2022/06月例会「MJCC2022」報告#12「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その4)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。前回に引き続きまして2022/06月例会「MJCC2022」の報告記をお送りしています。第12回目は6月例会のメイン企画となった3Rのむろかつ企画「二段階早押しボード」の4回目になります。ここからは第1セットBブロックに入っていきます。

2022/06月例会「MJCC2022」報告#11「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その3)」

2022年6月25日

↑前回はこちら。

Bブロックは6人での戦いとなります。

さて今回のBブロック。むろかつを除いた参加者が全部で11名で2組に分けまして、Aブロックが5人での戦いとなりましたのでBブロックは6人での戦いとなります。そして上位2位勝ち抜けで終了という点は同じですが、次点の3位までが次の第2セットではハンデ付きで戦えるというアドバンテージが貰えることになります。

こちらのBブロックは、1枠からばいそんさん、Linerさん、kavaさん、三好さん、チヨマルさん、T本山さん…の6人。前期優勝者のばいそんさんに+15、前期4位だったLinerさんに+5の初期ハンデ、つまりはアドバンテージが与えられた状態からスタートします。

ちなみにAブロックでは前期2位だったハマクドーさんが+10のアドバンテージも活かして一気に勝ち抜けておりましたが、こちらのセットではどうなるのでしょうか。しかしいずれも得意ジャンルがてんでバラバラの面々ゆえに、ノーハンデのプレイヤーが大穴を開ける凄まじい事態もあっても全く不思議ではない面々だけに。

しょっぱなのQ1はこんな問題でした。

Q1:コーポレートスローガンは「いろんな笑顔を結びたい」。現在は本線・押上線/・金町線・千葉線・千原線・東成田線、更に「成田スカイアクセス」と呼ばれる成田空港線の7線区・69駅・152.3 kmを有する東京都区部東部と千葉県北部に鉄道路線を有する大手私鉄の一つであり、元々は成田山新勝寺の参拝客輸送を目的として設立された千葉県市川市に本社を置く日本の鉄道事業者は何でしょう?

AブロックのQ1は懐かしい「E電」の問題でそれに合わせて出された鉄道問題。しかしこっちは企業問題に強いLinerさん、鉄道問題にめっぽう強い三好さん・本山さんが揃っていて、「本線、押上線/」で3人がガッと押す事態に。そしてランプがついたのはLinerさんで、本山さんとかはもうこの時点で「Aで行きまーす」と紙コップを前に出して宣言するぐらいの激戦に。で「まあ前半、まだまだ続きますのでそれを聞いた後でも」と苦笑いするむろかつでした…が、それでも前半ボードを宣言したのはばいそんさん・三好さん・本山さんと3人もおりまして、残り2人は問題を最後まで聞いてから…となりました。

で、正解は「京成電鉄」。企画者のむろかつはもともと出身が千葉県成田市でまさに「地元路線」(笑)。予備校生時代は成田から津田沼まで、社会人になって結婚するまでは成田から佐倉or船橋まで通勤路線として愛用していたという「地元ネタ」問題でもありました(苦笑)。

そしてこの問題はお見事全員正解で、前半押して正解したLinerさんが+12、前半ボードで正解したばいそんさん・三好さん・本山さんが+4、後半ボードで正解したKavaさんとチヨマルさんが+1となりました。

ま、実はKavaさんもむろかつと同じ千葉県出身なんですが彼はJR外房線の沿線住民なんで(京成電鉄で言えば、強いて言えば千葉線と千原線とJR外房線が近隣なぐらいで)さほど同じ千葉県でも京成とはさほど縁がないという方もいらっしゃるんですね、はい。逆に本山さんは千葉県民ではないんですが長年の京急(京浜急行電鉄)の沿線住民で、京急は昔から京成とは都営浅草線を介して直接乗り入れているので何かと縁が深いという話も。そういう方もまた。

[この時点でのポイント]

ばいそん+19(初期ハンデ+15持ち)、Liner+17(初期ハンデ+5持ち)、Kava+1、三好誤服店+4、チヨマル+1、T本山+4

それと京成電鉄は東京ディズニーリゾートを運営している「オリエンタルランド」の大株主だったりしまして、そこらへんのエピソードをちょろっと語りながら最後にボードを掲げていたLinerさんが実に印象的でした(笑)

