2025/02月例会「滑稽節杯2025」報告記(その11:「とりあえず会長クイズ(仮称)」編(1))

こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/02月例会「ニューイヤー杯2025(仮)」の報告記を連載しています。第11回目は時間が余って午後4枠で突発的に行われたアッキ～さん企画「とりあえず会長クイズ(仮称)」編をお送りいたします。いやー突発的開催にも関わらずバカウケを持っていくんだからやっぱしアッキ～さん、恐るべし(^_^;)

2025/02月例会「滑稽節杯2025」報告記(その10:名人戦「シード権付き7◯3×」編)

2025年2月23日

↑報告記の前回はこちら。

最後の午後4枠は「変則的だけどなんか懐かしい」企画でした(笑)

当初は午後3枠が終わった時点でたぶん16時半から17時前になるだろう…といういつもの時間構成で進むと思われたのですが、午後1枠のKavaさん企画、午後2枠のLinerさん企画が思った以上にサクサクと進み、更に午後3枠の名人戦も予選は問読みのむろかつがハイテンポで、決勝はハマクドーさんが周りを瞬殺して早く終わりまして「さて、残り1時間、どうしましょう」ということに。

そしたら午前3枠でビジュアルボードクイズ(一応、巳年ってことでへびという共通テーマがあったので「へびクイズ」とこちらで勝手に命名させてもらってました)を担当してくださったアッキ～さんが「早押しクイズ、やりますよ?」と立候補してくださいました。

で、今回の企画の概要は以下のようなものでした。

・早押しクイズです。16時45分完全終了でお送りします(だいたい30-40問程度で終わると思います)
・全員、100pからスタートです。ただし最初にトランプを引きまして、
エースのカード→-10p、絵のカード→-15p、ジョーカーのカード→-20p
という初期設定でマイナスを食らった状態から1問目が始まっていきます。
・正解の単語には「0から99までの整数の数字が入って」おります。その入っている数字がマイナスポイントとなります。
・早押しボタンはトリプルチャンスまでOKです(実際はトリプルチャンスの3人が誤答した際の「前の問題正解で、回答権がなかったプレイヤー」が”4人目”としてOKにしてたようでした)。
・正解すると誰かひとりを指名して、その「正解した問題に含まれていた数字分」をマイナスできます。
・誤答すると自分がそのマイナスとなります。
・なお正解したプレイヤーは次の問題は1回お休みです(間違えて押しちゃった場合はやはり当該問題分のマイナスとなります)

という企画でした。企画名はとりあえず決まってませんでしたね、確か。怖いのは「正解者は次の問題はお休み(意外に忘れがち)」と「トリプルチャンスまでOKなので、下手すると一気にマイナスを喰らう人が同時多発的に発生する(理論上は最大で誤答した3人+正解者がご指名の1名の4名)」ということでしょうか。

で、私・むろかつとしては、このルールを聞いて「あー、懐かしいなー」と。それが、「総合結果」の記事の項目に書いた「とりあえず氏家」事件の話でした(笑)

改めて引用しますと、こんな感じの「事件」でした(^_^;)

この1997年当時のサークルで参加していたむろかつの弟のHN「氏家徳次郎(←これも前年のサークルの日光合宿の帰りに宇都宮の手前で見つけた「氏家方面」「徳次郎(「とくじら」と読みます)方面」という道路案内標識を見てそのまんまネーミングした、という凄い話もあるのですが(苦笑))」が、1997年1月例会のクイズ企画で勃発(?)しました。
具体的には「三択クイズで上位に入ったら、アドバンテージで多いポイントを得て(トップの人が12pぐらいで、その他の人が8pスタートぐらいだったような記憶があります)、そこから早押しクイズで正解した人が誰かを指名してポイントを1p減らしていく、更にもし誤答したら自分のポイントが減る」という企画でした。この時に三択が絶好調でトップハンデを持ったのがむろかつの弟の氏家徳次郎(当時18歳で最年少メンバーでした)。そしたら当時のメンバーの面々から当然のように集中砲火を喰らった際に発生した珍言でした(爆)
※その集中砲火の折に、当時の成田さだ研の会長の川島氏(成田がもともとの故郷だったという御縁があり、栃木県真岡から成田まで2時間かけて愛車で来てました)が今でいうとこの「つぶやきシロー」のような栃木弁を使っててその川島会長がクイズで正解した際に、あたかも居酒屋でビールを注文する際に出る「とりあえずビール」と全く同じテンションで「んー、とりあえず氏家」とつぶやいたことが笑いのツボにはまって全員が大爆笑になった…という始末でした。

