こんにちわ、番頭役のむろかつです。2024/3月例会「第8回ひよし記念・春」の報告記を連載しております。5回目は今回のダブルメイン企画のひとつ目の企画となります、午後1R「座・ムダ長文(むろかつ企画)」の報告記のBブロック編その1をお送りいたします。
↑前回はこちら。
ここからBブロックに入ります。
ここからBブロックの報告記になります。こちらの面々は、1枠からハマクドーさん(+15)、2枠はLinerさん(+7)、3枠:三好さん(+3)、4枠:Kavaさん(+3)、ここまでが前回のシード組でハンデ持ちとなってまして、以下、5枠:かつたさん、6枠:かよちんさん、7枠:チヨマルさん…という面々でした。
改めて今回の座・ムダ長文の得点変動をおさらいしますと、
[得点変動]
・前半部分で押して正解…+15p
・後半部分で押して正解…+10p
・前半部分で押さずに正解…+7p
・後半部分で(最後まで問題文を聞いた上で)押して正解…+1p・前半部分で押して不正解…-8p
・後半部分で押して不正解…-5p
・押さずに不正解…罰則なし・勝ち抜け…+100(20問まで行かなくとも上位2人(実際は上位3位が確定するまでやりました)が勝ち抜いたらセット終了)
前半押し・後半押し・前半ボードの各加点は増えている反面、勝ち抜けが+80→+100pに延びている…という次第でした。なおAブロックでは1抜けしたばいそんさんは11問目、2抜けしたぽちょさんは13問目で勝ち抜いておりますが今回はどんな展開が待っているのでしょうか。
ここで今日初めての「押して不正解」が出るとは…(^_^;)
1問目はこんな問題でした。
Q1:その発祥は「黄身の餡をくるんだ白いマシュマロ菓子の「鶴乃子(つるのこ)」で知られる福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛(まんせい)堂が昭和53年から/はじめた説」や「全国飴菓子工業協同組合が昭和53年に制定した「キャンディを贈る日」がきっかけ説」、更に「昭和48年に不二家がエイワと協力してリターンバレンタインと称してマシュマロを販売するキャンペーンをはじめた説」など諸説がある、一般的にバレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性がそのお返しとして3月14日にキャンディ、マシュマロ、ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日とされるのは何でしょう?
A1:ホワイトデー
AブロッグのQ1が「シュクメルリ」という松屋などで大ヒットしたジョージア料理だったことから、Bブロックも「食べ物系」問題に合わせました。ただし「前フリが長いのでよーく聞いて下さい」と言った上で読み始めましたが…押したのは食べ物問題に定評があるハマさんでした。ところが続きを読み始め途端に「…あ、違う」とハマさんがぽつり。そして前半最後の時点で4-5人ほどボード宣言をしまして、最後まで読まれました。
で、この「バレンタインデー」正解したのは、
後半ボードの三好さんとチヨマルさん(各+1)、前半ボードのLinerさん・Kavaさん・かつたさん・かよちんさん(各+7)でして、
ハマさんは「ひよ子(こちらは福岡の吉野堂が発売した和菓子で現在では東京銘菓としても有名だったりします)」と書いてまして、-8pとなりました。というかAブロックが押して不正解が誰もいなかったので今日は全体を通じて初の「押して不正解」となった次第でした(^_^;)
【Q1時点:ハマクドー+7(-8)、Liner+14、三好誤服店+4、Kava+10、かつた+7、かよちん+7、チヨマル+1】
三好さん、大変お待たせ致しました。出番です(失笑)
続いての2問目は「鉄道」問題でした。…あ、三好さんが今度は回答席にいる(苦笑)
Q2:現在は新幹線以外の日本の鉄道としては単独トップの時速160 km運転を/行う列車でもあり、通勤時間帯には「モーニング」「イブニング」、正月期間には臨時列車の「シティ」といった種類の列車もある、古くは成田山新勝寺参拝列車である特急「開運号」をルーツとする、東京・上野から成田国際空港への空港アクセス列車として運行されている京成電鉄の有料特急電車は何でしょう?
