2023/08月例会「第6回精霊流しステークス」報告#11「3R:ジャンル別クイズ編(1)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2023/08月例会で開催された「第6回精霊流しステークス」の報告記(のむろかつ版の詳細編)をお送りしてます。第11回目は予選最終企画となる3R「ジャンル別クイズ」の1回目です。

2023/08月例会「第6回精霊流しステークス」報告#10「2R:早押し・多答通過クイズの感想戦編(2)」

2023年9月15日

↑前回の記事はこちら。

予選最終企画となりました。

続く3R(本当は4Rでしたが3Rの黒ひげ企画が流れてしまったので…)は予選最終企画となる「ジャンル別クイズ」が行われました。

3R:ジャンル別クイズ

1人20ジャンル中4ジャンルを選択
各ジャンル10問
勝ち抜けボーナス(後ほど記載)は1P以上獲得しなければ発生しない
1ジャンル2×失格&10問目誤答は即失格

[ジャンル]
戦国時代
競馬
野球
食物
声優
アニメ・漫画
文学
語源・由来
お悔やみ
芸能
広島
戦後犯罪事故事件史
鉄道
生物
サッカー
河川湖沼
プロレス
植物
ゲーム
世界遺産

[勝ち抜けポイント]
※全ラウンドに適応
1抜け 10P
2抜け 7P
3抜け 5P
4抜け 4P
5抜け 3P
6抜け以降 2P

ラウンド失格 -10P

[予選突破枠]各ラウンドの素点+勝ち抜けポイントの加点等の総合ポイント上位5名が決勝進出

こちらは毎度おなじみの企画で、正解ポイントプラス勝ち抜けポイントが高いために1-3Rで不調だったとしてもやり方次第ではまだまだ決勝進出の可能性はあるよ?というなかなかおもしろい形式でもありました。そして昨年からジャンルの種類が16→20に増えたので、ともすれば「オンリーワン」で少なくとも1pでも正解して誤答して失格さえしなければ+11p以上のビッグイニングも可能、というそういう企画でもあったりします。

1ジャンル目は「戦国時代」でした。

まず最初のジャンルは「戦国時代」でした。

こちらは初参加のきてれのさんと、歴史好きのチヨマルさんが挑戦ということに。きてれのさんの指の速さおよび勝負強さはすでに1-2Rで実証済みで他のプレイヤーの度肝を抜いておりましたし、一方でチヨマルさんは「意外なとこで意外なポイントで押してこれまた周りのプレイヤーをびっくりさせるミラクルっぷり」が持ち味のプレイヤー。いやーどうなることやら…。

[なお問題文は「あくまでも概要」です。正確なクイズ問題文は後日掲載されると思われる「ハマクドー氏」版をどうぞお楽しみに、ということで]

Q1:「鳥居元忠(徳川家康にとっては今川家への人質だった時代からの側近のひとりだった人物で、「関ヶ原の戦い」の前哨戦であった「伏見城の戦い」で鈴木重朝と一騎討ちの末に討ち死にしたとされる戦国武将)」→チヨマル1×

Q2:「秋山虎繁(1573年に岩村城を陥落させて城主となり、前城主・遠山景任の未亡人で信長の叔母に当たるおつやの方を正妻として迎えたことでも知られている甲斐武田氏家臣だった戦国武将で、その2年後の「岩村城の戦い」では城兵の助命を条件に織田信忠に降伏し長良川で逆さ磔に処された)」→スルー

Q3:「太田資正(伝令の代わりに犬を用いたことでも知られる戦国武将で、当初は扇谷上杉氏に仕えるも滅亡した後、後北条氏に仕えるも里見氏を訪問して支援を求めようとしたところ追放され、後に佐竹義重に使え「三楽斎入道道誉」と名乗った)」→きてれの1◯

Q4:「斎藤龍興(1567年の「稲葉山の戦い」で敗れて北伊勢の長島へ流れ、織田信長に反抗して長島一向一揆に参加したり、後に越前国の朝倉義景の下へ逃れて客将となるも「刀禰坂の戦い」で戦死した斎藤道三の孫にあたる戦国武将)」→チヨマル1◯

Q1はチヨマルさんが「大久保彦左衛門」と答えて誤答しいきなり1×を背負うこととなり、Q2「秋山虎繁」はスルー、Q3「太田資正」はきてれのさんが「大学の卒業論文は太田資正でした」と正解後にぽつりと呟いて問読みのハマさんやギャラリーをびっくりさせての1◯となりました。ちなみにこの武将が追放される前に入城してたのが「岩付城」つまりは後の「岩槻城」でなんと地元問題でもあった事をここで知った次第でした(^_^;)

