こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2024/11月例会の報告記を連載しています。6回目は午後2枠目のむろかつ企画のチーム戦「変則的AQL風クイズ」の第1セットの模様をお送りいたします。いやー両チームが逆転・再逆転・再々逆転…という緒戦から予想外の大激戦になってびっくりでした(^_^;)
↑前回はこちら。
まあ問読みは丸投げなんで実際は「むろかつ企画」と言えるのかどうかは(大汗)
今回の午後2枠「変則的AQL風クイズ」のルールの以下のようなルールでした。
午後2枠「変則型AQL風クイズ」
【主な概要】
・形式→チーム戦(全参加者を2チームに分けます)
・問読み→各セットごとに交代します(1セット30問限定)
・企画時間→120-180分程度で(ただし16時45分で強制終了とします)
・勝敗→各セットごとの勝利数が多かった「チーム」が勝ちです。【細かいとこ】
1.参加者を半分に割ります。今回は2チームの対抗戦です。
2.全員1pスタートで、正解すると+1p、そのチーム全員のポイントの積(掛けた数)が多いほうが勝ちとなります。例えば5人で2×2×2×2×2=32pとか。
3.1人で5p(5◯)に達すると「勝ち抜け」となってここのセットでは当該のプレイヤーは解答権を失います。
(当然のことながらチームメイトがまんべんなくポイントを稼いだほうが、チームの点数は高くなります)4.誤答の場合は5×になるとそのセットでは失格・解答権を失います。ただし既に獲得ポイントの減点はありません。
※1 なおLinerさん制作中の新型機を使用する場合は「トリプルチャンス」を採用します。
※2 本来は「誤答は1休&5×失格」でしたが、新型機使用のトリプルチャンス採用につき誤答は5×失格のみとなりました。5.各セット30問限定で。どちらかのチームが200pに達したらその時点で勝敗決着して次のセットに行きます。
6.勝敗は「セット勝利数の多い方のチーム」です。岩Q槻タイトル戦ではないのでタイトル変動はありません(午後1枠のKavaさん企画同様です)。
7.なお1チーム6人以上になる場合は、「2人1組」というチーム編成になります(スタート時点の1pスタートは「二人合わせて」ということになります)。ですが5◯勝ち抜け・5×失格はそれぞれ各人に適用します)。なので計算上は各チーム10名、両チームで20名限定の企画ということにもなります。
まあ岩Q槻は諸事情があって参戦したことはないのですが、「AQL」という地方大会→全国大会と最近ものすごく参加サークルが増えている基本的には5人1組のチーム戦大会がありまして、ここの基本ルールを岩Q槻風にアレンジして開催してみたかった(そしてできれば、いろいろな人が問読みをするチャンスにもして更に岩Q槻での定番企画に昇格させたいという思惑もありました)…という次第でした。
↑この企画をやってみた理由と実際にやってみた感想も書いてみました。
この企画、何が一番いいかと言いますと「セットごとに入れ替えていろいろな人が問読みができる」という点でした。最近はフリバ企画で個人戦の早押しクイズをやる人が物凄く増えて充実してきた反面、個人戦だとどーしても実力差は如何ともし難いものもありまして…で、そこで「バンバン押せる人は5◯5×で回答権終了」という特別ルールを設けまして、個人戦にチーム戦の要素を加えてやってみた実験企画、という次第でした(笑)
で、チーム分けは全体を2つに分けました。まず「問読みをしてくれる4名(ハマクドー・Liner・ばいそん・かよちんの各氏)」「企画中に早退する予定の人(ここでは三好総統・キヨミさん・ナイス国務長官さんの3名)」をそれぞれ2:2、2:1で分けて残りの皆さんはトランプ抽選でチョイスしました。
その結果、以下のように分かれました。
赤チーム:Liner・ハマクドー・キヨミ・ナイス国務長官・KT・Kava・くうちゃん
黒チーム:ばいそん・ほしまる・三好誤服店・ひっさつ会長・アッキ~・山田はまち・ぽちょ兄貴
