2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(18)・「さだクイズ(?)感想戦」編(その4))




こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/11月例会の報告記の16回目、2RのKavaさんの企画は「さだまさしの歌詞の中から単語をチョイスして…」という早押しクイズ企画の「感想戦編」の4回目/最終回をお送りいたします。

2020/11月例会「第4回残念特別」報告記(17)・「さだクイズ(?)感想戦」編(その3))

2020年12月3日

↑前回はこちらをどうぞ。

Q31-35はこちらです。

Q31:1918年に発表された芥川龍之介の児童向け短編小説で、地獄に落ちたカンダダ/という名の泥棒の男が登場するのは何でしょう?

A31:蜘蛛の糸(佐伯明日叶○+4)

さだの歌→「まほろば:二人を支える蜘蛛の糸」

個人的には「カンダタ」と聞くと「ドラクエ3」の前半部分に出てくる盗賊を思い出しますね…私がこのゲームソフトを購入したのは発売してから数カ月後の中2になってからだったんですが、幼馴染の親友でとにかく購入してからいち早くクリアするのが得意な奴がいてそいつのヒントとかを聞きながら攻略していくんですが、この前半部分のカンダタを倒すのが最終的には全編通して最終的なボスを倒すよりも大変だったという珍妙な印象があったもんでした(^_^;)

それとこの「まほろば」という歌は奈良を舞台にしてるんですが、最初(中3の春ごろ)、この歌を聞いた時には「難しい歌詞だなあ」と思ったんですけども、それから30年が経過してさだのコンサートでフツーに聞いても何とも思わなくなったのは慣れとは恐ろしい。ちなみにこの歌を出した頃に、かつて「まぼろしの邪馬台国」というベストセラーを出した作家の宮崎康平氏(さだ氏はお父上が古くから交流があってプロになる前から面識があったそうです)に歌詞を絶賛された上で「聴き手がついてこなくなるから、これ以上難しい曲は書かない方が良い。」と注意も受けたというなかなか興味深いエピソードもあったりします。

Q32:なぞなぞです。持ち上げる時に思わず手が震えてしまう家具ってなーんだ?/

A32:テーブル(ひっさつ○+8)

さだの歌→「時代はずれ:テーブルに出したか かくすんじゃねえぞ!」

どうも「GCCX」は「ゲームセンターCX」の事らしいです。しかしここでのなぞなぞはなかなか変化球に富んでて好きでしたねえ。そして皆が一瞬、( ゚д゚)ポカーンとした上でいの一番に我に返ったひっさつ会長が押して正解してたのも。

Q33:2019/10月以降、「echo」「ゴールデンバット」と共に在庫分を/最後に廃止する予定である、黄色地に若草色のストライプや双葉を模した模様のパッケージのたばこの銘柄は何でしょう?

A33:わかば(Liner○+7)

さだの歌→「夢の吹く頃:今年の若葉が生まれてる」

ま、余談としては私自身がさだにハマった(ある意味で人生を踏み間違えた(?))曲がこれ…だったんですが、この時点ではコンセプトに気づかず。ましてや元喫煙者でコンビニ勤務時代はかろーじて「わかば」とか「エコー」とかも取り扱ってたのに(ノД`)シクシク。

ちなみに私はピースという10本しか入ってない箱のを買ってたまーに吸ってました、浪人時代に(安かったですし)。ただしさほど喫煙量じたいは多くなかったんで大学に入ってから気管支炎喘息で緊急外来のお世話になった折に「タバコやめた方がいいよ。下手すると死ぬよ?」とお医者さんに忠告されてあっさり禁煙できたんですけどね。その代わりに「メシがうまく」なって一気に太ってしまった仕儀で(号泣)

Q34:ファッション用語で、高級注文服のことをオートクチュールと言い/ますが、高級既存服のことを「そのまま着られる」というフランス語から何と言うでしょう?

