2025/10月例会「第11回ひよし記念」報告(その8:「流浪の番組」八高戦編(4))




こんにちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/10月例会「第11回ひよし記念・秋(G1)」の報告記を連載しています。8回目は午前3枠に開催されましたむろかつ企画「八高戦」報告の4回目をお送りいたします。

2025/10月例会「第11回ひよし記念」報告(その7:「流浪の番組」八高戦編(3))

2025年10月20日

↑前回はこちら。

今回は終盤戦の模様をお送りいたします。

前回のおさらいとなりますが、この企画の基本ルールは以下のとおりでした。

午前3枠「八高戦第13期」(むろかつ企画)

・50問限定の8◯5×(8問正解勝ち抜け、5問誤答で失格)の早押しクイズです。
・誤答発生時は「トリプルチャンスあり」です。最大で4-6人まで回答権ありです
(ただし回答権はその1問あたり1人1回に限定されます。誤答したらその問題の回答権は消滅しますのでご注意)
・むろかつの自作問題です。ネタ要素がやっぱりあります(これまた毎回ですが(大汗))
・問題文は「前フリが長めなのが多い」です。ただし変化球はほとんどありませんが、時折暴発防止のために「よーくお聞きください」と注意喚起をいれることもあります。
・所要時間は45-60分程度だと思われます。

おおまかなルールとしては毎度同じで、「前フリが長い(例外もたまにあり)」「誤答発生時は最大4-6人まで回答権あり(ただし1人1問1回なのでその問題で誤答した人の回答権はなくなる←実際に誤答した直後に押しちゃった人がいました。うーん、そのお気持ちは痛いほどわかります(^_^;))」が「八高戦ならでわ」といったとこでしょうか。

そして前回のQ35終了時点の点数状況は以下のとおりでした。

【Q35終了時の上位のポイント(1◯ないし1×以上のプレイヤーのみ)】

三好総統5◯1×、ほしまる4◯2×、キヨミ・山田はまち・ナイス国務長官3◯、ひっさつ会長・Kava3◯1×、ハマクドー・かよちん3◯2×

Liner2◯、おぐのり2◯2×、ばいそん1×3◯

一応この企画は「同点の場合は、誤答が少ないほうが上位」というルールではあるんですが、それでも3◯で7人も並んでいるというやっぱり予想外の大激戦になってきたのでした。まさに暫定首位・単独首位で逃げる三好総統に、すぐ後方からじわりじわりとプレッシャーをかけつつラストパートを狙って逆転をも…という面々で「最後に誰が勝つか本当にわかんない」えらい事になってきたのでした。

今回は終盤戦のQ36-50までをお送りいたします。

「ランプが点いてない人がうっかり答えを言っちゃった」時はこうなります(^_^;)

まずはQ36-40のあたりです。

Q36:西園寺公望[さいおんじ・きんもち](戦前の政治家は東海道本線が開業して以降、直接鉄道で東京に行ける沿線の温暖な地に別荘を構えることが多かったのですが、そのうち、現在の静岡市清水区にあたる/「興津(おきつ)」に「坐漁荘(ざぎょそう)」という別荘を構え、政財界の要人が「興津詣で」が行われた為に生前は最寄りの興津駅は急行列車の停車駅ともなっていた、明治・大正時代には桂太郎と共に交互に内閣を立ち上げ「桂園(けいえん)時代」とも呼ばれていた、公家出身の政治家は誰でしょう?)→ばいそん2◯(3×)

Q37:帝京大学(1964年に開始され、今年で第61回を迎えた「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」。この大会で2連覇以上を達成したことがある大学は5大学ありますが、それは2連覇の早稲田大学・明治大学・関東学院大学、3連覇の同志社大学と/、2009年から2017年にかけて9連覇を達成し、更に現在は4連覇を継続している関東大学ラグビー対抗戦グループに参戦しているどこでしょう?)→三好総統6◯(1×)

Q38:公定歩合(2006年8月からは「基準割引率および基準貸付利率」という名称に変更された、かつては日本の中央銀行たる「日本銀行」が/「民間銀行へ貸し付けを行うときに適用される基準金利」のことで、1994年9月まではこれを操作することで金融政策を行っていたものを漢字四文字で何というでしょう?)→Liner3◯