序盤からばいそんさんが大逃げをかます状態に…。

Q2はこんな問題でした。

Q2:もともとは毎月第2・第4金曜日の22時30分から放送されていた「金曜夜席(よるせき)」という番組名で/当時の深夜帯で好評を得ていたところ、日曜日夕方のスポンサー枠を持っていた龍角散から「視聴率が取れる番組が欲しい」と依頼がありこの「金曜夜席」を発展解消して昭和41年5月15日から放送が開始された、毎週日曜日午後5時半から日本テレビ系列で現在も放送されている演芸番組は何でしょう?

AブロックのQ2は「落語家の立川談四楼が真打ち昇進披露パーティを生前葬で行ったことがある→(芝の)増上寺」という問題でしたが、こちらもジャンルは「演芸」でした。しかも立川談四楼師匠の師匠にあたる立川談志師匠が大きく関わっているという(笑)。そしたら「金曜夜席」で押したのはばいそんさんで、三好さんがまたしても若干押しまけたようで「…遅かった」と一言。そして前半最後まで読まれた時点でKavaさんと三好さんがボード挑戦を宣言して書いておられました。

で、最後は「毎週日曜日午後5時半から」の問題文で「ああそういうことか」と。

そして正解は「笑点」。こちらも全員正解で、前半押して正解したばいそんさん(+12)、前半ボードで正解したKavaさん・三好さんが+4、後半ボードで正解したLinerさん・チヨマルさん・本山さんがそれぞれ+1の加点となりました。

[この時点でのポイント]

ばいそん+31、Liner+18、Kava+5、三好誤服店+8、チヨマル+2、T本山+5

早くも2問で+31に到達したばいそんさん。はえー(大汗)。で、この「金曜夜席」を企画して司会者になったのが真打ちになったばかりの立川談志師匠で、当時のテレビ・ラジオの普及で寄席に閑古鳥の鳴く状況に危機感を抱いて「放送時間の関係もあるから、テレビの中で大喜利でもやりゃいい」というアイデアで始まって人気を博したのを日曜夕方に持っていったのが今の「笑点」だったという事でした。ゆえに談志師匠は「笑点」でも初代司会者をつとめておりました(なお現在の司会者の春風亭昇太師は、立川談志→前田武彦→三波伸介→5代目三遊亭円楽→桂歌丸…の次の6代目の司会者という事にもなります)。

で、Q3はこんな問題でした。

Q3:実際に患者に投与することによって薬の効き目を調べることを「臨床実験」と言いますが、その中でも、医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことを/「治療の臨床実験」を略した言葉から何と呼ばれているでしょう?

まさに超文系のむろかつが作る「無理くり理系」問題でありました(苦笑)。で、前半では押す人はおらず後半の中頃に押したのはLinerさんでした。

そして正解は「治験(ちけん)」。なんと3問連続全員正解となって司会者のむろかつびっくりでした(^_^;)

[この時点でのポイント]

ばいそん+32、Liner+25、Kava+6、三好誤服店+9、チヨマル+3、T本山+6

この「治験」。もともとは承認を取得することが目的であったため企業主導で行われてきたんですが、近年の法改正により医師主導でも実施可能となった経緯があり、今はより活発に行われているんだそうです。Linerさん「後半押し正解」でも+7が入るので折返しの+25に到達。こちらもわずか3問でとはやはり凄い。

Q4はこんな問題でした。

Q4:フランス語では「バルカロール」と呼ばれている、メンデルスゾーン、ショパン、フォーレ、チャイコフスキー、ラフマニノフなどの音楽家も作曲しており、ロシアでは「ヴォルガ」、日本では「最上川」/なども有名である、おおむね低音部で比較的単純なリズムが繰り返されて波間をたゆたうような印象を与え、その上にメロディーが歌われている、性格的小品、つまりは「ピアノのための短い楽曲」を日本では何と呼ばれているでしょう?