当時の「成田さだ研」は初年度だけはさだまさしの深夜ラジオ番組のリスナー仲間のオフ会として機能してたんですが、熱心なさだファンが初年度早々にほとんど幽霊会員となっちゃって、それでも地元の公民館はサークル登録できて廉価で会議室等を借りられたので「じゃあ屋内ゲームやクイズでもするか」ってことで、今の岩Q槻のルーツとなる「クイズもゲームもなんでもやるし、バカトークがおもしろい」というサークルになったのでした。

更にこの当時は成田市の公民館に敷設されてた図書館の分館に何冊もの「高校生クイズ」「アメリカ横断ウルトラクイズ」などの問題集が置いてあって、そこから抜き読みして早押しクイズをやってました。そして早押し機も当時のメンバーで秋葉原の電気デパートによく通ってた電気系が強い人が部品集めてちゃっちゃっと作っちゃって…という今から思えばちゃんとしたクイズサークルよりも運が良い、という不思議なサークルでしたね、ええ(苦笑)。

で、シチュエーション的にはどう考えても「その時点でトップだった人は当然狙われる」のは言うまでもなく、更に「強そうな人もやっぱり狙われる(ハマクドーさんやばいそんさん、Linerさんなど)」し、「むろかつやおぐのりさんなど、ネタとして(?)狙われやすい人も当然狙われる」ということもあり、この当時のサークルでは(主に組合サトー。が命名してましたが)トップの人が狙われて点数が均等化することを「平地作業」と命名される始末でした(苦笑)。

これが今から28年前。私・むろかつは当時23歳で、その現場に居た(というか氏家集中砲火を喰らわせてやってた)ガソダムも組合。も、そしてひっさつ会長やそーいっちゃんも24-5歳で皆若かった(笑)。それから四半世紀以上が経過し、昨年秋に50歳を迎えた私・むろかつとしては「いやーまさに「とりあえず氏家」の再来だなー」なんてニヤニヤとしておりました。まあ「あー、三好総統、帰っちゃったか。それは惜しい。あとはひっさつ会長でも途中からふらっと顔を出し兼ねて来ねえかな」と内心思ってたもんでした。

…そしたらこの企画中に、年末にご家族の喪中があり現在お休み中だったひっさつ会長が本当に顔を出してきまして「まあまあ駆けつけ三杯ならぬ、駆けつけ3問をどうぞ」となりまして、企画途中から100pスタートとなったがゆえに皆が全く遠慮せずに「とりあえず会長に」とマイナスをご指名する面々が続出し、

「とりあえず会長クイズ(仮称)」

と命名される事になったのでした。

報告記1回目はQ10までお送りします。

まずは企画開催前に、全員にトランプを引いてもらいました。その結果、

・エース札→おぐのり・じょう・むろかつ・ぽちょ兄貴(100→90p)

・絵札→くうちゃん・山田はまち・Kava・Liner(100→85p)

・ジョーカー→チヨマル先生(100→80p)

…という点数変動がありまして、ここからクイズがスタートしていくことになります。むしろハマさんが無傷の「100pスタート」で「えー」って言いながらも、こりゃ波乱の予感が大いにありそうだ、とそんな感じで始まっていきました。

Q1:二条城(1867年の「大政奉還」の舞台となった、京都府京都市中京区にある城)→キアロ◯/Liner-2(85→83p)

Q2:サイド3(「機動戦士ガンダム」で独立を宣言し地球に攻撃を仕掛けたジオン公国が存在していた(宇宙都市の1つである)スペースコロニー群)→じょう×(90→87p)/ハマクドー×(100→97p)/ぽちょ×(90→87p)

Q3:一太郎(パソコンで使われるワープロソフトで、ジャストシステムが販売している)→Liner◯/キアロ-1(100→99p)

Q4:3年(日本の参議院では、定数の半分が何年ごとに入れ替わる)→ぽちょ◯/ほしまる-3(100→97p)

Q5:17号(アメリカ航空宇宙局（NASA）による人類初の月への有人宇宙飛行計画である「アポロ計画」は最終的には何号まで)→山田はまち◯/ばいそん-17(100→83p)

例によって5問ごとに区切って、その時の点数状況やプチ解説を入れていきますです。

Q1は元々は徳川家康が京都滞在の為に作成した「二条城」の問題(思えば京都観光の折には毎回最初に行くとこですなー、私(苦笑))。こちらはキアロさんが正解しまして、隣の席のLinerさんを指名して-2pということに。

続くQ2は機動戦士ガンダムの話の中でジオン公国が存在していたスペースコロニーはサイドいくつ?という問題を、じょうさん・ハマさん・ぽちょさんが3連続で誤答して正解者は出ず。正解は「サイド3」なので-3pとなってました。なお調べたらこの話の中では「サイド7」まで登場するそうです。