Q39:パルスオキシメーター [Pulse Oximeter] (スポーツのトレーニング中の選手や、標高の高い山を登るクライマーが携帯型のそれを装着することもある、主に赤い光の出る装置で指をはさむことによって/、脈拍数と経皮的動脈血(けいひてき・どうみゃくせつ)の酸素飽和(ほうわ)度を、リアルタイムで計測および表示するための医療機器のことを英語で何というでしょう?)→ほしまる5◯2×

Q40:「宴のあと」(テレビドラマの最初か最後に「この物語はフィクションです」というテロップがほぼ毎回出るようになったのはこの一件があったからと言う説がある/、モデルとされた元外務大臣の有田八郎からプライバシーを侵すものである/として作者と出版元の新潮社が訴えられ、長期の裁判沙汰となり、「プライバシー」と「表現の自由」の問題が日本で初めて法廷で争われた、三島由紀夫の長編小説は何でしょう?)→ほしまる3×(5◯)/キヨミ1×(3◯)/ひっさつ会長2×(3◯)/おぐのり3◯(2×)

まずQ36は静岡・興津に「坐漁荘」という別荘を構えていた戦前の元老「西園寺公望」の問題を、押したのは静岡に実家があるばいそんさんで正解して2◯3×に。実はここではばいそんさんは「坐漁荘」と別荘の名前の方を回答してしまったんですが「100点中98点は正しい。うーん、惜しい。」という形で司会の私・むろかつは数秒待つことにしまして「西園寺公望」と言い直したとこで正解チャイムを鳴らしました。ま、この時代は交通至便だった東海道線沿線に別荘を構えて、都度都度上京する政治家が多かったんですね(本宅が京都と東京の駿河台にもありました)。また同じ興津には明治時代の元勲・井上馨も「長者荘」という別荘を構えていたそうです。

Q37はスポーツ問題。年末年始の「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」で最大連覇したことがある大学の「帝京大学」の問題は「3連覇の同志社大学と/」で押したのは三好総統でここで正解して6◯(1×)として単独首位のままイイシャンテン状態に。この早稲田・明治・関東学院が2連覇で止まってしまった最大の要因としては「どんなに日本代表に選出されるスーパーエースがいても、選手が学年で4年間で入れ替わるし、そして毎年そんな選手たちが安定的かつ大量に入ってくるわけではない」という点が物凄く大きくて、それゆえに帝京大が「毎年、きっちりと優勝できる戦力を入れてor育てて揃えてきて」9連覇と4連覇継続中なのが「バケモノ」的な次第でして…なお、早稲田は大学選手権で優勝した時は現役選手が、そして優勝年次の4年生が卒業後も部歌(第2部歌だそうですが)の「荒ぶる」を歌える伝統があるんですが、近年は帝京大学の黄金時代ゆえに、近年優勝したのが2007年・2008年・2019年と3回のみでそれを歌える選手・OBが段々と減っている始末だったりします(^_^;)。

Q38は「そういや最近、この単語を聞かなくなったな」と思って作問した「公定歩合」。1994年10月に金利の自由化によって市中金利と連動しなくなっちゃってたんすね。こちらの問題は企業問題に強いLinerさんが正解して3◯に。思えば0×で3◯というのはかなりのアドバンテージのような…。続くQ39は入院中に血中酸素の数値を確認するために指にはめる「パルスオキシメーター」の問題はほしまる先生正解でこれで5◯2×として単独2位で三好総統を追随する形に。我が家では小6の息子が4歳になるぐらいまでは気管支炎喘息をよく起こして小児病棟に入院してましてよくこれをつけてました。これをつけると「89-93」くらいの数値が出ることが多くて「あー、これはさすがに(喘息で)息苦しいでしょうね」と看護師さんや小児科の先生がよく言ってたのが思い出深いです(だいたい1-2週間ほど投薬治療で入院してました。最近は予防薬を飲んでるのでここ8年ぐらいは入院してないです、はい)。

ここで勝負のターニングポイントとなった(?)「岩Q槻版・宴のあと」事件が(苦笑)

そしてもしかしたら「最大のターニングポイント」になったかもしれないQ40は、中学の社会科の教科書にも「プライバシーと表現の自由の問題が裁判になった」という例で登場することもある三島由紀夫の長編小説「宴のあと」でした。するとここでは、ほしまる先生「吉展ちゃん誘拐事件」→キヨミさん「仮面ライダー」→ひっさつ会長「超人バロム・1」と3人が誤答となった後にいったんリセットされ、再び問読みが再開となり、「モデルとされた元外務大臣の有田八郎からプライバシーを侵すものである/」のとこでランプがついたのはおぐのりさんだったんですが、なぜかここで”早押しボタンのランプが点いてない”三好総統が「宴のあと」と回答してしまうシーンが有りました。