すると続くQ4「斎藤龍興」では問題文を最後まで聞いてポーンと押したのは1×背負っているチヨマルさん。恐る恐る「さいとう…たつおき?」と答えると正解チャイムが鳴ってギャラリーからどよめきが起き、これで1-1のイーブンに。いやーここらへんがさすがチヨマルさんの真骨頂、というべきか(笑)。そして記録を取りながら「いやー、チヨマルさん、あぶないなー」と苦笑いするハマさんに「次誤答したら終わりなんすよねー」とやはり苦笑いするチヨマルさんのやりとりがなんとも印象的でした。

Q5:「長尾政景(上杉景虎が家督を継いだことに不満を持ち謀反を起こすも猛攻に遭い降伏、後に景虎の重臣として活躍するも、1564年に坂戸城近くの野尻池で溺死した戦国武将で、後に養子となって上杉家を継いだ次男の景勝がいる)」→スルー

Q6:「雨森清貞(通称は「弥兵衛(やひょうえ)」。海北綱親、赤尾清綱と共にその頭文字を取って「海赤雨の三将」と呼ばれた浅井氏の家臣で、その末裔に江戸時代の儒学者の芳洲がいる)」→スルー

Q7:「土岐頼芸(鷹の絵を得意としており彼の描いた鷹の絵は「土岐の鷹」として珍重されていた守護大名で、斎藤道三に擁立されていたが後に追放され、近江・常陸・甲斐などに流れ)」→チヨマル2◯

Q8:「鶴姫(末裔である三島安精(みしま やすきよ)が自身の著書で「瀬戸内のジャンヌ・ダルク」と紹介したことから有名となった、 戦国時代の伊予にいたとされる伝承上の女性)」→きてれの2◯

すると後半戦に入り、Q7「土岐頼芸」をチヨマルさんが正解して2◯で逆転すると、Q8「瀬戸内のジャンヌ・ダルク→鶴姫」をきてれのさんが正解してやはり2◯で追いつくというギャラリーをどよめかせる展開に。なお「頼芸」は読み方が、よりのり・よりあき・ よりなり・よりよしと諸説あったそうで、チヨマルさんは「よりあき」で答えてまして、その瞬間、問題文を書いた紙をちょいと覗いて正解チャイムまでに多少の間があったのでギャラリー側に緊張が走ってた(チヨマルさんがここで誤答すると2×で失格だったので)のはここだけの話だったりと(笑)。一方でQ8の「鶴姫」ではスッと立ち上がって勢いに乗りつつあるきてれのさんの戦いっぷりがなんか侍みたいだなーと思ったり。

で、いずれにしてもQ10は難易度が多少上がる上に、更に誤答すると一気に2×ついてしまうのでここはご注意をと。

Q9:「帰雲城(1586年の天正地震による山崩れで埋没した岐阜県白川村にあったとされる内ヶ島氏の居城で、一夜にして埋没したことから「幻の城」とも言われている)」→スルー

Q10:「長坂信政(松平氏三代に仕え槍働きで功名を挙げたため「血鑓(ちやり)九郎」の異名を与えられた戦国武将)」→スルー

【1「戦国時代」:きてれの・チヨマル+12p】

そしてラスト2問、なかなかの難易度だった為に両者押せずにスルーとなりまして、きてれのさんとチヨマルさんは仲良くトップボーナス10pを含めた12pゲットという幸先の良いスタートを切ることができたのでした。いやーしょっぱなからギャラリー側のどよめきが何度も(^_^;)

続く「競馬」では、かよちんさんが前代未聞な「大逃げ(?)」を…。

続く2ジャンル目は「競馬」でした。

いつも(岩Q槻の「精霊流しステークス」の前身企画だった、某サークルの「長崎小夜曲特別」時代から含めて)はこの「競馬」が1ジャンル目、「戦国時代」が2ジャンル目ってことが多かったのですが、今回は順番が逆となってました。

こちらはいつもは最初のジャンルに来ることが多いのと、昔ながらの競馬好き、ウイニングポスト・ダービースタリオン経由での競馬ゲーム好き、更に近年の「ウマ娘」からの競馬アニメ好き…などが少なくない岩Q槻界隈。しかし今回参加しているかよちんさん、更に今回は不在のケーニヒさん(そして5年前に亡くなってしまったガソダム氏もそうでした)などの「めちゃ強い」人がいるジャンルでもあり、ここで1つ使わずに残り19ジャンルで4つをチョイスして…という人もいるので、なかなかそこらへんの駆け引きもおもしろいところでした。