いわゆる「芸術問題」。押したのは首位をひた走るばいそんさん。そして前半が終わった時点で本山さんがボード挑戦を宣言されてました。

そして正解は「舟歌」。正解したのはその「前半で押した」ばいそんさん(+12)と、「前半ボード」の本山さん(+4)の2人だけでした。

[この時点でのポイント]

ばいそん+44、Liner+25、Kava+6、三好誤服店+9、チヨマル+3、T本山+10

ばいそんさん、一気に+44まで達して「前半押し」「後半押し」のどちらでもリーチ圏内に。

で、この「舟歌」とは、もとは「船頭が船を漕ぎながら口ずさむ」民謡がルーツのヴェネツィアのゴンドラの舟歌を模したものでした。それと八代亜紀のヒット曲「舟唄」はこの舟歌とは”厳密には別物”ではあるんですが神奈川の民謡とされる「ダンチョネ節」を本歌取りしているとのことです。

さきほどギャラリー席で悔しがっていた三好さん、遂にリベンジを?

Q5はこんな問題でした。

Q5:日本では、そのテレビ中継の視聴率が64%にまで達した昭和38年に東京体育館で行われたWWA世界ヘビー級選手権試合でザ・デストロイヤーが力道山にかけた技として非常に知られるきっかけとなった/、英語名を「スピニング・レッグロック」または「フィギュア・フォー・レッグロック (Figure-Four Leglock)」と呼ばれるもので、その名前の由来は技をかけたときに、相手の両脚がアラビア数字の「4」に見えるように交差することから命名されたものは何でしょう?

Aブロックでは前半戦にプロレス問題とも言える「キラー・カーン」というモンゴリアンギミックで一世風靡したプロレスラーの問題が出てましたが、こちらもプロレス問題が出題されました。もっともすべてがすべて同じ問題目に出るというわけではないのですが(BブロックのQ3は理系問題の「治験」でしたが、AブロックのQ3は飲み物の「ドクターペッパー」でしたので)。

で、この問題はさきほどの「キラー・カーン」で「その問題ほしかった」とギャラリー席でえらく悔しがっていた三好さんが前半押しに挑んでました。そして「フィギュア・フォー・レッグロック (Figure-Four Leglock)」の前半最後まで聞いたとこで、ばいそんさん・Linerさん・Kavaさん・本山さんが前半ボードを宣言して書き始めておりました。まあ実はこの問題、後半最後まで聞くとほぼ答えを言っちゃってるようなもんなんすけどね(苦笑)

正解は「4の字固め」。まあ子供の頃はプロレスが好きな悪友にかけたりかけられたりでした。そしてひっくり返されると「かけた方が痛い」という困った関節技でもあるんですけどね(爆)。で、この問題は全員正解で、前半押して正解した三好さんが+12、前半ボードで正解したばいそんさん・Linerさん・Kavaさん・本山さんが+4、後半ボードで正解したチヨマルさんと本山さんが+1という加点状況でした。

[この時点でのポイント]

ばいそん+48、Liner+29、Kava+10、三好誤服店+21、チヨマル+4、T本山+14

これで遂にばいそんさん+48まで達して「後半ボード」以外は正解すればすべて+50突破確定のリーチ状態に。次がまだ6問目なんすけどね…。

ちなみにこの技、元は1940年代にアメリカプロレス界で活躍したバディ・ロジャース選手の得意技として知られているんですが、彼のは「スピニング・レッグロック」と呼ばれてまして、「足4の字固め」の由来の「フィギュア・フォー・レッグロック」と名付けたのはこの力道山にかけた事によって日本に持ち込み、そしてメジャーなものとしたザ・デストロイヤー選手だったりします。そしてこの技、往年の某番組では日テレのアナウンサー時代の徳光さんがしょっちゅうかけてられたことでもおなじみの(以下略)

処女作を出した松本伊代いわく「まだ読んでないんですけど」と(爆)

続くQ6はこんな問題でした。

Q6:有名なところでは、昭和59年にアイドルの松本伊代が「オールナイトフジ」の番組の最中に「伊代の女子大生 まるモテ講座」を宣伝した際に本の内容について質問をされ「まだ読ん/でないのですけど」と発言してしまったエピソードがある、書籍や記事、脚本などの代作・代筆を生業とする著作家のことを一般に何というでしょう?

