【復刻版#25】2021/04月例会「第3回滑稽節杯」報告#19(お笑いスタ誕編(4))




こんにちわ、むろかつです。

未完成のままで終わった「定例会報告」を書き上げる【復刻版編】の25回目となります。2021/04月例会で開催された「クイズ・お笑いスター誕生」の詳細編の4回目をお送りいたします。第1セットから勝ち残っていたひっさつ会長・むろかつが遂に最後尾に回りまして新たな激戦が始まっていきます。

【復刻版#24】2021/04月例会「第3回滑稽節杯」報告#18(お笑いスタ誕編(3))

2021年9月24日

↑前回はこちら。

この形式、スルーでここまで追い込まれるものなのか、と(大汗)

前回の最後の、第6セット終了時にはこうなりました(カッコ内の数字は勝ち抜けたセットを指してます)。

5週勝ち抜け…むろかつ(1、2、3、4、5)

4週勝ち抜け…ひっさつ会長(1、2、3、4)

3週勝ち抜け…ばいそん(4、5、6)

2週勝ち抜け…T本山(2、3)、磯部(5、6)

1週勝ち抜け…あんどう(1)、ぽちょ兄貴(2)、キム兄ぃ(3)、nao(6)

勝ち抜けなし…おぐのり、山田はまち、チヨマル、くうちゃん

そんなわけで、企画序盤はむろかつがそれぞれ第1セットから5週連続勝ち抜け、ひっさつ会長が4週連続勝ち抜けをしてどーにかプレーしつづけましたが、両者ともに前回で最後尾に回り第1セットからの連続記録が途絶えました。一方でそろそろ参加者が一巡し、うまく行けば2巡目もまわってきそうな感じにもなってきました。さすがに4週以降は2○になるのでスルーが出るとじわりじわりと厳しくなっていく模様で…。

【第7セット】

で、前のセットでむろかつとくうちゃんさんが最後尾に回りましたので、1枠からばいそんさん・磯部さん・naoさんと、ここから参入するのは2巡目となる山田はまちさんとおぐのりさんのお二人でした。

Q1:1981年にロッテが日本で発売した、アイスクリームの外側を薄い求肥(ぎゅうひ)で包んだ/→雪見だいふく(磯部○←3週勝ち抜け)

先程最後尾に回ったむろかつ(←千葉ロッテファン)が「なぜそれを前のセットで出さない」とぼやきが入るほどのナイス問題で、磯部さんがサクッと押して正解しこれで3週連続勝ち抜け。なお「求肥(ぎゅうひ)」とは、白玉粉または餅粉に砂糖や水飴を加えて練りあげたもので、漢字とはしては同じ読みの「牛皮」でも良いそうでむしろ日本に伝来する前は中国のお菓子でもあり、それは「牛皮」と表記したそうです。

Q2:その四股名は、出身地の「舞戸町」と(所属)部屋の「出羽海(でわのうみ)」に因んでつけられた、現役時代は小兵ながら/→舞の海秀平(nao○/←2週勝ち抜け)

naoさんが正解しこれで2週連続勝ち抜けということに。現在はもう少し緩和されておりますが、舞の海関がデビューした当時の新弟子検査は身長が172cm以上で、更にこの舞の海関がデビュした後に(新弟子希望者が爆発的に増えた)若貴ブームの頃に設定されてそれ以下の小柄な力士の第2次新弟子検査(体力検査など)…がなかったために本当に体格は一発勝負で、実際に一度目の新弟子検査で落ちたことかあったそうです。で、二度目は頭にシリコーンを入れて(以下略)。

Q3:アメリカの企業によって開発された、園芸やフラワーアレンジメントに使う吸水材料である、フローラルフォームの商品名は何?→オアシス(スルー)

Q4:アニメ「波よ聞いてくれ」では第12話の挿入歌として流れた坂本九のシングル曲で、フォーリーブス、石川さゆり、DEEN、ゆずなどもカバーしている第5回レコード大賞作曲賞を/→見上げてごらん夜の星を(山田はまち○←1週勝ち抜け)

1問スルーの後のQ4「見上げてごらん夜の星を」を山田はまちさんが正解して2巡目でようやく1週勝ち抜けを。ちなみに調べたら庄野真代、岩崎宏美・良美姉妹、さらに大江千里や槇原敬之、ASKA、スガシカオ、デーモン閣下などなど、あまりにもカバーしてる人がめちゃくちゃ多くてびっくりしました(^_^;)

Q5:俗に「渓流の王様」と呼ばれる魚はイワナ、では「渓流の女王」と呼ばれる魚は何?→ヤマメ(スルー)

Q6:アメリカ・ビルボード誌でビデオ週間週間第一位を記録したこともある、士郎正宗原作、押井守監督のアニメーション作品のタイトルは何?→攻殻機動隊(スルー)

Q7人語をしゃべり二本足で歩く上どうやら王制を布いて生活しているとされるアイルランドの伝説に登場する妖精猫を何という?→ケット・シー(スルー)

Q8:2013年に、中京大学の教授・大内裕和教授が提唱した、労働基準法を違反して長時間労働をさせたり、契約内容と違う業務を/→ブラックバイト(ばいそん×←最後尾へ)

その後、3問スルーが続いた後にQ8ではばいそんさんがちょっと早く押しすぎたのか「ブラック企業」と労働者ならぬ企業…と真逆の方に行ってしまい誤答となり最後尾に回る次第に。残るはおぐのりさんひとりとなったが残り問題もあと2問ということに。

Q9:明治時代にはここに遷都が推薦されたことがある埼玉県北西部の市で、塙保己一の出生地としても知られるのはどこ?→本庄市

Q10:歌舞伎や人形浄瑠璃で、神代から平安時代までの歴史物語を取り扱った作品のことを特に何という?→王朝物(おぐのり×←最後尾へ)

