こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/05月例会は企画持ち込み例会の「御大杯2025」でした。今回の報告記は概要編と詳細編を混ぜての構成となります。1回目はオープニングと午前1枠のむろかつ企画「八高戦(8◯5×早押しクイズ)」の1回目をお送りします。
朝9時すぎには到着して、黙々と机などのセッティングをしてました。
私・むろかつはここ数日、えらい超早起きになってまして、どうも午前3時半から4時になると目が覚めてしまいどんなに頑張っても寝れやしない…という実に困った状態でして、当日の5月4日の日曜日も午前4時半に起きて色々と準備をしてました。で、自宅を車で出たのは午前7時すぎ。いつもの公共施設は9時から開くので「その間はどこかで休憩したり、コインパーキングの車ん中でのんびりしてればいいや」という考えで家を出まして、結局、毎度おなじみの岩槻本町のコインパーキングには8時45分ぐらいに到着し、その隣のセブンイレブンでトイレを借りて用を足したり、例会で舐めるロッテのフルーツのど飴や、6時に朝飯食べてたきりでちょっと小腹がすいたので唐揚げ棒を購入して食べたりしてました。
そして9時ちょっとすぎに公共施設へ。なんとこの日は会議室も研修室もほぼ空いていてうちのサークルだけでした(笑)。もっとも会議室の対面にある「ボランティアルーム」(こちらはサークルさんには貸し出されずにボランティア団体さんに貸し出されてるそうです)では、ほぼ毎回同じ日(というか毎週日曜日に?)に開催されている団体さんが今日もミーティングを開催されるそうでそれはそれでちょっとほっとしたんすけどね(苦笑)。
んで私はいつものように黙々と机・椅子のセッティングなどをしてました。

↑お借りしているB-C会議室(その部屋の間にある仕切り壁を収納しています)は両方ともこういう机と椅子の起き方をしています。


↑それらを2つの会議室の机と椅子を再セッティングしていきました。間は縦3×横3のテーブルをくっつけてます。なおC会議室の椅子は多少は余るのでそれらはC会議室側の外周に並べて「(企画中の)休憩スペース」として使ってもらっています。

↑更にサークル所有のプロジェクターをセットしました。こちらはA会議室との仕切り壁に投射する形で使用します。
更にセットしてたのが、B会議室のドア横にテーブルをひとつ、サイドに椅子を2つ並べまして、

↑ゴミ袋3つと、午後から広げる差し入れお菓子類を置いたりしてました。



↑それと、キャリケースの中に収納している、備品(ボードセット等)や、当日配布する企画書なども。ここに置いておくと「実にわかりやすくて」いいんですね。あと企画書は全4ページながらB4用紙表裏1枚で済みまして、1ページの冒頭には「※ウラもあります」という一言も書いておきました(笑)


↑更に燃えるゴミの袋を2つと、ビン・缶・ペットボトルの袋を1つ。机のレバーのとこにひっかけて椅子のとこに置く形でセットしました。これが意外にごみの分別と、持ち帰る際には手間をかけずに集められるので最近はこのパターンでやってます。
あと特記事項としてはこれは前回の例会、先月の4月つまりは「新年度」からリニューアルされたんですが、

B会議室のホワイトボードがリニューアルされてまして、これが横に幅広で「いやー使いやすい」と(笑)。

↑昨年8月の例会の写真です。
もともと左側のC会議室のホワイトボード(C会議室から引っ張ってもってきました)と全く同じタイプのがあったんですが、回転するレバーが壊れちゃって書いてる時に上下にくるっとなりかけたり…とちょっと古いのが気になってたんですね。やはり岩Q槻ではパソコン→プロジェクター経由のスコアも使う頻度は少しは上がったのですが、それでも全体の半分以上の企画はネームプレートを使って手書きのスコア表を使うので「力を入れて書いててもくるっと回転しないのと、横が幅広になって使いやすくなったのは本当にありがたい」と思った次第でした(笑)
そんなこんなで少しずつ参加される方々が到着されまして、初参加(そして午前3枠で初企画を担当してくださることになっている)ポポロンさんや、3回目の参加ながら先月に続いて2回連続企画(午前2枠で開催予定です)される予定のキアロさん、更に初期の頃からの常連メンバーながら家業などが多忙でなかなか日曜日に休みが取れない「東久留米のペンキ屋の若旦那」のケーニヒさんがおおよそ3年半ぶりの登場…と、新旧ともどもな皆さんが15人ぐらい参加の2025/05月例会「御大杯」が始まっていくのでした。
午前1枠はむろかつ自作問題の「八高戦」(2ヶ月連続2回目の開催)でした。
で、午前10時を迎えまして、まだ到着されてない(午後からいらっしゃる予定のCastleさんは別にして、企画途中で到着してそこから参戦する人も結構多かったです)方もいらっしゃいましたが、とりあえず始めることにしました。
今回も棋戦は「八高戦」(今回で「第10期」なります)。50問限定ながら形式は8◯5×、つまりは8ポイント勝ち抜け、誤答は5回で失格…という7◯3×とはやはりどこかで戦略的、そしてその時の勢いで戦い方が違う形式、更に誤答はトリプルチャンス(実際はトリプルチャンスで3人共誤答した場合のみ、早押し機をレセットして4人目まで回答権は認めてました)で、その問題が誰かの誤答によって無駄にはならないのが個人的には気に入ってたびたび開催すべく、毎月50問+予備1問の合計51問ずつ作ることにしたのでした。


