャイアントパンダが亡くなってしまい、翌日の朝刊の1面はほとんどが「パンダが亡くなった」記事で埋め尽くされ、本人の訃報は社会面に回されるかベタ扱いだった…という有名な逸話がありました。さてその時に亡くなったパンダはランランとカンカンのどっちだったでしょう?)→ばいそん1×/三好総統1◯
Q3:リイド社(漫画雑誌の「コミック乱」「コミック乱ツインズ」「MEN’S GOLD」なども発刊している東京都杉並区高円寺北/に本社を置く出版社で、元々は1974年11月に、漫画家のさいとう・たかをが立ち上げた劇画製作スタジオ「さいとう・プロダクション」の出版部門が分離独立したもので、現在もさいとうプロの「ゴルゴ13」などの作品を「SPコミックス」と表記して発売しているのはどこでしょう?)→三好総統2◯
Q4:深谷駅(大正時代に地元企業の「日本煉瓦製造」で製造された煉瓦が70 km以上離れた東京駅まで鉄道輸送され/て使われた史実に因み、現在の駅舎は東京駅丸の内側の赤レンガ駅舎をモチーフにしたデザインで「ミニ東京駅」とも呼ばれており、「関東駅百選」に選ばれているほど有名ではあるが、昭和41年に地元を選挙区にしていた衆議院議員の荒舩清十郎が、運輸大臣在任時に当駅を急行停車駅に追加させたことが問題となりわずか2ヶ月で大臣辞任に追い込まれたエピソードもこれまた有名である、埼玉県にあるJR東日本・高崎線の駅はどこでしょう?)→ナイス国務長官1◯
Q5:横浜DeNAベイスターズ(よーく思い出してください。昨年2024年の日本プロ野球、セントラル・リーグで優勝したのは読売ジャイアンツ、パシフィック・リーグで優勝したのは福岡ソフトバンク/ホークスでしたが、日本シリーズで優勝したのは、セ・リーグ3位から阪神、巨人を破ってクライマックスシリーズを勝ち上がり最後はソフトバンクも倒し、1998年以来26年ぶり3度目の日本一を果たしたどこのチームだったでしょう?)→おぐのり1×/キヨミ1◯
オープニングのQ1は「ゴルフ問題→ラン」をKavaさんが正解し1◯、続くQ2は「三遊亭圓生師匠と前後して死んだ上野動物園のパンダ→ランラン」をばいそんさん誤答の後、三好総統が正解して1◯に…というオープニングでした。ばいそんさんが答えたのは「パンダ」というある意味では惜しい回答ではありましたが(もう一度、となった後の誤答ブザーでした)、よくよく聞くと実は「ランランとカンカンのどっち」という二択問題でもありました。
で、今回もいつものように50問+予備問題1問の合計51問を作った後、抽選アプリで数字をシャッフルした上で出題順を並べ替えてるんですが…前回、なんと7◯の同点決勝まで行っちゃって明らかに手抜き問題で埋め合わせてた51問目を出題して決着する事態になったのをひどく「猛省」しまして、今回からは51問目までしっかり作ってそちらもシャッフルに混ぜまして、そのうえで冒頭のQ1-2だけは意図的にオープニング問題として並べました(シャッフルした後にその問題を入れ替えた次第です)。それが「ラン」と「ランラン」という(爆)。しかもこの2問、作ったのが「ランラン」が9月4日(ちょうど命日になります)、「ラン」が9月21日…と別日で「あら、2つあるんだったらいっその事、最初にオープニングにネタとして並べちゃおう」となった流れが(をい)。
そして続くQ3は「リイド社」の問題は三好総統が連取に成功して2◯に。「ゴルゴ13」の単行本を出している出版社でもありまして「SPコミックス」の「SP」とは「さいとうプロ」の意味でもあります(JR高円寺駅前に大きな本社屋があります)。この問題、後から気づいてびっくりしたのが、Q3の時に事前に「あー、次の問題の答えは「ランランラン」ではないです」と言ってややウケを取った一方で、よくよく見たらQ3の問題文の冒頭に「コミック乱」の文字があって「なんか3問目までネタに走ったみたいやん」と自己ツッコミ入れる始末でした(をい)。
Q4は「ミニ東京駅」とも呼ばれている駅舎でも有名な「JR深谷駅」の問題を、鉄道好き(と思われる)ナイス国務長官さんが正解して1◯に。まあこの深谷駅で有名な史実としては問題文後半の、時の荒船清十郎運輸大臣が急行停車駅に加えちゃって大問題になって「ひとつぐらいいいじゃねえか」と言い放って辞任に追い込まれた方でして、当時の国鉄総裁が「武士の情け」とも言ってたのも相まって(?)やっぱり岩Q槻界隈ではバカウケでした(苦笑)。その深谷駅前には日本煉瓦製造を経営してた渋沢栄一(←新1万円札の肖像画の人)の銅像が建っております。
