こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。先日の2024/11月例会で開催した実験的チーム戦企画「変則的AQL風クイズ」の話の続きになります。
例会の最後にLinerさんが「このAQL風のスコアだったら意外にあっさりと15分ぐらいでExcelでできるかもしれない」とおっしゃってたのですが、翌々日の今日、「10分ぐらいで作ってみました」と添付ファイルで送ってくれました(大汗)
よりシンプルに、そして実に使いやすく出来ておりました(多謝)
私自身は、先月の10月例会の「座・ムダ長文」という自分の企画で、
自分のノートパソコンの表計算ソフトがプロジェクター経由で投射できないという致命的なハプニングがありました。最終的には例会が終わって自宅に帰宅した後にいろいろと調べた結果PC(MacBook Airで、岩Q槻のメンバーのPC使いはほとんどがWindows系だったりします)のミラーリング機能で、使っているプロジェクターの機種を登録したところそこで無事に投射されたのですが、これで大いに企画時間の遅延まで引き起こしまして、「いやーもう俺はPC使ってのスコア表はこりごりだなー」と、ひどく痛感と反省をしてましたので、
今回の例会での「変則的AQL風クイズ」では私が企画MC兼得点係として担当し、得点表は会議室のホワイトボードを使ってました(2枚あるのはB会議室とC会議室を借りているからで、奥のC会議室のボードをB会議室側に持ってきて使ってました)。
そして問読みはセットごとに有志に丸投げしておりました(笑)。こちらは全部で6セットを6人の方に自作問題やネットに出ている競技クイズ系の過去問題等を使って1セット30問(ただしほとんどは20数問で決着してたので30問目まで到達した担当の方はいなかったと思います。一方で物凄いワンサイドの速攻決着というセットもなかったと思いますが…)やってもらってました。私自身はセットごとの5分の休憩時間も含めて2時間ほどずーっと立ちっぱなしでしたが、「いやーパソコンのトラブルに比べりゃこっちの方がいいや」と、少しずつ5枠分の掛け算にも慣れてきまして、結構疲れましたが充実した気持ちで企画をやることができました。
そしたら企画が終わって後片付けに入る…かそんぐらいの時に、問読みも担当してくれてプレイヤーとしても参加してくれてたLinerさんがこうおっしゃってました。それが冒頭に書いた、
「このAQL風のスコアだったら意外にあっさりと15分ぐらいでExcelでできるかもしれない」
でした。「いやーそれは凄いなあ。もしできたら後日の例会で紹介してくださいよー」的なことを私は言った記憶があったのですが、そしたらその翌々日の今日、
「先日お話しましたAQL風スコアボードについて、さっくりと作りました。(中略) 10分でサラッと作っておきましたが、ご笑納いただければ幸いです。」
というメール本文と共に添付されてExcelのデータファイルをLinerさんが送ってきてくださったのでした。「えええー10分でサラッと?」「しかも例会が終わった次の次の日にもう?」とびっくり仰天するやら、でした。
Excelによく似た表計算ソフト(Calc)でも無事に動きました。
ところで私自身は実はPCではExcelは使っていません。
今から3年前にMacBookに買い替えるまではNECのLavieというWindowsのノートパソコンを使ってまして、その頃まではずーっとWindows機で購入するとWordとExcelがおまけでついていたのですが(故にWordとExcelは大学時代から20数年ほど長く使ってました)、さすがにMicrosoftとライバル関係にあるAppleのMacBookにはおまけではついておらず、しかしMacについているApple社独自のおまけのワープロソフトと表計算ソフトは私には使いづらかったので、ちょっと高いけどWordとExcelを有償ので購入するか、またはフリーソフトの似たようなのを使うか…でちょっと考えた結果、どうもWordとExcelに似たフリーソフトがあるらしいぞ…と知りまして、今は「Open Office」のフリーソフトのシリーズのを使ってます。
一応、Macについてるソフトも、フリーのソフトもWordやExcelとは基礎的なとこは互換性があることが多いです。ただExcelでも複雑な関数やVBA(Microsoftの独自のプログミング言語を使うカスタマイズなど)などまで手を出すとさすがに無理らしいですが…。
