2019/05月例会・5R「王将戦第1期」報告機の後半になります。2段階早押しボードクイズの続きとなります。
ルールのおさらい
今回のルールは前回も冒頭で書きましたが以下のようなルールで開催しました。
・企画名は「2段階早押しボードクイズ」です。
[基本的なルール]
・ですが、全般的に問題文が長いため、途中(便宜的にその区切りを境にして「前半」・「後半」と書きます)でいったん区切ります。
※その際に、「前半部分だけでボードに書く人」は挙手して「書きます」と口頭で伝えてから書いてください。勿論、シンキングタイム後の書き直しは不可です。・前半部分で押して正解…+5p
・前半部分で押さずに正解…+4p
・後半部分で押して正解…+3p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1pで、誤答の場合は「押して間違えた」場合にマイナスポイントが発生します。
・前半部分で押して不正解…-5p
・後半部分で押して不正解…-3p
・押さずに不正解…罰則なし[勝ち抜け人数など]
+30で勝ち抜けで終了・優勝となります。優勝者は「王将」位のタイトルが与えられます。
…で、Q7が終わった時点のポイントは、
[ポイント]
あんどう+20、響幸九郎+15、ひっさつ+12、龍。+9、ハマクドー+8、そーいち・佐伯明日叶+7、磯部・キング先生・T本山+4、くうちゃん+2
…でした。あんどうさんが残り10p、響さんが折り返しの+15に到達してますが、1問でうまく行けば3-5pぐらいは動く形式ですので、このままあんどうさんが逃げ切ることができるのか、それとも他のメンバーがブレイクしているのか、が注目でした。
ここからが後半戦に入ります。
おおよそ15問前後で決着がつくと予想していたので、Q8のここからが後半戦となります。もっともあんどうさんは最短2問で勝ち抜けるチャンスはあるんですけども…(苦笑)
Q8「主にエンジンの出力を使う「油圧式」と、モーターなどを用いて電気由来の出力を使う「電動式」、更にその中間に当たる「電動油圧式」の3つに判別される//、自動車において、ハンドルをより手軽に操作できるよう/にし、運転手の負担を軽減させるものを一般に何というでしょう?→ パワーステアリング(Power steering)」
という問題でした。前半では誰も押さず。ただし響さんはボードを書くのに挑戦し、後半でそーいち氏が押した。で、律儀にもそーいち氏が押した部分でボードを書く人が続出し「いや、最後まで聴けばいいのに」とむろかつが焦る始末(苦笑)
で、正解の「パワーステアリング」。そーいち氏は正解(+4)したものの、響さんは「ポンプ」と書いていて不正解。更に「後半押さずに正解」で、ハマクドー・T本山・ひっさつ・あんどう・佐伯明日叶・龍。と正解率が意外に高かった。
[ポイント]あんどう+21、響幸九郎+15、ひっさつ+13、そーいち+11、龍。+10、ハマクドー+9、佐伯明日叶+8、T本山+5、磯部・キング先生+4、くうちゃん+3
これでそーいっちゃんが4位まで上がってきた。響さんは誤答マイナスはなかったもののあんどうさんとの差を詰められなかったのは惜しい。
「医療を受ける際の」で一斉にバッと押されて(^_^;)
Q9「日本語にすると「十分な情報を得た、または伝えられ、理解した上での合意」と意味になる、医療を受ける際の/患者の権利の1つで//、医師が患者に対して治療に対する十分な説明と、それに対する患者の自発的な合意のことを英語で何というでしょう?→インフォームド・コンセント(informed consent)」
「医療を受ける際に」でバッとボタンを押す音があちこちで発生し、ライプがついたのはキング先生、そしてハマクドー・ひっさつ・あんどう・そーいち・佐伯明日叶・響幸九郎・磯部・龍。の各氏が「前半で押さずにボード」を挑むことに。たまたまむろかつの地元の「福生病院」という総合病院で透析患者にじゅうぶんな説明をせずに透析を止めさせて死なせたり…という事件があったからこの問題をこの当時に作ったと思われるのですが…。