↑そして今回も「逆リーチ杯」でおなじみのほしまる先生がお休みだったで、「八高戦」は「Score Watcher」のスコアを使用させてもらいました。すると今回、私はどえらいポカミスをやってしまった事が企画後に判明いたしまして、
↑なんと部屋の片隅にセットしている記録用のビデオカメラの録画ボタンを押し忘れるという(ノД`)シクシク。
もっともその正誤のスコア自体は「Score Watcher」のログで残ってまして、更に再確認したのが当日夜の帰宅してまもなくだったので「鉄は熱いうちに打て」ではないんですが、誰が正解したかというのがかなり記憶に残ってたので物凄く助かりました。
まあ当日のそれ以降は、上記の記事にも書きましたが、私自身はその後の各氏の企画中はその内心で「スコア、ちゃんと再現できるかしら」とショックと気もそぞろ…で、プレイヤーとしてはほとんどの企画がボロボロだったのも追記しておきたいと思うです(苦笑)。ええ、次回以降は朝、ビデオカメラをセットした時点で(誰も居ない状態から)録画ボタンを押して、片付けまでずっと撮りっぱなしにします、はい。
まさか「バチカン市国」が「DASH島」よりも狭いとは( ゚д゚)ポカーン
で、詳細編は例によって5問ずつ切っていきますが、この八高戦に関しては手元に全問題文があります(ま、私が作ったんである意味で「当然」なんですが(笑))ので、正解の単語→問題文→正誤判定の順番で書いていきますです。問題文が例によって長くて、更に全文掲載しますので今回は文字数がえらく長くなりますゆえに1-10問目の状況を掲載いたします。
Q1:コンクラーヴェ(その語源としてはラテン語で「鍵がかかった」という意味から来ているように、1978年のヨハネ・パウロ2世が選出された時までは他国干渉防止の「秘密保持」の為に投票を行う枢機卿たちは、会場となるシスティーナ礼拝堂内に閉じ込められ手紙や電話などの外部連絡もできないようになっていた、世界の全カトリック教会の最高司祭たるローマ教皇を選ぶ選挙のことを何というでしょう?)→ひっさつ会長1◯
Q2:DASH島(面積は0.61平方キロメートル、位置的には伊予灘にあり住所的には愛媛県松山市にあたる大小2つの島が潮流によって接合された正式名称を由利島(ゆりじま)という陸繋島(りくけいとう)の無人島で、人気バラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」において「これまで番組で得た知識・技術を結集して開拓し島に「小さな日本」を作ることを目指す」コーナーの名にもなっている番組内での通称は何島でしょう?)→ばいそん1×/Liner1◯
Q3:ラッキーゾーン(楽天モバイルパーク宮城では「Eウィング」、みずほPayPayドーム福岡では「ホームランテラス」、ZOZOマリンスタジアムには「ホームランラグーン」というスペースを設置し、それぞれ指定席が設置されている、野球場で本塁打を出やすくするために意図的に外野フィールドの内側に施した柵と、その柵から本来のフェンスの間の空間のことを和製英語で何というでしょう?)→ハマクドー1◯
Q4:鉄砲柱(元関脇の安芸乃島勝己が親方をしている高田川部屋では稽古場に5本もの「これ」が建てられており、基本的にはどこの相撲部屋の稽古場には最低1つは土俵の外に設置されている、相撲の稽古・鍛錬法の一つで力士がここに向けて突っ張りや突きなどを行い、体幹や筋力などを鍛えることができる「柱」のことを、相撲技の「突っ張り」の別名から何柱と呼ばれているでしょう?)→ハマクドー2◯
Q5:三半規管(英語では「Semicircular canals(セミサーキュラー・カンネル)」という、それぞれがおよそ90度の角度で傾いておりX軸・Y軸・Z軸のように三次元的なあらゆる回転運動を感知することができる、人間の内耳(ないじ)に存在する平衡感覚を司る半円形をしたチューブ状の3つの器官を何というでしょう?)→ポポロン1◯
Q1は先日、フランシスコ教皇が亡くなり次の教皇を決める選挙が行われることになったのでその選挙である「コンクラーヴェ」の問題が(まさに時事問題でした)。こちらのも問題は「ラテン語で鍵がかかった」の部分でバババッと押されましてひっさつ会長が正解して1◯で幸先の良いスタートを。もっともこの問題、作った順番としては34番目、4月23日に作ったのでフランシスコ教皇の訃報が流れた直後の作問で、例会前にやってみた数字抽選アプリで1問目に入ってくるとはいろんな意味で抽選アプリさん、おそるべし(苦笑)
続くQ2は「ザ!鉄腕!DASH!!」の名物コーナーにもなっている無人島「DASH島」の問題。こちらはばいそんさんが面積の部分で速攻で押して誤答した後に、問題文の最後の方でLinerさんが押して正解してました。ついでに書くとこの時にばいそんさんが答えたのは「バチカン市国」。つまりはQ1の続き問題の感じで押したと思われるのですが、これを書くにあたり念の為、バチカン市国の面積を調べたら0.44平方キロメートルで「えー、DASH島よりバチカン市国のほうが狭いのか」と驚愕した私でした(大汗)。