なおOpen Officeのソフトで、Wordによく似たワープロソフトはWriter(ライター)、Excelに似た表計算ソフトはCalc(カルク)というそうです。実際にはPowerPointに似たのもある(Impress(インプレス)というソフトだそうです)んですが、私は例会でプレゼンテーションはしないのでこちらは使ったことはありません。
現状、私自身が岩Q槻の例会の前後でよく使うのが、ワープロソフトのWriterで参加者の皆さんに配布する企画書づくりとご新規の方が来た際に作るネームプレートづくりを、
↑上記の写真ではマグネットを裏に貼り付けた名刺ケースの中に、光沢紙(少し厚みと強度がある紙です)で印刷した各人の名前が書かれたカードを都度都度入れ替えて使ってます。
更にCalcでは各例会のメインレースの総合成績を出す時の計算と、「岩Q槻タイトル戦」のデータベースの各記録(一覧表)を作成する際にはCalcでデータをまとめてスクリーンショットでブログに貼り付けたりする…という実にシンプルな使い方をしてます。
↑こういうデータはCalcで都度都度更新しては、スクリーンショットで画像にしてブログのデータベースに貼り付けてます。
そして計算式を使うのは各例会の総合成績の計算をする際に「数値の計算の合計」を表示するΣ(シグマ)みたいなボタンを押す程度でしょうか(苦笑)。
で、話をLinerさんからいただいた「変則AQL風クイズ」のスコア表をCalcで表示させたところ、
↑こちらがLinerさんから送っていただいた得点表です。
ちゃんとCalcでも動きました(←やはりこれが一番ほっとしました(笑))
そして私は自分のフォルダーに、送っていただいたファイル名とは別の名前をつけまして保存した後に、
ちょっとだけフォントをいじりまして、実際にCalcからプロジェクターに投射するように画面を拡大したりもしました。
こちらは、基本的には手書きとマグネットで表記していた「変則的AQL風クイズ」と使い方は全く同じです。
このクイズは全員が1p持ちで1×1×1×1×1=1pからスタートします(0pになると掛けると0pになってしまうので(大汗))。赤い枠で囲ってあるのがその基礎点の1点で、私とかが数字をいれるのは青い枠で囲ってある「◯(正解したらここの数字を増やします)」と、枠で囲っていませんが「×(表示はされませんがこの企画は5×でそのセットは解答権喪失ということになります)」の部分だけで、この赤い枠と青い枠の合計のポイントが黒枠の「チーム得点」に反映されることになります。そして「得点」のとこは自動で増えていくのでキーボードの手打ちでいじる必要はありません。
例えば、AチームのAさん(このチーム名もプレイヤーの名前も勿論手打ちで変更できます)が1回正解したら基礎点の1点と合わせて2点となります。そんな感じでチームメイトのBさんからEさんまでが都度都度2◯、2◯、0◯、5◯まで正解してた…と仮定した際には、AさんからEさんまでのポイントを、2×3×3×1×6=108pと、黒枠の中で自動的に計算してくれることになります。
そして個人的に一番「おおっ」とびっくりしたのが、一番下の黄色い枠で囲まれたとこでして、
「NEXT」の項目には「次にチームメイトの誰が正解したかによって入る点数が表示される」という「うわ、これは計算の手間が省けて物凄くありがたいわー」と画面見て唸らされたとこでした(笑)。更にここではEさんは5◯に到達したため解答権終了しており(一昨日の例会では、実際にハマクドーさんとKTさんが何度も5◯に達しておりまして解答権終了になってました…いやそれもすごい(大汗))、このセットは次の問題以降は押せないということになっていますので「NEXT→次に正解したらチームは何点になるか」の項目に数字が表示されていない、ということにもなります。
そしてこの企画はどちらかのチームが200pに到達した時点で勝ち、ゲームセットになるため、上記の表示ではDさんが正解した時のみリーチがかかっている(Dさんの「NEXT」の項目のみ色が替わっている)、というのがひと目でわかるようにもなっているという次第だったりします。実際に日曜日に行ってた企画でも、両チームがリーチ寸前まで僅差の大接戦だった中、そのセットはそこまで1pつまりはまだ正解してなかったプレイヤー(確かその時はKavaさんだったと思います)が終盤になって彼の得意問題が巡ってきて早押しをみせて正解したら大逆転で200p到達…という「見せ場」を大いに作ってました(笑)