そしてQ5は「去年の日本シリーズで優勝したのはどこ?→横浜DeNAベイスターズ」というパラレル問題を、おぐのりさんが「東北楽天ゴールデンイーグルス」と答えて誤答の直後にキヨミさん正解で1◯としてました。思えば横浜も大魔神・佐々木主浩や主砲のロバート・ローズなどが大活躍した1998年以来だったんすね…なおリーグ3位からCSから勝ち上がって日本シリーズも制したのは2010年の千葉ロッテマリーンズ以来だったそうです。あー、今年のロッテはぶっちぎりの最下位で(以下涙なしでは語れず)
「8問目だけにラグビーのナンバーエイト」を(←をい)
Q6-10に入ります。
Q6:卒塔婆[そとば]/板塔婆[いたとば](その語源としては、インドにおいてまんじゅう型に土を盛り上げてつくられた塚を指すサンスクリット語の「ストゥーパ」から来ている/、日本では主に仏式での葬儀や法事が行われた後に建てられる、お墓の墓石の後ろ側に故人の戒名などを記した細長い板のことを何というでしょう?)→ひっさつ会長1◯
Q7:キラー(通り)(平成元年2月の昭和天皇の大喪の礼ではすぐ近くの外苑西通りを霊柩車が通った際に「こんな日にこれを言うのはなんですが」とNHKの橋本大二郎記者が生放送中に苦笑いしながらこの通りを紹介したことがある、1960年代後半にデザイナーのコシノジュンコが近隣の「青山墓地」と当時流行していた人気歌手の「ピンキーとキラーズ」から命名した当時の若者文化の発祥地のひとつで/、国道246号線の青山三丁目の交差点を横断する道のことを「何通り」というでしょう?)→ハマクドー1×/かよちん1×/キヨミ2◯
Q8:ナンバーエイト(15人制ラグビーにおいてはスクラムの最後尾に位置し、スクラムの前方から送られてきたボールをキープしたり、かき出されたボールを持って自ら密集地のサイドを強引に突破したりする役割を担うため、その運動量と身体能力に加えて、ゲームに対する総合的な判断力が求められる/、先発メンバーの15名の中では背番号とポジションが唯一同じ名前で一致しているポジションは何でしょう?)→三好総統3◯
Q9:ミッキー・カーチス(人気落語家・立川談志が創設した「落語立川流」で、芸能人を中心とする有名人が弟子入りして落語家になる「Bコース」に入門し、そこで真打ち昇進を果たして昇進披露も行った数少ない3人のうちの1人である人物で、1958年から始まった日劇ウェスタンカーニバルに出演し/平尾昌晃、山下敬二郎と共に「ロカビリー3人男」として高い人気を誇った大ベテラン歌手は誰でしょう?)→ひっさつ会長2◯
Q10:クロスバー(サッカーで、高さがほんの数センチ・数ミリの差で辛うじて枠内に入らず得点にならない、非常に惜しいシュートのシーンで「バーに嫌われる」という言い方をする事がよく/ありますが、その「バー」の部分にあたる、サッカーゴールの上にある横の棒の事を何というでしょう?)→Liner1◯
Q6はお墓の墓石の後ろ側に建てられる木の板の「卒塔婆(そとば)」の問題をひっさつ会長が正解して1◯。納骨や回忌法要などの法事の際に追善供養のために梵字・戒名・俗名などを書き記して建てる板のことです。「板塔婆(いたとば)」でも正解扱いでした。
続くQ7は青山通りから国立競技場方面に入った外苑西通りの青山霊園脇から仙寿院交差点までの1キロメートルあたりの区間に通称でもある「キラー通り/キラーストリート」の問題。こちらはハマクドーさんが「竹下通り」で誤答となり、2着判定のランプが点いたかよちんさんも誤答で、3着判定がついたのがキヨミさん。「キラーストリート」と答えて正解チャイムが鳴りこれで2◯となりました。後日、うち(むろかつ)のカミさんにも「ねえ、キラー通りって知ってる?」って聞いたら「知ってる。青山通りのとこのでしょ?」と即答でした。
↑こちらが実際の「大喪の礼」当日の中継の動画。NHKのスタジオにいた橋本大二郎記者が苦笑いしながら松平定知アナに「キラー通り」を紹介しているとこ(57分47秒あたりから)。ちょうどテレビカメラは「仙寿院交差点」のとこにいるので、このあたりまでが「キラー通り」と呼ばれているエリアです。
ついでに書くと、「大喪の礼」では皇居から国会議事堂前→三宅坂→青山通り→外苑西通り→(昔の)国立競技場前→新宿御苑というルートで昭和天皇の棺を乗せた霊柩車やその他関係者が車60台および警備のバイクが連なり時速10-15キロのスピードで走っておりました(長さが800メートルにもなり先頭から最後尾まで通過するのに4分はかかる計算でした)。更にビクターのレコーディングスタジオがこの近くにあった由縁で、サザンオールスターズが2005年に「キラーストリート」というアルバムをリリースしています。