A34:プレタポルテ(ハマクドー○+4)

さだの歌→「建具屋カトーの決心:デーシーブランドの、プレタポルテったって おめえ」

本文でも書きましたが「夜ヒット」のマンスリーゲスト企画で「次の生放送までに歌を作ってきて、それを生放送で披露・レコーディングをする」という企画の末にCDリリースまでしちゃった一曲でした。なので歌の中に「アデランスブラザーズ」と揶揄されていた(?)、谷村新司と松山千春のネタもちゃんと入っているのがすさまじいの一言です、はい(苦笑)。

それと確かこの年の年末のスペシャルでさだと松山千春がスタジオではなく中継先の画面ごしに共演した時にやはりネタで罵り合いをはじめてしまい、司会の古舘伊知郎が「往年の笑点の歌丸と小円遊のようです」と茶々を入れたらスタジオが大爆笑だったのをよく覚えてますねえ。今でいうとこのひよしコンビのやりあいの原点を見てるようで(をい)

Q35:まずはこの曲をお聞きください(曲が流れる)この曲は1966年制作のフランス映画の主題歌をシャンソン歌手の高英男がカバーした曲です。曲名は「男と”何”」でしょう/?

A35:女(ひっさつ会長○+9)

さだの歌→「修羅の如く:次に女に 生まれたならば」

そういえばコサキンといえば、うちの妻の兄貴、つまりは義兄が大のラジオ好き、そしてコサキンファンで、数年前に妻が自宅(私は妻の実家にマスオさんしてるんで…)を整理していたら、

こんな冊子や、

往年の「ラジオパラダイス」の1987年6月号の「コサキン特集」の号とかが見つかりまして。ま、実はラジパラが6年ほど発刊してた号でこの号だけがマジでソールドアウトしてたそうで、他のバックナンバーとは別に大事に保管していたようで…。

そしてその号の中にさだのインタビューも。若いし細い(苦笑)。それとこの当時は人気番組だった南野陽子のラジオ番組のノベルティがあまりにもレアで希少価値があったらしいんですが、こちらもフツーに物置の中に保管されていてびっくりでした(^_^;)

Q36-40はこんな感じでした。

Q36:元禄7年10月8日、「病中吟(びょうちゅうぎん)」と称して詠んだ松尾芭蕉の句。「旅に病んで夢は「どこ」をかけ廻る」でしょう?

A36:枯野(かれの)(Liner○+8)

さだの歌→「冬の蝉:せめて枯野を駆け巡る」

Linerさんが正解してひっさつ会長に1ポイント差まで迫った問題でした。そういや松尾芭蕉は結構、国語の教科書に出てきてあちこちに旅に行った…というエピソードもある割にはさして興味を持たなかったのはなぜだろう。「松島やああ松島や松島や」ぐらいしか…あ、これ芭蕉の一句じゃないのか(調べたら当時の狂歌師である「田原坊」という人の一句だったそうです)

Q37:キャッチコピーは「どうあがいても、絶望。」、TVCMが「見た子供が怖がる」という苦情が殺到したため、予定よりも2日早く放送中止になった逸話もある、ソニー・コンピュータ/エンタテインメントが2003/11/6に発売した、PlayStation2用のホラーゲームは何でしょう?

A37:「SIREN(サイレン)」(キヨミ○+4)

さだの歌→「長崎から:サイレンの音 小さな祈り」

いや、本当にキヨミさんはツボにはまると何で押してくるのかわからんのがすごい…。ハマクドーさんが私(むろかつ)を評して「クイズ界のびっくり箱」と書かれたことがあったんですが(私も実物はよく知らんまでも、たまたま数日前、下手すると岩槻に来る途中のカーラジオとかで耳にした単語だけで攻めて正解することがありまして…(笑))、まさにキヨミさんがそんな感じでしたねえ。

そして「長崎から」という曲、実にいい曲だったんですが一緒に歌ってたさだがプロデュースした「白鳥座」というコーラスグループがこの直後に活動休止してしまったのが本当に惜しい…。というか、さだの事務所、さだ以外をプロデュースするのが下手すぎ…と当時は思ったもんでしたが、今から思えば「実際はそれよりも、さだまさし自身が、歌、本、バラエティなどなどの守備範囲が広すぎて凄すぎる」という結論に。何せ「水曜どうでしょう」や、それに出てる大泉洋とかの所属事務所がグッズを売り出して手作り感溢れるマーチャンダイジングをするその20年も前からさだまさしの事務所はそれをやってたもんですし…。ゆえに中高生だった頃には気づかなかったさだの凄さを(さだからしばし離れて趣味を広げた上で)他のジャンルも見てから改めて気づいて知る、というのが40歳を過ぎてからの感想でしたねえ…。

Q38:「社会人になって10年目 実家に暮らしている」という歌いだしの、2012年にリリースされた所ジョージの曲は「本当のトイレの「何」」でしょう?/

A38:神様(Liner×→龍。○+4)

