こんにちわ、番頭役のむろかつです。ここからは2020年2月例会の4R「第9期玉座戦」の詳細編をお送りいたします。まず最初に基本ルールの説明と、予選の最初のジャンル「競馬」あたりの報告からです。
基本的なルールは以下の通りでした。
従来ですと、玉座戦はハマクドーさんご本人がmixi日記に書かれたのを許可を得てこちらに「転載」させていただく…方法で掲載しているのですが、御存知の通り3月以降、新型コロナ禍の影響で例会が開催できないためにヒマつぶし…もとい、この時期だからこそちょっと本腰を入れて定例会報告を書こうと決めまして、各企画の詳細版の報告記を重点的に書いております。
おそらく後日、ハマクドーさんからもいつものような報告記をいただけると思いますので、その時はこの「詳細編」の後に一挙掲載でお送りする予定です。
さて、この企画はこんな企画でした。
過去、ハマさん企画の「玉座戦」、そして7月ないし8月の定例会で「単独企画」として開催している「精霊流しステークス」の予選最終ラウンドで行われている「ジャンル別クイズ」が開催されました。
まず、企画の前に参加者各位にこんなアンケートが執り行われました。
まず開催前に投票を行います。
ジャンルは15。予選は8、本戦は7で行います。投票は1R終了迄に行います。
1人3つのジャンルを書いてもらい、投票の多い上位7ジャンルを本戦のジャンルとします。
投票ポイントは1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントとして集計して決定します。同点の場合は出題者権限で決定します。
で、投票数が多い7ジャンルを本戦に回して、そうでない8ジャンルを予選で開催するという次第でした。
そしたら、最後の最後、ひっさつ会長が投票し忘れてたそうでここの会長の投票によって予選で登場するジャンルが少し入れ替わる、という珍事も発生したそうです。そして最終的には会長は…ゲフンゲフン(謎)。
その上で、予選の基本ルールはこんな感じでした。
・各ジャンルトップのみ本戦進出。但し、1ポイント以上獲得しているのが条件(それ以降の予選ジャンルは参加不可)
・同点1位は共に勝ち抜け
・各ジャンル2×で解答権剥奪
・10問目誤答は一発失格および当該ジャンルでの勝ち抜け無効
・予選トータル5×で失格
過去の同企画ですと、1ポイント以上正解したプレイヤーに順位ポイント(例えば5ポイント取って首位をゲットした場合は、5ポイント+1位の10ポイント=15ポイント獲得)…といった感じで、例え下の順位でもそれなりのボーナスポイントが与えられていたのですが、今回はなんと「一発勝負」、トップの人のみに勝ち抜け権利を与えるというかなり「大胆な」形式に代わりました。
一方で、例えば激戦区とばかりに10人も参加したとして、お互いに1ポイントずつ正解しあって10問終了時点でトップタイが10人…という場合でも10人とも全員勝ち抜け、というオチもあるわけで、競輪やサイクルロードレースのように徒党(野合とも言いますか(汗))を組んで仲良く勝ち抜けるも良し、またはチャレンジしまくって予選をぶっちぎるもよし…というような見せ場もかなり多い企画でもありました。
※ちなみに私・むろかつはこの「トップタイ」のとこは実際に始まってから気づきまして「なるほど、そういう事か」と感心しちゃった始末でした(笑)
あとは気をつけなくてはならないのは「1ジャンルで2×失格」というとこで、予選トータルでも5×で失格、更に10問目の問題潰しを防ぐために10問目に関しては誤答すると一気に失格となる(既に勝ち抜いてる人にいたってはここで誤答すると勝ち抜けが無効になってしまう)、という、指が早い人に取っては一歩間違えると「鬼門」にもなりかねない、特にこの日は1RのKavaさん企画(エンドレスチャンスの早押しクイズ)、3Rの山田はまちさん企画(トリオイントロクイズ)と、「誤答の罰則がどちらかといえば比較的緩い」形式のが続いてたので、ちょいとした緊張感も走った4Rのオープニングのルール説明でもありました。
1つ目は「競馬」。さっそく「競馬のオニ」ケーニヒさんが…。
そして予選が始まりまして、最初のジャンルはといいますと、
「競馬」でした。