一応、こういう場合に、我が「岩Q槻」で採用されている慣例ルールとしては、

[補足]■回答権がない人がうっかり回答してしまった場合の扱い

・問題じたいは「あくまでも有効」であり、ノーカウントにはならない。

・回答権がない人が答えてしまった場合は当然「正解」扱いにはならない。

・本当にランプがついた人は上記の回答を「大きな独り言」として聞くことになり、その答えを言ってもいいし、別の答えを回答しても勿論可。

(その時に誤答した際には自己責任として本当にランプのついた人の誤答ということになり、次以降の問題・進行として続く)

…というわけで、ここではうっかり言ってしまった三好総統の「宴のあと」は「大きな独り言」という扱いになり、本当の1着判定のランプが点いたおぐのりさんが改めて「宴のあと」と回答して正解チャイムが鳴った…という次第になりました。ま、ここのブログの報告記ではあまり記載はないのですが実は「年に数回ぐらい、意外にちょいちょいある出来事」でして、そんだけ押すポイントが近く更に複数人が一斉に押す激戦ゆえの「副産物」で、ここでは「あー、三好総統やっちゃったね(^_^;)」という感じで笑ってしゃれで済む形で次の問題に進んでいったのでした。

※そして誤答の解説を入れますと、ひっさつ会長の「超人バロム・1」も実は「後から思えば非常に惜しい誤答」でして、こちらは悪役の魔神「ドルゲ」というキャラクターをめぐって、本当の日本在住の外国人の「ドルゲ」さんとこの息子がいじめられたという一件でアニメが放送されていた大阪の読売テレビに抗議を入れた上に名称使用差し止めの仮処分申請をして社会問題となった一件があったそうで、それ以降、番組オープニング・タイトルのラストに「このドラマにでてくるドルゲはかくうのものでじっさいのひととはかんけいありません」と、フィクション作品であることを示す注意テロップが挿入されるようになった…という逸話があったそうです。ただし先後としては、「宴のあと」の裁判は昭和36年、「バロム・1」の放送は昭和47年だったんで…ということです、はい。

ここから「三好総統のライバルの」ひっさつ会長が連取して5◯として「猛追」を。

続いてQ41-45のあたりです。

Q41:国民栄誉賞(1977年に、当時の内閣総理大臣・福田赳夫が、同年9月に通算ホームラン数の/世界記録を達成したプロ野球選手・王貞治を称えるために創設したのが始まりである、受賞者には「受賞者には「表彰状及び盾」の正賞のほか「記念品又は金一封」が副賞として贈られる、日本の内閣総理大臣表彰のひとつは何でしょう?)→ひっさつ会長4◯(2×)

Q42:三遊亭楽太郎(2025年に7代目を襲名した落語家「三遊亭円楽」。その7代目の襲名前の芸名は「三遊亭王楽」でしたが、その「弟弟子の王楽に7代目を継いでほしい」と遺言を残し2022年に亡くなった7代目の兄弟子にあたる先代の「6代目三遊亭円楽」が/、1970年の入門から2010年の円楽襲名まで名乗っていた芸名は何だったでしょう?)→ひっさつ会長5◯(2×)

Q43:カチンコ(映画やドラマなどのメイキング映像や、それらの撮影現場を題材にしたコントにはよく登場する道具で、音の鳴る拍子木部分と/ショット情報を記載するボード部分からなる、映像と音声を合わせるためにカメラの前で打つ、フィルムによるトーキー撮影に必要な道具で、特に日本ではこの拍子木を鳴らした時の音にちなんで何と呼ばれているでしょう?)→おぐのり4◯(2×)

Q44:モスクワ(1980年代に大阪の朝日放送がローカル番組として制作・放送し、後にはテレビ朝日系列で全国放送されていたクイズ番組「世界一周双六ゲーム」で、その大阪ローカルから全国/ネット化された後に追加されたルールのひとつで、スタートの東京の次の/1番のマスにあたる韓国・ソウルで、サイコロの「1」を出したら、29番のどこの都市まで/ワープできたでしょう?)→Kava2×(3◯)/かよちん3×(3◯)/ほしまる4×(5◯)/おぐのり3×(4◯)/Liner1×(3◯)/山田はまち4◯