続くQ8は8問目だけに「ナンバーエイト」と(爆)。三好総統好調に3◯まで積み上げてここで単独首位に浮上。背番号1からこの8番までの選手が「フォワード」と呼ばれる前線でスクラムを組む選手たちで、背番号9のスクラムハーフ(スクラムで書き出されたボールを後方にパスする選手。だいたいここには小柄な選手が多いです)と背番号10のスタンドオフ(事実上の司令塔の役割をしてます)を「ハーフバックス(そして2人合わせてハーフ団とも言われてます)」と呼ばれ、背番号11以降の選手を「バックス」と呼ばれてます。
そしてQ9は「落語立川流のBコースで真打ち昇進を果たした、ロカビリー三人男のひとり→ミッキー・カーチス」の問題は、古今東西洋楽邦楽なんでもござれのひっさつ会長が正解し2◯としてライバルの三好総統を追随および牽制を(笑)。なお落語家としての芸名は「ミッキー亭カーチス」。なおBコース(著名人系)で真打ち昇進となったのは、放送作家の高田文夫先生が「立川藤志楼(トーシロー→素人という意味です)」、江戸文字作家の佐藤敦之氏が「立川文志」として果たしたのと、このミッキー亭カーチス師匠の3人のみ。ただし談志師匠が没した2011年秋に直弟子(Aコース)の総会が行われた際に、新代表および理事の決定、上納金制度廃止と共にこのBコースと一般人向けのCコースが廃止になってしまったので今はその制度はないそうです。
続くQ10はサッカーのゴールの上のとこにある横の棒「クロスバー」の問題はLinerさん正解で1◯。まあラグビーやアメフトと違ってエンドゾーンのゴールのエリアが狭いんでそこに蹴り込む選手も大変です(苦笑)。ちなみにゴールの左右にある縦の棒は「ポスト」といい、これまた「ポストに嫌われる」と呼ばれる惜しいゴールシーンも結構多いです。フリーキックとかもそうですし、キーパーとの1対1になった絶好のチャンスでバーやポストに嫌われる選手もこれまた(以下略)
好調の三好総統、しかし得意な鉄道問題はここまで全てナイスさんに…。
Q11-15に入ります。
Q11:東京地下鉄株式会社/東京メトロ(日本の民営鉄道事業者いわゆる「私鉄」の分類の一つで、特に経営規模の大きなものの会社を指すものとして「大手私鉄」というものがあります/。さて2025年現在、全国に16社ある「大手私鉄」のうち、1989年に「平成」時代以降に加わった2社とは、1990年に準大手私鉄から昇格した相模鉄道と、2004年4月1日には帝都高速度交通営団/いわゆる「営団地下鉄」が民営化したどこでしょう?)→三好総統1×(3◯)/ナイス国務長官2◯
Q12:始球式/ファーストピッチセレモニー(空手やテコンドーでは試割り演武(ためしわりえんぶ)を、サッカーでは来賓がコートの外からボールを中に蹴る「キックイン」と呼ばれるものを、更にバスケットボールでは「ティップオフ」と呼ばれるジャンプボールを行う似たようなセレモニーがある、野球で/、試合開始前に投手役の来賓がマウンドまたはマウンド前方から捕手役に向けて1球投球するセレモニーの事を一般に何というでしょう?)→Kava2◯
Q13:バカヤロー[解散](現行法である日本国憲法下では現時点で26回もの衆議院解散が行われ、それぞれの解散時には様々な通称・俗称が名付けられてますが、第26回衆議院議員総選挙が行われる事となった昭和28年3月14日に発生した/衆議院解散は、その直前の2月28日の衆議院予算委員会で、当時の吉田茂首相と社会党右派の西村栄一議員との質疑応答中に吉田首相が発した一言がきっかけで「何解散」と呼ばれているでしょう?)→ほしまる1×/ばいそん1◯(1×)
Q14:IGアリーナ(今年7月には大相撲名古屋場所、9月にはボクシングの井上尚弥選手の世界戦/と言った大イベントが開催された名古屋市北区にある多目的アリーナで、元は2026年に名古屋市で開催予定のアジア大会に際し、既存の「愛知県体育館」が開館から既に60年が経過し、老朽化および機能的に各種国際大会の開催基準に満たしていないという理由から、新しい「愛知国際アリーナ」として建設したもので、その開館にあたりその施設の命名権をイギリスを本拠地とする金融グループが取得した事から、現在は何と呼ばれているでしょう?)→三好総統4◯(1×)