で、この予選の形式は出題されるジャンルが発表されたら、希望者が席に着席するというシステムで、ある意味で「誰が来るんだろう」という駆け引きとわくわく感も加味される各ジャンルごとのオープニングってのも醍醐味のひとつでした。
そして着席したのが、
ケーニヒさんと今回岩Q槻初登場のnaoさんでした。
ま、ケーニヒさんはハマクドーさんがこのような企画をやっていた(むろかつやひよしコンビも参加していた)前のクイズサークル時代から「競馬」と「戦国」とかのジャンルは大好きで率先して着席しては特に「競馬」は無双するぐらい強い人(一昨年惜しくも急逝したガソダム氏と共に競馬・戦国ジャンルはまさに鉄板で、本当に良きライバルとして競り合っておりました)…なんですが、本業のペンキ屋の若旦那としての仕事と、最近は地元の消防団の仕事が入りなかなかハマクドーさん企画に参加できずに、後日の報告記を見ては「うわー、押せたのにー、わかったのにー」とコメントをくださっていたので、まさに「満を持して」の登場となりました(笑)
※ちなみになぜかハマさんのジャンル別クイズは最初のジャンルが「競馬」ってのが多いんスね(苦笑)
で、その前段階で、「まず最初のジャンルは競馬です」とハマクドーさんが言ったところ、
「はーい」とケーニヒさんがさっそく手をあげて、その他の人たちが席を立つ、というお約束のシーンが(爆)
で、そのジャンルに参加しない人たちはこうして席を外してまったりと(?)ギャラリー席で見物、という次第でした。
Q1「2019年7月30日に骨折のため安楽死の処分を受けて亡くなった、(2005年に)1984年のシンボリルドルフ以来2頭目の/無敗での中央競馬クラシック三冠を達成した→ディープインパクト」
まず1問目は6頭しかいない中央競馬クラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を制した馬のうち、無敗で達成したディープインパクトの問題。こちらはケーニヒさんが正解して好調なスタートを切った。
ちなみに残り4頭はセントライト(1941年)、シンザン(1964年)、ミスターシービー(1983年)、ナリタブライアン(1994年)、オルフェーヴル(2011年)とのことで、いずれも三冠馬になる前に負けた経験があるというのもある意味で意外というかなんつーか。
Q2「JRAの秋古馬三冠といえば、天皇賞・秋、ジャパンカップ/、有馬記念ですが、春古馬三冠といえば、天皇賞・春、宝塚記念と→大阪杯」
押したのはケーニヒさん。しかしポイントが早すぎて「有馬記念」と答えてブザー。
↑今年の大阪杯。無観客試合でした(大汗)
ついでに書くとハマさんいわく「秋の方は順番通りだけど、春の方は順番が違います」とのことで、「大阪杯」は2017年にG1に昇格した毎年3月下旬か4月上旬に行われる阪神競馬場2000メートルのレースで、これを書いているむろかつ的には浪人・大学時代に遊んでた「ウイニングポスト1」「ダービースタリオン96」の影響で「産経大阪杯(G2)」の記憶が強いレースだったりします、はい。
Q3「両後肢に蹄葉炎を発症し回復の見込みがないことから2019年4月に安楽死処分とされた元競走馬で、2007年に牝馬として64年ぶりに日本ダービー(東京優駿)に勝利した/牝馬→ウォッカ」
押したのはケーニヒさん。2×逆リーチ状態ながらぐいぐい攻める攻める(笑)。
ちなみに過去、牝馬で日本ダービー(東京優駿)を制したのは1937年のヒサトモ、1943年のクリフジに続き史上3頭目で、いずれも戦前・戦中期だったゆえに戦後初の快挙として当時は非常に話題を呼んだ競走馬でもありました。
Q4「2019/05/04にレースに勝ったことから、昭和・平成・令和の3元号で勝利した2人の騎手とは武豊と、ヤマニンゼファーなどでG1を勝っている誰?/→柴田善臣」
「ふたりいるんだよなー」と迷いながらも最後の最後、ブザーと同時にケーニヒさんが押して「どうぞ」とハマさんが回答権を認めた後に「柴田善臣」と答えて正解…という周りが唸るような正解劇をかましてました(笑)。
某ネット界隈では「安全に配慮した騎乗をし多少のコースロスを気にせず、好位につけて必要以上に追わずにしっかりと順位を確保すること」から「大先生」とも呼ばれているベテランジョッキーで、気づけばもう通算2000勝を突破してたんすねえ…。