ある意味で「バカ問題」とも言えるエピソード問題でもあり、当時の芸能ニュースではかなり有名にもなった「芸能歴史」問題でもありました。で、前半で押したのはKavaさん。自身の処女作を聞かれて松本伊代の「まだ読んでないんですけど」と言い放ったあたりの途中で押されてました。そしてギャラリー席でおぐのりさんが大爆笑してました(笑)。そして事実上リーチが掛かっているばいそんさんも「ちょっと行ってみます!」と宣言して前半ボードに挑んでました。

で正解は「ゴーストライター」。正解したのは「前半で押した」Kavaさん(+12)と、「前半ボード」のばいそんさん(+4)、更に「後半ボード」のLinerさん・三好さん・本山さん(+1)の5人でした。

[この時点でのポイント]

ばいそん+52(1抜け)、Liner+30、Kava+22、三好誤服店+22、チヨマル+4、T本山+15

というわけで、

前期優勝者および現在の「王位」のタイトルを持っているばいそんさんが1抜けを果たしました。おめでとうございます。

そしてギャラリー席でおぐのりさんが実にうれしそーにボードを掲げてました(笑)。しかしまーAブロックのハマクドーさんが+10のハンデ持ちでQ7で勝ち抜けて「すげー」ってびっくりした次第でしたが、+15のハンデ持ちのばいそんさんが更に1問少ないQ6で勝ち抜けるとは…こっちもさらにびっくりでした(大汗)。

次回はこの第1セットBブロックの後半戦の模様をお送りいたします。ではまた。

解説と補足と余談など

(こちらも番頭役・むろかつが書いております)

というわけでむろかつ企画「2段階早押しボード」の報告記をお送りしております。今回は次の定例会までそんなに残り日数がないのと、ほとんど各問題の「解説」も本文の中に挿入してしまっているのでこの「解説と補足と余談など」を入れることなく進行しております。とはいえ、1回ぐらいはネタと私自身の思い出話(?)としてもまあ書いておいたほうがいいかなと思いましたので、ちょいと書かせていただきます。

今回の問題は3月例会で実施した「第2期王位戦」用の自作問題(これが昨年末から今年はじめまで3ヶ月で276問作っておりました)に加えて、3月例会分のボツ問題・未使用問題と、さらに5月あたりに作った60問ほどの自作問題からチョイスして出題しました。前回は各セット20問プラス予備問題5問で、4セット行ったので25×4=100問ほどチョイスしたのですが、3月例会ではいずれも15問以内に決着してしまったので今回は「各セット15問プラス予備問題2問」の、合わせて17×4=68問をチョイスして当日に備えました。

まずは表計算ソフト(私は昨年秋にWindows10のPCが壊れてMacBook Airを使っているのでフリーソフトの「OpenOffice」の表計算ソフトを使っております。なお使い勝手はほぼほぼExcelと同じです、一応。)で1日5-6問ぐらいずつ作っていきます。

で、作り終えましたら、

この無印良品の手帳(前職(某民営化した赤いバイクに乗ってるデリバリー屋さん(謎))の頃から10数年、書い続けて愛用してます)に、

ノートのページの上下を2日分として、当日のメモ(大概は、贔屓にしてる千葉ロッテのスコアと天気ばっかです)と、「作った問題の正解となる単語」を書きなぐっておきます。ちなみに5/12というのがクイズ問題作問を再開した日で、既に第1セット途中までの報告記では「JFK空港」「ショパン」「舟歌」、5/13の作問では「E電」「侍従」が出題されております。

そしてある程度、例会直前まで1日5-6問ほど、なるべくジャンルを意図的にバラけさせて作りまして、

この元の作問した表計算ソフトの問題一覧表から、当日の例会で使う問題の選定に入ります。

この時に表計算ソフトの画面の下の方にある「シート」をラウンドの数だけ作りまして、

それぞれの問題順にチョイスして、作成No.と、ジャンル、問題文、答え、解説等を一斉にコピペします。そしてこの時に「二段階早押しボードクイズ」ですので、前半と後半の区切りになる部分を赤文字か橙文字で色分けしておきます。…ま、実際は今回の6月例会に関してはこの作業を例会前日まですっかり忘れていて、前夜に「あぶねー」って慌てて作業したんですけどね(号泣)。