なお問読み担当は「やったことがない企画ゆえに、全く時間が読めないので」最初はとりあえず4セットを前提で立候補してもらって開催してみて、もし時間が余ったら他の人も…ということにしました。最終的にはかなりゆとりをもって開催することが出来た上にもう2セットできまして、ひっさつ会長とアッキ~さんにも担当してもらったのでした。
で、今回は前のセットと違い「ひよし対決のチーム戦」ではなかったので、
↑抽選の結果、今回はひよしコンビが同じチームの隣どおしの席になってました。いやーツーショット嫌がってました(失笑)
第1セットはLinerさんが問読み担当になりました。
まずは第1セット。問読み担当はLinerさんでした。
【第1セットのチーム編成】
赤チーム:ハマクドー、キヨミ&Kava、ナイス国務長官、くうちゃん、KT
黒チーム:ばいそん&アッキ~、ほしまる、三好&ひっさつ、ぽちょ兄貴、山田はまち
なおこの2人1組のところは、それぞれが5◯5×まで押せるので最大で「10◯10×」までポイントを伸ばすことが出来ます(ただし二人羽織みたいに「自分が押して相方に答えてもらう」というのはできません)。なお、その2人1組の編成は各セットごとにそれぞれのチームにお任せしたので、さほど早押しクイズが得意な人と比較的得意ではない人を組み合わせたりとかの少しずつ戦術的なことは丸投げしておりましたです。で、第1セットはよりによってひよしコンビで組み合わせてるのも凄まじい(爆)
※なお使用した問題は、自作問題・ネットで閲覧できる大会問題集(をランダム機能でシャッフルして見れるサイト)など、問読み担当の人もそれぞれまちまちでしたので、著作権的なネタバレ防止も含めて、「問題ナンバー→正解の単語→正誤判定→その時の点数」の順番で掲載いたしますです。
Q1:港区→ほしまる1◯(黒:1×2×1×1×1=2p)
Q2:有明海→ハマクドー1◯(赤:2×1×1×1×1=2p)
Q3:ブレーン・ストーミング→KT1◯(赤:2×1×1×1×2=4p)
Q4:鰐口→KT1×/ぽちょ1×/ハマクドー2◯(赤:3×1×1×1×2=6p)
Q5:タナ→ハマクドー3◯(赤:4×1×1×1×2=6p)
Q6:かんぽ生命→ナイス1×/ぽちょ2×/ばいそん1×
Q7:北九州市→ぽちょ1◯(黒:1×2×1×2×1=4p)
Q8:うなぎの寝床→KT2◯(赤:4×1×1×1×3=12p)
Q9:愛知県→ほしまる2◯(黒:1×3×1×2×1=6p)
Q10:中性子→スルー
最初の10問でした。Linerさんは某クイズ大会の過去問題をランダムして出題してました。ですので比較的、聞いたことがある単語が正解ってことが多かったです(ま、「うなぎの寝床」はとある年のウイニングアンサーになってましたし(苦笑))。
そんな中、解説が一応必要なのはQ4「鰐口」はお寺や神社の賽銭箱のある仏堂・社殿の正面の軒先に吊るされているもので、Q5「タナ」とは魚釣りで魚の遊泳層にあたりここに釣り竿を下げればよく釣れる傾向があるゾーンのことを指してます。
↑なおこちらは次回以降、プロジェクターで使用するLinerさん製作のスコア表を実際の序盤10問の正誤の数を手打ちしてスクリーンショットで画像にしてみました。10問経過時点では以上のようになっておりました。
↑そしてこちらが当日、むろかつが手書きおよびマグネットでつけた正誤表および点数表でした。
やはり赤チームは、ハマクドー・KTの両氏が一歩も二歩も突き抜けてる感じでポイントを伸ばしておりました。ただし今回の「変則的AQL風クイズ」の最大の特徴は言うまでもなく「プレイヤー個人としては、5◯に到達すると回答権終了」でして、果たして両エースの他に誰が1問でも多く正解できるか…が、このチーム対抗戦の肝となっていきます。
黒チームが3連答で一気に逆転に成功しまして…。
11問目から20問目に入ります。
Q11:生き字引→Kava1×/アッキ~1×/ナイス1◯(赤:4×1×2×1×3=24p)
Q12:山本周五郎→ひっさつ1◯(黒:1×3×2×2×1=12p)
Q13:パスカル→山田はまち1◯(黒:1×3×2×2×2=24p)←黒チームが赤チームに追いつきました(笑)
Q14:卓球→山田はまち2◯(黒:1×3×2×2×3=36p)←黒チームが一気に逆転に成功!!
