こんにちわ、番頭役のむろかつです。今回は【復刻版】としまして、2022/1月例会の報告記のこの例会時に開催されたハマクドー氏企画「玉座戦第10期」の、企画者・ハマさん本人が書いた報告記の2回目をお送りいたします。
↑前回はこちら。
↑同じ企画のむろかつ版はこちら。
前半戦。ばいそんさんが暫定首位に立ちました(笑)
ハマクドー:こんばんは「岩槻どうでしょう」です。今夜は玉座戦第10期の第2夜の模様をお送りします。5名の挑戦が終わり、残り5名となりました。それでは第2夜をお楽しみください。
6人目の挑戦者はチヨマルさん。ジャンルは寺社仏閣。
Q1:歌舞伎「義経千本桜」の舞台となっている京都市にある神社で約1万基あるとされる千本鳥居や稲荷神社の総本山として知られるのは何?
伏見稲荷大社を正解。
Q2:足利義教や細川政元も行っているが一般的には1571年に織田信長が行ったものが有名な天台宗本山に行った戦いのことを特に何という?
比叡山焼き討ちを正解。
Q3:主祭神は大山咋神(おおやまくひのかみ)、江戸三大祭りの1つである山王祭が行われることでも知られる東京都千代田区にある神社は何?
正解は出ず。正解は日枝神社又は山王日枝神社。
Q4:織田信長はこの神社の神官の子孫とされる別名織田明神(おたみょうしん)という福井県越前町にある神社で越前国二宮とされるのは何?
正解は出ず。正解は劔神社。
Q5:第二次世界大戦中鐘撞き堂の鐘が供出されてしまい堂のみが残っているが昭和40年頃地元の商店から白い張り子の象が収められ堂に安置されており、アニメ「ヤマノススメ」にも登場している埼玉県飯能市にある真言宗の寺院は何?
正解は出ず。正解は観音寺又は長寿院観音寺。挑戦は終了。獲得ポイントは2ポイント。
7人目の挑戦者はキヨミさん。ジャンルは地理。
Q1:天照大御神が高天ヶ原の天の岩戸に隠れた時天手力雄命(たじからをのみこと)が岩戸をここまで投げ飛ばし世に光を取り戻したという伝説がその名の由来である長野県の地名は何?
正解は出ず。正解は戸隠。
Q2:1861年ロシアの軍艦ポサドニック号により一部占領された島で江戸時代は宗氏がこの地を治めた長崎県にある島は何?
正解は出ず。正解は対馬島。
Q3:モヘリ島、アンジュアン島、マヨット島、グランドコモロ島の4島からなるマダガスカル島とモザンビークの間にある諸島でこの近海でシーラカンスが発見されたことでも知られるのはどこ?
正解は出ず。正解はコモロ諸島。
Q4:2005年にはラムサール条約に登録された北海道にある半島で延長28kmにわたる砂嘴(さし)は日本最大であるのは何?
正解は出ず。正解は野付半島。
Q5:チベットの玄関、少数民族の回廊などの異名を持つ四川省西部にある地級市はどこ?
正解は出ず。正解は雅安市。挑戦は終了で獲得ポイントは0ポイント。
8人目の挑戦者はばいそんさん。ジャンルは芸能。
Q1:生涯7度もの国替えをさせられた松平直矩をモチーフにした土橋章宏の小説を原作とした犬童一心(いんどういっしん)監督の映画のタイトルは何?
正解は出ず。正解は引っ越し大名!。
Q2:新派劇を創始したことから新派劇の父と称された人物で「オッペケペー節」で一世を風靡したのは誰?
川上音二郎を正解。
Q3;英語で詰め物という意味がある主にテレビ局やラジオ局が番組開始の時間の埋め合わせに放送する映像や音声のことを何という?
正解は出ず。正解はフィラー。
Q4:主宰は松村武、八嶋智人(やしまのりと)吉田晋一ら5人で旗揚げした劇団でその他所属俳優として山崎樹範(やまざきしげのり)らがいるのは何?