Q3はワープロソフトの「一太郎」の問題をLinerさんが正解して先ほどQ1でご指名を受けたキアロさんを指名して-1pということに。なお問題文の前フリは「富士通で/」で押されていたのですが、一応調べたらワープロ機とは別にパソコン用のワープロソフトとしての「OASIS」も存在してたそうです(FM TOWNSシリーズからの名残だったようで、Windows版もありました)。

Q4は日本の参議院議員が、定数の半分ごとに入れ替わるのは→3年という問題をぽちょさん正解。で、この時点で100pスタートで無傷の状態(?)だったほしまるさんを指名して、これでほしまるさんは100→97pに。なお中学の頃からの素朴な疑問として「この3年毎の改選。果たして第1回と第2回の参議院議員選挙はどうしたんだろう」というのがあったんですが、こちらも調べてみたら、当時は定員が250名でそのうちの上位当選125名が任期どおりの6年間、下位当選125名が次回の改選に回すべく3年間の任期…で半々に分けて、3年後に第2回目の参院選が行われてたそうです。

続くQ5はアメリカの宇宙飛行計画「アポロ計画」で最終的に飛ばされた→(アポロ)17号という問題。こちらの問題を正解したのは山田はまちさんで、得点ボードまで近づいて「現在の単独トップは…あ、ばいそんさんで」と、この時点で唯一の無傷だったばいそんさんが一気に-17を喰らって100→83pになっておりました(^_^;)。「おお、やはり平地作業が」と(爆)

Q6:第4機動隊(警視庁にある9つの機動隊のうち、攻撃的な実力行使も伴うことから「鬼」のニックネームを持つ)→スルー

Q7:二ツ目(落語家の階級で、前座と真打ちの間にある)→ほしまる◯/ぽちょ-2(87→85p)

Q8:1回(ズバリ、ゴジラが東京タワーを破壊したのは全部で何回?)→スルー

Q9:七五三(「髪置き」「袴着」「帯解き」の3つの儀式をまとめたものである、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事)→ハマクドー◯/むろかつ-15(90→75p)

Q10:7本(3人でじゃんけんをして、互いに異なるグーチョキパーであいこになった場合、場に出ている指の数)→Kava×-7(85→78p)→じょう◯/ハマクドー-7(97→92p)

Q6-10に入りました。

Q6は「鬼の4機」との異名を持つ「(警視庁)第4機動隊」の問題だったんですがこちらはスルー。一応調べてみたら、かの1960年の安保闘争(特に東大の女学生だった樺美智子女史がデモの最中に圧死した事件)もここの機動隊が投入されたほどで当時の過激派からは恐れられてたそうです。

Q7は落語家の階級(身分)のひとつで、前座と真打の間に存在する→二ツ目、という問題をほしまるさんが正解。そしたら先程ご指名を喰らってマイナスを受けたのでぽちょさんを逆に指名してこれでぽちょさんは85pに。ちなみに落語家の正解は「二ツ目」で一人前として認められる(力士で言えば「十両=関取」になるのと同じ。ただし落語家に降格は基本的にはありません←例外としては立川流から(自分の師匠についていって)芸協に移籍してそこで1-2年ほど前座をつとめた二ツ目の方が2人ほどいましたが、いずれも後に真打昇進しております)そうですが、自由になった分その前座時代からの寄席などの仕事も減るので後の抜擢真打や真打で売れっ子となった人でも「二ツ目貧乏」と呼ばれる現象も発生するとのこと(^_^;)。

Q8は「ゴジラが東京タワーを破壊した回数→1回」という問題はスルー。しかし意外に少なかったのね…と。ちなみに映画作品としては2003年の映画「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS」だったそうです。

Q9は子どもの成長を祝う日本の年中行事「七五三」の問題。こちらはハマさんが正解してむろかつが指名されると、7+5+3=15ということでマイナス15pに。で、私・むろかつも指名された後に気づいたのが「あー、俺、よくみたら一度も引かれてねえや」と(苦笑)。

そしてQ10は「3人でじゃんけんして、グーチョキパーであいこになった時に、場に出てる指の数→7本」という問題を、まずKavaさんが誤答して-7(85→78)、続いてじょうさんが正解してハマさんを指名して-7(97→92)ということになっておりました。

…で、序盤の10問を終えて以下のようになってました。

【Q10終了時点】

・おぐのり90p・じょう87p・むろかつ75p・ぽちょ兄貴85p

・くうちゃん85p・山田はまち85p・Kava78p・Liner83p

・チヨマル先生80p・ハマクドー92p・キアロ99p・ばいそん83p・ほしまる97p

あっさりと100pはいなくなりまして(笑)。まだまだポイントの変動がさほど大きくないので最も1問で減ったのがばいそんさんの-17p、むろかつの-15pってとこでした。言うまでもなくこの後、ドカンドカンと減っていく問題も当然出てくることになります(笑)。

次回の中盤戦に続きます。ではまた。