で、おぐのりさんはQ10は「時代物」と答えるも誤答で2回目の最後尾にまわることに。ちなみにその誤答した際に答えていた「時代物」。歌舞伎の「時代物」は江戸時代以前の実録風の作品を指し、一方で人形浄瑠璃の「時代物」は江戸時代から見て過去の出来事を扱った作品を指すそうで若干の違いがあるとのことです。

↑最後尾にまわった待機中の皆さん。

そして今度は磯部さんの快進撃がつづくことに。

【第8セット】

第7セットの結果、ばいそんさんとおぐのりさんが最後尾に回り、あんどうさんとぽちょ兄貴が2巡目の挑戦となりました。

Q1:日本新党、新進党、自由党、保守党、自由民主党と、5つの政党に所属したことから/「政界渡り鳥」と→小池百合子(ぽちょ兄貴×←最後尾へ)

1問目。押したのはぽちょ兄貴だったんですが「小沢一郎」と答えるが誤答。で、問題の続きは「政界渡り鳥→小池百合子」という流れでした。ちなみに小沢一郎はこの中では実は保守党への在籍経験がない反面(というのはもともとここは小沢一郎の側近だった二階俊博などが袂を分かつてできた政党でしたので)、立憲民主党や国民民主党、国民の生活が第一、日本未来の党、生活の党、生活の党と山本太郎となかまたち…などなど、当の小池百合子都知事もびっくりな渡り鳥、というか「ジプシー」っぷりな始末で(大汗)。よくこれで衆議院勤続50年を突破できたものだ、小沢センセ。

Q2:日本では愛知県のみで生産されている、読経をする時に打ち鳴らす/→木魚(磯部1○)

かなり早いポイントで押して正解したのは磯部さん。しかもエア木魚をやりながら(笑)。

Q3:「キングオブコント」2019で優勝。「○○な女」「もしかしてだけど」などの歌ネタで知られる/→どぶろっく(磯部2○←4週勝ち抜け)

すると次の問題も颯爽と押して「どぶろっく」で正解したのは磯部さんで、これで2○を積んで4週勝ち抜けに成功。なんとも一気に台風の目になってきた感じになってきました。

Q4:その名前は、一節には「煮たときに皮が破れにくく「腹切れ」が生じにくいため、切腹の習慣がない公卿の官位から名付けられた」という説がある、大粒種のあずきの品種は何?/→大納言(あんどう○←2週勝ち抜け)

スルーになるかな?と思われたのですが、シンキングタイムぎりぎりであんどうさんが押して「大納言」と答えて正解チャイムが。これであんどうさんは2週勝ち抜けということになりました。

Q5:プロ格闘技で、3人の判定のうち「2人の判定が一方の選手を支持し、もう1人の判定がもう一方の選手を支持した」2対1の判定結果を英語で何という?/→スプリット・デシジョン(nao○←3週勝ち抜け)

こちらも先程のあんどうさんと同じく、問題を最後まで読まれてから押したのはnaoさんで「スプリット・デシジョン」で正解し3週連続勝ち抜けということに。ちなみに3-0決着は「ユナニマス・デシジョン」、2人支持1人引き分けの場合は「マジョリティ・デシジョン」と言いますが、まあ大概のボクシング世界戦はその前に倒すかドクターストップがかかるか、または判定まで行ったとしても3-0決着が多いですね。

Q6:その歌詞の全編が広島弁となっている吉田拓郎のシングル曲で、武田鉄矢主演の映画「刑事物語」の主題歌となっているのは何?→「唇をかみしめて」(スルー)

Q7:市内全域がユネスコエコパークに登録されており、コザ市に次いで日本で2番目にカタカナを使用した山梨県西部にある市は何?/→南アルプス市(山田はまち○←2週勝ち抜け)

Q6はスルーになったもののひっさつ会長が答えて正解チャイムが鳴ってました。なお映画の舞台として広島が登場することはなく、これは主演の武田鉄矢が直々に吉田拓郎に依頼しこの映画のために作られた楽曲だったそうです。そしてQ7は山田はまちさんが正解して2○。沖縄県コザ市は現在の沖縄市(1974年に改称)、山梨県南アルプス市は平成の市町村合併の時期に本当に南アルプスのふもとにあることから住民投票でネーミングされた逸話が。

というわけで第8セットは7問で終了したため、残り3問は後半のセットに回されることになりました。

↑順番待ちはこんな感じになっておりました。

そしてこうなりました。

第8セット終了時にはこうなりました(カッコ内の数字は勝ち抜けたセットを指してます)。

5週勝ち抜け…むろかつ(1、2、3、4、5)

4週勝ち抜け…ひっさつ会長(1、2、3、4)、磯部(5、6、7、8)

3週勝ち抜け…ばいそん(4、5、6)、nao(6、7、8)

2週勝ち抜け…T本山(2、3)、あんどう(1、8)、山田はまち(7、8)

1週勝ち抜け…ぽちょ兄貴(2)、キム兄ぃ(3)

勝ち抜けなし…おぐのり、チヨマル、くうちゃん

そんなわけで、4週連続勝ち抜けで5週目に最後尾にまわったひっさつ会長と入れ替えで登場した磯部さんが同じく4週連続勝ち抜けで一気に優勝戦線まで上がってきました。同じくnaoさんが3週連続、山田はまちさんが2週連続でそれぞれ勝ち残っておりまして、果たして後半戦までにどこまで勝ち上がることができるのか。そして逆に5人の面々が残れば残るほど最後尾に回った面々のチャンスは減っていくわけで、さてここらへんの兼ね合いは今後どうなっていくのやら。

次回に続きます。ではまた。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。