それはともかく、「インフォームド・コンセント」。前半で押したキング先生(+5)と、前半で押さなかったハマクドー・あんどう・佐伯明日叶・響幸九郎・磯部の各氏(+4)、更に最後まで聞いたT本山さんとくうちゃんさんが正解(+1)となったが、ひっさつさんの「インフォームド・コンセンツ」はちょっと悩んだんだが、英語表記の揺れでもそれはそうとは言わないなあと、惜しくも誤答となった次第でした。
[ポイント]あんどう+25、響幸九郎+19、ひっさつ・ハマクドー+13、佐伯明日叶+12、そーいち+11、龍。+10、キング先生+9、磯部+8、T本山+6、くうちゃん+4
いよいよあんどうさんがリーチ圏内に。そして3-7位あたりの争いが本当に激しい(驚)。
「ユーハイムで押さなきゃあ」と、ぼやくハマさん。
Q10「その発売当時は「ビラミッドケーキ」と呼ばれていたが1960年前後から現在の呼び名になった、日本ではドイツ人のカール・ユーハイムによって/持ち込まれ//、大正8年3月4日に広島で開催されたドイツ作品展示即売会において販売されたのが最初である、ドイツ語で「年輪」という意味がある、棒に生地を少量ずつつけて焼き上げるために、その切り口が年輪のようになっている洋菓子といえば何?→バウムクーヘン」
前半で押したのは響さん。そして前半で書き始めたのはT本山・キング先生・佐伯明日叶の3氏。で、問題を最後まで読まれて「うおー、押したかったー」とキング先生がぼやき、ハマクドーさんは「カール・ユーハイムで押さなきゃな」とひとりごち。で、「バウムクーヘン」で正解したのは、押した響さん(+5)、前半で押した本山さんと佐伯さん(+4)、更に後半最後まで聞いていたひっさつ・あんどう・そーいち・くうちゃん・佐伯明日叶・磯部・龍。の各氏(+1)だった。ちなみにキング先生は「シフォンケーキ」。うん、それも惜しい(苦笑)
[ポイント]あんどう+26、響幸九郎+24、ハマクドー+17、ひっさつ+14、佐伯明日叶+13、そーいち+12、龍。+11、T本山+10、キング先生・磯部+9、くうちゃん+5
既にリーチ圏内のあんどうさんはコツコツと積み上げているが、ここで響さんが+24までポイントを増やしてきて一気に肉薄してきた。しかしあんどうさんはこれで「前半に押さずに正解(+4)」でも勝ち抜け圏内入ることになった。
ついでにこの問題の解説として
「これにより、毎年3月4日は日本では「バウムクーヘンの日」とされている。ちなみに広島で開催されたドイツ作品展示即売会が行われたのは広島県物産陳列館という広島市中心部にあった建物で、後に広島県産業奨励館となり、現在では原子爆弾の投下により爆心地あたりに位置していた「原爆ドーム」として現存している。」
というのも付け加えさせてもらい、「さすが怪しい事件史のオニ」とやはり揶揄される始末で(爆)
あんどうさんリーチ圏内で他の面々が粘る粘る。
Q11「英語では「A bad vush is better than the open field.(悪い茂みでも、何もない野原よりは良い)」という格言がある///、つまらない物でも無いよりはましだ、また、役に立たない者でも、いないよりはいたほうがましだ…という意味を指す日本のことわざは何でしょう?→枯れ木も山の賑わい」
という問題。押したのは「うっかり押しちゃったなー」と苦笑いするキング先生(汗)。そして前半で押さずに書く人としてはハマクドーさんと佐伯さん。で、「枯れ木も山の賑わい」を正解したのは、押したキング先生(+5)、前半で押さずに正解したハマクドー・佐伯両氏(+4)、そして最後まで聞いて正解した本山さん・ひっさつさん・あんどうさん・響さん・磯部さんの面々でした。
[ポイント]あんどう+27、響幸九郎+25、ハマクドー+21、佐伯明日叶+17、ひっさつ+15、キング先生+14、そーいち+12、龍。・T本山+11、磯部+10、くうちゃん+5
ついでに書くとここの問題でむろかつがひっさつさんに「三好さん」と声をかけてしまうハプニングが。いくらコンビとは言え(爆)