Q45弁慶橋:(元々は神田松枝町(まつえだちょう)と岩本町の間を流れる藍染川(あいぞめがわ)に架けられていたものを明治22年に現在地に移設され、更に昭和60年に現在のコンクリートの橋に/改築された際に、地元の千代田区の許可を得てボート乗り場を併設し、平成に入った後は釣り堀も更に併設されて観光名所のひとつになっている、その名は橋を作った江戸城普請の大工の棟梁であった人物の名前が付けられている東京都千代田区紀尾井町から港区元赤坂一丁目に通じる道筋にある橋の名前は何でしょう?/)→Liner2×(3◯)/ナイス国務長官1×(3◯)/スルー

ここでQ41「国民栄誉賞」Q42「三遊亭楽太郎」をひっさつ会長が連取に成功し、これで5◯2×までポイントを伸ばしてほしまる先生と並び2位タイに浮上してくる展開に。当然、暫定首位の三好総統とは数々の因縁がある「最大のライバル」だけに「あ、会長が2位集団に上がってきました」というシーンは爆笑が起きてました(をい)。

なお解説を入れるとQ41「国民栄誉賞」が創設されたきっかけ昭和41年に設定された「内閣総理大臣顕彰」がスポーツ選手を表彰した例がなかったのと、王選手が中華民国籍だったのもあるそうです。王選手は春・夏の高校野球大会には出れて甲子園で優勝した経験もあるんですが、当時国体にあった国籍規定で出場できなかったという話もあります。

そしてQ42「三遊亭楽太郎」は、命名したのは師匠の師匠(大師匠といいます)の、序盤に「パンダと同じタイミングで死んだ」昭和の大名人・6代目三遊亭圓生で、6代目圓生→5代目三遊亭円楽→6・7代目三遊亭楽太郎という師弟関係になります。楽太郎さんの方が4番弟子(師匠が亡くなって後に別門から移籍してきた三遊亭好楽・三遊亭圓橘両師匠を除くと2番弟子)で、王楽さんが27番弟子なので兄弟弟子関係としても親子のように年齢は離れています(というか好楽さんと王楽さんは実の親子なんですが、兄弟弟子関係でもあります(苦笑))。

この場合は、「自分の前座時代に真打ち昇進した兄弟子→師匠、自分が前座から二つ目に昇進した後に真打ちになった兄弟子→兄(あに)さん」と呼ぶならわしがあるので、王楽さんは最初から「楽太郎師匠/円楽師匠」と呼ぶ関係だったという次第です。ついでに書くと、楽太郎さんは存命中だった5代目の師匠に「早く6代目を継げ」と言われたそうですが、内心では「ちっ、めんどくせー」と思ってたそうで(^_^;)。あと今回出題された「深夜の馬鹿力」でおなじみの伊集院光氏は元は落語家でこの楽太郎師匠が師匠でした。「深夜の馬鹿力」にもシークレットゲストで登場してくれまして(しかも伊集院氏は上半身はブラジャー一丁だったこともあり、更に落語家を廃業してからの初めての対面だったんで)トーク中に軽く説教されてました、懐かしい(笑)

Q43「カチンコ」はおぐのりさん正解でこれで4◯(2×)に。なぜか私(番頭役・むろかつ)は映画のメイキング映像よりも、ドリフの映画撮影コントの印象が強いんすね。カチンコを鳴らしてシーンが始まるも侍役の加藤茶が派手すぎる演技でNG出して、監督の志村けんからメガホンで頭を叩かれるというのが(以下略)。

Q44は「なまじっか知ってる人が多かったから誤答が連発した」問題でした。Kavaさんが「ガックリ都市」、かよちんさん・ほしまる先生が「(司会者の)乾浩明」と誤答で一旦リセットとなり、更に「オーロラコース」という惜しい誤答をしたおぐのりさん、「オーロラロード」と答えたLinerさんが誤答で、問題文の続きが読まれて回答権は残り1人となった後に、山田はまちさんが「モスクワ」と答えて正解となり4◯となりました。このソウルで1出したらモスクワへひとっ飛びの特別マスのことを「オーロラコース」というので、ここで「もう一度」となったんですが、おぐのりさん無念。そして山田はまちさんがじわりじわりと上がってきました。そして気づけばほしまる先生、5◯で2位集団をキープしながらも4×で逆リーチがかかる事態に。

