こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/04月例会の報告記です。7回目は午前3枠のばいそんさんの7◯3×早押しクイズの1回目をお送りします。先月に続いての「当日緩募してたとこに立候補してくださった」自作問題のフリバ企画、やはりなかなか個性的な問題群の50問が登場していきますです。
↑前回の記事はこちら。
午前最後は、ばいそんさんの自作問題のフリバが行われました。
午前最後の3枠目は、実はこの日はかなり珍しく(ほしまる先生がお休みだったこともあったのですが)「企画者未定」のまま「とりあえず誰かが立候補してくれればありがたいなー」という感じで「当日緩募」ということになってました。そしたら先月と同じくばいそんさんが自作問題50問があるということで立候補してくれまして、午前3枠目は天元戦第37期の7◯3×早押しクイズとなりました。
今回は序盤戦ということでQ1-15までの模様をお送りしていきます(今回は全50問なのでおおよそ全3回に分けまして、序盤15問+中盤20問+終盤15問の順番に掲載していく予定です)。
※なお今回もVTRの音声から文字起こしをするため厳密な正確さでのクイズ問題の全文の掲載は難しいので、「Q問題ナンバー:正解の単語(問題文のおおよそ概要)」→正誤のポイント変動等…の流れで記載していきます。そのうえで5問ごとにプチ解説(およびちょいとした余談)や正解・誤答した人のアナウンスなどをしていきます。
まずは序盤の5問です。
Q1:「新井(貴浩)が悪い」(2012年4月11日の広島東洋カープ対阪神タイガース戦にて乱闘が発生した際に、スタンドの広島ファンから飛んだヤジに由来する、それ以降何かが起こったり責任転嫁したい時にはこのフレーズがよく飛び交った、当時は阪神タイガースに居た選手は)→ひっさつ会長1◯
Q2:吉岡雄二(現役時代は巨人・近鉄・楽天でプレーし特に近鉄時代は「いてまえ打線」の一員として活躍していた元プロ野球選手で、現役引退後は独立リーグの監督を経て今季から東京ヤクルトスワローズのコーチに就任した)→むろかつ1◯
Q3:「大谷翔平君 夢への道しるべ〜日本スポーツにおける若年期海外進出の考察〜」(プレゼン資料の模範例とされることも多い、MLB挑戦を公表していた花巻東高校の大谷翔平選手を半ば強行指名した北海道日本ハムファイターズが作成し、大谷選手が翻意するきっかけとなった30ページに渡る資料)→スルー
Q4:92万円(2025年から福岡ソフトバンクホークスに移籍した元北海道日本ハムファイターズの上沢直之投手のあだなのようなものになっている、レイズとのマイナー契約を選択した結果、球団に入った「譲渡金」はおおよそ幾ら)→むろかつ1×(1◯)
Q5:ジャンパイア(近年ではリクエスト制度の導入で以前よりかは騒がれなくなった、具体例としては1990年の巨人対ヤクルト開幕戦で巨人の打者・篠塚和典がヤクルトの内藤尚行から放ったライトポール際のファウルボールの打球をホームランと判定した一塁塁審の大里晴信があげられる、特に巨人に有利な判定を行うプロ野球審判員が存在するとしてジャイアンツとアンパイアをかけ合わされた)→Liner1◯
前回に続いて今回も序盤はプロ野球関連の問題から始まりました。でQ1からいきなりすごい問題が(笑)。
当時、広島→阪神にFA移籍して中心選手だった新井貴浩選手がそのFA移籍の際に「辛いです、カープが好きだから」「FAなんてなかったら良かったのに」などと涙を流しながら発言しつつも、その会見直後に阪神の関係者と満面の笑みを浮かべて談笑しているシーンも流れて広島ファンから大ひんしゅくを買った…という一件があってこのネットスラングができたという話も。もっとも、新井選手、現役晩年は広島に戻ってきて実は現在は広島の監督をやってるんですけどね(^_^;)。
続くQ2は最近は帝京高校OBということでお正月放送の「夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル」の「リアル野球BAN」のコーナーで帝京高校野球部の大先輩の石橋貴明の誘いで登場するようにもなった「吉岡雄二」の問題が。下の名前が出てこない人が多かった中、スルー直前でむろかつが正解して1◯に。