A2:スカイライナー
前半の序盤も序盤、「単独トップの時速160キロ運転を」で押したのは三好さんとLinerさんでしたがランプが付いたのは三好さんでした(笑)。もちろん全て…ではないのですが、Aブロックで出した同じジャンルをBブロックで出すようにもしてまして、更に「対比」させることもたまにあります(ただし「2問目、Aに鉄道を出したんだからBも鉄道になると思った」と決め打ちでやられると確実に大怪我をする、というコンセプトもありますので確実に合わせるという保証もそのつもりもありません(失笑))。
そして今回はAではQ2の「原宿駅(→鉄道問題)」とQ3の「(市川團十郎の屋号の)成田屋(→ご当地問題)」をミックスさせる形となった次第でしたが…しかし三好さん、それでも早え(^_^;)。
↑AブロックのQ2「皇室専用ホームがある→原宿駅」では速攻わかってギャラリー席で涙し、
↑AブロックのQ10「上尾事件」ではガクッと床に土下座せんばかりに(中略)してましたが…
↑「やっと俺の出番が来た」とばかりにサラサラとペンを走らせてました。
そして「スカイライナー」。正解したのは、
前半ボード正解のLinerさんとかつたさん(各+7p)と、前半押しの三好さん(+15p)の3人だけでした。というのは京成のスカイライナーと競合しているJR東日本の「成田エクスプレス」と答えが割れちゃったんですね。
【Q2時点:ハマクドー+7、Liner+21、三好誤服店+19、Kava+10、かつた+14、かよちん+7、チヨマル+1】
ついでに書くと大阪の関西国際空港へのアクセス特急はJR西日本と南海電鉄が競合してまして、JR西日本は「はるか」、南海は「ラピート」という有料特急が走ってます。しかも南海電鉄はそもそも高野山の参拝客を運ぶために作られた私鉄…という意味ではそもそも成田山新勝寺の参拝客を運ぶために作られた京成電鉄と似たような経緯で作られた私鉄会社の路線沿線に後年、これまた偶然にも大きな国際空港ができるという奇妙な共通点もあったりしますです。
3問目。競馬ジャンルの猛者ばかりにこの問題が…。
続いての3問目。ジャンルは「スポーツ(実は競馬)」および「皇室問題」でした(苦笑)
Q3:現在、JRA・日本中央競馬会のG1レースで日本人の人名が冠せられてレース名となっているのは全部で3つあります。それは初代日本中央競馬会理事長を務めた安田伊左衛門の名がついた「安田記念」、2代目理事長の有馬/頼寧(よりやす)の名がついた「有馬記念」と、かつては「中京大賞典」というレース名だった時代に優勝トロフィーが当時の昭和天皇の弟宮にあたる大正天皇の第3皇子から下賜(かし)された事をきっかけにその人物の名がつけられてレース名が替わり、後に1996年からG1レースになった何でしょう?
A3:高松宮(記念)
ただし見た感じあまりに猛者が多く、逆に「競馬」のジャンルを公言すると暴発する可能性すらあり「えらい事になりそう」なので主題前にあえて言わなかった企画MCのむろかつでした。
するとここでは「(JRA)2代目理事長の有馬/(頼寧)」のとこでポンと押したのは、ここ数年、ハマさんの「精霊流しステークス」のジャンル別クイズの「競馬」(←毎年最初のジャンルに出てくることが多いです)で無双状態になっているかよちんさんでした。「いやーさすがだ」とむろかつが思わずびっくりしつつ苦笑いする次第でした。その後、前半最後の「昭和天皇の弟宮にあたる」で「あーそうか」と前半ボードを掲げてスラスラとペンをボードに走らせる人たちが多かったです。
で、この「高松宮(記念)」。正解したのは、
前半ボードのハマクドーさん・Linerさん・三好さん・Kavaさん・かつたさん(各+7p)、そして前半押しのかよちんさんでした(+15p)。いやーさすが競馬の鬼ですた(笑)
【Q3時点:ハマクドー+14、Liner+28、三好誤服店+26、Kava+17、かつた+21、かよちん+22、チヨマル+1】