劇団カムカムミニキーナを正解。
Q2:本名は樋口麻紀子、「伊集院光のオールナイトニッポン」の企画で誕生した架空のアイドルの名前は何?
芳賀ゆいを正解。挑戦終了で獲得ポイントは3ポイント。
9人目の挑戦者はあんどうさん。ジャンルは世界史。
Q1:代表的な人物にプトレマイオスⅠ世、セレウコスⅠ世、アンティゴノスなどがいるギリシャ語で後継者を意味するアレクサンドロスⅢ世死後その後継者となった部下達を指す言葉は何?
正解は出ず。正解はディアドコイ。
Q2:本名をサルット・サルとされる人物でクメール・ルージュの精神的指導者として原始共産主義を目指し、政治的反対者を虐殺したことでも知られるのは誰?
正解は出ず。正解はポル・ポト。
Q3:中国唐の陽炎が建議し施行された均田法、租庸調制に代わって施行された税制でその名前は夏と冬に2回徴税されるためについたのは何?
正解は出ず。正解は両税法。
Q4:則天武后、西太后と共に中国三大悪女とされる漢の劉邦の妻である人物は誰?
正解は出ず。正解は呂雉又は呂太后又は呂妃。
Q5:1531年白蓮教の教祖、韓山童の起こした反乱により始まった中国元末期に起こった農民反乱で明の太祖である朱元璋が参加していたことでも知られるのは何?
紅巾の乱を正解。挑戦は終了し、獲得ポイントは1ポイント。
最後(10人目)の挑戦者はLinerさん。ジャンルはお笑い。
Q1:2021年8月17日をもって解散したお笑いコンビで蛍原徹と宮迫博之がメンバーだったのは何?
雨上がり決死隊を正解。
Q2:かつてピン芸人イタリア人として活動していた経歴を持つタレントで2019年6月3日女優の蒼井優と入籍したお笑いコンビ南海キャンディーズのツッコミ担当といったら誰?
正解は出ず。正解は山里亮太。
Q3:大木こだまが「ぐるぐるナインティナイン」に出演して料理を食べてコメントをする際的確なコメントができず思わず発したのがきっかけである大木こだまの有名なギャグは何?
正解は出ず。正解はチッチキチー。
Q4:1981年「恋のぼんちシート」をリリースし売上80万枚を記録、日本武道館を満員にした初の漫才師である里見まさととぼんちおさむの漫才コンビは何?
正解は出ず。正解はザ・ぼんち。
Q5:2011年5月22日食道癌で亡くなった漫才師で本名を里谷正子といい高校時代はセンターでキャプテンをしていたエピソードがあるのは誰?
正解は出ず。正解は今いくよ。挑戦は終了。獲得ポイントは1ポイント。
【各人の獲得ポイント】
kava1
むろかつ0
三好誤服店1
かよちんのごはん1
ひっさつうへの2
チヨマル2
キヨミ0
ばいそん3
あんどう1
Liner1
現状はばいそんさんが連答すれば終了という状態になっています。
ハマクドー:いかがでしたでしょうか?全員の挑戦が終わり、ばいそんさんが暫定首位となりました。このまま逃げ切れるか?それとも誰かが追い込むか?
ここから「全員一斉早押しクイズ」に入ります。
ハマクドー:個人挑戦が終わり、いよいよ一斉早押しクイズに。連答すれば逆転もあるだけに熱くなりそうです。
個人の挑戦は終了し、全員一斉早押しクイズに移行します。
Q1:汁かけ飯の話、麦の話といった逸話があるものの後世の創作とされる後北条氏第4代当主で小田原征伐により降伏し切腹したのは誰?
チヨマルさんが押して北条氏政を正解。ということでこれを含めて5問のジャンルは戦国時代。
Q2:戦国武将の渾名で甲斐の虎と呼ばれていたのは武田信玄では尾張の虎と呼ばれていた織田信長の父は誰?