※ちなみに前身企画では、他の人が参入したりもしてましたが、基本的にはガソダム氏・ケーニヒ氏の両氏が共にこのジャンルが得意で「…まさに「動かざること山の如し」ですな」と、むろかつに武田信玄の「風林火山」の一節で茶化されるのもお約束で(以下略)

↑で、今年はかよちんさんのオンリーワンでした。近年、ケーニヒさんは家業(東久留米で塗装業をしてます)と、地元の消防団で多忙な人になってしまったのでなかなか岩Q槻には参戦できてないのが残念でありますです。

Q1:「エリザベス女王杯(JRAのG1レース導入後、初の1着同着が発生したのはオークスでしたが、初の2着同着となったのは)」→スルー

Q2:「ホクトベガ(エリザベス女王杯でG1初勝利をあげた際の、実況を担当した馬場鉄志アナウンサーのゴールの瞬間の名セリフは今でも語り草となっている、後にダート交流戦に参戦し無類の強さを誇り「砂の女王」と呼ばれた)」→かよちん1◯

序盤、Q1の「初の2着同着が発生したG1レース→エリザベス女王杯」はスルーで始まるも、Q2「ホクトベガ」は「砂の女王」のフレーズでサクッと押して正解しまず1◯。そういえばオークスの同着優勝の時はなぜかTVで見てまして(2010年のアパパネとサンテミリオン)、優勝ジョッキーとなった横山典弘・蛯名正義両騎手が年齢もデビューも1年違いぐらいのほぼ同期だったこともあって優勝インタビューが本当に嬉しそうだったのが印象的でしたねえ(笑)。

で、Q2「ホクトベガ」はこの時(1993年)のエリザベス女王杯の時は、秋華賞がまだなくこのレースで牝馬三冠がかかってた「ベガ」という競走馬が注目されてたところにそのベガをぶっ倒したのがホクトベガだったんで「ベガはベガでもホクトベガ!!」という名言が生まれたという逸話があるレースでもありました。最後、地方競馬とかで無双して海外進出までしたんですが、ドバイワールドカップで転倒して予後不良となって亡くなるという悲劇の馬でもありました。

Q3:「メイクデビュー(JRAでは2008年の新馬戦から設定されている愛称)」→かよちん2◯

Q4:「アストンマーチャン(父・アドマイヤコジーン、母・ラスリングカプス。3歳馬の時に2007年のスプリンターズステークスを制するも、翌年春、原因不明のX大腸炎に冒され、急性心不全で早世した)→かよちん3◯

Q5:「オグリワン(父・オグリキャップ、母・ヤマタケダンサー、重賞勝ちはなかったもののオグリキャップの第1子として話題となった)」→かよちん4◯

Q6:「ジェラルディーナ(史上4頭目の三冠牝馬・ジェンティルドンナの第3子として生まれた父・モリースの競走馬で、2022年のエリザベス女王杯を制した)」→かよちん5◯

Q7:「ノットゥルノ(その馬名の意味は、イタリア語で「夜想曲」を意味する競走馬で、2022年のジャパンダートダービーを優勝した)」→かよちん6◯

Q8:「ウメノファイバー(父・サクラユタカオー、母・ウメノローザ。1999年のオークスを制した)」→かよちん7◯

Q9:「ジュンライトボルト(父・キングカメハメハ、母・スペシャルグルーヴ。2022年のチャンピオンズカップを制した)」→かよちん8◯

Q10:「奥平真治(1954年、17歳で父・作太郎の厩舎に入門し、調教助手となった後に調教師になった人物で、管理馬に初の牝馬三冠を達成したメジロラモーヌや菊花賞を制したレオダーバン、宝塚記念を制したメジロライアンなどがいる、2023年7月10日に86歳で亡くなった)」→かよちん9◯

【2「競馬」:かよちん+19p】

いやーまさに「圧巻」の一言に尽きる、かよちんさんの無双っぷりでした。最初の1問がスルーで残り9問を全て正解するとは(^_^;)。しかも10問目は間違えたら2×がついて全てポイントがチャラになった上にマイナス10p(つまりはQ9までの正解分が一気にマイナスになるので、都合「28点(+18→-10になるので)」分を丸損する計算になるわけですね)になる場面でも果敢にチャレンジしていくとは…これは「凄い」の一言でしたねえ。