Q3は野球問題。かつて甲子園球場にも設置されていた「ラッキーゾーン」の問題は楽天ファンのハマクドーさんが正解で1◯。なお千葉ロッテファンの私としてはZOZOマリンのホームランラグーンで何度チームが救われたことか(をい)。更にQ4は「大相撲の稽古場にある稽古用の柱→鉄砲柱」もハマさん正解・連取でこれで2◯に。なお問題文に出てきた元・安芸乃島の高田川親方いわく「四股を踏むのと、柱に突っ張る(つまりこれを「鉄砲」と呼んでます)のは1日1000回やれ」とのことですが、鉄砲もやりすぎると血尿がでるぐらいになるそうです。
そしてQ5は前回はなかなか作れなかった理系問題も、ということで、耳の中にある「三半規管」の問題を。こちらは今日初参加のポポロンさんが正解して1◯に。ここを鍛えると乗り物酔いにも強くなれるそうですが…。
あー、三好総統。Q8「鉄道ジャーナル」が間に合わなかったか…(^_^;)
Q6-10に入ります。
Q6:スーパードクターK(この作品のコンセプトとしては「「北斗の拳」で「ブラックジャック」をやろうという発想」から始まったと、原作者及び初代編集者が今年2月のトークショーではっきりと認めちゃった逸話もある、現在は「イブニング」及びウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」で続編の「K2」が連載されており、2024年には単行本がシリーズ通算第100巻に到達した真船一雄の人気医療マンガは何でしょう?)→ハマクドー3◯
Q7:ドクターTETSU(人気医療漫画作品に出てくる人物で、手塚治虫の「ブラックジャック」で主人公と相反する形で安楽死の必要性と正しさを信念とする医師として登場するのはドクター・キリコですが、真船一雄の「スーパードクターK」シリーズで、主人公のドクターKと相反する形で非合法な治療や各種のドーピングなどの肉体改造を施すなどの裏世界の医師として登場するのは誰でしょう?)→会長1×(1◯)/ばいそん1◯(1×)
Q8:鉄道ジャーナル(創刊したのは1967年。2010年からは成美堂出版が販売業務を引き継ぎ、今年2025年6月号で休刊となることが発表された、いずれも30年以上の長期連載となった鉄道紀行作家の種村直樹による「レイルウェイ・レビュー」という名のオピニオン記事やマスコミによる鉄道記事を独自の視点で分析する「鉄道記事ざっくばらん」といった連載記事もあった、月刊鉄道趣味雑誌は何でしょう?)→Liner1×(1◯)/ばいそん2×(1◯)/スルー
Q9:封じ手(実際にはチェスなどの他のボードゲームでも存在し、英語では「sealed(シールド) move」と呼ばれている、特に囲碁・将棋の対局において対局の中断時に有利不利がでないよう、次の手をあらかじめ決めておき、相手のプレイヤーに知られないよう紙に記入し封筒に入れて封をして、それを開封して次の手が発表されてから対局再開されることを日本語で何というでしょう?)→ポポロン2◯
Q10:セノン(かつてはサッカーのFC琉球、現在でも名古屋グランパスの大口スポンサーをしており、プロ野球では主に東京ドームの巨人戦の外野フェンスと明治神宮野球場のヤクルト戦のバックネット裏に広告を掲示している、かつては「極東警備保障」という会社名だった、NHK放送センター、東京ビッグサイトなどの常駐警備も行っている、日本国内の警備会社では業界6位の売上を誇る企業はどこでしょう?)→チヨマル1×/ばいそん3×(1◯)/ひっさつ会長2×(1◯)/ポポロン1×(2◯)/スルー
Q6-7は今回唯一の「続き問題」。まずQ6は「「北斗の拳」で「ブラックジャック」をやろうという発想」から始まった」と原作者と初代担当者がはっきり認めちゃったという「だからドクターKがあんなに”世紀末救世主な”風貌でマッチョなのか…なんつーわかりやすい事を」とネタをクイズ問題に出したくて作った(?)「スーパードクターK」の問題。こちらはハマクドーさんが正解して3◯に(この時の正誤基準としては仮にスーパーがついてなくとも「ドクターK」が出れば正解、「K2」では問題文に入っちゃってるので「もう一度」でした)。なおこの作品は「スーパードクターK」と続編の「ドクターK」が週刊少年マガジンで連載された後に、数年置いて「K2」が隔週刊の「イブニング」そしてイブニング誌が休刊になった後は「コミックDAYS」で続編の「K2」が連載されてまして、むしろ「K2」の巻数が先代の数を超えた、という凄いことに(笑)
※余談としては「スーパードクターK」「ドクターK」と「K2」の最大の違いはその間に「ドクターK」が病死して「K2」の時に代替わりして、更に後進を育てているとこだったりもします。
で、続くQ7は、実はQ6よりも半月以上先に自作してまして(←ここがある意味で凄い(爆))、「ブラックジャックのドクター・キリコ的な立場で出てくる、ドクターKのライバルの裏世界の医師→ドクターTETSU」の問題。こちらはひっさつ会長が早く押しすぎて「ドクター・キリコ」で誤答した後に、ばいそんさんが正解して1◯に。ま、このドクターTETSUは裏社会の医師で多額の報酬も貰ったりしてる(ただしその代わりに孤児院に多額の寄付もしたり、報酬を受け取らなかったも)んですが、最初の「スーパードクターK」から最新の「K2」まで(途中でスキルス性胃がんになったり、最近は更に還暦近い年齢になっても)たびたび登場しては、相変わらずいいキャラクターをしてますです。

