2022/06月例会「MJCC2022」報告#11「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その3)」




こんにちわ、番頭役のむろかつです。前回に引き続きまして2022/06月例会「MJCC2022」の報告記をお送りしています。第11回目は6月例会のメイン企画となった3Rのむろかつ企画「二段階早押しボード」の3回目になります。第1セットAブロックの最終盤になります。熾烈な2位抜け争いの結末や如何に?

2022/06月例会「MJCC2022」報告#10「3R:むろかつ企画「二段階早押しボードクイズ」編(その2)」

2022年6月24日

↑前回はこちら。

いよいよ(最大で)残り5問となりました。

前回終了時点のQ10現在のポイント状況は以下のようになります。

[この時点でのポイント]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+25、おぐのり+23、キヨミ+2、ひっさつ+29

…というわけでハマさんがQ7で早々と1抜けを達成しまして、残るは2位争いとなります。ここにきてひっさつ会長・ぽちょさん・おぐのりさんの熾烈な2位争いが激化してきました。このセットも含めて「2位抜けが出た瞬間に終了」となるので現時点では残りは最大で5問ということになります。

Q11はこのような問題でした。

Q11:鶏肉の部位で、タンパク質の含有率が比較的高く胸肉よりも脂肪が少ないため/、脂肪が豊富なもも肉に比べると胸肉以上にパサパサした食感があり、どちらかと言えばサラダ、和え物、たたき、フライなどに合うとされる部位で、その形が笹の葉に似ていることから付けられたのはどこでしょう?

押されたのは前半も前半。「胸肉よりも脂肪が少ないため」の部分で押したのはなんと2位争いからは少し離されているキヨミさんでした。ただし旦那の三好さんがギャラリー席で「タンパク質の含有率が」云々のとこで「あー」とわかったような感じのニュアンスで唸っていたので三好さんちでは定番の食材なのかもしれないな…と。

そして前半最後まで読まれたところで、おぐのりさんとぽちょさんが「前半ボード」にチャレンジしておりまして、ひっさつ会長は後半勝負としたようでした。ま、最後の「その形が笹の葉に似ていることから」でやや悔しそうになぐり書きしていまして、一方でギャラリー席の面々や、既に1抜けしたハマクドーさん(←食い物問題が得意だったりします)は爆笑しておりました(苦笑)

で、正解は「ささみ」。正解者は…と言いますと、

お見事全員正解で、キヨミさんが+12、おぐのりさん・ぽちょさんが+4、ひっさつ会長が+1の加点でした。

[この時点でのポイント]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+29、おぐのり+27、キヨミ+14、ひっさつ+30

しかしまー、このエグい面々(?)を相手にキヨミさん、前半で押して正解を成功させるとは(驚愕)。

3問連続全員正解の後に、まさかの「怪しい事件史」問題が(苦笑)。

Q12はこんな問題でした。

Q12:かつてのレコード業界では、ベートーベンの「運命」とこの曲のカップリングはLPレコードが片面30分という収録時間だったゆえに曲の長さ的には重宝し、そしてドル箱と言われるぐらい非常によく売れたエピソードがある、オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトの作曲した「交響曲第7番 ロ短調 D 759 」のことを、シューベルトが全部作り上げる前に亡くなってしまった/ことから何交響曲と呼ばれているでしょう?

先程の「Q4:ショパン」同様、どちらかといえば芸術問題であり、エンタメ系問題とも言えなくはないQ12。押されたのは問題後半の最終盤の「シューベルトが全部作り上げる前に亡くなってしまった/ことから」の部分で、押したのはぽちょさんで、その他の3人もここで「あっ」という顔をして一斉にペンを走らせはじめてました。

そして正解は「未完成交響楽」。全員正解で、ぽちょさんが+7、おぐのり・キヨミ・ひっさつの3氏は+1となりました。

[この時点でのポイント]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+36、おぐのり+28、キヨミ+15、ひっさつ+31

ここでぽちょさんが単独2位に浮上しました。ちなみにこの曲は、最終的には第1楽章と第2楽章だけ作られていて、そこから別の交響曲を作り始めたりして棚上げにされたまま31歳で亡くなってしまったためにそのまま「未完成」となってしまったとのことでした。

残るは3問となりました。Q13はこんな問題でした。

Q13:全国独立放送協議会に加盟している全国で13局ある日本の民間テレビ局の中でネットワークに所属していない独立放送局のひとつで、その略称がイギリスの英国/放送協会(The British Broadcasting Corporation)と同じ「BBC」を使用しており、地元民を中心に両者を混同したりそのことを「日本のBBC」とギャグのネタにしたりされている、滋賀県大津市に本社を置くテレビ局はどこでしょう?