続くQ45「弁慶橋」はこの回初(そして唯一)のスルー問題となりました。Linerさんが「万世橋」、ナイス国務長官さんが「清洲橋」と誤答した後のスルーでした。

↑地図で説明すると、ホテルニューオータニと赤坂見附の間に流れる堀(桜田濠、弁慶堀と呼ばれてます)にかかるえらい和風な橋でして、首都高速4号新宿線の新宿方面から首都高速に走ると、この弁慶橋の少し先のとこからトンネル(赤坂トンネル。このトンネル内に三宅坂ジャンクションというのがあります)に入るのですが、いつぞやここを運転してる時にとてもきれーな橋と、なんか釣り堀やボートみたいなのがちらっと見えて「なんか都心のど真ん中にのんびりした場所が…」とひとりごちしたのが作問したきっかけでもありました。なお逆方向、都心から新宿に向かう場合は全く見えないので念の為。

どえらい大激戦になった「八高戦」も残り5問となりました。

そしてラストの5問と模様と、未使用問題となった「51問目」はこんな問題でした。

Q46:船橋市(人口は約65万人。我が国では政令指定都市を除くと最も人口が多く、中核市/最多の人口を持つ都市であり、鳥取県、島根県並びに高知県の総人口を上回っている、近世には東京湾に面した河口の港町や佐倉街道・御成(おなり)街道など交通の要所として発展し、現在は東京都心から電車で25分という近さもあり、首都圏有数のベッドタウンとしても知られる千葉県の市はどこでしょう?)→山田はまち5◯

Q47:2月23日(ロシアの祖国防衛の日、ブルネイおよびガイアナの建国記念日、ロータリークラブの設立記念日、日本の税理士記念日/、風呂敷の日、富士山の日、そして/2020年からは天皇誕生日…となっているのは毎年何月何日でしょう?)→Kava3×(3◯)/おぐのり4×(4◯)/ナイス国務長官4◯(1×)

Q48:セントライト(創設されたのは1947年。近年はだいたい9月中旬に開催され、ここで3着以内に入った競走馬には菊花賞の優先出走権が付与される/中山競馬場の芝2200メートルのG2レースにその名が冠せられている、1941年に横浜農林省賞典四歳呼馬(こば)、東京優駿、京都農林省賞典四歳呼馬を制した、日本競馬史上初のクラシック三冠馬は何でしょう?)→かよちん4◯(3×)

Q49:頓珍漢[とんちんかん](この語源としては、鍛冶屋で親方と弟子が交互に/鉄を打つ際に、その弟子が打つ場所を間違えたりタイミングを外したりすると、両者の鉄を打つ音がちぐはぐに響くように聞こえる事。転じて、「物事が行き違ったり前後したりしてわけがわからなくなること」や「ちぐはぐで辻褄の合わないこと」を指す言葉はでしょう?)→かよちん5◯(3×)

Q46は千葉県の商都でもある「船橋市」の問題を山田はまちさん正解で5◯でいよいよ2位集団まで上がってきました。この船橋市、実は島根県・鳥取県・高知県よりも人口が多いんですね。余談としては私・むろかつは20年ほど前に4年ほど船橋で仕事してましたが、確かこの頃が「人口55万人突破!!」という話題に接してた記憶があるので、わずか20年で人口が10万人も増えたことになります。なにしろ人口が多すぎて市議選の定員が50人もいて、更に落選議員の数を含めると市議選なのに壮絶なことになることでもおなじみで(以下略)。

Q47は現在の天皇誕生日でもある「2月23日」。Kavaさん→おぐのりさんの誤答の後、ナイスさんが正解して4◯(1×)に。やはりじわりじわりと三好包囲網が(苦笑)。もっとも平成→令和になった2019年だけは、元号改元が5月1日付だったので、平成の天皇陛下の誕生日の12月23日の時は既に令和で、今上天皇(令和の天皇陛下)の誕生日の2月23日はまだ平成だったので、この年だけは「天皇誕生日がなかった」ということになります(その代わり、改元が行われた5月1日と、今上天皇の即位礼正殿の儀が行われた10月22日がこの年に限って国民の休日となってました)。

