こんちわ、番頭役のむろかつでございます。2025/05月例会「御大杯2025」報告記の6回目です。今回は午前2枠で開催しましたキアロさん企画「共通点クイズ」の2回目をお送り致します。第2セットに入りまして早押しクイズで稼ぐか、共通点クイズで大量得点を狙うかの各人の思惑や戦略が実におもしろくなってきます。
↑前回はこちら。
ここから第2セット目に入ります。
前回のおさらいになりますが、この「共通点クイズ」の基本概要は以下のとおりでした。
・クイズは全部で9問×3セットです。
・早押しクイズで正解すると+3p、誤答した場合は次の問題の早押しクイズ挑戦がお休みとなります。
(※ただし下記にあります「共通点クイズの正解」を書いて伏せるのは特に早押しクイズの休み中でもOKだったようです)
・各セットの「正解の単語」に「共通点」があります。
・その「共通点」を早く見つけてボードに書けば、早く書いた分、ボーナスポイントがアップします。
(その「共通点」を書いた後も早押しクイズには参加できますが、一度書いた共通点の回答は伏せたままにして書き直しはできません)
・各セットのボーナスポイントは、Q3以内…+15p、Q4-6以内…+10p、Q7-9の時点…+5p
・3セット27問の早押しクイズおよび共通点のボーナスポイントの合計が多かった人が優勝となります。
そして第1セットが終わった時点で、各人のポイントは以下の通りになってました。
【第1セット終了時の各人ポイント(+1p以上獲得した人のみ)】
Kava+18p(3+15p)、ポポロン・ケーニヒ+8p(3+5p)、ハマクドー・ぽちょ兄貴+6p(6+0p)、チヨマル・ひっさつ会長・ばいそん・かつた先生+5p(0+5p)、三好総統+3p(3+0p)
Kavaさんが2問目で早くも「共通点のテーマ」にたどり着きまして、この正解が15pの大ボーナスゲットで2位以下の首位を引き離している…という序盤戦でした。
そして今回は第2セットの早押しクイズ全9問およびその「共通点」テーマのあたりをお送り致します。
※例によってVTRの音声から文字起こしをしてるため、掲載するクイズ問題は「当日、出題された単語」(問題文のおおよその概要)→正誤判定でポイントが動いたプレイヤー…の順番で掲載しております。「厳密には出題された問題文そのまんまではない」のにご注意ください。
Q1:黒田清隆(薩摩藩出身の政治家で、1888年に伊藤博文に次いで第2代内閣総理大臣に就任した)→ハマクドー+9p(9+0p)
Q2:トロント・ブルージェイズ(現在はジョン・シュナイダーが監督を務めている、現在MLBの30チームの中で唯一、アメリカ合衆国外で本拠地を構えている)→Liner+3p(3+0p)
Q3:シロナガスクジラ(2027年までノルウェー・トロムソ大学博物館で保存されていた「ある生物の全身骨格標本」が、日本の海響館(かいきょうかん・下関市立しものせき水族館)に無償貸与されて展示されていますが)→ぽちょ兄貴×/ハマクドー×/スルー
Q4:ファミリーコンピュータ(日本では1983年7月15日に、「ドンキーコング」、「ドンキーコングJR.」、「ポパイ」の3本のゲームソフトと共に発売された、「ファミコン」の愛称で知られた任天堂の)→Liner6p(6+0p)
Q5:エクササイズ(英語の単語の意味としては「人や心を煩わせる」「権利を行使する」「手足を動かす」というものもあるが、日本ではトレーニングやフィットネスの類義語として使われる)→ポポロン11p(6+5p)
※なお便宜上、各問題の正解者の得点は、「現在の獲得ポイント(通常正解+ボーナス正解)」という表記をしております。
Q1は「伊藤博文に次いで第2代目の内閣総理大臣に就任した→黒田清隆」の問題はハマクドーさん正解でこれで+9pに。なおこの人物は1900年(=明治33年)に病没しているため歴代内閣総理大臣の中では唯一の19世紀に亡くなった人物ということにもなります(そして元号が「明治」の時代に亡くなった歴代首相としてもハルピンで暗殺された伊藤博文とこの黒田清隆の2人だけだったりもします)。
Q2は現在、MLB30球団の中で唯一米国外に本拠地を構えている→「トロント・ブルージェイズ」の問題をLinerさんが正解して+3pに。個人的には「あれ、モントリオール・エクスポスは?」と思ってたら、調べたら2005年からワシントンD.Cに本拠地移転をして「ワシントン・ナショナルズ」に変更しておりました(^_^;)。
続くQ3は「シロナガスクジラ」の問題はぽちょさん「マンモス」→ハマさん「シロクマ」と誤答した後にスルーになってました。この全身骨格標本は世界でもかなり珍しく日本では唯一の実物展示されているものだそうです。…で、この時点で「共通点」を勝負賭けに行った人もちらほらと。
