こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。一昨日の2024/12月例会に参加された皆様お疲れ様でした。その一昨日の例会では最後時間が余ったので11月にも開催した「変則的AQL風クイズ」をまた開催してみまして、今回はプレイヤーもやらせてもらったんですが…その時の感想とかをコラム形式で書かせていただきますです(^_^;)
一昨日はたまたま時間が1時間ほど余ってしまいましたので…。
一昨日は岩Q槻の例会でした。13名参加で「たほいや」なども開催して大盛りあがりでした。最後は同点決勝まで行われるとは…(^_^;)。
で、「たほいや」の後、最後の企画として1時間半ほど時間が空いたのでさてどうしよう…と迷ったのですが、今日は珍しく(もしかしたら岩Q槻始めてから7年半で初めてだったかもしれません)、ハマクドーさんがお休みで、現在名人位を持っているハマさんが居ない状況で名人戦をやるのもなーと思ったのと、三好さん夫妻がお帰りになって私含めて11名になってたのと、さらには、前月に行われた「変則的AQL風クイズ」が、前月お休みされてた方、いらっしゃらなかった方が「ブログの報告記読んだんですけど、あの企画はいいっすねー」と羨ましがってた…と言ったら大げさになりますが、そういう風におっしゃってた方も何人もいらっしゃったので、「もし前月の例会にこの人たちがいたらどうなってたんだろう」てな事を考えまして、「じゃあ人数的にはまた5対5ですし、またやってみますか」ということになりました。
↑前回(11月例会)で初開催した時の「企画者」としての感想戦の記事はこちらをどうぞ。
で、最終的には私(むろかつ)→Linerさん→Kavaさん→かよちんさんの順番で全4セット。abc/EQIDENの過去問データベースのランダム100問や、かよちんさんはご自身が参加された大会の問題集(←なのでここのブログの報告記では、かよちんさんのセットはさすがに問題も解答の単語も掲載できません(苦笑))をそれぞれ問読みして開催してみました。基本ルールはやはり1人あたり押せるのは5◯5×まで。それに達するとそのセットは回答権終了ということにしてました。
なお企画名の「変則的」というのはこの「1人あたり押せるのは5◯5×まで」というとこを指してます。これは岩Q槻のオリジナルルールでして、あまりに1人で回答権を独占されてもポイントは動かなくなりますしチーム戦としての意味がなくなってしまうので「強い人は申し訳ないけどちょっと勘弁してねー」ということにしてます。そして先月はこれが実は大当たりで、「チーム戦企画、結構おもしろい」という予想外の盛り上がりを見せた要因でもありました。
ちなみに私は、問読みされた方の空いた席で早押しクイズをやってたので、両チームのそれぞれの席でやってまして、順位的には関係ないニュートラルな立場でやらせてもらってましたです。
↑第2セット(Linerさんが問読み回)は赤チーム(上段)でプレーしてました。
↑第4セット(かよちんさん問読み回)では黒チーム(下段)でプレーしてました(^_^;)
↑第2セットで対面になったかよちんさんの席のとこにはいつものようにウマ娘グッズが。私は目を細めて「あー、いつもの光景だなあ」なんて思ったりして(^_^;)
やはり前回、何度も5◯到達してたハマさんとKTさんは凄かったんだな…と(苦笑)
…しかしここの回で初めてプレイヤーに回った第2セットで、改めてプレイヤー席に着席して早押しボタンの前でびっくりしたのが、特にabc/EQIDENの過去問、いわゆる基本短文のクイズ問題に関しては全く押せないしランプがつかねえんですね(ノД`)シクシク。まあ「ベタ問題」「定番問題」ってのが、皆が押せる問題は全くテンポがついていけなくて押せないんすね。
で、ものすごくびっくりしつつ痛感したのは、「いやー、こういう問題も平気で押して正解して何度も上限の5◯まで積んでた、ハマクドーさんとKTさんはなんて凄いことをやってたんだ」という部分でしたねえ。
先月は得点係として傍目で見ながら司会もやってた(問読みはそれぞれの希望した方々にお願いしてました)身としては「これは実際に早押しボタンの前に座らないとわかんねえもんなんだなー」と。で、チーム戦なので私があと1つ、正解したらそのチームが勝ち抜けという場面になっても私の押すタイミングやテンポが遅くて貢献できず…ってのを経験して、「これはすげえなあ」と思った次第でした。