通常はこの問題選定と順番ぎめ、更に前半・後半の区切りの部分の決定は例会7日前ぐらい前に終わらせます。

そして今回からは、この4セット・予備問題まで含めれば17問なる問題はそれぞれジャンルをまんべんなくバラすことにしました。ちょっと文字が汚くて申し訳ないんですが、例えばA1(第1セットのAブロック)とB1(第1セットのBブロック)のそれぞれの2問目は「寺・演芸→増上寺(立川談四楼の真打昇進の披露目を生前葬の形で行ったお寺)」「演芸→笑点(立川談志司会の金曜夜席を発展解消して日曜夕方に移動させてできた長寿番組)」などなどと。できれば同じようなジャンルは多くても1ブロックに2問以内、願わくば1問ずつは…という感じで「差配」「配分」した次第でした。問題の出題順は意図的に合わせることもあれば、バラバラにすることもあれば…って感じで、ここらへんは法則性はいまいちありません。文字通り「気分次第」ってやつですかね。

「問題ジャンル」が広がるきっかけを与えてくれて感謝しています。

あとはこれは意見とか批判とかではなく、「極めて、ご本人に感謝しているという話」として書かせていただきますが、前回の3月例会の時に若手メンバーの磯部さんから「今回は調子が悪くて申し訳ない」という事を言われたってことがありました。

ま、本来のこの企画の趣旨は「5-6人ぐらい、多くても9人以内ぐらいで押せて正解できたり、ボードで正解できるのを是としている」クイズ企画でして、全員一斉参加はやったことがなく「仮にやってみたらどーなるんだろう」という完全に私のわがままと好奇心だけでやらせてもらったら、これが見事なほどに13人全員参加の末に「壮絶な早押し戦」になってしまったということがありました(ただし今回も仮に参加者が9人未満だったら再び1セット×3回戦で予選、最後に本戦という形でやる予定だったんですけどね)。

で、更にVTRチェックしながら例会報告を書いてて思ったのは「確かに彼が得意な芸術とか、例えば本山さんが得意な理系とか、俺が苦手なジャンルの問題があまりにも少ねえな。こりゃ、作ってみるとおもしろいかもな」とも。ただし”どストレートで”問題文をこしらえるのは私自身「そんな芸がないことは恥ずかしくてできるか」という極めてひねくれた人間(失笑)なので、たとえば「芸術問題」で最初に作った「フレデリック・ショパン」の例で言えば、「××の国際空港の名前に冠せられている」とか前フリをひねりまくっての芸術問題を作るようにしてました。

その結果、例えば「フレデリック・ショパン→ショパン空港がある」をきっかけにそこから前フリにして問題を作った際には「そうだ、人名のついた国際空港ってどんぐらいあるんだろう」と、そこからさらに発展させて「リバプール→ジョン・レノン空港」とか、芸術問題ではありませんが「ニューヨークのJ・F・ケネディ国際空港って、JFKが暗殺される前は何という空港だったんだろう」とか調べて、それを前フリにして問題文を拵えたりしてましたねえ。

そんな感じで、できるだけ「横に広く、広く」という感じで問題を拵えることができたので、まあ磯部さんからは「きっかけとヒント」を頂いたって意味では非常に感謝しています。と同時に残念ながら6月例会は磯部さんは欠席だったので、企画のトークの合間に「うーん、これは磯部さんに答えていただきたかった(笑)」と、あえて口に発していた始末でした。ただしこれを見て、次回以降の「王位戦第4期」に参加する人で、もしかしたら出てくるかもしれませんが、「そろそろ××のジャンルが出てないから、むろかつは××のジャンルを出すに違いない」と「ヤマを張る」行為は、絶対にやめたほうがいいと思います。そこは残念ながら保証はできませぬ。…というのは「ジャンル=前フリがそのまんまとは限らない」ですからね。それは「増上寺」の問題でまさかの演芸の前フリが?みたいなことですので。

そこはまあ、私も敬愛してやまない、そして座右の銘および私自身のブログのタイトルとしても使わせてもらっている、立川談志師匠の名言である「人生、成り行き」ってことでご勘弁ください(苦笑)

以上です。ではでは。

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。