さだの歌→「奇跡〜大きな愛のように〜:僕は神様でないから 本当の愛は知らない」

昨日、アンジャッシュ渡部氏が「謝罪会見」をしてたんですが、ヤフーのトップに動画としてほんの数十秒だけ中継が流れてそれを目にした時に脳裏に流れていたのは植村花菜の「トイレの神様」でした(をい)。

そして前回の詳細編を更新した後に、「そういえばむろかつさんの結婚式二次会で、皆でこれ歌いましたねえ」というコメントを幾つかいただきまして「あ、そういえばそうだったなあ」と。当時参加してたサークルの定例会としても開催しまして、新旧の知り合いが集ったんで会報も出してその最後のページに「奇跡」の歌詞を載せて皆で歌った…上に、司会者に乗せられて妻とキスまでする羽目になったというのを後から思い出しました(爆)。いや本当にこの結婚式および二次会に関しては直前が物凄く忙しくて、更に当日は台風まで直撃しちゃって大変だったんすから…(ノД`)シクシク

もっともこの「奇跡」の話は元ネタ(?)があって、それは私が結婚式をあげる4年前に、岩Q槻にもたびたび参加してくれているそーいち氏が結婚式二次会でこれをやった…という話を聞いて「これはいいなあ」と思ったのがそもそものきっかけだったような記憶があります(←結構曖昧にしか覚えてないので記憶違いだったら申し訳ないです)。まあそんぐらいいい歌だったというわけです。ついでに書くと、そーいち氏が去年の秋に、その奥様と高校生になった娘さんを岩Q槻の例会につれてきてくれまして、改めて「いやー、時間が経ったもんだなあ」としみじみとしてる私もいたり、と。娘さんと奥さん、この時のKavaさん企画で優勝しかけたとこに空気の読まない私がサクッと優勝しちゃって…すんませんすんません(号泣)。

Q39:1981/9/3から1982/7/15まで東京12チャンネルにて放送された、「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」でも取り上げられた、「ザ・チャンバラ」というオープニングテーマ/のナック制作のTVアニメは「まんが「何」」でしょう?

A39:水戸黄門

さだの歌→「娘へ〜大和撫子養成ギブス篇〜:それはまあ水戸黄門の印籠みたいなもんだからね」

少し前に「男はつらいよ」とか、原作は漫画なんですが実写化のかなり後に「釣りバカ日誌」がアニメ化されたりとかで「まだアニメにする余地があったのか」とびっくりしたのがこの「水戸黄門」でした。いやー子供ですら「オチ」が決まりきっているあれをアニメにするのは大変だったろうに…と(笑)。

Q40:枕詞で「あしひきの」の後に続く言葉は山ですが、「いさなとり」の後に続く言葉は何?

A40:海(スルー)

さだの歌→「防人の詩:海は死にますか 山は死にますか」

いやいや大丈夫です。たぶん誰も気づかなかったと思うので(大汗)。しかしこの「防人の詩」。サビの部分の「海は死にますか、山は死にますか」は、さだの曲よりも前に、「3年奇面組」の骨組のリーダーが漫画の中でよく言ってた…のが最初でしたねえ。たまたま行きつけの古本屋に「3年奇面組」が全巻揃っていて購入して愛読してました。本編の「ハイスクール奇面組」の連載が終わる直前だった記憶がありますが…。なんか骨組のリーダーのモデルになった人が本当にさだまさしとかオフコースのファンだった作者の知り合いだったというのを単行本で見た記憶もありますです。

まとめ

で、Kavaさんの総括的なツイートは以下のような感じでした。

いやー本当にお疲れさまでした。

最後にこれは編集後記的なネタなんですが、通常、このWordPressではTwitterの記事は直リンで貼ればフツーに表示されるんですが、あまりにも数が多いと途中から反映しなくなることがありましたので、

各ツイートの右上にある○○○と表示されているとこをクリックしまして、「ツイートを埋め込む」からURLをコピペして「テキスト」モードから貼り付けました。なので今回はほぼ問題なく反映してくれたのは何よりでした。

しかしまー、さだの歌からこうして単語を抽出して作問…ってのは大変だったんだろうなあと今でもしみじみ思いますね。たぶん私なんかはなまじっか「さだの歌が脳裏に流れちゃう」だけにさだに引っ張られる問題文を作りそうで…本当にお疲れさまでした。

以上です。

↑そういや三好さんの結婚式の日の朝、品プリのエレベーターで小堺一機氏と遭遇したのもいい思い出ですわ(笑)

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。