Q15:秋分の日(通例では9月22日から9月24日ごろのいずれか1日が指定される祝日/で、元々は明治11年からそれまでの歴代天皇や主な皇族の命日を春と秋の年2回にまとめ「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」としてご先祖を祀る宮中行事が休日となり、戦後「国民の祝日に関する法律」により祝日となったのは、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という趣旨の春の「春分の日」と、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という趣旨の秋の何でしょう?)→Liner2◯
Q11は鉄道問題。序盤に好調な三好総統が「準私鉄」と答えて誤答となった後に今回では初めて「2着判定以降が誰も押されずに問題の続きが読まれる」という展開になり、更に「帝都高速度交通営団/いわゆる営団地下鉄」で一斉にババッと押される事態に。そして2着判定のランプが点いたのがナイスさんで「東京メトロ」で正解し2◯に。まあその前の「相模鉄道」のとこで既に誤答で回答権がない三好総統が頭抱えてましたし(苦笑)。なお三好総統の答えた「準大手私鉄」。全国に現在は3社(北大阪急行電鉄、山陽電気鉄道、神戸高速鉄道)しかなく、今春までそれだった新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併されたので首都圏には1社もないという次第でした。
Q12は「始球式」で、Kavaさん正解で2◯。日本初の始球式は明治時代にMLB選抜が早稲田大学と対戦した際に早大の創設者かつ総長だった大隈重信が投げたそうで、この時に「さすがに大隈先生に恥をかかせるわけにはいかない」と早稲田の打者がわざと空振りをしたのが今のルーツになっているそうです。
続くQ13は吉田茂総理の発言がきっかけとなった「バカヤロー解散」をほしまる先生誤答の直後にばいそんさん正解で1◯。「それで良かったのかー」と悔しがるプレイヤー多しでした(爆)。もっともこの時は大声でバカヤローと絶叫したわけではなく、ぽつりとつぶやいたのがマイクに入ってしまい大騒ぎになったのと、公職追放が解除されて国会に復帰した鳩山一郎派の面々と吉田派のせめぎあいが続いていて、この「バカヤロー」発言に対して鳩山一郎の懐刀だった三木武吉が右派社会党の浅沼稲次郎に前代未聞の「懲罰動議」をけしかけてこれが可決され、更に自由党の鳩山派などの反吉田派の一派が欠席したことから不信任案まで通ってしまった…という一件でした。なおその他の解散では「ハプニング解散」や「死んだふり解散」というのも(苦笑)
Q14は今年の大相撲7月場所から名古屋場所の会場として使われることになった多目的アリーナ「IGアリーナ」の問題は好調・三好総統がサクッと正解しこれで4◯(1×)になり単独首位を快走することに。なお3月場所が行われる「大阪府立体育会館」もネーミングライツで「エディオンアリーナ」という名称を使用してるんですが、NHKでは企業名だからとそれを使わずに正式名称の方の「大阪府立体育会館」と呼称していますが、7月場所の方は最初から「IGアリーナ」を正式名称として扱い堂々と企業名付きで呼んでいます。土俵の周りの砂かぶり席や枡席周辺がえらく広く、大相撲中継を見た感じではこれはお客さんは昭和後期に作られた今の両国国技館よりも機能的かつ見やすくていいだろうなーと思うようないいアリーナでもあります。
そして序盤戦最後のQ15は「秋分の日」の問題はLinerさん正解で2◯に。元々が宮中行事が戦前は休日、戦後は祝日になる例が多く、例えば宮中行事の中では最も大切なものとされている「新嘗祭(にいなめさい/天皇がその年に収穫された新穀などを神様に供えて感謝の奉告を行いこれらの供え物を神様からの賜りものとして自らも食する儀式)」が行われる11月23日が戦後には「勤労感謝の日」になる…などの一例でもあります。しかし春分の日と秋分の日でその祝日の「趣旨」が微妙に違うのがなんとも興味深いとこです、はい。
というわけで序盤戦の15問目までが終了しまして、
【Q15終了時の上位のポイント(1◯ないし1×以上のプレイヤーのみ)】
三好総統4◯1×、ひっさつ会長・キヨミ・ナイス国務長官・Kava・Liner2◯、
ばいそん1◯1×、ほしまる・ハマクドー・かよちん・おぐのり1×
となりました。三好総統好調でここまで4◯1×でリード。しかしよくよく見ると大の得意問題の鉄道問題を2問ともナイスさんに持っていかれている「危うい」点も(苦笑)。そしてライバルのひっさつ会長以下2位タイの2◯が5人もいる…というまだまだわかんない大激戦の予感しかしない序盤戦でした。
次回は中盤戦の模様をお送りします。ではまた。
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