ちなみに昭和天皇の弟宮は全部で3人いるので(4人兄弟でした。これにより大正天皇に「跡継ぎが4人も生まれた」ことにより明治以前の側室制度が実質的に廃止になったそうです)実質3択でもありましたが…。そのうち、次男の秩父宮・三男の高松宮の両殿下はスポーツに理解と造詣が深く秩父宮殿下の方は東京・渋谷区にあるラグビー場(秩父宮ラグビー場)にその名を冠していたり、今回の正解となった高松宮殿下は実は競輪・競艇にも賜杯を下賜していたり、多種多様のアマチュアスポーツの優勝杯などにもその名が残っていたりします。ついでに書くと末弟の三笠宮殿下は2017年に100歳まで長生きされておりましたです。
※それとこれは「余談」ですが、昔、別のサークルでほぼ同じ趣旨でこれを出題した際に「天皇賞はどうなんの?」って質問されたことがあります。ですが「天皇賞」は歴代の天皇が継いでいるので(少なくとも現行のJRAのG1レースとなった春・秋のそれは昭和12年からの第1回とされる「帝室御賞典」、更にその前身の「The Emperor’s Cup(エンペラーズカップ)」も含むと明治38年まで遡ることになるため)、少なくともそれぞれの時代に明治・大正・昭和・平成(上皇陛下)・令和(今上天皇))の5人の天皇が存在するので「これは代替わりする天皇を指していて、特定の日本人の人名が冠せられてレース名となっているわけではない」という解釈を説明したことはありましたです。
「♪戸締まり用心、火の用心っ」(謎)
続いての4問目はこんな問題でした。ジャンルは「スポーツ」でした。
Q4:大相撲の「高砂部屋」では後に春秋園事件に賛同したのをきっかけに名前を剥奪された横綱・男女ノ川(みなのがわ)を含めれば歴代5人もいる「朝潮」と共に明治時代より続く非常に伝統のある四股名で、2024年現在最後につけた5人目にあたるのは 1970-80年代に活躍したアメリカ合衆国ハワイ州出身の/現役時代は「ジェシー」の愛称で人気を博した力士で、後に東関部屋で曙や高見盛を育てた人物がつけていた事でも知られているが、もともとは現在の高砂部屋を開いた開祖の人物が初代でもあった四股名は何?
A4:高見山
やはり前半の冒頭だけで早く押しすぎると暴発する可能性もありますので「よーくお聞きください」と注意して、問読みをはじめました。すると「ハワイ出身の」で押したのは2問連続となるかよちんさんでした。そして前半最後の「ジェシーの愛称で」云々を聞いた瞬間に残り全員が爆笑しながら前半ボードを宣言しておりました…が、あれ、かよちんさんが突っ伏しているのだが??(^_^;)
そしてこの「高見山」の問題を正解したのは、
前半ボードを宣言した6人全員でした。で、前半押しを見せるも「やっちまったー」と突っ伏してたかよちんさんは、
高見山が引退した後に襲名した年寄名「東関」と書いていて無念の-8pということに。
ま、昭和生まれの連中にとっては、長いもみあげと、
日本船舶振興会(現:日本財団)の笹川良一会長と共に出てた「火の用心」のCMでもうおなじみでした。何せこのCM、日曜日から土曜日まで毎日、バージョンが微妙に違うというなかなかすごいCMだったようです。
【Q4時点:ハマクドー+21、Liner+35、三好誤服店+33、Kava+24、かつた+28、かよちん+14、チヨマル+8】
そして最近の角界の話題としては、元横綱の白鵬の宮城野親方の宮城野部屋が弟子の北青鵬の不祥事などで相撲部屋じたいの「閉鎖」が取り沙汰されてまして(これを書いている3月14日は3月場所の真っ最中でその処分の行方はまだ決定していない状況です)、この宮城野部屋が都心方面に新しい自前の相撲部屋の建物を建てるまでの仮の部屋として借りているのがこの高見山→東関親方の自宅兼元相撲部屋の建物だったりします。どうも白鵬は浅草だか日本橋だかに10数億円規模の不動産物件を購入してたのにこうなってしまったとかで…(苦笑)
こんな感じでBブロックも始まっていきました。次回に続きます。
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