そしてQ4は昭和40-50年代生まれには懐かしい(?)任天堂のゲーム機「ファミリーコンピュータ」の問題はLinerさん正解で+6pに。余談としては私(番頭役・むろかつ)宅には1983年=小3の時のクリスマスプレゼントという名目で早くも自宅に導入されてたんですが、あれは実はうちの親父が「麻雀」のゲームをやりたくて購入したという実にふざけた理由が(爆)。で、まもなくどこぞに隠してた「麻雀」のゲームソフトが子ども(つまりは私と弟)に見つかって私は小3-4で、弟に至っては幼稚園の年中の年齢で早くも麻雀のルールを覚えちゃった始末でした(失笑)。
前半戦最後のQ5は「エクササイズ」の問題をポポロンさん正解で累積+11pに。なおこの単語は単純に「運動」という意味合いもありますが、「ミリタリー(Military)」を前につけると「軍事演習」にもなるそうです、はい。そしてこの時点で既に共通点を書いちゃってた人たちの中には「ん?」「これは違うかも」とひとりごちをつぶやく人もちらほらと…(^_^;)
いやー皆の衆、実にキアロさんの手のひらの上で踊らされちゃってます(笑)
で、後半戦に入ってやはり少しずつ「共通点」の難易度が下がっていくことになります。
Q6:あぶない刑事[でか](新作から順に「帰ってきた」「さらば」「まだまだ」「THE MOVIE」がタイトルにつく)→三好総統+6p(6+0p)
Q7:自由の女神像(正式名称は「世界を照らす自由」という、アメリカ合衆国のニューヨーク港内のリバティ島にある像)→ぽちょ兄貴+9p(9+0p)
Q8:鳥獣人物戯画/鳥獣戯画(特にカエルとうさぎが相撲を取っている絵が有名な)→ハマクドー+12p(12+0p)
Q9:センチメンタル・ジャーニー(ロッテ「ガーナチョコレート」のCMソングに起用され、デビュー曲ながら自身最大のヒット曲にもなった松本伊代の)→かつた先生8p(3+5p)
Q6は映画版の「あぶない刑事」の問題を三好総統が正解で累積+6p。いやータカとユージのふたりで乗り込んでヤクザの「銀星会」壊滅させちゃったからなあ初期の頃の映画版(1989年の「もっともあぶない刑事」)で。しかも神奈川県警のえらい人がその銀星会とつながってたという後の「現実の」神奈川県警の不祥事発覚をかなり先取りしてるような内容で(以下略)。この時点で共通点を書いて正解すれば+10p獲得なんですが、既に書いちゃった人たちの中に「やっちまったー」と悔しがる人も何人も。
Q7は「正式名称は”世界を照らす自由”→(ニューヨークの)自由の女神像」はぽちょさん正解で累積+9pに。なおニューヨーク以外の有名どころとしては、フランスのパリや、日本の東京・お台場にもありますが、そのレプリカやサイズ違いなどを含めれば意外に世界各国、更に日本各地にも多数あるそうです。下手すりゃホテルとかパチンコ屋の上にも…。
続くQ8は「カエルとうさぎが相撲を取ってる絵が有名な→鳥獣(人物)戯画」はハマクドーさん正解でこれで累積+12p。早押しクイズ正解だけでポイントを2桁に乗せてました(^_^;)。ここらで「あーなるほど」と共通点を確信した人のリアクションが出てきてました。一方で誰かが「こりゃ完全にアウトだわ」と頭を抱える人たちも。
最後のQ9は松本伊代のデビュー曲であり最大のヒット曲となった「センチメンタル・ジャーニー」の問題はかつた先生正解でこれで累積+8pに。そしてここで共通点に気づいた人も居まして、ここで書いて正解すれば+5pのボーナスも入るのでサラサラサラ…と書いてた人も居ました。

で、この第2セットの共通点のテーマは、
第2セットの共通点「SI接頭語(国際単位の前につくもの)」
でした。「黒田清隆→ヨタ(10の24乗)」「トロント・ブルージェイズ→ロント(10の-27乗)」「シロナガスクジラ→ロナ(10の27乗)」「ファミリーコンピュータ→ミリ」「エクササイズ→エクサ(10の18乗)」「あぶない刑事→デカ」「自由の女神像→メガ」「鳥獣戯画→ギガ」「センチメンタル・ジャーニー→センチ」…という次第でした。ま、私(むろかつ)も含めて「ん?色か?」と、序盤の数問でお見事なぐらいにキアロさんの手のひらで踊らされてた面々も少なくなかったっす(笑)。
正解者および各人の追加点:ポポロン+10p、ばいそん・Kava+5p
で、第2セットを経て各人ポイントはこうなりました。
【第1セット終了時の各人ポイント(+1p以上)】
Kava+23p(3+20p)、ポポロン+21p(6+15p)、ハマクドー+12p(12+0p)、ばいそん+10p(0+10p)、ぽちょ兄貴+9p(9+0p)、ケーニヒ・かつた先生+8p(3+5p)、三好総統・Liner+6p(6+0p)、チヨマル・ひっさつ会長(0+5p)、
しかし各人の点の入り方が本当に千差万別・十人十色って感じでこれは実に興味深いっす(笑)。この時点ではKavaさんが+23pでリードするも、ポポロンさんが2点差の+21pまで追撃しておりました。さて残るは最終第3セット。早押しの+3pをどんぐらい積み上げられるのか、そしてどこで「共通点」の正解を見出すことができるのか…次回もどうぞお楽しみに。
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