↑この髪型からしても、まあそもそもの設定は「ブラックジャック」の主人公の間黒男をかなりインスパイアしてたんだろうな、と(^_^;)。
Q8は「あー、三好総統、間に合わなかったかー」と企画MCのむろかつがぽつりと(をい)。三好総統が敬愛していた鉄道紀行作家(レイルウェイライター)の種村直樹氏が長年連載していた「鉄道ジャーナル」という、今年休刊が発表された鉄道趣味雑誌の問題は正解が出ずスルーに。その後に三好総統夫妻が到着されてたんですがこの問題の話をすると案の定「その問題、欲しかった…(ノД`)シクシク」と(苦笑)
Q9は主に2日間かけて行われる囲碁・将棋のタイトル戦で、1日目の終わりに作られる「封じ手」の問題はポポロンさん正解で2◯に。これがないと手番の人が持ち時間と関係なく無尽蔵に考える時間ができてしまうためルール的にはかなり重要なものだったりします。
そして次のQ10はこの50問で唯一「トリプルチャンスで3人間違えて、更に4人目も間違えて強制スルーになった」という問題で、警備会社の「セノン」の問題でした。近年は明治神宮野球場のヤクルト戦中継での、バックネット裏の看板がおなじみなんですがたびたび野球観戦で神宮球場にも足を運んでいる大のヤクルトファンのばいそんさんいわく「現地観戦してるとなかなかわかんないのね」とのことでした。なるほどー(笑)。なお企業名の「セノン」の意味合いとしては「SECURITY INNOVATION」という単語が来ているそうです。
【Q10終了時点の各人のポイント(1◯ないし1×以上がついた人のみ)】
ハマクドー3◯、ポポロン2◯1×、Liner1◯1×、ひっさつ会長1◯2×、ばいそん1◯3×、チヨマル1×
こんな感じで全50問のオープニング10問が始まっていきました。次回に続きます。ではまた。
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