※ま、実は先月の時点では「5◯勝ち抜け(正確には回答権終了)は、ハマクドーさんやKTさんは物足りない思いをしてるんじゃないかな?」とちょっと心配しながら見ていたり、後日ブログの記事を書いたりしてましたが、実際に”クイズをプレーしてみて”わかったのは「(1セット30問以内で)5◯まで到達するのはめちゃ難しいわ!!」と(爆)。ハマクドーさんやKTさんがどのように感じたのかはわかりませんが、まあチーム企画としてはあれが肝心の部分なんで(同じ人が10◯を積んでもそんなに増えないのですが、他のチームメイトが1◯でも正解すればポイントが倍になるんですね。80点が160点になるように…)そこはもし不満だとしてもごめんなさいね…ということで、今後も時間とタイミングが合えば年に数回ぐらい開催してみようかなと思った次第でした。
もう少し基本短文系の問題にも触れ親しんでおこうかなとも(^_^;)
一方で「プレイヤー」としてやってみた感想、そしていろいろと考えてしまったこと、そのあたりも書いておきますね。なおこちらの記事は元々は例会当日の夜にmixiの日記に書いたものを加筆修正して文字数を5倍ぐらいに広げて書いておりますです(笑)
ま、もともとは私は、子供の頃からノンフィクション本(漫画も含みます)や百科事典系の本を読むのが好きで、大学の頃にたまたまクイズを始めたらその時の知識がどうもこのゲームには役に立つらしいぞ…というとこから慣れ親しんでいったので、「少し難しめの、自分の得意ジャンルで人よりも早く押して正解する」のが好きでこのクイズという趣味をやってるのですね。なのでどうしても指勝負になると「わからないと早押しボタンが押せない」ので人よりもテンポは遅くなりまして、更に反射神経も良くないのでこういうことになるわけです。物凄く良い言葉で言えば、まんべんない「ゼネラリスト」よりかは特定のジャンルではめっぽう行ける「スペシャリスト」のタイプのようです、はい。
更に私の場合は特に「VTRチェックをする関係上、(ブログ記事を書く関係で何度かリピートで見ることになる)自分の誤答に恥ずかしさがある」という困った癖というかトラウマのようなもんがあるんで、頭で「4×までは勝負できるのはわかってるけど、誤答はできるだけしたくない」ってのが働くのも指が鈍る要因ではあるようです(そういえば…で、思い出したのは東大生クイズ王の伊沢拓司さんの本(←実は氏の著作本は、私自身の半身浴の友だったりします(笑))でもそのあたりの「誤答は決して恥ではない」ってことが書いてあったのが実に印象的でしたが)。
あとはまあ…年齢による反射神経の低下と(もともと反射神経は鈍い方でもありますが…)、更にいわゆる「基本短文系」のクイズにもともと対応しきれてないし、最初からするつもりもなく「趣味」としてのクイズをそれなりに適当に親しんできた(むしろ難易度がもうちょっと高くて、自分の得意ジャンルに近いほうがノビノビと早く押せる)ってのもあるんでしょうね。ただそれはそれとしても趣味は趣味として「そこに無理くりに義務感を背負う」のは私自身は「それは違う」と思ってまして、なんとかその義務感的な受け身の閉塞感を感じずに、自然に基本短文系に触れ親しめる環境づくりってないもんかなーっとちょっと考えちゃっている今日この頃です。
このあたりを思うに「楽しみながら触れ親しむ」って手段で、一番いいのは、有志でのオンラインの練習会なのかもしれないですけどね。あとはトイレでabc/EQIDENの問題集を毎回持ち込むとか(←こちらはたまにやってます(苦笑))。
能動的に、基礎的な軽いトレーニングとかもやってみようかなと。
やはりクイズの世界、これは他のサークルさんでも、学生さん・社会人さんの集まりや大会でもそうなんですが、この「クイズを始めた時点でのバックボーン(知識的背景やその人が持っている実力的な背景など)」も当然千差万別で、一口に「初心者」と言っても、「本当に何も知らない人」もいれば「もともと雑学に長けている人」もいるのですね。なのであっさり馴染んでしまう人もいれば、慣れるのにしばらく時間がかかる人もいます。そして「え、この人はこういうジャンルが得意なんだねー」と後から気づく人もいますし、半年ほどなんとなく参加してた人がその場やそこで出しているクイズとかに慣れてきていきなり強くなる人もいます(そして中には地道にいろんなクイズの問題集や知識雑学に触れ親しんで行く人ももちろんいます)。