チヨマルさんが連答で織田信秀を正解。これでばいそんさんに並ぶ。
Q3:今川家4第2渡り政務を補佐したことから女戦国大名、尼御台と呼ばれた戦国時代の女性で今川氏輝、今川義元の母として知られるのは誰?
ばいそんさんが押して寿桂尼を正解。これでリーチ。
Q4:別名は霞ヶ城、天守はかつて国宝であったが福井地震により倒壊、その後重要文化財に指定された福井県坂井市にある城は何?
ばいそんさんが連答して丸岡城を正解して優勝決定!!
…ただ、4問で決着では面白くないということで3位決定まで延長となった。
Q5:石山合戦では徹底抗戦を主張したため父、顕如に義絶され後に赦免、顕如死後本願寺を継承するも秀吉により弟准如に法主を譲る旨の命が出され、退隠後に東本願寺を開いた東本願寺第12代法主は誰
かよちんさんが押して教如又は本願寺光寿を正解。ここで戦国時代は終了。
Q6:テイクアウト鮨のチェーン店小僧寿しの店名の由来となっている志賀直哉の小説で神田の秤屋で奉公している仙吉が主人公なのは何?
ひっさつさんが押して小僧の神様を正解。ということでこの問題から5問のジャンルは文学。
Q7:本名は梅谷松太郎そのペンネームは居住地の地名に由来する作家で「新選組始末記」「勝海舟」「座頭市」のもとになった「ふところ手帖」などがあるのは誰?
むろかつさんが押して子母澤寛を正解。
Q8:その代表的な作家としてウィリアム・ギブスンが挙げられるコンピューターのネットワークによって管理された未来社会を描くSFのサブジャンルの1つは何?
Linerさんが押すも不正解。正解はサイバーパンク。
Q9:社員食堂勤務の傍ら小説を書き2007年「邪剣始末」でデビュー、2013年「月下上海」で松本清張賞を受賞した女性小説家は誰?
この問題はスルー。正解は山口恵以子。
Q10:イタリア語で魔女という意味がある前年の5月1日から同年の4月30日に出版されたイタリア作家による散文小説に対して贈られるイタリア文学最高の賞は何?
この問題もスルー。正解はストレーガ賞。文学の問題は終了。
Q11:遊撃手としての広い守備範囲と華麗な守備からオズの魔法使いの異名を持ち、サンディエゴ・パドレス、セントルイス・カージナルスで活躍した元メジャーリーガーは誰?
あんどうさんが押すも不正解。正解はオズボーン・アール・スミス又はオジー・スミス。というわけでこの問題から5問のジャンルは野球。
Q12:日本プロ野球史上初のスイッチピッチャーとして登録された元プロ野球選手でダイエー、阪神に在籍していたのは誰?
この問題はスルー。正解は近田豊年。
Q13:プロ野球で一軍の公式戦の練習開始前又は終了後に二軍公式戦を同日、同球場で連続して開催することを特に何という?
この問題もスルー。正解は親子ゲーム。
Q14:ドラフト指名5回、入団拒否4回と日本プロ野球史上最多を記録した元プロ野球選手で1979年に13勝を挙げて新人王に輝いた中日ドラゴンズの投手は誰?
この問題もスルー。正解は藤沢公也。
Q15:外野フェンスにツタが生い茂っているという特徴がある2020年現在フェンウェイ・パークに次いで2番目に古い球場であるシカゴ・カブスの本拠地球場は何?
この問題もスルー。正解はレグリー・フィールド。この問題でジャンル野球は終了。
Q16:特撮「がんばれ!!ロボコン」でロボコンの声を演じたのは山本圭子、では「燃えろ!!ロボコン」でロボコンの声を演じたのは誰?
ひっさつさんが押して伊倉一恵を正解。ということでこの問題から5問のジャンルは声優。
Q17:アニメ昭和版「キャプテン翼」では次藤洋の声を演じていた声優で「満天☆青空レストラン」や「ザ・鉄腕!ダッシュ!!」のナレーションでも知られるのは誰?