Q48は競馬問題。「日本初のクラシック三冠馬→セントライト」の問題を、名前を関した秋のG2レースのくだりのところで「競馬なら俺に任せろ」でおなじみのかよちんさんがサクッと正解してこれで4◯(3×)に。続くQ49は語源問題。「頓珍漢」もかよちんさんが連取に成功してこれで5◯(3×)に。で、この鍛冶屋がらみの語源となったことわざとしては、(鍛冶屋において)師匠に合わせて弟子が打つ(槌を入れる)ことを「相槌」といい、ここから「相槌を打つ」という言葉が来ていたりします。これがうまく行かないと「頓珍漢なことになる」という覚え方で(苦笑)

そしていよいよラスト問題となりました。この時点で三好総統が6◯1×でかろーじて暫定首位となってましたが、5◯0×で山田はまちさん、5◯2×でひっさつ会長、5◯3×でかよちんさん、5◯4×でほしまる先生が暫定2位集団を形成してました。

そして最終問題および最終決着は!!

Q50:リチャード・ニクソン(現時点でのべ47人いるアメリカ合衆国の歴代大統領のうち、唯一任期途中で辞任した人物で/、任期中はベトナム戦争からの全軍撤退や国交がなかった中国への訪問などで活躍するも、1972年6月にワシントンD.C.の民主党本部で起きたCIA工作員による盗聴侵入事件に始まった「ウォーターゲート事件」で辞任に追い込まれてしまった、第37代大統領は誰でしょう?)→山田はまち6◯

Q51(予備問題・未使用):「こんばんわ」(人気プロレスラーのラッシャー木村が名物のマイクパフォーマンスをやるようになったきっかけとなった1981年9月23日に田園コロシアムで行われた新日本プロレスの興行において敵地ながら穏やかな挨拶し観客を拍子抜けさせたのと、人気お笑いコンビ「錦鯉」が、漫才のオープニングで相方の渡辺隆に「うるせえよ」と頭をひっぱかたれるお約束がある、長谷川雅紀が毎度非常な大きな声で挨拶するのに共通する「日本語で行う夜の挨拶」といえば何でしょう?)

で、ラストの「唯一の辞任した米国大統領→リチャード・ニクソン」の問題は、「唯一任期途中で辞任した人物で/」という絶妙なポイントで押してランプが点いたのは山田はまちさんで「ニクソン!!」と答えて正解となり、これで6◯0×でフィニッシュとなった結果、

【最終結果(Q51終了時点)】

山田はまち6◯、三好総統6◯1×、ひっさつ会長5◯2×、かよちん5◯3×、ほしまる5◯4×、

ナイス国務長官4◯1×、Kava4◯2×、おぐのり4◯4×、キヨミ3◯1×、ハマクドー・Liner3◯2×、

ばいそん2◯3×、チヨマル・キアロ・くうちゃん±0◯

ということで、最後の最後で山田はまちさんが6◯として暫定首位で大逃げをかましてた三好総統に追いつき、誤答数の僅差(山田さん0×、三好総統1×)で山田はまちさんが大逆転優勝…ということになりました。おめでとうございます。しかし優勝した山田さん・準優勝の三好総統の6◯から3p差の3◯まで合計11人もひしめく大激戦になるとはこれまたびっくりでした。いやーここまで僅差になるなんてねーと(大汗)。

※ま、個人的には同点決勝問題で、正解した人には錦鯉の人の「こんばんわー」ってのをやってほしかったという説も(をい)

そして山田はまちさんにも優勝賞品としてダイソーで購入してきた東ハト「ポテコ」を贈呈いたしました。おめでとうございます。

↑で、こちらはライバルの三好総統を最後まで追い込み3位に入ったひっさつ会長。昼休みにはなんとも「やりきった感」「三好を阻止したぞこのヤロー」感がしみじみとした喜びを噛み締めておりましたです(^_^;)。ま、三好総統も「さすが俺様らしい」とニヤニヤしてたのがあの人らしいな、と(笑)。

そんなわけで午前の部がこれで終了し、30分ほど遅くなりましたが12時30分より60分の昼休みに入りました。午後はオープニングの挨拶や各人の自己紹介&近況報告の後、毎年春秋恒例、Linerさん企画「近似値グランプリLive」の模様をお送りいたします。それではまた次回に。

 

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埼玉県で活動している「岩槻クイズ(&ゲーム)の会」、通称「岩Q槻(いわくつき)」です。毎度色々なクイズやゲーム企画等で「ユルくバカトーク多めで」やってます。大量の差し入れお菓子と公式ブログで「結構長々と書いている」例会報告が最大の特長です(笑)。 初心者から中級者ぐらいのご新規さん大歓迎です。