Q5「その名前の由来は馬主である前川清が所属していた内山田洋とクールファイブのヒット曲に由来する/2007年の第2回ヴィクトリアマイルの優勝馬は→コイウタ」
こちらもケーニヒさんが正解して+4に。
ヴィクトリアマイルというレースは2006年に設定された4歳以上牝馬による春季のチャンピオン決定戦として東京競馬場で開催される1600メートルのレースで、このコイウタは第2回の優勝馬で、この馬にとっては唯一のG1(ただし当時は国際グレードの格付けがなされておらずあくまでも「JpnI」レースだったそうです)とのことです。
Q6「2016/06/30に老衰のために亡くなった元競走馬で、現役時代は武豊が主戦騎手をつとめて宝塚記念を優勝し、種牡馬になってからは中山大障害を制したキングジョイ、マーベラスカイザーを輩出したのは何?→マーベラスサンデー」
こちらはスルー(ケーニヒさんいわく「武豊が全部乗ったって聞いたからたぶんそれだと思ったけど、(誤答すると失格なんで)怖くて押せなかった」とのことでした)。
1995-6年あたりに活躍した競走馬でマヤノトップガンとかシルクジャスティスなどと競り合ったそうで…いやー最近の出来事と思いきや、もう25年ぐらい前になるのか(泣)
Q7「2019/09/12に肺炎のため死亡した元競走馬で、1994年の優駿牝馬(オークス)を制したことでも知られるのは何?→チョウカイキャロル」
こちらもスルー。
個人的にはチョウカイキャロルは当時、横浜に住んでる時にウインズで馬券を買ったオークスの馬券が当たって晩飯で何かうまいもんをたらふく食べた記憶と、秋のエリザベス女王杯で外国産馬という事でクラシック路線に回れなかったヒシアマゾンとの写真判定で惜しくも敗れて馬券を外したって記憶しかないのがなんともはや。
Q8「当初は中央競馬で入厩する予定だったが馬房に空きがなく最初は岩手競馬でデビューした、4歳時に中央に転厩し、クラシックでは桜花賞・オークスと共にベガの2着に終わり、秋にクイーンステークスを勝ったことでも知られる馬は何?→ユキノビジン」
押して正解したのはケーニヒさん。これで+5に。
ユキノビジンは栗毛の馬体に純白のリボンを思わせるたてがみがきれいだったそうで(父親のサクラユタカオーという馬に似たそうです)、女性ファンからものすごい人気を博したんだそうです。で、牝馬2冠を達成したベガは最後のエリザベス女王杯で「ベガはベガでもホクトベガ」を喰らうというわけで(以下略)
Q9「JRAでは2019年より導入された、「グレード競走に次ぐ重要な競走」「オープン特別競走の中でも質の高い競争」として一部を指定しており、スイートピーステークス、若葉ステークス、名鉄杯などが指定されたのは何?→リステッド競争/準重賞」
こちらもスルー。なおJRAには100以上の(G3以下の)オープン特別競走があって、その中の63レースをJRAは2019年度のリステッド競争・準重賞として指定したそうです。
Q10「2019年のレパードステークスで優勝し、白毛馬として世界初の平地国際グレードレース優勝馬となった、父キングカメハメハ、母マシュマロの馬の名前は何?→ハヤヤッコ」
で、最終問題。こちらもスルーとなり終了となりました。
ちなみにこの「ハヤヤッコ」という名前の由来はまさに「速くて白い」だそうで、もともとは祖母のシラユキヒメという馬が突然変異で白毛として生まれ、更に母マシュマロは白毛馬として史上初となるJRAでの新馬勝ちを達成し、伯父ホワイトベッセルは白毛馬として史上初のJRA競走勝ち馬となり、更に伯母ユキチャンは関東オークスなど地方交流重賞3勝を挙げ、白毛馬として史上初となる重賞勝利を果たした…という白毛馬の一族なんだそうです、はい(笑)
そういうわけでこのセットは、
案の定(?)ケーニヒさんが+5と半数を正解しての「無双」っぷりが凄まじく、これでケーニヒさんは勝ち抜けとなって本戦進出第1号となった次第でした。
さて、ここから予選が始まっていきます。今後もどうぞお楽しみに。つづきます。
(Text by むろかつ(番頭役))
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