ひっさつさんが連答して平野義和を正解。これで5ポイント到達のため2位確定。
Q18:桑島法子、桂川千絵とともにかつて声優ユニットS-nery(サナリィ)として活動していた声優でアニメ「ジャングルはいつもハレのちグゥ」のトポステ、「機動新撰組萌えよ剣TV」の白虎、「らき☆すた」の黒井ななこなどがあるのは誰?
この問題はスルー。正解は前田このみ。
Q19:2016年10月10日脳幹出血のため亡くなった声優でOVA「ウィザードリィ」のライフスティーラー4役でデビュー、アニメ「コードギアス」シリーズの玉城真一郎(たまきしんいちろう)、「BRAVE10」の三好清海入道、「ハイキュー」シリーズの烏養繋心(うかいけいしん)などで知られるのは誰?
この問題もスルー。正解は田中一成。
Q20:2015年4月19日急性大動脈解離で亡くなった俳優で声優としては1967年、1972年版のアニメ「ムーミン」のスナフキン役で知られるのは誰?
この問題もスルー。正解は西本裕行。これで声優のジャンルの問題は終了。
Q21:代表的な古代湖でありおよそ100万年の歴史をもち固有種が進化し生息するダーウィンの箱庭としても知られるケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大の湖は何?
チヨマルさんが押してヴィクトリア湖を正解。5ポイント到達となり終了と相なった。ちなみにジャンルは河川湖沼でした。
ハマクドー:いかがでしたでしょうか?ばいそんさんが優勝で幕を閉じました。それではまた別のクイズでお会いしましょう。
解説と補足と余談など
(こちらは番頭役・むろかつが書いております)
というわけで2022/01月例会の、ハマクドーさん企画「玉座戦第10期・五ー問(ごーもん)クイズ」のハマさん版の記事をお送りしました。
なおこの企画は、当日の諸事情の話、例会後の余談話やばいそんさんの例会後のツイートによる感想戦も含めまして
↑こちらに1回分「感想戦編」として構成している記事があります。
…ですので、ほとんどこちらの記事を見てしまうと「書こうとしていたことがほとんど書いてある」ので、こちらではほぼ書くことはないのですね(苦笑)。実はこの2022年は1月に例会が開催された後に2月にたぶん緊急事態宣言か何かでお休みになってしまったようで、例会報告記の連載回数がいつもよりも多く、更にみっちりと書いております。
そしてこの例会のあたりからチヨマルさんが「どうも歴史問題、特にハマクドーさんが自作問題で出題するような難しめの歴史問題が得意そうだ」ということが明らかになっていきます。そして数々の局面でミラクル、もっといえばゲームチェンジャー的な「ゲームの流れを一気に変えてしまう」ようなファインプレーを連発していくことになります。
今や三好さんと共々「副会長」として(ひっさつ会長からすると三好さんは「因縁のライバル・嫌なとこでフィーリングが合う困った似た者同士」って感じですが(笑)、チヨマルさんは「和気藹々・のほほんとしたキャラ的な似た者同士」って感じなプレイヤーです)岩Q槻には欠かせないプレイヤーの一人ではありますが、そういう意味ではこのあたりからチヨマルさんが早押しクイズ、基本短文の指勝負ではちょっと反射神経的には叶わないけど、じっくり聞ける難易度高めの特定のジャンルだったらそうとうやっていけるかもしれない…というそんな会の歴史のターニングポイントのひとつにもなったんではないか、というような企画でございました。
ひとまずハマさんがmixi日記に短期集中連載されてた記事はこの2企画分となります。また同様に過去の例会企画記事をアップされた際には転載許可をいただいて【復刻版】として掲載させていただきますです。
以上です。ではまた。
詳説日本史研究/山川出版社(千代田区)/佐藤信(日本古代史学)
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