Q12「1958年から2009年までは東京から西鹿児島もしくは熊本間を走っていた寝台特急の名前に使わ/れており//、JR九州には事前に承諾を取ったエピソードがある、2011年からは東京から新青森間、2016年からは北海道の函館北斗間を走るJR東日本の東北・北海道新幹線の特急列車に使われている名称は何でしょう?」
「この問題はたぶん前半で答える人が続出するんじゃねえかなあ」なんて思ってたら、そーいち氏がそれよりも早いポイントで押していた(笑)。そしてハマクドー・T本山・あんどう・キング先生・佐伯明日叶・龍。…の各氏も「前半で書きます」と挙手してました。すると後半まで聞いた人たちで「うーん、後半よりも前半の方がなじみがあるわ」と言ってのける人たちが(爆)
で、正解の「はやぶさ」。正解したのは押したそーいち氏(+5)、押さずに前半で書いたハマクドー・キング先生・佐伯明日叶(+4)の3氏だけで、「富士」「つばめ」「あかつき」など懐かしい寝台特急や在来線特急の名前が並んでいた(笑)。
[ポイント]あんどう+27、響幸九郎・ハマクドー+25、佐伯明日叶+21、キング先生+18、そーいち+17、ひっさつ・T本山+15、龍。+11、磯部+10、くうちゃん+5
あんどうさんはこの問題で正解していれば勝ち抜けだったのだが、惜しくも誤答でポイントが増えず。一方でハマクドーさんが4連続「前半で押さずに正解」で一気に+25まで上がってきて響さん同様「前半で押して正解で逆転優勝」の芽が出てくることに。
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ついに決着が。
そしてQ13はこんな問題でした。
Q13「全国にある資本金2000万円以上の民間企業約21万社の中から、約1万社を抽出して業績や業況、設備投資額/、雇用などについて調査している//、正式名称を「全国企業短期経済観測調査」という、日本銀行が3ヶ月ごとに発表する景気動向の目安となる指数のことを、漢字4文字で何というでしょう?→日銀短観」
という問題。押したのは龍。さん。前半まで聞いて書き始めたのはあんどう・そーいち・ひっさつの3氏。これであんどうさんが正解すれば勝ち抜けとなる。そして後半の問題を聞き始めて「全国企業短期経済観測調査」の正式名称を聞いて「あー、それでいいのかあ(泣)」とぼやく面々がえらく多かったのはなぜだろう(;゚Д゚)
で、正解の「日銀短観」。前半で押した龍。さんは「TOPIX」と書いて誤答(-5)、そして前半で押さずに書いたあんどう・ひっさつ氏が正解(+4)、そしてハマクドー・T本山・佐伯明日叶・響幸九郎の4氏が最後まで聞いて正解(+1)となった。しかしそーいっちゃんの「商工リサーチ」にむろかつ大爆笑。「うまい。心の4点を」(意味不明)。
そしてこの結果、
[ポイント]あんどう+31、響幸九郎・ハマクドー+26、佐伯明日叶+22、キング先生+18、ひっさつ+19、そーいち+17、T本山+16、磯部+10、龍。+7、くうちゃん+5
…で、あんどうさんが+31に到達し+30勝ち抜けと相成って1抜け・初代王将のタイトルをゲットしたのでした。
最後に。
こんな感じで5月例会のラストは3月例会のむろかつ企画の残り問題を使い、実質的に6月例会企画の予行演習にもなった(苦笑)次第でした。
実際、この早押しボード企画は、もうちょっと少人数(順位戦も兼ねられてるで、5-7人程度ずつ2組とかで)でやるもので、ここまで人数が多いと「単独正解では更に+2」みたいなルールもあっていいかなあ、なんて思ったもんでしたが、なかなか各人のパーソナリティが発揮されていて企画を担当する側も結構楽しくできたのは幸いでした。
6月例会の報告記としては、まず写真中心の概要編、更に各企画の詳細編の順番で掲載していきます。おそらくこの2段階早押しボードは3月同様、掲載すると思いますのでどうぞお楽しみに。
以上です。
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