こんにちわ、番頭役のむろかつです。2020/12月例会の報告記の10回目になります。今回からは12月例会のメイン企画であり毎年恒例の広辞苑を使ったチーム戦企画「たほいや」の報告記の2回目です。Q1では司会者・むろかつ出題が事実上ボーナス問題となりまして、いよいよここからがチーム対抗戦の本番となります(ノД`)シクシク
↑前回はこちらをどうぞ。
2問目の問題は「ぴんたー」でした。
1問目は司会・むろかつが出題し「轟沈」した始末でしたが、それをふまえての各チームの点数はこんな感じでした。
A:13点(+3)、B:11点(+1)、C:7点(-3)、D:13点(+3)
で、2問目の「親」は、現時点で最も点数が低いCチームという事になりまして、
「ぴんたー」という単語になりました。
で、この間にAチームに入る予定のキング先生が到着されまして参戦ということらなれました。
で、各チーム、話し合ったり、偽回答を出し合ったりして最終的に意見をまとめまして…その紙をCチームがかき集めて選択肢の順番を決めて、口頭で選択の発表となりました。
Q2:「ぴんたー」
1.中国語の用法の一つ
2.イギリスの劇作家
3.代打の意、ピンチヒッターの略。
4.平手打ちの俗語
むろかつ:貧血でダウンした泉ピン子のさま(ガチ)
で、ここからはヒマを持て余す(?)むろかつのボケ選択肢も書かれることになりました(をい)
なお、正解については、岩Q槻版「たほいや」では、司会者・むろかつも全く知らない方がムダにネタバレしなくなるのと、むろかつのリアクションもよりおもしろくなるので、あえて知らないようにしておりますです。
…しかしあえて棒球、ど真ん中の見せ球のようなストレートをブチ込んで、しかも「それが本当の正解」風にも見える…というやり方が各チームともうまいなーと思って眺めてましたね。
じーっと眺めているDチームの皆さん。
そして各チームがチョイスした選択と、正解はこちらでした。
で、各チームのシンキングタイムに入り、発表となったのですが、
Dが「2」、Aが「2」、Bが「4」を選んでました。そして各チームの理由も発表されまして、
Dチーム:「2番(×2本)」→三好さんが2と3で、自分とくうちゃんさんが1か2だったので多数決でと(Kavaさん)
Aチーム:「2番(×1本)」→うちは2と4で、4だと「ビンタ」でひっぱられそうで、1だと用法的に怪しいよね、という話になって、やはりどーしても「イギリスの劇作家」をひねり出すのは難しいかなと思い、ちょっと2で勝負を(おぐのり氏)
Bチーム:「4番(×1本)」→うちは3か4かで悩みまして、地方によっては元の単語が変化して…というのもあるかもしれないしで4を選びました(ハマクドー氏)
との事でした。なお司会のむろかつは正解予想はしなかったものの、一方で「3番が正解だったら怖いなあ。だっていかにも和製英語っぽいもの、ピンチヒッターって」でした。
そして正解発表。実は正解はこちらでした。
Q2:「ぴんたー」
1.中国語の用法の一つ→Bチーム
2.イギリスの劇作家→広辞苑(Dチーム、Aチーム)
3.代打の意、ピンチヒッターの略→Aチーム
4.平手打ちの俗語→Dチーム(Bチーム)
むろかつ:貧血でダウンした泉ピン子のさま(ガチ)
というわけで、正解は「イギリスの劇作家」でした。どうも「ハロルド・ピンター」という人物を指しているようで、「イギリスの劇作家・詩人。男性。映画の脚本やラジオの台本も手掛けた。2005年にノーベル文学賞を受賞」という人物だそうです。なお広辞苑には日本人は物故者が、外国人は存命者でも著名人によっては人名が載るそうですが、このたほいやで使われた先代の第6版の広辞苑が出た後に亡くなったというある意味で珍しい人物だったようです。
それとBチームが間違えたDチームの「平手打ちの俗語」を思いついたのは三好さんだったそうです、…さすがだ(苦笑)
↑さっすが、ドMの三好さん、こういうでっちあげはうまい(←をい)
Dチームが一歩リードする展開になりました。
