2019/07月定例会 報告記(7)「ダウトを探せ(?)」解説編(後編)




こんにちわ、番頭役のむろかつです。こちらでは前回の例会の報告記の、響幸九郎さん企画の解説編(後編)をお送りします。

なかなかテクニカルな問題群でした(笑)

前回と同じような流れでご紹介していきます。

Q8:和製英語(ではないのが正解)

常日頃から馴染みのある英語(らしき単語)から、そうではない単語まで…。こちらは「唯一、和製英語ではない、英語なのが正解」という問題で、正解は「意外な」ものでした。

ダウト:ナップサック(knapsack)

その他は全て和製英語で、たとえば左下の「デノミネーション」は、日本語的には「通貨の切り下げ」の意味で使われるんですが、本来の単語の意味は「通貨単位(そのもの)」で、日本で使われてるデノミネーションは、denominationではなく、redenominationやdevaluationになるんだそうです。で、唯一、英語として通用する(?)のがナップサックだったそうです。

Q9:物理・化学の法則の名前(ではないのが正解)

いやあこれまた際どいネタを…(苦笑)。

ダウト:ゴドウィンの法則

その他の法則は物理or化学の法則…なんですが、「ゴドウィンの法則」は、「オンラインの議論が(そのテーマや対象範囲に関わらず)十分に長引いたとき、遅かれ早かれ、誰かが別の誰かや何かをアドルフ・ヒトラーや彼の悪事になぞらえるようになること」指す法則(というかインターネット上の格言)だそうで、提唱されたのが1990年…やはり随分新しいな、おい(爆)

※ここで初参加の、わんさんとはなちゃんさんの区別がなかなかついてない事が判明し、むろかつ平謝りというシーンが(泣)。いやさすがに度重なるVTRチェックや記事の連載で今は完全に覚えましたので…。本当にすみません。

Q10:ご当地戦隊(ではないのが正解)

まあゆるキャラもそうですが、全国各地にいろんながいますしね…最近。

↑ちなみにこれは選択肢の中には入ってませんでしたが、ヴァンフォーレ甲府の試合を見に行った際に、試合前に出てた市川三郷レンジャーなる皆さん。

ダウト:水滸伝ビワコマンドー

…なおこれは響さんが自分で考えたキャラクターだったらしいです(笑)。

Q11:赤穂浪士四十七士(ではないのが正解)

こん中に「ひとりだけそうではない」人がいるそうですが…どれもいそう。

ダウト:毛利小平太

この人は本当に襲撃直前に離脱、ないし死亡(病死やら戦死やら)してたそうで、当日の襲撃に加わらなかった理由は様々な説があるんだそうです。フィクションの作品によっては愛人に刺殺されただの、病身で血を吐きながら吉良邸に向かうもその途中で息絶えてる…なども。

Q12:誕生日が1月生まれの有名人(ではないのが正解)

これもビミョー。

ダウト:船越英一郎(7月生まれだそうです)

しかしこのヒントもあまりない問題で単独正解が出てるんだから凄まじい…。

※後からVTRでホワイトボードの得点表を確認したらくうちゃんさんだったようです。いやーナイス単独正解(笑)

Q13:小学館漫画賞を受賞した作品(ではないのが正解)

なお小学館の漫画だけではなく他の雑誌の作品もこの賞を取ることもあるそうです(全般的には小学館の作品と、同じ一ツ橋グループの集英社の作品が多いそうです)。

ダウト:DEATH NOTE

ちなみに小林よしのり氏の「おぼっちゃまくん」だけは私(むろかつ)はよく知っていて、よりによって表彰式の場で審査員に痛烈に皮肉と批判を浴びてキレた小林氏がやはり表彰式の場で、「こんな下品な漫画に賞をくれた審査員の度胸に感謝します」と、痛烈な皮肉を込めたコメントで反撃した結果、翌年から審査員が一新された…という強烈なエピソードを漫画にしてましたので(爆)

Q14:日本推理作家協会理事長/代表理事の経験がある作家(ではない人が正解)

ある意味でそうそうたるメンバー。なお響さんいわく「今はここの面々に加えて、京極夏彦氏がつとめてるそうです」とのことで。

ダウト:木々高太郎

一応調べてみたところ、この協会のトップは前身の「日本探偵作家クラブ」は会長が4人(江戸川乱歩、大下宇陀児、木々高太郎、渡辺啓助)、そして法人化されて「日本推理作家協会」と改称され、再び江戸川乱歩が初代の理事長をつとめあげ(ここから代数がカウントされてるそうです。また江戸川乱歩は病気のためにすぐに松本清張が次の理事長になりました)、現在は一般社団法人になりトップが「代表理事」という肩書になって、14代目:今野敏→15代目:京極夏彦と引き継がれて今に至るそうです。

ゆえに木々高太郎氏は、前身の「日本探偵作家クラブ」の第3代会長という事でダウト…という結構「深い」問題でした(笑)

響さんが「趣味に走ってます」というラスト2問もなかなか(^_^;)

そして次の問題が響さんの趣味問題…といいつつも、一番「食いつき」が良かった問題でした。

Q15:ファミコンの○○のゲーム(ではないのが正解)

で、後からネタバラシが行われまして、○○のカテゴリーは「シューティングゲーム」でした。で、ダウトは、

ダウト:パラメデス

どうもこれだけパズルゲームだったそうです…ま、千葉ロッテには数年前には「パラデス」というスイッチヒッターながら全く打てなかった助っ人外国人選手が(←やめなさい)

そして最後の問題はこういうのでした。

Q16「嘉門達夫の替え唄メドレーの(中略)歌詞に登場する食べ物」(でないのが正解)

いやー、ジャンルの幅が広い(笑)。

ダウト:ハンバーグ

しかし「クリームパンを三億円」とか「痔にカルボナーラ」とかひどいわw(←最大級の褒め言葉です(笑))

そして結果は以下の通りでした。

で、わんさんがハマクドーさん・くうちゃんさんを2ポイント差をつけて岩Q槻例会初優勝・初タイトルを獲得されました。おめでとうございます。そしてくうちゃんさんもこれまで5位以内が何度もあったんですが、初の2位で岩Q槻タイトル戦の2位になるとカウントされる一覧表に名前が載ることに。こちらもおめでとうございます。

しかし響さんの企画は5月のイントロクイズもそうでしたが、「独自の趣」と「企画のリズムとテンポが一定」で実に心地よい企画群で本当にいいなあーと思った次第でした。9月例会でも企画が予定されております。こちらもどうぞお楽しみに。

以上です。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。