Q15:ニポポ→KT2×/ばいそん2×ハマクドー4◯(赤:5×1×2×1×3=30p)
Q16:レーシック→ぽちょ2◯(黒:1×3×2×3×3=54p)
Q17:スーツ→ぽちょ3×/スルー
Q18:重婚→KT3◯(赤:5×1×2×1×4=40p)
Q19:横山大観→ハマクドー5◯(赤:6×1×2×1×4=48p)←ハマさん5◯で回答権終了
Q20:ボイジャー1号→アッキ~1◯(黒:2×3×2×3×3=108p)
そしたら意外に接戦になってきました(笑)。
この形式だとエース級の誰かが1人突っ走るよりも、5人(組)がまんべんなく数ポイントずつ取っていれば掛けた数字で倍々ゲームになっていくのでちょっと有利なんすよね…という話をしてたら、Q12「山本周五郎(「樅ノ木は残った」などの代表作がある作家)」をひっさつ会長、Q13「パスカル」Q14「卓球」を山田はまちさんが連取に成功して、これで黒チームが一気に3連答で12p→24p→36pとまさに倍々ゲームの様相を呈する逆転劇を見せてました。
しかしそれでもポイントゲッター的なエース級が1人でも、ましてや2人も同時にチームにいるのもやっぱり頼もしく、赤チームはKTさんがQ18「重婚」で3◯まで積み上げ、ハマさんもQ19「横山大観」で遂に5◯まで達して第1セットにして回答権終了という栄誉を達成しておりました(^_^;)
↑で、ハマクドーさんは自動的におやつタイムに(笑)
そして黒チームはQ20「ボイジャー1号」でここでばいそんさんとコンビを組むアッキ~さんが初日を出しまして、
赤チームが48p、黒チームが108pと黒チームリードで、このセットの残りは最大10問ということになっていきます。
両チームとも第1セットから完全リーチまで追い込む大激戦になってました。
ここから最大でラスト10問となります。
Q21:ハトメ→Kava1◯(赤:6×2×2×1×4=96p)
Q22:アイーダ・トランペット→KT4◯(赤:6×2×2×1×5=120p)←赤チームが連答に再逆転に成功!!
Q23:返り入幕→三好総統1◯(黒:2×3×3×3×3=162p)←黒チームが再々逆転に成功!!/完全リーチに。
Q24:タップ→KT5◯(赤:6×2×2×1×6=144p)←KTさん5◯で回答権終了/赤チームも完全リーチに。
Q25:オカリナ→ぽちょ兄貴3◯(黒:2×3×3×4×3=216p)←黒チーム勝利
[第1セット終了 赤チーム144-216黒チーム(黒チーム1セット先取)]
残り10問になって一気に展開が更に激動になってきました。Q21「ハトメ」をKavaさんが初日、Q22「アイーダ・トランペット」をKTさんが4◯として共に赤チームが正解したことでこの時点で赤チームは120pになって再逆転に成功。更にここでくうちゃんさんが1◯でも正解すれば200p超えのリーチ圏内となってきました。
ところが続くQ23「返り入幕(大相撲で幕内から十両に番付を落とした力士が再び幕内に返り咲くこと)」で、三好総統が正解し初日を出し(←実はこの「初日」というのも「本場所でなかなか勝てなかった力士が(主に中盤戦以降で)やっと初勝利を挙げた」ことを指す相撲用語なんですけどね(笑))、これにより再々逆転に成功した上に、
黒チームは5人(組)の誰かがここから正解して1◯を積むと200p超えのセット勝利、つまりは「完全リーチ」の状態に入ってきたのでした(^_^;)
その後はQ24「タップ(ボウリングでポケットにボールが入ってピンが1本残った状態)」をKTさんが正解しこれで赤チームも144pに。この時点でKTさんもハマクドーさんに続いて5◯で回答権終了となり、更に他の3人(組)の誰かが正解して1◯を積めばやっぱり200pで逆転勝利ということになってきました。つまりは次の問題で正解を出した方のチームが勝利ということにもなってきました。
そして続くQ25「オカリナ」を正解したのは黒チームのぽちょさんでして、
黒チームが再々逆転した後どーにか逃げ切っての1セット目勝利となったのでした。いやーまさかいきなりここまで大接戦になるとは…( ゚д゚)ポカーン
↑こちらが第1セットを取った黒チームの216pの方のスコアで、
↑こちらが惜しくも届かなかった赤チームの144pのスコアでした。しかしそれでもハマさんとKTさんのふたりが5◯(6p)の回答権終了まで達するとは…恐るべし(大汗)。
実は今回は第6セットまで開催されたので、第1-2セット、第3-4セット、第5-6セット…と全3回に分けてお送りする予定でしたが、この第1セットを書き終えた時点で文字数があっさりと5千文字を超えてまして(爆)。結果的には各セット全6回に分けてお送りすることになりそうです。ではまた。
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