なお過去の記録は厳密には残してない・残ってないのですが、前身企画の頃から「9問も」正解したプレイヤーは確か誰も居ない筈で、私・むろかつが調子ぶっこいて(?)「さだまさし」とか「水曜どうでしょう」とかで過半数を6-7pを正解したことはありましたが、そんなのをふっとばす9問正解といういきなり度肝を抜くような無双っぷり。これは来年あたりはそろそろ地元の消防団の業務も減ってくるだろうケーニヒさんに参戦してもらって(そして他にも得意な人は少なくないようなので)、岩Q槻での競馬ジャンル最高峰の戦いでも(以下略)。

解説と補足と余談など

(以下も番頭役・むろかつが書いております)

そういうわけで実に半月ぶり以上のブランクをあけての「例会報告」シリーズ再開となりました。

実はこの記事、9月26日の時点で「予選最終企画となりました」のルール説明までは書いてたんですね。その後に、ちょっと小休止が欲しいなー、気分転換したいなーということで、ちょっと下書き保存をしたまま「岩Q槻データベース」のページの再構築(各レースの結果を表計算ソフトで作り直してそれをスクリーンショットで画像化して都度都度貼り付けるという方法に切り替えました)をしたり…とそんなことをしてる間に、10月半ばに入っちゃって「いやーどうしようかなー、そろそろ更新始めないと11月の例会に突入しちゃうなー」と思いつつも、持病の坐骨神経痛とか巻き肩の肩こりも悪化してなかなかパソコンの前で長時間作業もできなくなりまして、

↑書店で売ってたマッサージケアガンで鎖骨の下を毎晩ぐりぐりとマッサージしたり、

↑うちの嫁さんがかなり前に通販で買ったものの、ほとんど使わずに物置に入ってた温熱玉でぐりぐりするマッサージ機を(嫁さんが思い出して物置から引っ張り出してくれて)借りることができまして、ベッドやパソコンの椅子で腰や背中、坐骨神経痛が一番ひどいお尻の筋肉をぐりぐりやってもらいまして、やっと最近体調が回復した、という次第でした(^_^;)

そういうわけで約3週間ちょっとのブランクが空きました。今回は20ジャンルのうちの1:戦国時代、2:競馬の模様をお送りしましたが…いやー、前回の例会の直後に新型コロナに感染しまして全くVTRチェックもできなかったので「あれ、競馬と戦国時代、順番逆だったのね」と今日この場で気づくなど、ほとんど前提知識および記憶なしでパソコンで動画の音声を聴きながら、Google Chrome(ネットブラウザ)を開いて、グーグル検索やWikipedia等をフル稼働して単語を入れては調べてました。

以前も書きましたが、ハマさんの場合は手書きの暗記帳のような紙に1問ずつ問題を手書きして管理してます。ですのでデータの例えばpdfやWordの文書でメールで添付して送って?というのが無理なので基本的にはVTRの音声を聴きながらということになります。ただし一問ずつ厳密に問題文を再現するには物凄く手間がかかるので、昨年あたりからハマさんにお願いしましてむろかつ版の報告記では出題問題は「概要」のみを掲載しております(ゆえに岩Q槻では「それでは執筆時間などが、明らかに趣味の範疇を超える本業並みになるので」という側面から、ブログ記事において「問題文完コピ」の場合は印字された(もっといえばそれをすぐにコピペできる)データ提出をお願いするようになりまして、それでなければ書くのは厳しいという周知をさせていただいてます。非常に申し訳ないのですが…)。

なので戦国時代や競馬などではハマさんの得意ジャンルの漫画・アニメ(例えば今回では「信長のシェフ」「ウマ娘」など)からの前フリも少なくないのですが、すみません。そこらへんはたぶん近いうちに掲載されるだろう「ハマクドーさん版」の報告記をどうぞお楽しみに(号泣)。

さて次回からは短期集中型で更新していくと思います(私が体調不良とかにならなければ、の話ですが(大汗))。基本的には2ジャンルずつ掲載していく予定です。いやー「戦後犯罪事故・事件史」なんか、組合。さん・ジャンボさんの追悼企画でもあるんですが…そりゃ私が出なきゃねえと(をい)

以上です。

▼クリック頂けると励みになります!

にほんブログ村 ゲームブログ クイズゲーム・パズルゲームへにほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ




ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。