その次のQ3は「大谷翔平君 夢への道しるべ〜日本スポーツにおける若年期海外進出の考察〜」という日本ハム球団が作成した資料の問題でこちらはスルー。しかしロッテファンとしてはたぶん今年から(無理やり)MLBに行っちゃった佐々木朗希には当時のロッテ球団の首脳部や井口監督あたりがこんな丁寧なもんは作らずに「まあ君の行きたい時に行けるから安心してね」と明らかに密約めいた口約束でもしちゃったんだろうなと訝しげしまくりで(ノД`)シクシク
続くQ4は「日ハム→渡米しても大成せず→1年で日本復帰、ただしソフバンに加入」でプロ野球ファンの間では話題となった上沢直之投手の「日ハムが得た譲渡金」の問題。むろかつが「80万円?」と答えるも正解は「92万円」、うーん惜しい。ちなみに日ハム→渡米しても大成せず→日本復帰・ソフバンへ加入というパターンでは先輩の有原航平投手もそれで移籍していて「有原式FA」と呼ばれております。ま、規定のFA年数より遥かに早い年数で好きなチームに移籍できちゃうルール上の盲点をついてる行為なのでやはり…ねえ?(苦笑)
そしてQ5は「巨人に有利な判定をする審判→ジャンパイア」の問題はLinerさん正解で1◯とし「おお、珍しく野球問題が取れた」とぽつりと呟くLinerさんでした(笑)。まあ長嶋サンが現役・監督の頃はかなりひどかったらしいですしね。今はリクエスト制度があって明らかにロコツな誤審だとVTRチェックもされるのでそこまでひどいジャッジは減ったようですが…(ちなみに大の巨人ファンの本山さんは午後から到着予定でしたが、かなり前にどちらかといえばアンチ巨人の人が作問して「ジャンパイア」や「ドームラン」などの問題を出したら「確かにあったあった」と笑って済ませてくれてました…いやあ大人だなあ(感涙))。
ここからいきなりガラッと出題傾向が変わります(笑)
Q6-10に入ります。
Q6:泉房穂(2003年に民主党公認で第43回衆議院議員総選挙の比例区で当選するも1期で落選している、2011年から3期・12年間兵庫県明石市の市長をつとめ数々のバラマキ政策で明石市の人口を増加させた)→山田はまち1◯
Q7:ピケッティング/ピケ(場合によっては威力業務妨害罪となることもある、ストライキにおいて他の労働者へのストライキ参加を呼びかけたり、スト破りを阻止するために見張りを置いたりする行為を、英語で「監視する人」の意味の)→スルー
Q8:バナナ共和国(典型的な国としては、ホンジュラスやグアテマラ、パナマなど中南米の国に見られる、一握りの大企業が一国の経済や政治を支配し貧民層から搾取する格差社会のことを、プランテーションで栽培されることが多い果実の名前から)→公太郎1×/ひっさつ会長2◯
Q9:「国民の僕[しもべ]」(ウクライナの大統領・ウォロディミル・ゼレンスキーの所属政党の名にもなっている、そのゼレンスキーが俳優時代主役をつとめた大ヒットしたテレビドラマのタイトル)→公太郎1◯(1×)
Q10:宮澤洋一(元鉄道大臣の小川平吉を曽祖父に、元総理大臣の岸田文雄はいとこ、宮澤喜一をおじに持つ自民党の税制調査会長で、いわゆる「103万円の壁」について消極的な発言に終止し「国民の敵」とまで言われた)→三好総統1×/チヨマル1×/むろかつ2×(1◯)/スルー
Q6は最近テレビのコメンテーターとしてもよく出るようになった元明石市長の「泉房穂」の問題は山田はまちさん正解で1◯。ま、この人、パワハラ癖もなかなかアレで一度は辞職届出して出直し選挙で再選してるそうで(苦笑)。続くQ7はストライキでたまに見られる「ピケッティング/ピケ」の問題はスルーに。しかしスルーになった後に「あー、往年の組合サトー。が勤務先のJR某社の春闘でやってそう」とむろかつがぽつりと(をい)
Q8は「バナナ共和国」の問題。最初押したのは公太郎さんで「カカオ共和国」と答えるもこちらは誤答で2着ランプがついてたひっさつ会長が正解し2◯。そして続くQ9はウクライナのゼレンスキー大統領の所属政党の名であり俳優時代に主役として出演していたドラマの名前にもなっている「国民の僕(しもべ)」の問題はさきほど誤答で1×がついた公太郎さんが正解して1◯を取り返す形に。ちなみにそのドラマのあらすじとしては「ウクライナの歴史担当の高校教師が、ひょんなことから大統領選挙に立候補して当選、大統領となって正義感あふれる政治行動でウクライナを立て直す」というものだったそうで…それも実に凄い(大汗)。