出ました「ネタ問題」(爆)。そしてこの問題は「その略称がイギリスの英国/放送協会」でおぐのりさんとぽちょさんがほぼ同時に押すもおぐのりさんの方がわずかに早くてランプがついて、そしてギャラリー席から大爆笑が起きたという事態に(苦笑)。そして前半最後まで読まれた時点で残るキヨミさんもひっさつ会長もボードを書き始めておりました。一方で、ぽちょさんは思うとこがあり後半最後まで問題を聞いてボードを書くことにしたようで…。

正解は「びわ湖放送」。お見事全員正解でなんと3問連続全員正解とは(笑)。

↑ちなみにぽちょさんは当日は1点多くなってるんですが、こちらは「侍従」の問題で加点されてたからでした。

[この時点でのポイント]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+37、おぐのり+40、キヨミ+19、ひっさつ+35

ここで再びおぐのりさんが2位に浮上。更に次の問題でおぐのりさんは「前半で押して正解(+12)」すれば勝ち抜けというとこまでやってきました。なお、この放送局は「Biwako Broadcasting Co., Ltd.」の略の「BBC」。で、独立局ではあるんですが、テレ東系列のテレビ大阪が少し離れた滋賀県では見られないことが多いため、それを補完するようにテレビ東京系列の番組を大量に購入して放送しているという特徴もあります。

残るは2問。Q14は「怪しい事件史のオニ」と揶揄されている(?)むろかつらしい問題でした(をい)

Q14:第1回衆議院議員総選挙で当選し以後42年間で18回連続当選という尾崎行雄に次ぐ記録を持つ人物で、立憲国民党総理、革新倶楽部代表者、立憲政友会総裁を経て昭和6年12月に第29代内閣総理大臣に就任するも/、その翌年の5月15日に首相官邸に乱入した海軍の青年将校らに射殺されてしまったのは誰でしょう?

すると前半最後のとこで誰も押さずにでは後半の続きに…と思ったら、ぽちょさんが勝負をかけて押しに来るという展開に。そして会長も「前半でボード」を宣言して書き始めました。さて、後半の冒頭を聞いて吉と出るか凶と出るか…。

正解は「犬養毅」。正解したのは後半ボードのおぐのりさん(+1)ただひとりでした。ちなみに前半ボードに挑んだひっさつ会長は「原敬(←大正時代に東京駅で暗殺された元総理)」、前半押して勝負を賭けたぽちょさんは「清浦奎吾(←大正時代後期の元総理。加藤高明などが率いる護憲三派に総選挙で負けて短期政権で終わった人物)」で残念ながら誤答(-7)…となるも。「清浦奎吾。なかなかマニアックなとこを。」とむろかつを喜ばせてました(←こらw)。

[この時点でのポイント]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+30、おぐのり+41、キヨミ+19、ひっさつ+35

ここでぽちょさんが前半で押して不正解の-7を喰らい一歩後退を(←そういえばこれも初めてでしたね。今回は)。

なお、衆議院の連続当選回数としては問題文にも出ている「憲政の神様」尾崎行雄の25回の後は、元総理の中曽根康弘・元衆議院議長の原健三郎の20回、元総理の三木武夫の19回、そしてこの元総理の犬養毅と元衆議院議長の櫻内義雄、更に唯一の現役代議士の小沢一郎の18回というのが歴代上位のランキングに入っています。そして正解となった犬養毅に至っては大正時代の終わりに(「護憲三派」の連合が崩壊して政治に嫌気をさして)一度は大臣も議員も辞職して引退・隠居するもその辞職後、その代わりの代議士を決める補選に岡山の支援者が本人を勝手に立候補させて当選させた逸話もあるそうで…。

激戦だった2位争いの結果はこうなりました。

そして最終のQ15となりました。こんな問題が出題されました。

Q15:初代会長をジョージ・ワシントンが就任したアメリカ合衆国とフランスの歴史ある軍事結社・協会の名前から1790年に現在の名称になったアメリカ合衆国のオハイオ州南西端に位置する都市で、世界最大の一般消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)社の本社があり、NFLではベンガルズが、MLBではレッズが本拠地を置いている/ことでも知られるのはどこでしょう?

前半では誰も押さず・書かずで後半勝負となりまして、後半の「レッズが本拠地をおいている/」で押したのはぽちょさんで、残り3人が全員後半ボード勝負となりました。

で、正解は「シンシナティ」まあ帽子のマークが広島カープか中央大学か智弁学園か智弁和歌山か「これ」かでおなじみの(以下略)

2019/04月例会の「クイズ・ロゴハンター」企画で、企画担当のキム兄ぃさんがこんなすごい資料を(笑)

正解は後半で押してのぽちょさん(+7)、後半ボードのおぐのりさんとひっさつ会長(各+1)でした。

[最終結果]

ハマクドー(1抜け)、ぽちょ兄貴+37(3位)、おぐのり+42(2位)、キヨミ+23(5位)、ひっさつ+36(4位)

というわけで、このセットはハマクドーさんが1位、おぐのりさんが2位ということになり、この2人が次の第2セットはAブロックへ周り次のブロックの下位3人と、残りの3人はBブロックに回って次のブロックの上位2位と対戦することになりました。そしてハマクドーさんは+10、おぐのりさんは+5のアドバンテージを持って次のセットへ…ということにもなったのでした。

そんな感じで第1セットのAブロックが繰り広げられました。次回はBブロックの模様をお送りしていきます。次回に続きます、

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ABOUTこの記事をかいた人

埼玉県さいたま市岩槻区界隈で活動している「岩槻クイズの会・岩Q槻(いわくつき)」の公式ブログです。年間8-9回ほど「ヌルく」クイズやカードゲームなどで遊んでいる会です。 こちらのブログは主にサークルの「番頭役」のむろかつ(幕張亭ボーリック)が更新しています。