図らずとも同じジャンルで強いプレイヤーさんが先に5◯で抜けたりして解答権終了してて押せないという時にサクッと正解してチーム戦勝利に貢献して大盛りあがりみたいなシーンが何度か見られたのは企画を考えて実行して良かったなーとしみじみと感じている今日この頃です。
あとは一昨日の企画ルールでは、
序盤戦は人数の関係で、ばいそんさんとアッキ~さん、三好さんとひっさつ会長が2人1組で組んでそれぞれ5◯5×まで押せますよーというルールでやっておりましたが、このLinerさんのスコアではそこまではさすがに無理だったので、今後このLinerさん作成のスコア表を使う場合は「2人で5◯」ということになります。あとは名称表記に関しては、おそらくちょっとフォントを小さくするかで「ばいそん/アッキ~」のような表記にすると思いますです。
↑実はこの得点表はシートがもう一枚あって「LIST」という項目に名前を列記して上記の得点表のとこに自動的に名前を記載する方法もあるんですが、今回はこの2人1組の時に対応できないので、当面はプレイヤーの名称はキーボードで手打ちで表記することになりそうです。
もっともこの「2人1組」。午後のラスト企画の場合は早退する人が何人か出て最後はほとんど5人対5人か5人対6人状態になってたので意外にそんなに「2人で5◯」になる事も多くはないのと、当日は2セット目以降は、チーム内で「あまり早押しが得意ではない人にちょっと強い人をつけて2人1組にしてたり」とそのチーム編成に関して軍師的な役割を担った人も自然に出てきたのは良い傾向でした。
ま、このスコア表は×(誤答)の方は表計算的には5×では失格と出ず誤答数だけが表記されるので「実質2人ずつ5×→合計10×まで」やることもできます(一蓮托生になると誤答が怖くなるので、岩Q槻ルールではこちらの方がいいかもしれません)。とはいえ、先日日曜日の企画では5×失格になる人は誰もおらず、4×までつけてた人は何人かいましたが失格になってもこのセットで得た各人のポイント数は消えないルールににしてたのと、Linerさん製作の新型早押し機を使ってて1問あたりトリプルチャンスまで認めてたので誤答連発でドッチラケになることもなかったということも再確認できたのもいい収穫だったなーと個人的には思っています。そして必要があれば関数の計算式は(Linerさんから頂いた得点表を確認したところ)とりあえずわかったので、当日に山田はまちさんがおっしゃってた(他のサークルでの練習会で行われるらしい)5人×3チームに拡大することもできますので、多少の人数拡大も対応できますです。
※それとLinerさんには返信の時に伝えたうえで、岩Q槻では最もプロジェクターのスコア表を操作することが多いほしまるさんにも同じExcelの基礎データを添付ファイルで送らせてもらいました。
最後に…。
最後に、今回の例会の翌日の月曜日に、くうちゃんさんがTwitter(X)で、
楽しかったなー☺チームの皆さんのおかげでした。有難うございます。
m(_ _)m☺ #岩Q槻 https://t.co/HkDlWOXmSj— くうちゃん (@ku_t0325) November 4, 2024
チーム戦で勝てたことを物凄く喜んでおられたのを拝読しまして「あー、これは嬉しいっすわー。またそのうちやりたいですねー」と改めて思った次第でした。
いずれにしても、岩Q槻の場合はチーム戦をやる人もその機会も決して多くはないので、「問読みは交代制で、企画はチーム戦で」という個人戦のフリバ企画と同じノリ(ただし1セットあたりの問読みの数が50問確定→30問以内に減ってしまうのは申し訳ないのですが)で、むしろ当日は自作問題とかも持参してないけど「問読みの練習もしてみたい」という人でもネットでランダムに表示できるクイズ問題集を使って気軽に問読みの練習を…という環境整備も含めて、さすがに毎回の例会は無理だとは思いますが、企画枠が比較的緩く空いてそうな例会の時に実験的にまたやってみたいかなと考えている次第です。
以上です。ではまた。
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