こんにちわ、番頭役のむろかつです。2021/12月例会の報告記の11回目をお送りします。第11回目は3Rに行われましたメイン企画の「たほいや」の2回目になります。たほいやの正解と偽正解のビミョーなバランス等がだんだん凄いことになってきます(^_^;)
↑前回はこちら。
Q2はBチームが親で「かねむ」という問題に。
続くはジャンケンの結果、Aチームが勝ってBチームが指名されるという流れで、今度はBチームが「親」となりました。
↑Bチームは唯一の3人チームです(早退する人がいないので)。
で、しばしのシンキングタイムの末に発表されたのは、
「かねむ」というお題になりました。
こんな感じで「子」のチームの皆さんは偽回答をでっちあげたりしてました。
そして偽回答を決めた後に、それぞれルーズリーフに書いて紙を折って親のBチームにわたすことになります。
そしてBチームの皆さんが選択肢の順番を決めての発表となりました。
【Q2「かねむ」】
1.近畿地方で使われていた掃除用具の古い呼び名
2.「兼ねる」の古い言い方
3.古代エジプトの地理学者
4.中部アフリカにあった王国
ボケ.三遊亭円朝の弟子のひとり。金が無いので命名
「うわ、どれもありそう…(大汗)」
奇しくもすべての選択肢が「古い」「古代」「あった王国」と過去完了形なのが実に凄まじい。ちなみにむろかつのボケ回答は「三遊亭円朝の弟子の一人。金が無いので命名」と。三遊亭円朝とは明治時代に活躍した大名人であり落語中興の祖のひとりと呼ばれている人物。あまりに偉大すぎて(そして大名跡を持っているところが膨大な金額の金額をふっかけているらしく、近年は春風亭小朝がその金額におののいて固辞したという説も)誰も継げないという大落語家…の弟子という次第で。ま、これまた「過去の大名人(の弟子)」というだけに過去完了形の(←やめなさいw)
そして子チームのシンキングタイムがあり、しばしした後に正解と思われる選択肢と賭ける点棒をオープンにしてもらいました。
なんか前のQ1と似たような形で、A・C-Dで分かれておりました。
【Q2「かねむ」の予想した選択肢と、その理由】
Aチーム:「4番/中部アフリカにあった王国×2点」
「言葉の響きから選びました」(山田はまちさん)Bチーム→今回の「親」でした。
Cチーム:「3番/古代エジプトの地理学者×1点」
「呼び方だと1-2番だとちょっと薄いんで、3-4番で悩み、人名っぽいかなーと」(Kavaさん)Dチーム:「3番/古代エジプトの地理学者×1点」
「掃除用具(1番)はぽんやりとしてるんで外しまして、2番は「古い言い方」の部分でなんとなく保留にして、3番が一番怪しいと思いました。4番は「中部アフリカ」って言葉を初めて聞きました…で、3番に。」(ぽちょさん)
で、各チームの選んだ理由がやはりそれぞれ個性的で「いやーこれはおもしろいなー」と。
正解はなんと…。
そして正解発表となりました。実はこちらでした。
【Q2「かねむ」】[カッコ内は賭けていたチーム名]
1.近畿地方で使われていた掃除用具の古い呼び名→Dチーム
2.「兼ねる」の古い言い方→Cチーム
3.古代エジプトの地理学者→Aチーム[Cチーム・Dチーム]
4.中部アフリカにあった王国→広辞苑[Aチーム]
なんと正解は4番の「中部アフリカにあった王国」でした。
どうやら現在のチャド共和国(アフリカ大陸中央部に位置する内陸国で、首都が「ンジャメナ」で首都名がなぜかおなじみの(苦笑))近辺に西暦700年頃から1376年ぐらいまで存在していたんだそうで、後に同地を征服した(1396年から1893年まで続いてたそうです) ボルヌ帝国と共にアフリカ史的には「カネム・ボルヌ帝国」というくくりで長く続いた王朝だったようです。しかし700年って言ったら飛鳥時代の大友皇子と大海人皇子→天智天皇が天下を競った壬申の乱(672年)の頃から、室町幕府将軍の足利義満が南北朝統一に成功した頃(1392年)ぐらいになるわけですからどえらい長い期間保ったももんだな、と(苦笑)
そして番組屋のむろかつとしては、各チームのシンキングタイムの様子も見てたんですが、今しがた正解したAチームの皆さんの偽回答の選択肢の中によくよく見ると、
「外国の王様、アフリカのどこかに(ありそう)」
という「あんたら、それ正解じゃん」という偽回答のアイデアが出てたのは、いやー笑いを堪えるのに必死でした(爆)。
※ちなみにAチームの皆さんの感想戦的には磯部さんがぽつりとおっしゃってたんだそうです、さすが「知将」「世界史にめちゃ強い」の磯部さんだ…(驚愕)
というわけで、4番が正解でAの1チームのみが正解ということになり、この結果、ルールに沿って以下のような得点変動が発生しました。
その1:誤答した人たちの分(Cチーム、Dチーム(各-1)→親のBチームへ(+2))
その2:誤答する選択肢に賭けてしまった分(Cチーム、Dチーム(各-1)→Aチームへ(+2))
その3:親から正解した人たちの分(親のBチーム(-2)→Aチーム(+2))
で、2問目終了時点でこうなりました。
A:12点(+4)、B:12点(±0)、C:9点(-2)、D:7点(-2)
一気に4点も増やしたAチームが首位のBチームに並んで12本でトップタイ…ということになりました。
そしてここで早退予定だった三好サン夫妻とnaoさんがお帰りになりました。三好サン夫妻は優勝賞品等々でレンジでチンするレトルトのご飯を提供していってくれたんですが…「なんかこれ、重そうだね」とむろかつが苦笑いするほど大ぶりの荷物でした。いやー来年もどぞよろしくー。
そういうわけで各チーム3人ずつとなって残りは2問。次回はQ3のあたりをお送りします。
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