で、2問目終了時点でこうなりました。
A:14点(+1)、B:9点(-2)、C:5点(-2)、D:16点(+3)
というわけで、この問題、2点賭けて正解し、更に三好さんの「平手打ち」のでっちあげ選択肢にBチームをまんまとしてやったり…にも成功したDチームが3点プラスして16点に、同じく正解をしたAチームが2点プラスして14点に、ということになりました。
実はこの企画はどっちかというと「親」が不利なルールでしてしょっぱなに親を担当したCチームは5点まで減ってしまいましたがさて「子」に専念できる残り3問でどう追い上げるか…ということになり、ここから中盤戦に入っていくことになります。
Q3は「べんべるぐ」でした。
続くQ3は2番目に点数が低いBチームが親ということになりまして、
「べんべるぐ」でした。
そして子の偽回答を待つBチームの皆さん。
で、こんな選択肢になりました。
Q3:「べんべるぐ」
1.アメリカの経済学者
2.フィンランドの方言の一つ
3.銅アンモニア法による人造絹糸の商品名
4.三味線の演奏法のひとつ
むろかつ:パキスタンに伝わる子守唄
とまあ、むろかつのボケ選択肢を含めてこんなのが出揃いました(^_^;)
↑ちなみにこの時点で最下位ではあったんですが、Cチームの皆さんの喧々諤々な話し合いがなかなか傍目から見ていておもしろくて「なんか小さいビデオカメラでも横につけてやりとりを映したいねえ」「ここまで真剣に話し合われると、出題者冥利につきますねー」と司会のむろかつはえらく感心しておりました(笑)。
「こんなのハマさんチーム以外の誰が知ってんだ?」の推理が(苦笑)
そして各チームはシンキングタイムの末に、
それぞれの賭けるポイントを表示しつつ、
Cが「3」を、そして首位争いをしているDとAがまたも揃って「1」をチョイスしてました。
Cチーム:「3番(×2本)」→2番と3番で迷いまして、2番は「方言のひとつ」で文節が切れていて、もし当たってれば広辞苑には次に意味が来るだろうと。ウソだったら本当は意味を書きたくなるんではないかと。で、3番はハマさんチーム以外の全員の誰が知っているんだ?ということでちょっと悩んで3番に。(佐伯明日叶)
Dチーム:「1番(×1本)」→1か3で悩んだんですけどねえ…あえてもう一度「経済学者」で来ちゃったんで…(Kavaさん)、二度あることは三度あるというか(三好さん)
Aチーム:「1番(×1本)」→3番は「商品名」というのにものすごい違和感があった。で、1か2で悩んで諸事情により1を(おぐのり氏)
で、この企画、特に義務はないんですが、自分らででっちあげた(?)偽回答を外した理由も時には言わなくてはならない場面もありまして、これらの言い訳…もとい、理由をふまえまして(苦笑)、正解は実はこちらでした。
Q3:「べんべるぐ」
1.アメリカの経済学者→Cチーム(Dチーム、Aチーム)
2.フィンランドの方言の一つ→Aチーム
3.銅アンモニア法による人造絹糸の商品名→広辞苑(Cチーム)
4.三味線の演奏法のひとつ→Dチーム
むろかつ:パキスタンに伝わる子守唄
というわけで、佐伯さんのおっしゃるとおり、「こんな単語、3番はハマさんチーム以外の全員の誰が知っているんだ?」という推理(?)が大当たりしまして、Cチーム、ちょっとだけポイント快復と相成りました。
ちなみにこの「ベンベルグ」という非常に人工繊維を開発した同名のドイツのメーカー(J.P.Bemberg)が以前はあったそうで、現在は度重なる企業合併でなくなってしまったそうですが、その技術を世界の幾つかのメーカー、日本では旭化成が受け継いでいて生産してるそうです、はい。
【3問目「べんべるぐ」終了時点】
A:12点(-2)、B:10点(+1)、C:8点(+3)、D:14点(-2)
いやーなかなかおもしろくなってきました。それではまた次回に。
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