Q10は自民党の税制調査会長を務めている「宮澤洋一」の問題。家系の前フリ(小川平吉→岸田文雄→宮澤喜一)のとこでババッと押されたのだがまず三好総統は「宮澤エマ(宮澤喜一元総理の孫でタレントをやっています)」で誤答、同時に押して2着判定が出てたチヨマル先生は問題文にも出てた「宮澤喜一」と答えて誤答し、少し問題が読まれて押したのがむろかつで「宮澤裕[ゆたか](宮澤喜一の父で、正解となった宮澤洋一の祖父)」と答えるもこれも誤答で2×がつき、最終的にはスルーということに。まあSMバーに政治活動費を支出してた人ですね(←そういう覚え方すんな(爆))。
↑この結果、むろかつは早々と逆リーチということで青い枠がついてしまってました(苦笑)
小林薫は渋沢栄一の親父と、初孫(をモデルにした人物)を演じてたとは…。
Q11-15に入ります。
Q11:ポグロム(ロシア語で「破滅」、「破壊」を意味する、ロシアおよびその勢力圏で行われたユダヤ人に対し行なわれる迫害・殺戮行為のことを)→キアロ1×/スルー
Q12:ブロック経済(現在、アメリカのトランプ大統領の関税の引き上げが話題となってますが、かつて1930年代にイギリスやフランスが行っていた特定の領域内の関税を安くしそれ以外の第三国との間の)→チヨマル1◯(1×)
Q13:渋沢栄一(法学者の穂積重遠は初孫にあたり、2024年7月から一万円札の肖像画に採用された)→ひっさつ会長3◯
Q14:仙巌園[せんがんえん](2025年3月15日に隣接場所にJR九州・日豊本線の駅が開業した、別名を「磯庭園」という薩摩藩主島津氏の別邸・大名庭園)→公太郎2◯(1×)
Q15:[京成]松戸線(2025年4月1日に新京成電鉄が京成電鉄に吸収合併されましたが、これにより今までの新京成電鉄の新路線名は)→Liner2◯
Q11はロシア界隈で行われていたユダヤ人迫害行為「ポグロム」の問題はキアロさんが「ホロコースト(ナチス・ドイツが第二次大戦中に行っていたユダヤ人絶滅政策)」というある意味で惜しい誤答(1×)をした後はスルーとなり、Q12「ブロック経済」は歴史が大得意なチヨマル先生が正解して1◯としてました。
Q13は先般1万円札の肖像画になった「渋沢栄一」の問題をひっさつ会長正解で3◯。この時点で単独トップに立ってました。
で、実はこの「渋沢栄一」の問題文はなかなかテクニカルな構成になってまして、「3つの共通する人物は何」という問題で、1つ目が「NHKの朝ドラ「虎に翼」で俳優の小林薫が演じた高名な法学者・穂高重親(ほだか しげちか)のモデルとなっている穂積重遠(ほづみ・しげとお)は初孫にあたり」で、2つ目が「NHKの大河ドラマ「青天を衝け」で俳優の小林薫が演じた市郎右衛門(いちろうえもん)なる人物は父にあたる」で、3つ目は「2024年7月から発行された1万円札の肖像画に採用された」でした。つまりは小林薫氏は当人の父と孫(をモデルとした人物)の両方をそれぞれ別のドラマで演じたというのが今回の問題の肝の部分だったということになります(笑)
Q14は最近JRの新駅が隣接する場所にできた鹿児島市にある薩摩藩・島津家の別邸「仙巌園」の問題を「別名を磯庭園」のポイントで公太郎さんが押して正解し2◯に。なお本当に徒歩1分のとこに駅ができたそうです(笑)。
そしてQ15も続いて鉄道問題で、今年の春から京成電鉄に吸収合併された「新京成電鉄」の京成津田沼-松戸間の新しい路線名の「松戸線」を正解したのはLinerさんでこれで2◯に到達でした。ちなみに私(番頭役・むろかつ)は、実家が成田にあったので浪人時代(今から30数年前)は京成電車で成田→津田沼間を、独身時代(今から20数年前)は成田→船橋間をそれぞれ通ってた身としては、確かに京成津田沼駅の改札の中は京成・新京成を素通りできて乗り換えすらできたので(私が成田を離れた後に、新京成電鉄と京成千葉線の直通運転が始まって、千葉ロッテマリーンズのラッピングされた車両とかも走るようになってました)、もともと「ほぼ京成」な扱いだったとはいえ新京成電鉄がまさか本当に京成電鉄になっちゃうとは…と、ある意味で隔世の感が凄まじいことになってますです(^_^;)。
15問終わりまして、この序盤戦はこんな感じになりました。
[Q15終了時点のポイント(1◯ないし1×以上ついた人のみ)]
ひっさつ会長3◯、Liner2◯、公太郎2◯1×、山田はまち1◯、チヨマル1◯1×、むろかつ1◯2×、キアロ・三好総統1×
こんな感じで次回以降もお送りしていきます。以上です。
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