これをスポーツ競技に例えれば、昔から社会人になって「草野球をはじめました」「ゴルフをはじめました」という人は世間では物凄く多いわけですが、それでも「高校時代までずっとサッカーやバスケなどの部活動をやってました」という人は当然「中高時代は帰宅部でした。または文化系部活でした」という人よりかは基礎体力の部分ではどうしようもない差があるわけですね。単純に「とりあえず、野球で例えれば「三塁から一塁までノーバウンドで正確に投げる」「時速110キロ程度の速球をセンター前に打ち返す」ぐらいの(ホームランを打てとか、野球の大会の試合に出ろみたいなとかは無理な相談としても)、ゴルフで例えれば「ドライバーやアイアンでまっすぐ打てる程度の」実力をつけるだけでも、言うまでもなく個人差が生じてしまうのは仕方ないとこです。
おそらく競技クイズというジャンルでいうとこの「基本短文」というジャンルは、その「野球で言えば、三塁から一塁にノーバウンドで投げられる程度or時速110キロ程度のストレートをバットを当ててセンター返しできる程度」の「ゴルフでいえば、ドライバーやアイアンでまっすぐ打てる程度」の、そういう人たちにも慣れ親しんでもらえる程度の難易度のもので、そこに慣れていくとあとは青天井になっていくもの…なのかもしれないですね。当然のことながら本当の初心者からすれば、「基本ができる」までが実は一番難しいことであり、それが後から思えば「最も充実していて楽しい過程でもあった」ということもままあるわけですが…。
で、岩Q槻の場合は「あくまでも(クイズに関しては)初心者から中級者向けのサークル」でして「あまりにも上級者の人は遠慮してね」という会でもあります…が、時に早押しクイズに関しては「それは明らかに初心者向けじゃないやん」的な熱い戦いになることもままあります(苦笑)。その分、他の企画(近似値クイズとかインスピ系ボードクイズとかボードゲームとかカードゲームとか)も混ぜて、「クイズ=早押しクイズとは限らない」というのをある意味でサークルの看板かつ売りにしてるわけですが、その点の「初心者とは?」という素朴な疑問かつ定義づけに関しては結構今も昔も個人的には頭を悩ませているとこでもあります。
私自身はことクイズに関して言えば「下手の横好き」「妙なことしか知らない奇人変人」だとも思ってますし、かつて子供の頃に友人たちと誰かの家でわいわいとトランプやUNO、人生ゲームなどを無邪気に遊んでたあの時のノリでクイズや屋内ゲームなどを楽しみたい…と考えてあれをコンセプトに岩Q槻というサークルを始めてもう来年で満8年となりますが、それでも時折、「うーん、実際はこういうので良いのだろうか」と逡巡することもままにあります。サークルを仕切っている立場の自分と、プレイヤーの自分の両面で、ですが。
基本問題集も一応目を通す(ゴルフで例えれば、ドライバーでまっすぐ250ヤード打て、とかクラブ14本揃えて明日ゴルフコースに出ろとかは無理な相談としても)」のと、「俺はむしろ長文の方が好きで、自分の得意なジャンルはできるだけ負けないように更にそっちの方はいろいろと資料をあたって頑張る」「ついでにトイレで基本短文の問題集を速読の練習兼ねて目を通す程度の習慣づけもやってみる」という心の持ちようがいいかもしれないっすねー。
※もっとも「全く押せなかった」のはプレイヤーに回った最初の第2セットだけで、最終的にはセットを追うごとに押せて正解できるようになったんですが(難易度が上がったセットはむしろノビノビと押せるようになったんすけどね)、個人的に「初日(長らく押せなかった中、ようやく1◯をつけること)」となった問題が「紀元前660年に即位した/初代天皇→神武天皇」でした。いやー「たほいや」で いつもの「むろかつボケ選択肢」シリーズで天皇・皇室ネタをちょくちょくやってたんですが、おかしいなー、俺は思想的には「皇室番組が大好きなリベラル」ってやつなのに(以下略)
でもなかなか刺激のある企画でした。セットスコアとしては赤チームの4-0圧勝だったんですが、実際には各セットごとにそれなりの「ドラマ」やシーソーゲームな中身もあり、数字だけではわからないとこも多々あったので、また後日、例会報告記で書いていきたいと考えてます。
以上です。
↑ま、女性天皇論も別に(どうでも)いいけど、何より愛子様には幸せになってほしいね、と(笑)
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